2013年6月23日日曜日

日本の伝統食

アメリカでは日本での放射能の影響を懸念する声が後を断ちません。

食のエキスパートの方々が口を揃えて教えてくれた放射能対策は
「日本の伝統食を摂る」ということでした。

広島や長崎への原爆投下後、生き残った被爆者の食生活を調べると共通点があって、日本古来の食事を摂っていたと言う事実。
特に長崎で爆心地から1.8kmの場所で被爆した秋月医師が指導した食事内容で、秋月医師自身や病院スタッフの方々は全員生き残り、原爆症からも守られたということです。
食事内容とは・・


玄米

梅干し
発酵食品
砂糖を避けること

これを毎日実行すると、放射能を身体の外に出す作用が働くそうです。

注意することは、なるべく「自然のもの」であること。
塩は自然の海塩や岩塩。
加工されているものは効果が減少するので避ける。
玄米、梅干し、発酵食品は有機栽培、無農薬が望ましい。

発酵食品とは、味噌、醤油、納豆、漬物、塩麹などの食品。
これも自然の塩を使い、加工(=熱処理)をしていないことが条件です。
スーパーに並んでいるほとんどの味噌や醤油は加工する際に熱が加えられています。
熱が加えられると麹が死んでしまって発酵食品ではなくなります。
(この事実を知り、数年前からお味噌は自宅で作っています。)

甘いものがいけない理由は、砂糖は造血細胞に対する毒素・・という理由から。
反対に塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えます。

チェルノブイリ事故の時に、カリフォルニアから手作りの梅干しを送った梅おばあちゃんがいらっしゃっいました。
同じ時に日本からは味噌を送ったと言う話を聞きました。

日本では3・11以降、多くの方がこの知恵を思い出して実践していらっしゃるようで、今更私が書く必要はないのかもしれません。

でもアメリカを始め海外に住んでいる方々は「海外だから、ここは大丈夫。」と心のどこかで安心している人が多いのも事実です。

地球は自転公転を繰り返し、エネルギーは日々一刻、滞りなく流れています。
宇宙線、自然放射線を含む自然界からの放射能は微量ながらも常に人間の身体に蓄積されると言われています。

また農薬、添加物など人体に影響を与えるものを常に体内に取り入れている私たちの身体。
放射能対策だけでなく、「デトックス」という意味でも日本の伝統食は大切なことだと思います。

昔から伝わる日本独特の伝統食品。
この先人の知恵と恩恵を生活に活用し、次世代に伝えるのが日本人である私たちの役目なのだと思います。