2013年5月17日金曜日

甘い野菜のスープ

マクロビオティックの定番メニューで、ポピュラーな薬膳として知れ渡っているこのレシピ。
「20秒で膵臓に届く」と言われている魔法のスープをマクロビエキスパートの友達から教わりました。
マクロビ初心者の私が今更書くことでもないのですが、「このスープって凄い~」と驚いたのでここでご紹介します。

作り方はとってもシンプル。

<材料>
玉ねぎ  
キャベツ 
カボチャ 
人参   
水     





野菜の量はそれぞれ1カップ分(欧米サイズのカップ:重さにすれば約200g)ずつ。
玉ねぎだと1個、人参は2本ぐらい。
玉ねぎを基準にしてキャベツやカボチャも同じ大きさのものを用意します。
(写真のキャベツとカボチャは一部を使用)

野菜を全てみじん切り。
細かく切らなくても大き目のみじん切りでOK。




この材料を鍋に移します。
順番が大切。
玉ねぎ→キャベツ→カボチャ→人参の順番に鍋の底から4層に敷きます。
食物には陰陽があるので、陰性のものを下に敷きその上に陽性のものを重ねていくと甘味がより引き出されます。

野菜が敷けたら、水1.5~2ℓ(野菜の3-4倍)を鍋の端っこから注いでいきます。
この注ぎ方がとっても大事。
野菜が動かないようにそーーっっと、そ~~っと。

蓋をせずに強火で沸騰させ、沸騰したら蓋をして中火でコトコト30分間煮ます。
あくは取りません。

材料を濾して、上澄み液をスープとして戴くのです。
(残った野菜はミネストローネにしたり、パスタソースに使えます。)

冷蔵庫で2日間保存可能。
飲む時は温め直すか室温に戻してから・・

小さなカップに1杯、毎日もしくは1日置きに飲みます。
特に午後3時~6時に飲むといいとされます。

初めてこのスープを飲んだ瞬間に「甘~い!」とびっくりしてしまいました。
野菜だけの甘さがとっても優しく、身体の隅々に染み渡る感じです
ホカホカと身体が温まってきて、身体の中心からエネルギーが注入された感じになります。
しばらくすると身体がリラックスしてふんわりと優しい気持ちになってきました。

これは胃、膵臓、脾臓に働きかけ、食事による体の不調を治してくれるスープ。
甘味に対する欲求を満たすので、甘い物をあまり欲しくなくなるとか・・
砂糖の取り過ぎで緩んだ体を引き締め、動物性食品の過剰摂取で弱った身体を強くしてくれます。
糖尿病、低血糖、癌、エイズ、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチなどに効き、風邪引きや体調不良の時には即効性があって、免疫力を上げる効果があるということ・・


息子に飲ませてみたら、ゴクゴクと飲み干し「美味しい~。おかわり頂戴。」と催促されました。
旦那にも試飲してもらうと、「上手い!」と絶賛。
このスープのおかげで身体がリラックスして、家族がみんなニコニコ顔になりました。
身体と筋肉をリラックスさせ、脾臓を和らげて血糖値を安定させる・・と言う働きを体感して大きく納得。

甘い野菜の魔法のスープ、、、甘く見てはいけませんよ~

お勧めです♪


参考図書:久司道夫著 「THE マクロビオティック」 甘い野菜ドリンク 


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