2014年2月28日金曜日

バイリンガル

誰かと初めて逢って、ほんの束の間会話をするだけで
「関西ですか?」と聞かれる。
初めてなので緊張して、ちょっとよそ行きのフリして、標準語に近い日本語で話しているはずなのに・・
何故かとっても訛っているらしい。

そうなったらこっちも開き直り、コテコテの大阪弁で話を続ける。
アメリカに居ようが、日本に居ようが気にしない。

そんな私なので息子にも当たり前のように大阪弁で話をする。
「あかん~」とか、「しゃーない」とか、大阪弁を日常的に使う。

なのに、、10歳の息子は標準語で話をする。
子供は一緒にいる時間が一番長い母親の口癖を真似るのが普通なのに、息子に関しては全く私の影響を受けていない。

1歳半から東京出身のお母さんが多い子供達とプレイグループをしていたせいか、2年間通っていたプリスクールに標準語を話す子供達が多かったせいか・・
「あかん」、、とは言わず、「ダメ」。
「しゃーない」、、とは言わず、「仕方がない」。
イントネーションもすっかり標準語。

「なんでなん?」・・と息子に聞いてみた。
耳のいい息子は、「だってママの日本語、変なんだもん。」と平然とした顔で答える。

日本語が変ーー?

「変じゃなくて、これが大阪では普通やん。」と言うと
「知ってる・・」と言う彼。

大阪の小学校に通うときは自然に大阪弁になるくせに、普段は「変」だと思っているらしい。
そういえば時々「ママ、これから大阪弁しゃべるで~」と言って、一言「◎◎やん~」とおどけて見せる。
日本語と英語を自然に使い分けるように、標準語と大阪弁を使い分けている。

バイリンガルx2やん。
賢いなあ~ ウチの息子。

それに比べて私ときたら、、英語もろくろく話せず、息子に通訳してもらう始末。
旦那にも「英語力が落ちてきたから、もう一度カレッジのESLを受けろ・・」と言われる。

情けないな~ 
バイリンガルに向けて、もうちょっと頑張ろ・・