2014年2月28日金曜日

バイリンガル

誰かと初めて逢って、ほんの束の間会話をするだけで
「関西ですか?」と聞かれる。
初めてなので緊張して、ちょっとよそ行きのフリして、標準語に近い日本語で話しているはずなのに・・
何故かとっても訛っているらしい。

そうなったらこっちも開き直り、コテコテの大阪弁で話を続ける。
アメリカに居ようが、日本に居ようが気にしない。

そんな私なので息子にも当たり前のように大阪弁で話をする。
「あかん~」とか、「しゃーない」とか、大阪弁を日常的に使う。

なのに、、10歳の息子は標準語で話をする。
子供は一緒にいる時間が一番長い母親の口癖を真似るのが普通なのに、息子に関しては全く私の影響を受けていない。

1歳半から東京出身のお母さんが多い子供達とプレイグループをしていたせいか、2年間通っていたプリスクールに標準語を話す子供達が多かったせいか・・
「あかん」、、とは言わず、「ダメ」。
「しゃーない」、、とは言わず、「仕方がない」。
イントネーションもすっかり標準語。

「なんでなん?」・・と息子に聞いてみた。
耳のいい息子は、「だってママの日本語、変なんだもん。」と平然とした顔で答える。

日本語が変ーー?

「変じゃなくて、これが大阪では普通やん。」と言うと
「知ってる・・」と言う彼。

大阪の小学校に通うときは自然に大阪弁になるくせに、普段は「変」だと思っているらしい。
そういえば時々「ママ、これから大阪弁しゃべるで~」と言って、一言「◎◎やん~」とおどけて見せる。
日本語と英語を自然に使い分けるように、標準語と大阪弁を使い分けている。

バイリンガルx2やん。
賢いなあ~ ウチの息子。

それに比べて私ときたら、、英語もろくろく話せず、息子に通訳してもらう始末。
旦那にも「英語力が落ちてきたから、もう一度カレッジのESLを受けろ・・」と言われる。

情けないな~ 
バイリンガルに向けて、もうちょっと頑張ろ・・


2014年2月25日火曜日

メインテナンス

ヒーラーは・・
他の方を癒す仕事。
それなのに自分のケアーをつい忘れがちになってしまう。

一応セルフヒーリングをして調整しているつもりだけれど、「灯台元暗し・・」で自分のことは一番見えず、わかりにくい。
そして、他のヒーラーさんに「お願いします。」と言うのがちょっと恥ずかしい。

ここ最近、身体的な問題が起こり、セルフヒーリングでは限界を感じていた。
丁度タイミングの合ったマトリックス・エナジェティックス(M.E.) のプラクティショナーさんに個人セッションをお願いしてみた
最初は「Sachiko さんはレイキをしているんだから、必要ないでしょう。」とそのヒーラーさんは笑っていたけれど、深く観察してもらうと、「ん?、何かある。」と言われた。
過去の感情や過去世のエネルギーパターンなどが身体の中に閉じ込められて「しんどい状態」だと言うことだった。

確かに、私には「癒し」が必要だった。

1週間ほど前に「何で身体の調子が悪いのか・・」と自分の内側に入って聞いてみると
「奢りを戒めるため」と言う声が返ってきた。

なんのこっちゃ~?・・と
その時は全く意味がわからず、そのままにしていたけれど、今回のヒーリングを受けてその言葉の深い意味がわかったような気がする。

他人様をヒーリングする前に、まず自分の調整=メインテナンスに注目する必要がある。
その事を忘れ、「ヒーラーだから私は大丈夫。」と言う奢りが、ヒーラー自身をつぶしてしまう。

他人を癒す前に、まず自分。

コップの水を満たさないと他人に分ける事は出来ない。」というSAWAさんの言葉を思い出した。

今回のヒーリングで身体がとても楽になり心も軽くなった。
すっきり、晴れ晴れ・・という感じ。
そんな状態なので、この喜びを他の方にも分けることが出来る気がする。
これがベーシックな状態。
ピアノの調律をするように、車の点検をするように、人間にもメインテナンスが必要。
時々はヒーラーさん達にお願いして、私のメインテナンスを助けてもらおうと思っている。

そう気付かせてくれたこの身体に、M.E.のプラクティショナーさんに、感謝・・・



2014年2月24日月曜日

自分で作った食器

昨年秋に陶芸クラスを受け、花器やキャンドルスタンドを作ったことはもう日記に書きましたが・・
その時に息子と一緒にお皿を何枚か粘土で作り、インストラクターの木下宗道さんに預けていました。

先日、宗道さんがその粘土達にグレーズを付け、窯で焼いたものを持ってきてくれました。
ナパで焼いた作品とは違って、白色に仕上がった食器達。

「うわ~、綺麗!」と作品を見た途端に叫んでしまった私。
とても自分が作った食器だとは思えません。
「焼く時に割れちゃったものもあるのよ、ごめんね。」と言われたけれど、いえいえ、こんなに素敵な作品たちが手元に届いて幸せ~
感激してしまいました。

さっそく家に帰って息子に見せると、「あ、これ僕が作ったヤツだ~」と喜んでいます。
それが下の作品なのですが、宗道さんが手伝ってくださったとは言え、私よりもかなり上手。
「これ、売れるよ~」と言うと、「僕、ママより上手でしょ。」と威張られました。


アートのセンスは建築家の旦那譲り・・と認め、「そうやなあ~」と頷く私。

作品をキッチンに並べて旦那を呼び、「見て見て~」と2人で自慢しあいました。




旦那は「これはすごい!」と私達を褒めてくれて、さっそくその日の夕飯に食器たちが登場。
野菜を盛って食卓に並べると、それだけで食材が生き生きとしています。
味も違うような気が・・ (かなりの思い込みのせい? )

家族3人で、美味しく嬉しい晩御飯を戴きました。


ここで関西の皆様にお知らせ。
陶芸家・木下宗道さんがこの4月に京都で個展を開かれます。

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<宗道さんのブログより>
CloudMovesWaterFlows行雲流水
April 4-6,2014

4月4日から6日まで、京都御苑東側、梨の木神社北のカフェメープルツリーで茶陶展 ”行雲流水”が開かれることになりました。
4日(金)午後3時から6時まで、オープニングレセプションが開かれます。
ハープ音楽家小川由美子さんが演奏してくださり、また、なごみ園さんがオーガニックの抹茶を紹介してくださいます。

Opening Reception
4月4日15:00-18:00
小川由美子さんのハープミュージック、なごみ園オーガニック抹茶の紹介とともに。

4月4,5日 11:00-18:00  6日11:00-17:00

Cafe Maple Tree カフェメープルツリー
京都府京都市上京区梨木通今出川下る染殿町665-3(御苑東側梨木神社北)T'sガーデン内
Tel:075-222-0994
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春の京都を満喫しながらの陶芸作品展。
茶道家でもある宗道さんがお抹茶を点ててくださるかも・・?
「私も行きたい~」

小川由美子さんのハープ演奏は昨年ベイエリアで聴く機会がありましたが、魂が癒されるヒーリングミュージックです。
「また生で聴きたい~」

お近くにお住まいの方は是非足を運んでみてください。
私はちょっと、無理です・・ (残念)



関連記事:
陶芸クラス その1
陶芸クラス その2

木下宗道さんのブログ 茶陶 木下宗道


2014年2月22日土曜日

ヒプノセラピー 1

日本に住んでいた頃にヒプノセラピー(催眠療法)に興味を持った。
「催眠」と聞いて、まず最初に頭に浮かんだはテレビのショーで催眠術師の言いなりになった人が猫のマネをして四足で歩くイメージ。
トランス状態で意識が無くなってしまうように思えて、ちょっと怖い気がした。

米国催眠療法協会の創立者・クラズナー博士が書いた本「催眠療法・ヒプノセラピー」を読んで、その考えが少し変わった。
催眠状態とは、「リラックスした状態」だと言うこと。
リラックスすると、普段はあまり使っていない潜在意識にアクセスすることが出来て、その潜在意識に新しい情報をインプットすると行動のパターンが変わる・・と知り、「あれ?思っていたのと違う・・」と、ヒプノセラピーが気になり始めた。

アメリカの精神科医でありヒプノセラピストでもあるブライアン・ワイス博士が書いた本「前世療法」を読んで、もっと興味を持つようになった。
催眠状態になったクライアントが前世の記憶を思い出し、その記憶に付随したトラウマやパターンを再体験することで、現在直面している身体や精神の問題を解放する・・と言う内容だった。



催眠療法って面白そう~・・とすっかり考えが変わってしまった。
更に何冊か催眠療法に関する本を読んでみた。

その頃、「催眠療法・ヒプノセラピー」の著者であるクラズナー博士が東京でヒプノセラピストの養成セミナーを開くことを知り、「これもタイミング・・」と思ってセミナーに申し込んだ。

養成セミナーのベーシックコースを受け50時間の実習を終え、認定証を受け取ることが出来た。
翌年にアドバンスコースも受け、更に知識を広げた。

何人ものクライアントさんとセッションを重ねるたびに、ヒプノセラピーはカウンセリングや過去の再体験をするだけでなく、気づきと共に癒し(ヒーリング)がもたらされるセラピーなのだと知った。

大阪でヒプノセラピスト&ヒーラーとして『癒しに関わる仕事』を始めようと思っていた矢先に、渡米、結婚、出産、、、と人生の方向が変わってしまった私。
この十数年間はスピリチュアルな世界から遠のき、子育てで必死の毎日だった。
遠のいている間に、自分にも自信が持てなくなっていた。

ヒーリングは普段から自分や家族に使っていたので問題はなかったけれど、ヒプノセラピーに関しては「果たしてまた出来るのだろうか・・?」と不安が心をよぎった私。

そんな自分を試すように、周りからヒプノセラピーの要請が何件もやってきた。
ありがたい・・と思う反面、自信のなさから押しつぶされそうな自分がいる。
それでも「ヒプノのセッションを受けてみたい。」と言う声に、「やってみようかな・・」と言う気持ちになってきた。

そんな私の背中を押してくれたのは、同じヒプノセラピストであるKeizo さんのセッションだった。
Keizo さんは前述のブライアン・ワイス博士の師事を得たサンフランシスコ在住のヒプノセラピストで、ベイエリアでスピリチュアル分野のワークショップ活動をされている方。
Keizo さんとご縁があって繋がり、昨年5月にヒプノセラピーの個人セッションをしてもらった。
この時に、旦那との過去世での関係、その時にやり残したこと、何故今回彼を選んで夫婦となったのか・・の理由を知ることが出来た。
そして、「後悔しない人生」を私の今生のテーマにしていることに気付いた。

後悔しない人生・・・と言う言葉がズーンと心に響き、今まで閉じていた心のドアが急に開いた気がした。
昨年末に、ヒプノセラピストとして再スタートすることにしました。

クライアントさんにも恵まれ、その方々の気付きや癒しのお手伝いをさせていただいていることに喜びを感じているこの頃です。

ありがとうございます。
感謝・・


関連記事:気づき その2
     ヒプノセラピー2

Keizo さんのブログ Keizo's Journal

2014年2月15日土曜日

スイートバレンタインディ



日本では、女性が男性にチョコレートを贈るバレンタインディ。
デパートの有名チョコレート売り場は長蛇の列になり、チョコを求める女性でごった返す。

アメリカでは、男性が女性に花束やチョコレートやプレゼントを贈り、ディナーにレストランを予約してご馳走をする。

日本とはまるっきり逆。

アメリカに住み始めた頃はこの習慣を知らず、旦那に高級チョコレートをあげて、「ん・・??」と変な顔をされた。
旦那からも花束とチョコレートをもらい、「えっ?なんで?」と不思議に思った最初のバレンタインディ。
慣れてくると、「そら、こっちのほうがええわ~」とレディースファーストのお国柄にどっぷりと浸っている。
義理チョコ配りに走り回っていた日本とは違い、女性は何もせずに男性からのサービスを待つのみ。
この日の夜、人気レストランは予約で満席になる。

今年のバレンタインディは金曜日。
プレジデントディで学校が休みなので、朝はゆっくりと起きて3人で朝食を食べる。
「ママにプレゼントがあるよ。」と渡されたのは・・
息子が作ったハートのカードに「I love you!」のメッセージが入っていた。


嬉しい~
「ありがとう!」と言って、パジャマ姿の息子を抱きしめる。

今晩友達と出かける予定がある私に、旦那は「じゃあ、3人でランチを食べに行こう。」と言って、新しく出来た隣町のお寿司屋さんに連れて行ってくれた。

今年のバレンタインディは丁度、満月と重なる。
カリフォルニアでは2月14日午後3時53分にしし座で満月が起こる。
しし座のテーマは「心の絆・創造力・愛情・遊びや祝福・尊厳」
「情熱」「自信・存在感」「遊び・燃え上がる恋」・・というメッセージ。

結婚し子育て真っ最中の私には「燃え上がる恋」と言うのは程遠いけれど、家族の絆を改めて感じたスイートバレンタインディでした。


 
 
 

2014年2月11日火曜日

ベールの花びら

人は誰でも
宝石のように生まれてくる。
キラキラと光る宝石。

それが
サファイアの青だったり
エメラルドの緑だったり
ルビーの赤だったり
アメジストの紫だったり
ダイヤモンドの白だったり・・と
人それぞれ違った色と輝きを持つ。

たくさんの愛を受けて
たくさんの喜びを感じて
その光が
ますます光輝く。

けれども
自分が要求していることや願っていることを
断られたり、
無視されたり、
違う対処をされると
怒り、絶望、悲しみ、不安などの感情が湧き
もうこんな感情は味わいたくないからと
ベールを一枚、宝石の回りに貼る。

親子、兄弟、友達、学校、恋愛、職場・・
人生の様々な場面で、いろんな傷を受け、枠が出来
傷つきたくない為にベールを作る。
何枚も、何十枚もベールを作る。

ベールの花びらが幾重にも重なりあい
その中の宝石の輝きが色褪せる。
その中心が宝石だと言うことさえ
いつの間にか忘れてしまう。

『癒し(ヒーリング)』とは・・
そのベールの花びらを剥がす作業。
本当の自分に戻っていくプロセス。

自分を癒すことで
花びらが一枚
ヒラリと剥がれ落ちる。

一枚剥がれる度に
光が隙間から現れてくる。

もう一枚、そしてまた一枚。
だんだん光が見えてくる。
もう一枚、そしてまた一枚。
輝きが増し、
自分が宝石だったと言うことを思い出す。

まずは自分の内側を見つめて
どんな感情が潜んでいるのか
何に傷ついていたのかを
「感じる」静かな時間を持ってみよう。
そこから気づくことがきっとあるはず。

自分を磨かなくてもいい。
他の光に憧れなくてもいい。
ベールの花びらを剥がしていくと
誰だって磨く必要のない
素晴らしい宝石なのだから・・・




2014年2月9日日曜日

特別な朝に

毎朝
ベッドから起きて
キッチンでお茶を沸かす間に
ダイニングルームのコーナーに行き
そこに作った祭壇にお線香を供える。

手を合わせ、父と母に「おはよう~」と挨拶をする。

朝の日課・・・
毎朝かかさない。

今日は、私の誕生日。

挨拶をしながら
母に
「産んでくれてありがとう。」
父に
「育ててくれてありがとう。」
思わず、そんな言葉が出てきた。

あなた達が居たから
私はこの星に存在し
あなた達の愛のおかげで
成長することが出来た。

感謝の気持ちが
とめどなく溢れてくる

この特別な日の朝。


2014年2月6日木曜日

団子虫

火曜日の夕方、合気道が終わって家に着いた途端に、道着のままで庭に飛び出した息子。
どうしたん~?と思ったら、両手で石を動かしたり土を掘り始めた。
しばらくして、「ママ~、紙コップ持って来て!」と叫ぶので、キッチンまで紙コップを取りに行く。
紙コップを1つ、息子に手渡した。

「何取ってるん?」と聞くと
「ローリーポーリー・・」と手のひらのモノを紙コップに入れながら答える。
差し出された紙コップを見ると、、中に居たのは「団子虫」だった。
刺激を与えると丸くなって団子のようになる、あの小さい虫。

「団子虫やん~ 英語ではローリーポーリーって言うの?」と聞くと
「そうだよ。」と教えてくれた。
最近は英語のボキャブラリーを息子から習うことも少なくない。

1匹見つけては紙コップに入れ、また探している。
あたりはだんだん暗くなってきた。

「虫探しよりも、宿題をしないと晩御飯の時間になるよ。」と告げると
「これが宿題だよ~」と私の顔を見上げ、威張った声で言う息子。

へっっ?宿題?
団子虫が・・・?

息子の背中を見守りながら、どんな宿題なのだろうと考えた。

15分ほどで10匹の団子虫が見つかり、満足そうに家の中に入る息子。
紙コップの外側にはマジックで「Don't Touch!」と書いている。

晩御飯の支度をしながら宿題の内容を聞いてみた。
団子虫をサイエンスクラスに持って行って、観察するそうだ。
全員が持ってきた何十匹という団子虫を大きなガラスケースに入れて、いろんな植物を与え、どの植物に群がるのかを何日も観ていくということだった。
「4thグレードの子供達ってこんなことをするのかあ~」と、息子のキラキラした眼を見ながら話を聞いていた。

翌日、息子は10匹のローリーポーリーが入った紙コップを大事そうに抱えて学校に行きました。


2014年2月5日水曜日

病院でのボランティア

昨年の4月に突然「食道ガンのステージ4」と診断された父。
妹から連絡を受けた時はかなりショックでした。
知らせを受けたその日から毎日、アメリカから日本まで父に遠隔ヒーリングを送りました。
夏に帰省した時は入退院を繰り返す父の看病をしながら、弱った身体にヒーリングを施してあげました。

「ヒーリング」に馴染みがなく、懸念していた父でしたが「なんだか温かい。」「痛みが和らいできた。」とだんだん受け入れてくれるようになったのです。
想念よりも、体感で「OK!」だとわかったようでした。
その様子を見て、「アメリカに戻ったら癌患者さんへのヒーリング・ボランティアがしたいな・・」と思い始めました。

8月。
日本から戻ってすぐに始まった6ヶ月間のレイキヒーリング・マスターコース。
このメンバーの数名が近くのス〇ンフォードホスピタルのレイキヒーリング・ボランティアチームで活動しています。
そのメンバーから「あなたも一緒にボランティアをしない?」と誘われました。
レイキ・ティチャーからも「是非やってみたら?」と勧められ、「やってみようかな・・」と軽い気持ちでボランティアチームに応募しました。

近年、アメリカではレイキヒーリングの効果が認められつつあります。
病院やホスピスでのレイキプラクティショナーの受け入れも増加しています。
ちょっと古いけれど、2007年度の米国病院協会の調査では
「アメリカの病院の15%、800以上の病院がレイキヒーリングを病院サービスの一環として提供している( Center for Reiki research )。」と記されています。

その中の1つが今回私が応募したス〇ンフォードホスピタルでした。

軽い気持ちで応募したけれど、その後のプロセスが大変でした。
さすが有名どころのス〇ンフォード~と感心したほど・・
電話でのインタビュー、3時間のオリエンテーション、その後受けたオンラインクラスでは、ホスピタルでの患者さんへの対応の心得やインフェクションコントロールなど合計13科目。
クラスを受けた後は、バックグランドチェックとヘルスチェックがあり、11月の始めに全プロセスを終え、昨年暮れにようやく「パスした」と連絡を受けました。

今年1月からこのレイキチームでのボランティア活動がスタートしました。
チームメンバーはみんな気さくで温かい人ばかり。
癒しと慈悲のオーラに包まれ、無償の愛を1人1人に注いでいる感じです。

メンバーの1人から「日本の病院ではレイキヒーラーで溢れているのでしょ?」と聞かれました。
返答に困ってしまった私。
「確かに、レイキは日本発祥のヒーリング方法だけど、そうでもないのが現状。」と答えると、びっくりされました。
「個人病院ではレイキヒーリングを取り入れている所もあるみたいだけれど、大きな病院に普及するのはまだまだ遠い話だと思う。」と付け加えると、更に驚かれました。

父の、病院での闘病生活を思い出して、日本とアメリカでの現状を比べてしまいました。

京都の鞍馬山で発祥した日本のヒーリング方法、レイキ(霊気)。
今ではアメリカやヨーロッパのほうがその認識度が高まっています。
もっとレイキヒーリングが日本でも広まって、病院で取り入れられるようになれば・・
精神的に救われる患者さんは、少なくはないのになぁ・・
と、考えながらホスピタルを後にした私です。

関連記事:レイキヒーリング


2014年2月4日火曜日

立春の朝

久しぶりにのんびりとした朝。

洗い物を済ませ、洗濯がひと段落してホッと一息ついた瞬間に、突然「スマッジング* がしたい!」と思い立ちました。
なんだか空気が澱んでいるような、、身体も重いような、、気がします。
居ても経っても居られなくなり、ホワイトセージに火を点けました。

家中の部屋という部屋を、煙で燻し出した私。
部屋の四隅四隅に煙をくゆらせます。
寒いのに窓は開け放し状態。
セージを燻す時は窓を閉めていると邪気が部屋に滞ります。


日本では、立春の時期が一番寒いですね。
子供の頃は「なんでこんなに寒いのに春のスタートって言うの?」「節分って何?」と疑問に思っていました。
大人になってからわかったのは、立春・立夏・立秋・立冬は、全て季節の「底」だと言うこと。
底の位置から徐々に上がっていく、節目の日。
その節目、新しい春の幕開けが立春。
節目の前日=大晦日に当たるのが節分。

季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、新しい季節を迎える前に「邪気払いをして福を呼び込む」為に、豆撒きが行事として定着しています。

今年は豆撒きを忘れたけれど、無意識に「鬼は外、福は内」と邪気払いをしたかったのだと思いました。
立春の朝にセージを焚き、守護のスピリットを招き入れた気がしました。


*) スマッジングは・・、「燻す(いぶす)」と言う意味で、ネイティブアメリカンの人々がいろんな植物を焚いてその煙で空間や物、人を浄化する儀式。
特にホワイトセージは浄化の力が強く、ネガティブなエネルギーをクリアーにすると言われています。

気づき その2

家族や友達、まわりの人達が
“警告”をさりげなく投げかける。
「そうじゃないよ・・」
「違うよ・・」

目でそれを受け留める
耳で受け留める
頭で受け留める
心で受け留める

でも
受け入れる・・までは行かない

頭で感じたことがハートまではたどり着くのに
そこで立ち止まってしまう


その情報を
ちゃんと消化して
お腹に落とす

おへその下の「丹田」まで落として
自分の中に吸収する

すると
頭と心とお腹が繋がり
その情報を初めて「受け入れる」ことが出来る

“警告”がやっと自分のモノになり
軌道修正をしようと試みる

そういう意味の
“腑に落ちる”

五臓六腑という文字にも使われている
お腹の意味の「腑」

頭ではなく腑=腹(丹田)で受け留めると
自分で「納得」し、「合点」がいくので
やっとその情報を「受け入れる」ことが出来る

それが
「気づく」ということ

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最近、クライアントさんから
「腑に落ちた」状態を見せていただく機会がありました

気づいた瞬間に
その方のエネルギーがパッと光り輝き
大きく明るくなっていくのを
目の前で見せて頂き
その変容の美しさに心を打たれました

「腑に落ちる」と
「気づく」と
その瞬間にエネルギーが花開き
本来の自分、光り輝く自分に戻るシフトをし始めるのだと
改めて気づかせていただいた
貴重な時間でした

ありがとうございます



2014年2月3日月曜日

恵みの滴

今朝5時半に目が覚めた。
水の滴る音がどこからか聞こえてくる。

え・・?
雨・・?
雨だ。
本当に雨だ。

やった~~!
嬉しくて、ベッドの中で微笑んでしまった。

カリフォルニアは3年越しの干ばつに見舞われ、冬の雨季なのに雨が少ない。
湖の水位がどんどん下がってきて、マウントシャスタの積雪もわずかと言う状態。
地面や木々がカラカラに乾き、例年は夏に懸念される山火事が今年はこの時期から心配され始めた。
カリフォルニアの砂漠化?と一部で噂が飛び交い、カリフォルニア知事が水の制限を警告したところ。

そんな状況での久しぶりの雨。

この週末・土日は8時間ずつのレイキ・マスターコースのセミナーで、6ヶ月コースの締めくくりに14人が集っている。
土曜日はネイティブアメリカンの楽器、レイン・スティックを使って瞑想をした。
雨粒のような音を醸し出すレイン・スティックの音。
「ネイティブの人々が雨乞いをする時に使う・・」とティチャーが教えてくれた。
「雨、、降らないかなあ~」とみんなで語りあった翌日。
本当に、空から雨が落ちてきた。

“レインスティックが効いた!??”
日曜日、久しぶりの雨にみんなの顔が晴れ渡る。

雨の滴が埃や濁った空気を洗い流し、浄化のエネルギーに満ち溢れている。
何もかもが新鮮に映り、清らかな気持ちにさせてくれる。
自然の恵みに感謝しながら、みんなで雨音に聞き入った。

ありがたや~~


2014年2月1日土曜日

ストーリータイム

息子が1歳の頃から始めた
夜のストーリータイム
・・本の読み聞かせ。

旦那が英語の本を
私が日本語の本を
1日交代で眠る前に息子に本を読む。

8年間、変わらない習慣。
「もう4年生だから、しなくてもいいかな・・」と言う私の思いとは裏腹に
息子は本を読んでもらうのが大好きで、未だに続けている。

この2週間は私の咳が止まらなかったので
読み聞かせの役目は、もっぱら旦那の仕事になっていた。

昨日、咳がマシになり、「久しぶりにママが読むね。」と言うと
「やった~あ!」と息子の嬉しそうな笑顔が飛び込んで来た。

2人で息子のベッドにもぐり
彼が選んだ本を読み始める。

本を読んでいると
息子の顔が私の手元に当たる。

「ママの手、久しぶりだね。」と
彼が頬を擦りつけて来た。

「そうやねえ~、ずっとダディが読んでたもんね。」と言うと
「ママ、大好き・・」とハグをしてくれた。
「2週間ずっと淋しかったよ・・」と呟く。
同じ家に居たのに、そんなことを思っていたのかとびっくりした。
「ごめんね~」と言って息子をギュっと抱きしめる。

ストーリータイムは
ただ本を読むだけでなく
大切なスキンシップの時間でもあるのだと気がついた。

言いようのない“幸せ”に包まれる。
この愛おしい存在が
私の宝物なのだと
改めて感じる時間。
心休まり、幸せを噛み締める
ひととき・・

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数日前に愛おしい存在が、お蔭様で10歳の誕生日を迎えました。
沢山の愛を注がれて、すくすくと育っております。

ありがとうございます。
感謝
ただただ感謝・・