気温が下がり寒くなってくると温かいものが欲しくなる。
「葛リンゴ湯が飲みたい~」と突然思いたった。
本来なら林檎をいちょう切りにして、煮て作る「葛練り林檎」がマクロビ風だけど、時間短縮で葛湯の応用レシピの「葛リンゴ湯」を作ってみた。
材料は・・
アップルジュース 1カップ
本葛粉 大さじ1杯
水 葛粉の倍量
生姜のすりおろし汁 少量
葛湯を作る要領で鍋で煮る。
よくかき混ぜないとダマになるので注意が必要。
葛はマメ科の植物で、葛の根を粉にしたのが葛粉。
葛粉の効能は血行不良を改善して身体を温め、血液を浄化してきれいにする。
また解毒作用があるので二日酔いに効き、免疫機能を高め、老化防止にも効果があるという優れた食材。
風邪の初期症状に飲む「葛根湯」はこの葛の根から出来ている漢方薬。
アメリカでは「Kudzu Root Starch」と呼ばれ、ホールフーズではオーガニックの葛粉100gが8ドル程で販売されている。
高い~
日系スーパーにも「葛粉」は置いてあるが、「本葛粉」ではない「葛粉」はじゃがいものデンプンなどが混ざっている。
このデンプンは体内に入ると身体を冷やす。
葛だけの「本葛粉」は体内に吸収されたあとに身体を温める作用がある。
値段が安いからといって「葛粉」を使用すると逆に身体を冷やすので要注意。
出来上がった葛リンゴ湯を息子に飲ませると「美味しい~お代わり!」ととっても気に入ってくれた。
旦那に出すと「何?このドロドロしたもの・・」と怪訝そうな顔をしていたが、効能を説明すると「Wow!」と感激して飲み干していた。
お客様に出しても「身体が温まる・・」と喜ばれる。
我が家では「グリーンスムージー」からこの「葛リンゴ湯」が寒い季節の朝の定番飲み物になった。
ただし、生姜を入れすぎると9歳の息子は「苦い~」と言って飲んでくれない。
生姜と葛のダブル効果を狙っているのに、子供には生姜は控えめがいいみたい・・・
とっても温まります。
お試しあ~れ・・