ラベル Natural Life の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Natural Life の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年2月18日月曜日

花粉症

2月も半ばになると、花粉症持ちの人は大変。

私も日本に住んでいた時は花粉症が酷かったです。
くしゃみ、鼻水、目の痒み・・・etc。
ドクターから処方された薬を飲むと気分が悪くなるので薬は飲まず、毎年ひどい状態で春先を迎えていました。
春が近づくと嬉しいはずなのに、「またこの時期が来たか~」と憂鬱になったもの・・

ところが、、アメリカに住むようになってから花粉症の症状が全くなくなってしまったのです。
すっきり~!

私が反応していたのはスギ花粉。
カリフォルニアにはスギがないのか、あれだけ悩まされた不快な症状が嘘のように消えてしまいました。
自分が反応する花粉のない所に1年間住むと、花粉症が消滅してしまう・・と言う話もありますが・・
ラッキー!

でもラッキーでないのはウチの旦那。
彼は毎年花粉症に悩まされ、くしゃみと鼻水がひどいのです。
挙句の果てには数日間高熱が出て、さすがの旦那もダウンする始末。
花粉症のことを英語で”Hay Fever” と言うように、言葉だけでなく本当に発熱を伴うのだと旦那の症状を見て初めて知りました。

8年前のこと。
旦那が熱で寝込んで2日目の朝。
「試してみたら・・?」と一粒飲ませたのがHistaminのホメオパシーレメディ。
普段からホメオパシーに懐疑的な彼は、抗ヒスタミン剤を摂っても治まらない鼻水やくしゃみと、なかなか下がらない熱に、藁をもすがる思いで了解したようでした。

摂ってから2時間余り。
束の間ぐっすり眠った旦那の熱は平熱に戻っていたのです。
鼻水も治まっています。

「なんだか身体が軽くなった。」と言って起き出し、遅い朝ごはんを食べ、その後仕事に出かけて行きました。
こんなに即効で効くなんて~・・と飲ませた私もびっくり。。

翌日はまたくしゃみと鼻水が出てきたので、「昨日のヤツちょうだい。」とレメディをせがみにきた彼。
あれから熱は出ていません。
彼にはこのレメディが合っているようで、飲むとくしゃみと鼻水の症状は治まります。
それ以来、花粉症の症状が出てくると「アレ、ちょうだい。」とリクエストされるようになりました。

花粉症にかかっている人全員にホメオパシーのこのレメディが効くわけではないようです。
私の友達はArsenicum Album で症状が軽くなったと言っていました。
Allium Cepa がぴったり合うという友達もいます。
アメリカではホメオパシーが食品扱いで手に入るので、気軽に試せるのは嬉しい。
自分に合うレメディが知りたい場合はホメオパスさんに聞いてみるのが一番だけれど・・・

それ以外には、自分が住んでいる地域で作られたRaw Honey (=花粉の除去や熱処理を行っていない生蜂蜜)を食べて、体の中に花粉を蓄えるという花粉症対策もあります。
でもこれは年間を通してRaw Honey を摂り、花粉に対する抵抗力を作っていかなくてはならないいという話ですが。
ファーマーズマーケットで売っているRaw Honey は高価なものですが、地元のRaw Honey でしか地域の花粉を体内に取り入れることが出来ません。
他の地域の蜂蜜を摂っても効果があまりないとか・・。
実際、ユーカリにアレルギーがあった友達は2年間Raw Honey を摂り続け、すっかり治ってしまったということ。
根本から治す・・と言う意味ではこの方法も一理あるなあと思いました。


ところで、全く症状が出ていない私の花粉症。
すっきり~!、ラッキー!、と喜んでばかりもいられなません。

消滅した何年後かに別の花粉から花粉症が再発するという例もあるらしいです。
ご近所の方は以前ハワイに住んでいてその時はひどい花粉症だったのが、カリフォルニアに移った途端に花粉症が治って、5年後にまた発症したと話してくれました。
そんな友達を他にも知っていると言う彼女は「あなたもそのうち危ないかもよ~」と笑って私に伝えてくれました。

今はラッキー!なんて安心しているけれど、スギ花粉以外の花粉に突然反応が出るん・・・?
出来れば、すっきり~!が、ずっと続いて欲しい私。
憂鬱な日々を繰り返さないためにRaw Honey を今から摂っておこうかなあ。


2013年1月2日水曜日

ミネラルメイク

息子が生まれた9年前、生活で使ういろんなものについて考えさせられた。
赤ちゃんがいる住まいはそれまでとは全く異なった空間となった。

赤ちゃんは床をハイハイして何でも口に入れる。
抱っこされている間にも顔を触ったり、舐めたりする。
息子が飲むもの、食べるもの、石鹸やシャンプー・日焼け止めなど肌に使うもの、食器洗剤、洗濯洗剤など。。。
授乳を考えた時に、私が摂る飲食物も影響する。

それまでもオーガニックや自然食材をなるべく買っていたけれど、値段の安さに吊られて安いものを買う場合もある。
しかしホルモン注入、遺伝子組み換えなどの食品が氾濫してきて、胎児や乳児の超成長期の細胞への影響を考えた場合に、少しぐらい値段が張っても安全をお金で買うのだということを学んだ。

そんな生活の中で、ふと化粧品についても考え直した。
化粧水や保湿クリームなどは自然素材を使っていたが、メイクに関しては一般に売られているファンデーションや頬紅、アイシャドーを使っていた。

乳児はいつも母親と一緒にいて、抱っこされている間にも母親の顔に触れる。
化粧品に入っているケミカルって赤ちゃんにも安全なん?・・と思った。
また、「毎日付けるファンデーションのケミカル物質が肌から吸収されて体内に溜まっている。」・・と言う記事を読んだのもきっかけだった。

何かもっとナチュラルなメイク製品はないか・・・と、リサーチをしてみた。

そこで見つけたのが「ミネラルメイクアップ」。
天然のミネラルを粉砕して細かい粉状にし、ファンデーションや色物を作っている。
ファンデーションを付ける時は歌舞伎役者が使うような「カブキブラシ」と言う大きなブラシを使い、顔に撫で付けるように付けるのだと書いてあった。

ファンデーションを試してみようと思い、調査して、アメリカのネット販売で10数社のサンプルを取り寄せて、いろいろ使ってみた。

それまではリキッドファンデーション派だった私は、自然な仕上がりとカバー力を持つミネラルファンデーションに驚いた。
肌に吸い付くようにピタっと付く。
それに加えてカブキブラシで数秒間、撫で付けるだけの手軽さ。
すっかりミネラルメイクのとりこになって、色物もいろいろ試してみた。

各会社で、付き方、カバー力、肌への刺激などが違っている。
会社によっては白人向けの色味が多かったり、アジア系の色もカバーしていたりまちまちで、その中から気に入った会社を3-4社に絞って今も使い続けている。
ミネラルメイクを使い始めて8年が過ぎた。

今までに何度も友達から「肌、綺麗ねえ。ファンデ何使ってるの?」と聞かれた。
ミネラルメイクをお勧めすると、必ず彼女達もリピーターになってしまう。
密かにミネラルメイクの輪を広げている。

気をつけないといけないことは、ミネラルの粒子が細かくて、鼻から吸い込むと肺に沈殿する恐れがあるということ。
それに関する害のレポートはまだ出されていないが、なるべく息を止めて粉を吸い込まないようにしなければならない。

また、ドラッグストアーで売られている製品は「ミネラルメイク」と書いていても、素材を調べるとケミカルが混ざっているものがある。
製品のコスパを下げて、利益を上げる為に大手の化粧品会社は安いケミカルを代用しているらしい。

それは消費者である私達が賢くならないといけないこと。
どこまでナチュラルで安全なものを求めるかでも1人1人選ぶものが違ってくると思うけれど・・・


この年末に、「ミネラルメイクを自分で作れる。」と言う素敵な方と出逢った。

自分で作れるん~?・・

材料の調達や粉の配合が難しそうで、自分で作るなんて不可能だと思っていた私に「簡単よ。」と返す彼女。

是非、教えて~・・と頼みこんだ。

新年に向けてまた1つ楽しみが出来た年の瀬だった。


2012年12月30日日曜日

ホメオパシー

14年前、ホメオパシーと言う言葉を初めて聞きました。
旅行先のマウイ島でアメリカ人チャネラーとの個人セッションがあったのです。
そのチャネラーはクライアントの身体のエネルギーを読んで、その人に必要なハーブ、ミネラルなどを告げる方。
弱っていた私の身体には何種類かのミネラルの「ホメオパシー」が必要だと言われました。

「ホメオパシーって何・・?」
急に興味が湧き、何冊も本を読んでみた。

ホメオパシーは200年以上前にドイツで発見されたヒーリングシステム。
自然界に存在する植物、動物、鉱物などの物質と水の波動を記憶させた乳糖の粒がレメディ=薬となります。
似たものが似たものを治すという類似の法則を利用して、身体が本来の健康状態に戻るのを助けるのです。

イギリスでは王室御用達のホメオパス(ドクター)がいます。
一般市民も症状によっては保険が適用されるそう。
発祥地ドイツを始め、ヨーロッパ諸国でも認識度がかなり高いということです。
アメリカではドラッグストアーやナチュラルヘルスストアーに行くと、だいたいお店の一角に置いてあります。


ホメオパシーを知って何年か経った頃、大阪の友達がハーネマンアカデミーと言う4年生のホメオパシーの学校に通いだしました。
彼女からもいろいろと教えてもらいました
私は渡米し、こちらで英語の本を読んだり、ドラッグストアーで何種類ものレメディを買って試してみました。
風邪の症状や、目まい、不眠症、腹痛などに効くので驚いた私。
その後妊娠し、風邪などの体調不良の時にも胎児に影響なく摂れると言うので重宝しました。
出産時も何種類かのレメディを病院に持ち込み、陣痛の痛みを和らげ、リラックスするのに役立ったのです。

出産後は産後うつ病にかかってしまった私。
ドクターから処方された抗うつ剤を飲んだが、とたんに目がグルグル廻って吐き気を及ぼし、立っていられなくなりました。
こんな薬はもう飲めないとゴミ箱に捨て、大阪の友達にSOSのメールを書き、私に必要なレメディを処方してもらいました。
処方されたレメディをWhole Foods で買ってきて、飲むとだんだん欝がマシになってきました。

その時、私にはケミカルな薬よりもホメオパシーが合っているのだと再認識したのです。
半年後に大阪に帰省した時にハーネマンアカデミーの学長・永松先生のオープンセミナーがあり、友達と一緒に参加して、新たな情報や知識を得ました。
インフルエンザに効くレメディもあると言うことを知り、びっくりしました。

息子には乳児の頃からホメオパシーをあげています。
特に歯が生える時の痛み、風邪、下痢、熱、結膜炎、打撲などには特定のレメディが彼には合っているようで、大事に至る前にケロッと治ってしまいます。
予防接種の「毒だし」効果もあります。
本当は息子には予防接種を受けさせたくないけれど、それでは学校に通えないので、規定の接種後にレメディを飲ませて害を軽くしています。
インフルエンザの予防接種は受けさせません。
インフルエンザのレメディを冬になると飲ませています。

普通、薬は苦いものなので子供は嫌がりますが、これは乳糖の粒で甘く、薬をあげると言うと息子は金魚のように口を開けて待っています。

旦那はあまりホリスティックなものを信用しませんが、それでも風邪の初期症状=悪寒がする時に、24時間以内に摂ると効くと言うレメディをあげたらケロッと治ったので驚いていました。

ここ数年間は家族3人とも大病をしたことがありません。
風邪をひいても病院には行かずレメディを飲んで治ってしまいます。

アメリカでは医療費が高いのでホメオパシー様様!と感謝しています。


2012年11月25日日曜日

温熱療法

サンクスギビングの翌日・金曜日はリラックスタイムと決めた私。
後片付けも適当にし、本を読んだり、友達にメールを書いたり、ご飯は残り物を食べ、グウタラと過ごします。

私は頭痛持ち。
ストレスが溜まったり、ホルモンのバランスが崩れると、いつも偏頭痛が起こります。
この日も首筋から側頭部にかけて鋭い痛みが走る予兆があったので、セルフヒーリングをしたり、深呼吸をしてゆったりと過ごすとあまりひどくならずに済みました。

土曜日の午後、急遽友達を招いてディナーを一緒に食べることになりました。
心知れた友達で私の疲れを心配してくれているので、「お持て成しはしない。」「食事はパーティの残りや簡単なもの。」と言う約束で来てもらいます。
積もる話をしながらみんなで食事を食べ、赤ワインを飲みました。

翌日、頭が痛い。

飲みすぎ?二日酔い?と思って梅干しを食べたり、お白湯をいっぱい摂ったりしました。
でも考えてみるとそんなに量は飲んでいまえん。
セルフヒーリングをすると一時的に和らぐが、またズキズキと痛み出します。
ホメオパシーのレメディを飲んだけれど、効きません。
頭痛に効くハーブを摂っても効きません。

緊張状態から急激にリラックスすると血管の収縮と拡張のひずみで偏頭痛が起こことがあります。
木曜日の膨大な緊張で血管が収縮した後、金曜日の寛ぎと土曜日のリラックスしたお酒で血管が拡張し、これが私の頭を攻撃しているのかなあ・・と推測。

ふと自分の身体が物凄く冷えていることに気がつきました。
暖房をつけているのに手足がめちゃくちゃ冷えています。
これは身体を温めたほうがいいなあと思い、「温熱療法」を試みました。

温熱療法の理論は
「気の流れ(経絡)には「ツボ」があり、そのツボから気が出入りすると考えられる。
ところが、そのツボを中心に気の流れがとどこおり病気になる。
熱刺激によって気の流れをスムーズにするのが治療目的である。」 
-wilipediaより抜粋-

サウナ、温灸、赤外線照射、酵素風呂など。
家庭で出来る簡単な方法では手浴、足浴、ホットパック、湯たんぽなど。

洗面所に行ってシンクにお湯を張ります
その中に両手を浸けると身体が緩みます。
肩の凝りがやわらいでいくのを感じました。
そのあとは湯たんぽで太腿の内側を温めます。
滞っていた血液が下のほうまで流れていくのがわかりました。
湯たんぽを丹田に移動させ、下腹部を温めると頭痛が薄らいできました。
やっぱり冷えてたんやわ~と思い、夜はゆっくりと湯船に浸かってお風呂に入りました。
知らない間に頭痛はどこかに消えていました。

「冷えは万病の元」と聞くけれど、当たり前のことをつい忘れがちになる日常。
普段から身体を冷やさない食べ物、飲み物を摂って内側から温めるのは大切なこと。
そして外側からも保温し、時には温めることが必要なのだと改めて確認しました。

2012年11月12日月曜日

背中を押してくれた人

Kojima Ayako さん

マウントシャスタでレストランVivify を経営されていました。
1年半前に天国に旅立ってしまったけれど、今尚、私の心に鮮烈な光を残している方です。

4度の癌に侵され、Ayakoさん自身が食事の大切さを体験し、4度目は医者も薬も絶って、食事で癌と戦っておられました。
 サンフランシスコで流行っていたレストランを閉め、綺麗な水と空気を求めてマウントシャスタに引っ越されたのです。

そんなAyakoさんの経緯を知ったのは6年前に読んだ彼女のブログからでした。
まだ会ったこともない人でしたが、ブログの内容=マクロビや食事の大切さ・・に惹き付けられ、よくページを訪れていました。
5年前に家族でマウントシャスタに行った時にVivify で食事をして、お料理の美味しさに感動しました。
3歳の息子に「お土産~」と言って手作りのお菓子を持たせてくれた優しい人柄にも惹かれました。
4年前、Ayakoさんがサンフランシスコベイエリアでマクロビ・食養のよさを伝える為にバイオフードのお料理教室を開くことを知り、参加しようと決めました。

白いシェフのユニフォームが眩しいほど似合っていて、立っているだけで存在感のある人でした。
マクロビ初心者の私達に手取り足取りわかりやすく、簡単なレシピで数品目を教えてくれました。
そのテキパキとした動き。
作るのが速い。
でも美味しい。
すっかりAyako流バイオフードに嵌り、何度も教室に通いました。

そのうちに意気投合し、我が家で教室を開いてくれることになり、 山の中までトラックで来てくれました。
道に迷って「シャスタよりも田舎やん~」と笑いながら玄関を入り、シャスタの水と沢山の材料を携えて12人の生徒の前で何品も作ってくださいました。
その時にキッチンの本棚にあった「自然療法」と言う本に興味を持たれ、「これ貸して~」と言って全頁をコピーして自然療法を実践されていました。

またオーガニックの梅干しを作っている梅おばあちゃんを助けようと、梅干し販売をされていました。
その販売を手伝って欲しいと頼まれ、ベイエリアの友達に情報を流し、私が中継点になったこともあります。
私の周りには共にお料理を学んだり、梅おばあちゃんの梅干しを買ってくれた友達も多くいます。

今考えると、最後になってしまったお料理教室で、きついハグをしました。
「また会えた・・」と言う嬉しさと、何故か「これが最後かも知れない・・」と言う悲しみが心の中で行き交い、お互いに涙で目が潤みました。
その時のAyako さんの顔が忘れられません。

その半年後(2年前の冬)、私の母が膵臓癌に侵された知らせを受け、ショックで何気なくAyakoさんにメールを書きました。
すぐに長い返事を送ってくださり「癌と戦う厳しさ」や「心の葛藤」などを教えてくれました。
同じ頃にAyakoさんのお母様も私の母と同じ病気を患っておられて、数か月間福岡に看病に帰ってられました。
お互いに日本に居て、「日本は寒いねえ~」なんて何度かメールを交換した時に、Ayako さんが「次の夢に向かって準備を進めている。」とおっしゃっていたので、何だろう?と気になっていました。

その半年後・2011年7月に「帰らぬ人となった・・」と娘さんが書いたご逝去をブログで知り、1人で大泣きしました。

Ayakoさんがいつも言ってた言葉。
*身体は食事から作られる
*食養から病気にならない身体を作る


2週間前、マウントシャスタから郵便物が届きました。
大きな封筒を開けると、中からお料理の本が出てきたのです。
著者 Ayako Kojima の名前を見たときに、涙が溢れ、わあわあ声をあげて泣きました。
Ayako さんのスピリットはまだ存在しているのだと感じ、ストン・・と心に落ちたことがありました。
「次の夢・・」と言うのは本を出版することだったのだ、と。

その本はAyako さんの娘さんが送ってくれたものでした。

「母の夢であった料理本がついに出版されました。
食の大切さを1人でも多くの人に届けたい。
病気にならない体作り
すでに病気と闘っている人は
少しでも元気になれるように
母のいろいろな思いが詰まった本です。
楽しんで頂けると幸いです。
私達家族を支えてくださってありがとうございました。
心より感謝を込めて」

本を開けると教室で習ったレシピや新しいレシピなど60品が綺麗な写真付きで掲載されています。
最後のページには、懐かしいAyakoさんの笑顔がVivifyをバックに写っていました。
その笑顔を見て、また号泣・・・

私は彼女のブログの1読者だったのに、ブログを通してご縁をいただき、知り合い、いろんなことを学びました。
彼女の強い生き方に感銘を受け、食事の大切さを認識し、これからの人生について考えさせらました。

Ayako さんの本を手に取って、「今、私が出来ること」を1つずつやってみようと思いました。

一部で公開していた日記をブログにしてもっといろんな人に読んでもらおう、と思えたのは、Ayako さんが背中を押してくれたからだと思います。
それまでにも友達から「一部だけなんてもったいない・・一般に公開したら?」・・と言われていたけれど、勇気がなく、躊躇してなかなか扉を開けられなかったこと。

ありがとう、Ayako さん。
あなたのおかげで一歩踏み出せました。






2012年11月6日火曜日

自然派志向

最近よく「年齢不詳」と言われます。
私のことを年下と思ってタメで話してたら年上だとわかり、突然敬語で話されたりする時は結構傷つきます。

「若さの秘訣は何~?」と質問されます。

日本で歯科大学病院に勤めていたころは今よりも老けていました。
13年前のパスポートの写真はまるっきり「おばちゃん」。
仕事に疲れ、恋愛に振り回され、自分の中心がなかった私。
食事には全然気を遣わずお腹に入れば何でもいい、と言う感じで、 毎晩飲み歩き、酒に飲まれ、記憶を失くす日々、・・そして自己嫌悪。
偏頭痛がひどく、よく鎮痛剤を飲んでいました。

身体も心もどんどんボロボロになって行く中で、自分癒しに時間を使うようになりました。
 ヒーリング、マッサージ、ヒプノセラピー、アロマセラピーなどいろんなセミナーに参加しました。
ヒーラー、チャネラー、シャーマン達に会い、リトリートツアーにも何度か参加しました。
ヒーラーやチャネラー、シャーマン達から口々に言われたことは、、、

なるべくオーガニックでナチュラルな食事を摂ること。
自分を大事にすること。
自分の中心を失くさないこと。
その瞬間瞬間を生きること。

ご飯を食べながら何か他の事を考えるのは、その瞬間に生きてなくて、違う次元に自分を置いていることだと言われました。
マウイのカフナからは「ご飯を食べる時はその食べ物の事だけを考え、その作物、太陽、水、お百姓さんに感謝して食べなさい。それがその瞬間を生きるということだ。」と教えられました。

忠実には守っていないけれど、それからは自分を大事にするようになりました。
食べ物はなるべくナチュラルなもの、フレッシュなものを摂るようになりました。
また身体に取り入れるもの(=化粧品やヘアーケアー剤など)も石油系やパラベンを避けて自然のものを使うようになりました。
お酒は相変わらず飲むけれど、酒に飲まれることはなくなりました。
鎮痛剤を取るのを辞め、自然のハーブとホメオパシーで頭痛をしのぐようになりました。
体と心の痛みは習得したヒーリング法で癒したり、周期的なカイロプラクティックの治療を受けて、背骨の歪みを調整してもらっています。
ご飯を食べながら新聞を読んだり、テレビを観たりするのを辞め、 食べる時に「味わう」ことを意識するようになりました。

塵も積もれば山となる・・で、この12年間で自分の生活を見直したら、なんだか前よりも身体の細胞が若返ってきたようで、 肌も綺麗になったような気がします。

日本帰省時にヘアーカットをしてくれた美容師さんが、シャンプーの怖さを話してくれました。
石油系やシリコン系のシャンプーを使っていると有害物質が頭皮から体内に吸収されて小腸に溜まり、それが癌細胞に変わると言うことでした。
シリコンで髪の表面はツルツルになるけれど、髪の中はスカスカだと言う説明。
シャンプーはナチュラルなものを使うように、、とアドバイスを受けました。
「もう使っています。」と答えるとニッコリと笑顔で返されました。

そういえば実家で某化粧品会社のシャンプーを使ったら、次の日に頭が痒くてたまらなくなり、3回使うと「もう使いたくない~」と思うくらいの不快感がありました。
そのシャンプーって有名なブランドで安くはなく、良いモノだと思っていたのに、いつもオーガニックシャンプーで髪を洗っている私にとっては「異物」でしかなかったのです。
昔は、香りが素敵で洗うとツルツルになるから「いいもの」だと思っていたけれど・・。
今の私の頭皮は受け付けませんでした。

私の身体がナチュラルになっているということかしらん・・?