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2013年4月9日火曜日

マクロビオティック・クッキングクラス

昨年末にマクロビオティックに再度目覚めた私は、基礎から教えてくださる師を探していました。
年が明けてタイミングよくマクロビ・クッキングクラスのお誘いがあり、1月にイントロダクションを受けてみました。

講師はあらお・ふみさん。
クシ・インスティティチュートでレベル4(マクロビオティック・リーダーシッププログラム)まで学ばれ、20年以上スタンフォード大学で講義をする傍ら、プライベートやグループで「食と健康」についてのコンサルタントをされている素敵な方です。

ます最初に伺ったのはその基本。

**多くの現代人は食生活の乱れから「毎日摂る食品は、他人の言葉に惑わされず自分の心に聞き、自分の体験や直感を元に選んでいく。」と言う事が出来なくなってきています。まずは「食事の基本」を押さえて、徐々に「身体の声を」聞けるようになることが大切。**

**自分の健康の根っこになる「食事」、「心の栄養」、「生活習慣」、「睡眠&休養」に注目し、バランスを取ることが大切。**

**農薬,ホルモン,遺伝子組み換え,添加物が入っている食品、白砂糖、自然の餌を食べずに育った畜産の肉を摂ると身体の機能に負担をかける。**

**腹八分目にし、就寝3時間前は食べないようにする。**

**土地のものや季節のものを食べる事で食べ物からエネルギーを戴いている。これに反して冬に冷たいものやバナナなど南国で採れるフルーツを食べると身体が冷えてメタボリズムが下がり、身体の機能をスローダウンさせる。**

**一食で「野菜が占める割合が50%、あとの25%が穀物、25%が蛋白質」**

**小麦粉、粘液を製造する乳製品やオートミールを食べることも身体の機能をスローダウンさせる。**

また、心の持ち方も重要で、身体に負担をかける食品を摂ってもポジティブに考えて、それらを排泄出来る身体を作ることも重要だと言うことです。

今日から出来る事は
*野菜の分量を増やす。
*よく噛む。最初の数口は最低50回。(現代人の平均は5-6回)
 噛むことに寄って首の筋肉が鍛えられ脳に刺激が伝わって老化防止にもなります。

あらおさんの『マクロベースの会』のクラスは、その季節季節に身体に必要な食材を学ぶので1年間(5回)のクラスで成り立っています。
この日は試食だけでしたが、次回からは食材に触り、実際に料理をしながらセオリーも習得するとのこと。

これからの1年間のコースが楽しみです。

有難うございます。


関連記事:東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・春
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     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋

2013年3月13日水曜日

梅しょう番茶

4年前にマクロビオティックのクラスを受けた時に「梅しょう番茶」と言う飲み物を初めて飲んだ。

梅干し半分をつぶして湯呑みに入れ、生姜の絞り汁を2-3滴、醤油を小さじ1杯ほど入れ、熱い三年番茶を注ぐ。

この梅しょう番茶は疲労回復、血液浄化、冷え性、風邪や低血圧などに効能があると言われている。
これらの陰性の症状に効果がある理由は、中に入っている梅干しと醤油、ショウガ、番茶の有効成分が相乗的に働くかららしい。

梅干しの「クエン酸」や醤油が代謝を促したり、血液をサラサラにして痛みや倦怠感を解消する。
梅干しや醤油の塩分が血中のヘモグロビンを活性化させて、からだの隅々まで十分な酸素を運ぶ。
さらに、醤油の生きた酵素は胃腸の調子を整えると言う。
生姜は漢方薬にも使われていて、身体を温めたり免疫力を強化する作用がある。
腹痛には、梅干し、ショウガ、番茶のそれぞれの殺菌力が内臓の中で暴れている腐敗菌を抑えるのに効果を発揮するらしい。
また血液をアルカリ性に保つので、肉類、砂糖類を多く摂り過ぎて酸性に傾いた血液を中和させると言う。

4年前にこれを知ってから継続して2年ぐらい毎朝飲んでいたのに、最近忘れがちになっていた。

1週間前にふと、自分の手足が結構冷えている事に気がついた私。
「身体を中から温めよう。」と思い、この梅しょう番茶を作ってみた。
飲んでしばらくするとお腹の中からポカポカしてきて身体が緩み、気持ちよくなってきた。
また毎朝飲んでみよう・・と決心をしなおした。

日本人ならでは・・のこのレシピ。
日本人の知恵ってすごいなあ~と思う。

最近「風邪をひきやすくなった。」と言っている実家の父にも勧めてみようと思う。




2013年2月18日月曜日

花粉症

2月も半ばになると、花粉症持ちの人は大変。

私も日本に住んでいた時は花粉症が酷かったです。
くしゃみ、鼻水、目の痒み・・・etc。
ドクターから処方された薬を飲むと気分が悪くなるので薬は飲まず、毎年ひどい状態で春先を迎えていました。
春が近づくと嬉しいはずなのに、「またこの時期が来たか~」と憂鬱になったもの・・

ところが、、アメリカに住むようになってから花粉症の症状が全くなくなってしまったのです。
すっきり~!

私が反応していたのはスギ花粉。
カリフォルニアにはスギがないのか、あれだけ悩まされた不快な症状が嘘のように消えてしまいました。
自分が反応する花粉のない所に1年間住むと、花粉症が消滅してしまう・・と言う話もありますが・・
ラッキー!

でもラッキーでないのはウチの旦那。
彼は毎年花粉症に悩まされ、くしゃみと鼻水がひどいのです。
挙句の果てには数日間高熱が出て、さすがの旦那もダウンする始末。
花粉症のことを英語で”Hay Fever” と言うように、言葉だけでなく本当に発熱を伴うのだと旦那の症状を見て初めて知りました。

8年前のこと。
旦那が熱で寝込んで2日目の朝。
「試してみたら・・?」と一粒飲ませたのがHistaminのホメオパシーレメディ。
普段からホメオパシーに懐疑的な彼は、抗ヒスタミン剤を摂っても治まらない鼻水やくしゃみと、なかなか下がらない熱に、藁をもすがる思いで了解したようでした。

摂ってから2時間余り。
束の間ぐっすり眠った旦那の熱は平熱に戻っていたのです。
鼻水も治まっています。

「なんだか身体が軽くなった。」と言って起き出し、遅い朝ごはんを食べ、その後仕事に出かけて行きました。
こんなに即効で効くなんて~・・と飲ませた私もびっくり。。

翌日はまたくしゃみと鼻水が出てきたので、「昨日のヤツちょうだい。」とレメディをせがみにきた彼。
あれから熱は出ていません。
彼にはこのレメディが合っているようで、飲むとくしゃみと鼻水の症状は治まります。
それ以来、花粉症の症状が出てくると「アレ、ちょうだい。」とリクエストされるようになりました。

花粉症にかかっている人全員にホメオパシーのこのレメディが効くわけではないようです。
私の友達はArsenicum Album で症状が軽くなったと言っていました。
Allium Cepa がぴったり合うという友達もいます。
アメリカではホメオパシーが食品扱いで手に入るので、気軽に試せるのは嬉しい。
自分に合うレメディが知りたい場合はホメオパスさんに聞いてみるのが一番だけれど・・・

それ以外には、自分が住んでいる地域で作られたRaw Honey (=花粉の除去や熱処理を行っていない生蜂蜜)を食べて、体の中に花粉を蓄えるという花粉症対策もあります。
でもこれは年間を通してRaw Honey を摂り、花粉に対する抵抗力を作っていかなくてはならないいという話ですが。
ファーマーズマーケットで売っているRaw Honey は高価なものですが、地元のRaw Honey でしか地域の花粉を体内に取り入れることが出来ません。
他の地域の蜂蜜を摂っても効果があまりないとか・・。
実際、ユーカリにアレルギーがあった友達は2年間Raw Honey を摂り続け、すっかり治ってしまったということ。
根本から治す・・と言う意味ではこの方法も一理あるなあと思いました。


ところで、全く症状が出ていない私の花粉症。
すっきり~!、ラッキー!、と喜んでばかりもいられなません。

消滅した何年後かに別の花粉から花粉症が再発するという例もあるらしいです。
ご近所の方は以前ハワイに住んでいてその時はひどい花粉症だったのが、カリフォルニアに移った途端に花粉症が治って、5年後にまた発症したと話してくれました。
そんな友達を他にも知っていると言う彼女は「あなたもそのうち危ないかもよ~」と笑って私に伝えてくれました。

今はラッキー!なんて安心しているけれど、スギ花粉以外の花粉に突然反応が出るん・・・?
出来れば、すっきり~!が、ずっと続いて欲しい私。
憂鬱な日々を繰り返さないためにRaw Honey を今から摂っておこうかなあ。


2013年1月17日木曜日

ホメオパシーのレメディ:インフルエンザ

ベイエリアではインフルエンザが猛威をふるっています。
息子の学校でもFlu にかかった子供が増え、欠席者が後を絶たない様子。
ニュースではFlu 患者の罹患数が鰻上りなのでFlu Shot =インフルエンザ予防接種を打つように呼びかけています。

それを聞いて、「そろそろ毎日摂らないと・・」と思い出すのがインフルエンザ予防用のホメオパシーレメディ。

今から9年前に大阪でホメオパシーの学校・ハーネマンアカデミー主催のセミナーを受けました。
このセミナーで、ホメオパシーの基本的な情報などを教わりました。
また、何故一般に普及している予防接種が怖いのか、、と言う詳しい説明もありました。

予防接種とはそれぞれの病原菌の細胞を飼育し、不活性化し、防腐剤や添加物を入れて予防接種薬として作られます。
その不活性化には・・
「シックハウス」の原因や「発がん性物質」を含むと言われているホルムアルデヒド
防腐剤として「自閉症」の原因になっているフェノール
添加物として「アルツハイマー」の原因になっているアルミニウム
などが使われています。
こういう素材を使ってワクチンを作り、それを接種した結果に免疫力の抑制が起こります。
これをVaccinosis と呼び、病気にならない状態を作るのです。

ホメオパシーはそれとは違うコンセプトで、病気になる原因の波動を入れたレメディを摂り、何が起きても大丈夫なように心身共に健康な状態にする→それが結果としての予防となる・・と言うお話でした。

レメディには予防レメディと治療レメディに分けられており、様々な疾病の予防になるレメディを教えて頂きました。

その中の1つがインフルエンザの予防に使われているレメディ
Infulenzinum 30C。

冬(だいたい12月上旬から2月下旬まで)になると1週間に1度、これを1粒摂ります。
インフルエンザが流行り危険度が増すと毎日一粒摂ります。
これでインフルエンザに太刀打ち出切る身体を作る、、と言うことでした。

そこで私は質問・・

「インフルエンザは毎年流行の型があり、香港A型、B型など数々のウィルスのタイプがあり、それを1つのレメディで全部カバーしているのですか??」

答えは「はい。」でした。

あらゆる種類のインフルエンザの波動を入れているので、全てのインフルエンザをカバーしている・・という話でした。
その時は正直言って「波動?何それ」・・・という感じでした。

でも、予防接種を受けて身体に有害な物質を取り込むよりも、ホメオパシーのほうが受け入れられるかなあ~と思いました。
息子は生まれたばかりで、予防接種を受けると、よりその影響が出やすい小さい身体。
最近はアルミニウムを省いた予防接種が作られているので「アルツハイマー」のリスクは減っても、強いて息子や彼の次世代がシックハウス症候群や自閉症にかかる確率を増やす選択はしたくないと思ったのです。
なのでインフルエンザの予防接種は避け、ホメオパシーを選びました。

アメリカではホメオパシーが食品扱いになっていて、レメディが簡単に手に入るので1度試すと嵌ってしまいます。
波動・・だけに、見えないことを信じるか、信じないか、で、意見が相違するのは仕方がありません。

インフルエンザの予防、この選択は、1人1人、そのご家族でも違うと思いますが・・





関連記事:ホメオパシーの使い方
     フルショット




2013年1月14日月曜日

ホメオパシーのレメディ:アコナイト

ホメオパシーのレメディを選ぶのが難しい・・と書きましたが、時には簡単にレメディが選べて、「一家に1つ」持っておくと重宝するレメディもあります。

その中の1つが「アコナイト」(Aconitum Napellus)。

キーワードは「突然」。
「突然」起こることに対して画期的な効果を表します。

*風邪のひき始め
「急に鼻水が出て涙目になる」、「悪寒がしてきた~」、、と言う時にこれを摂ると、「嘘~!」と言うくらいにスキっと治ります。
冬の季節、息子が急に鼻水を出し始めた時や咳が出始めた時に、このレメディを一粒飲ませると風邪が大事に至らずに治まってしまうのです。
我が家では一番お世話になっているレメディかも・・

*気管支炎、咽頭炎、耳の痛み、膀胱炎などの初期症状
私は昔から喉が弱く、体調が悪いと喉が腫れて高熱が出ます。
喉がチクチクするなあ、、と思ったときにこれを摂ると、それ以上は悪化せずに済んでしまいます。

*精神的や肉体的なショックやパニック
急に切迫した恐怖に立ち会う瞬間があったり、パニック障害を起こしている時に摂ると効果があるらしいです。


でもこのレメディは「突然」と言う設定があるので、症状が出始めて何日も経ってから摂っても全く効かないそう。

体調の異変を感じてから24時間以内に摂るのが効果的だと言われています。


カバンにもこのレメディを入れて、緊急の対応に役立っています。

関連記事:ホメオパシー

2013年1月12日土曜日

ホメオパシーの使い方

最近ホメオパシーに興味ある方が結構多く、私の周りでも私が使っているのを見て愛好家になった・・と言う友達が少なくありません。
「ナチュラルで安心して使えるし、私が求めていたものよー。」とお礼を言われます。
情報を伝えただけなのに感謝されるなんて・・・何故かとっても嬉しい私。

私はホメオパスではなく本格的に勉強をしたわけでもないので、この分野に関してはエキスパートではありません。
本やウェブサイトを調べて、家庭療法として取り入れる知識がある・・と言う程度なので、井戸端会議で「ちょっと・・こんなええもんあったで~」的レベルです。

ブログにホメオパシーのことを書いたら、「こういう症状なのでどのレメディがいいのですか?」と言う質問を受けました。

ごめんなさい~ わかりません。

漢方医は患者の「体質(冷え性か暑がりか)」、「舌の色」、「食べ物の好み」、「体つき」、「現在の状態」などをいろいろ調べて漢方薬を処方します。
素人が選ぼうと思っても、難しすぎて全然わかりません。

ホメオパシーを選ぶ時もこれに似ています。
さらに細かく体質や性格、夢、状態などを診て9000種類のなかから1つのレメディを決めるのです。

風邪の時にはこの薬・・と決まっていれば楽だけど、同じ症状でも「この人にはAのレメディ」「あの人にはBのレメディ」と違ってくるから混乱しますよね。

私がレメディを選ぶ時はホメオパシーの本と症状や体質を照らし合わせて、または店頭のガイドに沿って、選んでいます。
レメディがヒットしてあっという間に症状が改善した時もあれば、全然違っていて「外れた~」と失敗することもあります。
そうやって少しずつ学んできました。
自分に合うレメディ、旦那や息子に合うレメディがだんだん判ってきました

アメリカではホメオパシーは食品扱いになっているので、医師の処方箋なしでドラッグストアーやナチュラルフードストアーで簡単に手に入ります。

ポテンシー(希釈度)は6x、6c、30cなどが売られていますが、身体的&精神的に効くのは30cがベストだとハーネマンアカデミーに通った友達から聞きました。
なので普段買うのは30c。

注意事項として・・
*レメディを飲む20分前後は食べ物、飲み物は水以外は摂らない。
*ミントやコーヒーなどの口の中に香りの残るものは避ける。
*レメディを手で直接触らない。

→アメリカで一般に手に入るのはリップスティック型のBOIRON社の物。
このBOIRON社のレメディの透明のキャップを下にして左手に持ち、右手(利き手)で本体を反時計回りに少し回すとキャップにレメディが一粒落ちてきます。(ゆっくり回すのがポイント)
この一粒をキャップから口に放り込み、舌下でゆっくり溶かします。

レメディが効かない場合でもしばらくは様子を見ます。
様子を見ても効かない時は、違うレメディを試します。

深刻な病気の時は自分で判断せずにホメオパスに診てもらってくださいね。

関連記事:ホメオパシー

2013年1月8日火曜日

カイロプラクティック

2年前にぎっくり腰になった。
その頃勤めていた職場で重い箱を持つ機会が増え、その疲労が重なって腰に来た。
ギクっとなった瞬間に身体に電流が走ったように全身がつっぱり、動けない。
夜、ベッドで寝返りを打つのも身体が引き裂かれるように痛く、寝返りが打てない。
身体の自由が利かない状態を初めて経験し、落ち込んだ。
それまで定期的にジムに行って運動をしていた私は、かなりショックだった。

3日間は寝返りが打てない状態が続いた。
4日目にカイロプラクティックのオフィスを訪ねてみた。
カウンセリング後に精密検査を受けた。
電極を通して背骨の頚椎から尾てい骨までの30個ほどある椎骨の検査や、首と背骨のレントゲン、ドクターの触診など。
検査の結果、ぎっくり腰と告げられ、2-3回の調整で大丈夫になると言われた。
しかし、もう1つシリアスな病名をドクターから告げられた。

「ストレートネック」

何それ?・・とドクターに尋ねた。

普通、健康な人間の首の骨はなだらかなカーブを描いている。
ところが、パソコンを長時間使ったり、うつむく姿勢を多くとっている人の首はカーブがなくなり真っ直ぐになってしまう。
健康な人間の椎骨と椎骨の間には自然な隙間があり、そこに神経や血管が走っている。
首のカーブがなくなって真っ直ぐになることによって、その骨の間にある自然な隙間が詰まってくる。
隙間が詰まることに寄って神経や血管が圧迫され、様々な症状が出る。
頭痛、肩こり、目眩やふらつき、吐き気、自律神経失調症、首が動かない、、など。
ひどくなると手がしびれて動かなくなると言う。
首だけでなく、身体の全体的な歪みが起こっていることもある。

確かに肩こりや頭痛は普段からある・・
ぎっくり腰になったのも身体が歪んでいるからなん??

どうしたら治るの?と聞くと、

「治療法としては診療所で強制的な牽引を週に3回する。これを連続的に少なくとも2ヶ月間続ける。」とドクターから説明を受ける。

仕事をしているから週3回も通院するのは無理です・・・と言うと、

「では週に1度でも定期的な調整をしに来なさい。」と言われた。

そんな訳でこの2年間、カイロプラクティックの調整を受けている。
ぎっくり腰は1週間で治った。
頭痛や肩こりもずいぶんと楽になった。
でもパソコンを使うと、なんだか調子が悪くなる。

ドクターからは腰の前後に筋肉を付ける運動を教えられた。
またストレートネック治療の為に、肩を開く運動、首を回す運動、枕についてのアドバイスも受けた。
最近は2週間に1度、ドクターの調整を受けている。
あれからぎっくり腰になったことはないが、身体の為に背骨の調整はかかせない事を時間をかけて学んだような気がする。


今日、久しぶりにドクターのオフィスに調整を受けに行った。
Happy New Year!・・と言い合って、健康についての話をした。
背骨の調整をすると血流がよくなって免疫システムが上がるそうだ。
その為に風邪にかかりにくくなる、身体が丈夫になる、、などの副産物があると言う。

「人間は年齢と共に、自分にとって何が一番大切なものなのかがわかってくるんだよ。」とドクターが調整をしながら話を続ける。
「それは、健康。健康が一番大事だ。」と言うと
「その通り!」と言う声が聞こえた。
隣のブースで順番を待っている患者さんだった。

調整が終わって、隣のブースを見ると銀髪の老齢のご婦人が立っていて話しに加わっている。

「私は81歳だけど、ドクターのおっしゃることは最もだと思うわ。」と私に告げた。
背筋をシャンと伸ばして、きりっとした顔つきのご婦人は81歳には見えない。
「健康の為には、調整はかかせないのよ。」とウィンクをした。

「とても81歳には見えないわ~ 若い~ 私も見習わなくっちゃ。」と私も答えた。

ぎっくり腰がきっかけだったけれど、健康を保つためにもカイロプラクティックの通院は続きそうだ。


2012年12月30日日曜日

ホメオパシー

14年前、ホメオパシーと言う言葉を初めて聞きました。
旅行先のマウイ島でアメリカ人チャネラーとの個人セッションがあったのです。
そのチャネラーはクライアントの身体のエネルギーを読んで、その人に必要なハーブ、ミネラルなどを告げる方。
弱っていた私の身体には何種類かのミネラルの「ホメオパシー」が必要だと言われました。

「ホメオパシーって何・・?」
急に興味が湧き、何冊も本を読んでみた。

ホメオパシーは200年以上前にドイツで発見されたヒーリングシステム。
自然界に存在する植物、動物、鉱物などの物質と水の波動を記憶させた乳糖の粒がレメディ=薬となります。
似たものが似たものを治すという類似の法則を利用して、身体が本来の健康状態に戻るのを助けるのです。

イギリスでは王室御用達のホメオパス(ドクター)がいます。
一般市民も症状によっては保険が適用されるそう。
発祥地ドイツを始め、ヨーロッパ諸国でも認識度がかなり高いということです。
アメリカではドラッグストアーやナチュラルヘルスストアーに行くと、だいたいお店の一角に置いてあります。


ホメオパシーを知って何年か経った頃、大阪の友達がハーネマンアカデミーと言う4年生のホメオパシーの学校に通いだしました。
彼女からもいろいろと教えてもらいました
私は渡米し、こちらで英語の本を読んだり、ドラッグストアーで何種類ものレメディを買って試してみました。
風邪の症状や、目まい、不眠症、腹痛などに効くので驚いた私。
その後妊娠し、風邪などの体調不良の時にも胎児に影響なく摂れると言うので重宝しました。
出産時も何種類かのレメディを病院に持ち込み、陣痛の痛みを和らげ、リラックスするのに役立ったのです。

出産後は産後うつ病にかかってしまった私。
ドクターから処方された抗うつ剤を飲んだが、とたんに目がグルグル廻って吐き気を及ぼし、立っていられなくなりました。
こんな薬はもう飲めないとゴミ箱に捨て、大阪の友達にSOSのメールを書き、私に必要なレメディを処方してもらいました。
処方されたレメディをWhole Foods で買ってきて、飲むとだんだん欝がマシになってきました。

その時、私にはケミカルな薬よりもホメオパシーが合っているのだと再認識したのです。
半年後に大阪に帰省した時にハーネマンアカデミーの学長・永松先生のオープンセミナーがあり、友達と一緒に参加して、新たな情報や知識を得ました。
インフルエンザに効くレメディもあると言うことを知り、びっくりしました。

息子には乳児の頃からホメオパシーをあげています。
特に歯が生える時の痛み、風邪、下痢、熱、結膜炎、打撲などには特定のレメディが彼には合っているようで、大事に至る前にケロッと治ってしまいます。
予防接種の「毒だし」効果もあります。
本当は息子には予防接種を受けさせたくないけれど、それでは学校に通えないので、規定の接種後にレメディを飲ませて害を軽くしています。
インフルエンザの予防接種は受けさせません。
インフルエンザのレメディを冬になると飲ませています。

普通、薬は苦いものなので子供は嫌がりますが、これは乳糖の粒で甘く、薬をあげると言うと息子は金魚のように口を開けて待っています。

旦那はあまりホリスティックなものを信用しませんが、それでも風邪の初期症状=悪寒がする時に、24時間以内に摂ると効くと言うレメディをあげたらケロッと治ったので驚いていました。

ここ数年間は家族3人とも大病をしたことがありません。
風邪をひいても病院には行かずレメディを飲んで治ってしまいます。

アメリカでは医療費が高いのでホメオパシー様様!と感謝しています。


2012年12月23日日曜日

電磁波と発がん性の関係

携帯電話。
どこに「携帯」していますか?

ストラップを着けて首からぶら下げる人。
胸ポケットに入れる人。
お尻ポケットに入れる人。
カバンに入れる人。

私は10年以上前から電磁波の影響を心配して、なるべく身体から離すようにしている。
持ち歩くのはカバンの中。
電話に応答する時も脳への影響を懸念して、耳からなるべく離すか、スピーカーフォンにして話す。
ちゃんとしたデーターは出ていなかったが、自分の身体が嫌がるのでずっとそうしていた。


1ヶ月ほど前のベイエリアのニュースで、乳がんと携帯電話の関連性が指摘されたと友達から聞いた。
(そのリンクを探してみたが、見つからない。)
そのニュースによると、最近若い女性の間で乳がんの罹患率が増加しているそうだ。
罹患した人の生活態度を調べると、携帯電話を胸ポケットに入れている人が多く、その携帯電話と同じ位置に乳がんが発見されたという話だった。

ええ~~怖っ、、と言う思いと、やっぱり・・・と言う思いが混ざりあってその話を聞いた。

電磁波の影響をもっと調べてみようと思い、あるサイトにたどり着いた。

日本語ウェブサイト・電磁波ドットコム
http://den-jiha.com


このサイトによると、、、

電磁波がもたらす影響は発熱効果だけではないことが、徐々に明らかになってきた。
それは非熱効果といわれ、その効果でとくに深刻な問題・・がんや白血病、遺伝障害などに及んでいる。

携帯電話などのマイクロ波や、送電線(50Hz・60Hz)などの超低周波も発ガン性の可能性があることが判ってきた。
と言う事は、問題の電磁波というよりも、すべての電磁波が人間の体にとって悪影響を及ぼす可能性があると言うことらしい。

電磁波は防御不可能な放射線で壁も通過してしまう。
部屋を照らす電灯からも電磁波が発散されている。
特に影響力が大きい電子レンジの使用に関しては、壁があるから大丈夫、床や天井があるから大丈夫・・と安心していられないのだと初めて知った。

コンピューターの使用も最小限度に留めておかないと、脳への影響が懸念される。
特に子供は大人よりもその影響を受けやすいと言う。
細胞分裂が活発な時期の子どもや赤ちゃん、胎児ほど影響が大きくなる。
妊娠しているお母さん方も注意が必要であり、子供に関しては親が気をつけないと何年後、何十年後には大変なことになるかもしれない。
電磁波から身を守るためには、近距離での使用、長時間の使用を避けることが最大の防御となると言う。
息子のコンピューターの使用時間の制限、電子レンジの使用拒否(でも、まだたまに使ってしまうけど・・)、寝るときは部屋中のコンセントをなるべく抜く、、などしているが、これがどこまで「防御」となっているのか。。。

電磁波、目に見えない物体なだけに、身体にどんな影響を及ぼしているのか想像出来ない。
生活がどんどん便利になっていく反面、怖い世の中やわ~・・と複雑な気分になった。


2012年12月9日日曜日

ヨガ・ピラティススタジオ in 大阪

今年の夏に帰省した時に友達からピラティスのクラスに誘われました。
大阪市内のスタジオで、少人数で受けるヨガやピラティスのクラスがあり、かなり気に入っているとか・・

運動不足を懸念していた私は2つ返事でOKし、スタジオを訪れました。

Riroa's Beauty-Yoga& Pilates Studio
http://riroas-beauty.com


インストラクター兼 オーナーのRitsuko さんは、ハイアットリージェンシーやリッツカールトンホテルでのインストラクター経験を持ち、日本人&外国人セレブを多く顧客に持つ、知識豊富で信頼できる魅力的な方です。

私はピラティスやヨガのレッスンはアメリカでも受けたことがあるので、同じようなものだろうなあ・・と思っていました。
ところがどっこい、嬉しい誤算でした。

Ritsuko さんは身体の骨格や筋肉の位置・動きを熟知されています。
生徒1人1人の骨盤の歪み・ズレを指摘したり、筋肉や骨格を本来あるべき場所に戻る姿勢や動きを教えて下さいます。
呼吸、筋肉の動き、骨格、姿勢・・・トータル的に指摘されたのは初めてでした。

初回のレッスンでRitsuko さんの指導に魅了された私は夏の滞在中に何度かレッスンに通い、プライベートレッスンも受けて、更に筋肉の動きなどをチェックして頂きました。

私は後ろ足の筋肉が発達していないと言う事です。
足の前面の筋肉だけを使って歩いているので、前のめりになり膝が曲がると指摘されました。

自分では正しい姿勢、歩き方だとこの歳まで思っていたので、「目から鱗」状態でした。
そんな私に足の後方の筋肉をつける運動を伝授、また他の骨格や筋肉、姿勢、動きに関しても詳しくチェックして下さいました。

アメリカに帰ってもこの数か月は指摘されたことを思い出し、使っていない筋肉を使うように心がけました。
友達に「最近、体形が綺麗になってきたね。」と褒められたときはとっても嬉しかったです。

夏に引き続き、今回はピラティスとヨガが半分ずつを取り入れたグループレッスンにも参加しました。
基本のポーズで骨盤の位置をチェックされます。
正しい位置を忘れかけていた私。情けない~

それから肩を開く運動をします。
私はパソコンを使うと猫背気味になり肩が閉じてくるので、この運動は肩が開いてとっても気持ちがいいです。
背骨をまっすぐにする姿勢をしながら呼吸を入れます。
すっかりこういう基本的なことも忘れている自分に気が付きました。

普段はジムで腹筋や腕・足の筋肉を鍛えていますが、それはあくまでもアウターマッスル=外側の筋肉であって、インナーマッスル=体の芯になる筋肉ではないので、運動に安定感がないということ。
片足で立つ姿勢をするとグラグラして維持出来ません。
夏よりはマシになりましたが、グラグラしている自分を鏡で見ながら、まだ体の芯が出来ていないことを再確認しました。

ヨガでは首の後ろの筋肉を伸ばすポーズをしてとても気持ちがよかったです。
普段、知らない間に身体のあちこちが縮こまっているのだと思いました。

一番びっくりしたのは翌朝。
ベッドの中で目が覚めると、自分の呼吸が深くなっていることに気が付きました。
肺に今までよりももっと空気が送れるようになっている感じがします。
肋骨を意識する運動をして、肺の空気許容量が増えた気がします。
あのわずか1時間のレッスンで、身体がここまで変化するのかと驚き、Ritsuko さんのすごさを再発見しました。

Ritsuko さんのレッスン、また近々大阪に帰ったら受けたいです。
ありがとうございました。


2012年11月28日水曜日

乳がんの罹患率

最近、あまりニュースを観ていません。
殺人や誘拐など残虐な事柄を耳にすると落ち込むので避けてしまいます。
唯一チェックするのが天気予報。
なので時事のニュースに疎い私。

2週間前にサンフランシスコ市内の友達と乳がんの話しをしていて、「マリンカウンティに限って乳がんの罹患率が極めて高い。」・・と言う事を初めて知りました。
(マリンカウンティはサンフランシスコの北側、海を挟んだ所にある地区)

昨日、その友達からメールで
「今朝のニュースでサンフランシスコ・ベイエリアのあらゆる区域が乳がん罹患率のハイリスク領域になっているらしいよ。」とリンクを送ってくれました。

http://www.sfgate.com/health/article/Bay-Area-breast-cancer-clusters-seen-4068698.php

そのクロニクル紙の地図を見ると、バークレイやイーストベイ、サンマテオカウンティ、サンタクララカウンティがハイリスク領域にマークされています。
アメリカ国内の平均よりも10~20%リスクが高い地区らしく、赤色で塗られているのです。

ありゃ~私が住んでいるところも当たっているやん・・
どうすりゃ、いいの~? アメリカ撤退?

・・なんて一瞬考えましたが、その記事を読むと原因はまだ究明中でわかっていないということでした。

考えられる可能性として、
*白人の住んでいる率が他の地区よりも多い。
*医療機関にかかる機会が他の地区よりも多いのでその分もっと検出されたことが考えられる。
・・と書いてあります。

これは2000年~2008年の調査で、原因は現在究明中だと言うですが、なんだか納得できないので、他の文献も調べてみました。

そこで見つけたのが、「海外癌医療情報リファレンス」と言う日本語サイトが発表している、UCSF校が調査したマリンカウンティでの乳がんについての見解でした。

http://www.cancerit.jp/18996.html

これは2003年に発表された調査でちょっと時差的にブランクがあるが、一番注目したいのは、
"この研究の重要な結論のひとつは、乳癌の発症原因は土地自体にはないということであった。"と言う事実。

この一行を読んで、ホッと胸を撫で下ろします。
こう言う結論が出てるのに、なんでまた新たに人をビビらす分布図を発表するんやろ~・・と1人でボヤいていた私。

とりあえずはクロニクル紙が現在究明している結果を待つとします。

私たちに出来る事は・・
癌にかかる要因を排除してかかりにくい環境と身体を作ること。
そして早期発見のための検診。

日本では女性は30歳を超えると1年に1度の超音波検査、40~56歳までは毎年の超音波検査と2年に1度のマンモグラフィー検査、57歳からは毎年のマンモグラフィー検査を国が推奨しています。
これには政府からの補助も出ます。

アメリカでは政府からの補助はありません。
対象年齢もはっきり決まっておらず、ある団体では50歳以上は2年に1度、とか、違う団体では40歳以上は1-2年に1度など、設定がバラバラ。

アメリカに住む身としては、40歳を越えたら自分で決めた期間で定期的に検査を受けてスクリーニングを行うしか方法がありません。
ハイリスクの場所に住んでいる以上、無視出来ない選択だなあと思いました。


2012年11月14日水曜日

病気の原因

私は健康オタクだとよく言われます。
いろんな種類の本を読み漁り、知識だけは豊富にあるのかもしれません。

この夏読んだ本に書いてあったのは・・「病気について」。
病気の原因の90%は心のストレスだと記されていました。

心の問題が健康を害する要因となるということ。
人間の細胞は、癒しの状態にある時には病気を寄せ付けません。
でも、苛立ちや迷いの状態にある細胞は「血液の流れが変わり、老廃物が蓄積され、毒素が生み出され」、病気の原因となると言うことです。

例えば・・

自分勝手な「利己主義」な人は、内分泌(ホルモン)の問題をかかえます。

「悲しみ」を持ち続けていると、うつ病になる可能性が・・

「不安」や「恐れ」があり心が安らいでいないと、胃腸に問題を起こすということ。

「怒り、欲求不満。苛立ち」があると、免疫システムが停止し、病気にかかりやすくなります。

罪悪感や恥辱が原因で形成された「完璧主義」は呼吸器系に問題が起こり、深呼吸が出来なくなったりします。

「信頼」に関わる摩擦は、生殖システムの問題や不妊を招くそうです。

いい人でありたいと自分を「イメージコントロール」する人は、循環システムや心臓に問題が起こります。
                                    -The Healing Code より抜粋-

・・など、感情と病気には密接な関係があると言うことでした。
     
1年半前にサウスダコタのメディスンマンと話をしました。
彼はスピリット(精霊)の声を聞くことが出来、病気の人が来るとセレモニーを開いてその治療法を患者に伝える仕事をしています。
「末期の癌であっても、数ヶ月は寿命が延びる。」、、、と聞いて驚きました。

「ほんとに~?」と思ったけれど、癌で亡くなった母のことが頭をよぎり、彼に母のことを話しました。
母は2年前の11月に「余命1年の末期癌」と診断され、それから1ヶ月ほどで他界したのです。

彼は「癌は感情的なアンバランスによって起こる」と私に告げました
ネガティブな感情=不満、不安、怒り、怖れ、、、そういうものを自分の中に抱えていると癌細胞が増殖すると・・・
「食事や免疫システムは関係ないの??」と聞くと、それは脇役的な要素で、癌に罹患するのに最も関係があるのは感情だときっぱりと言い切りました。
日頃から、Happy な自分でいることが大切なことだと付け加えて・・

母の生前にこのメディスンマンに会わせることが出来たら、もう少し長生き出来たのだろうか・・?
そんなことを考えながらコーヒーを一緒に飲みました。

The Healing Code の本を読んだときに、あのメディスンマンの言葉が蘇ってきました。
同じことを指摘している、、と思ったのです。

"毎日Happy でいること”

これに勝る薬はないのかもしれません。