2015年5月23日土曜日

「いってきます」

息子を学校でドロップする時に「いってらっしゃーい。」と言って送り出す朝。
息子は「うん・・」と言って車のドアをバタンと閉めます。
「いってきます・・は?」と窓越しに聞くと、面倒臭そうに「バイバイ~」と手を振る彼。
朝は眠くて機嫌が悪いから、まあしゃーないか・・とそれ以上は何も言わずに車を走らせる私。
そんな日々が続いていました。

先週のワークショップのテーマは『第5チャクラ』。
集まった方達に言霊についてレクチャーをします。
言葉が持つエネルギーは計り知れません。
古代の人々は言葉に魂が込められているのを知っていたのです。
その言葉のエネルギーが天に届き、高次の存在がサポートをしてくれます。

「いってきます」は「行って」「来ます」。
行って、ちゃんと帰って来る・・その願いを言葉にして発進する「言霊」。
口に出して言うことで、サポートが得られます。

第二次世界大戦中の特攻隊の方々はこの言葉を口にしなかったそうです。
「帰らない」ことを前提に乗る特攻機では「帰る」サポートを受けることは出来ないので、
発した言葉は「行きます」。
それほどまでに言霊のエネルギーを認識していたのだと思うと、胸がキリキリと痛みます。

ワークショップの翌日、車の中で息子に言葉にはエネルギーがあることを説明しました。
以前にも「戴きます」は食べ物の栄養やエネルギーを戴く感謝の言葉だと言ったのに、忘れている彼・・
「学校に「行って」家に帰って「来ます」と言う意味で「いってきます」はとっても大切な言葉のエネルギーよ。」と言うと、じーっと聞き入って「わかった~」と納得していました。

学校に着いて、私が「いってらっしゃーい。」と言うと
息子は「いってきまーす!」と笑顔で答えてくれました。

「ねえ、ママも言って・・」と後部席のドアを開けながら息子が話しかけます。
「ママも“いってきます”でしょ・・」

息子を降ろした後はサンマテオのESLクラスに向かう私。
そうか、私もそうなんやわ・・と気がつきます。

大きな声で「いってきまーす!」と発すると、息子は安心したようで、ニッコリと笑って車のドアを閉めました。


ありがとうございます。

関連記事:日本語のエネルギー その1
                    Vibration of Your Heart


2015年5月17日日曜日

息子に褒められた~

カリフォルニアに住んで15年。
アメリカ人の夫を持つ。
なのに英語が苦手な私。

今年の1月からESL(English as a Second Language)のクラスを取り始めました。
月~金曜日までのクラスですが、仕事や習い事で週に3回しか通えません。
習う単語の数が多く、老化現象の一途を辿る私の脳みそは覚えるのに一苦労。

フラストレーションが溜まる中、車の中でブツブツと息子に愚痴をこぼしてしまいました。

「昨日習った単語、もう忘れてしもた・・」
「明日までに概要をまとめる宿題、全然意味がわからへん・・」
「あ~ もう学校辞めようかなあ・・」

後ろの席でそれを静かに聞いて、ひとこと呟く息子。

「ママの英語、だんだん上手くなってきてるよ。」

「えっっ?ほんまに?」

11歳の息子との会話は日本語だけです。
どうして彼にわかるの・・?

「うん。だってダディとの会話が前よりも長くなってきてるよ。ボキャブラリーも増えてるし・・」

「え~ そうやったら嬉しいな。」

息子は私と旦那との会話をじっと聞いているのでした。
私の表現力の乏しさを理解し、少しずつ単語力が増えているのに気付いています。

「ママ、忙しいのに頑張ってるね。偉いね。」

「・・・・。」言葉を失ってしまいました。

一息呑んで、「ありがとう。褒めてくれて・・」と息子に返します。
「じゃあ、やっぱり辞めずに続けるわ。」と付け加えました。

「うん、そうだね。」
とうなずく息子を、バックミラーで眺めながら頼もしい存在に感じ始めました。

「いつまでも子供」と思っていても、一日ずつ一瞬ずつ成長している存在が側に居ます。
彼の自立性、寛大さ、観察力をもっと尊重しよう・・と気付いたひとときでした。

ありがとうございます。


2015年5月16日土曜日

レイキヒーリング・レベル1 クラスのご案内

レイキヒーリング・レベル1のクラスを開催致します。

以下はそのご案内です。

日時;5月31日(日)
   午前10時~午後4時

場所:Redwood City / Emerald Hills エリア
   申し込まれた方に住所をお送りいたします

費用:200ドル

クラスについての詳しい内容はこちらをご覧ください。

参加のお申し込み、お問い合わせは上記Email タブをクリックしてメールをお送りください。



ありがとうございます。


2015年5月15日金曜日

「ママと子供の癒しのワークショップ&軽食会」終了

今週の火曜日にワークショップと軽食会をサンマテオで開催しました。
1歳から3歳までのエンジェルちゃん達とそのお母様方が集まり、賑やかな会となりました。

『枠』を外す・・とはどういうことなのか、グラウンディング、呼吸法・・などを説明しながら体験して頂きました。
最後はグラウンディングの瞑想をしたのですが、それまで賑やかだったエンジェルちゃん達が、ママの大切な時間を理解し、活発だった動きが止まってきました。
チューニングフォークの音をならすと、会場がしーんと静まり返りました。
エンジェルちゃん達はわかっているのですね。。
さすが・・です。

ワークショップのあとは、お料理上手な友人によるおランチを堪能し、普段に活用出来るソースレシピの紹介がありました。



お母様方もエンジェルちゃん達も、笑顔で美味しいお料理を戴きました。
もちろん、私も・・

「普段は椅子に座る時間がなくて立って食事をしています。座って食べるのは久しぶり・・」

「リトリートに来たみたいでリフレッシュ出来ました。」

「子供を連れて参加出来る会はあまりないので、貴重な時間を一緒にシェアー出来て嬉しいです。」

「子育て真っ最中のお母さん同士が集まり、一緒に学べて充電出来ました。」

・・との感想を頂きました。

私もエンジェルちゃん達から笑顔と元気をもらって、とっても癒されました。

ありがとうございます。


関連記事:「ママと子供の癒しのワークショップ&軽食会」in サンマテオ

2015年5月12日火曜日

少女が教えてくれたこと

4歳の弟の友達のお母さんが、ある病気を患っていると知った12歳の少女。
いつも明るい笑顔を少女にも投げかける「その人」が、進行性癌を患っていました。
ドクターに見放され、2人の子供達をおいて他国に治療に行かなければならない・・と母親から聞かされたのです。

少女は涙を溜めて自分の貯金箱に向かいました。
そしてありったけのお金を取り出して「全部、寄付に使って」と、真っ直ぐな眼差しをして母親に手渡しました。
自分で寄付のサイトに行き、母親の助けを借りながら全額を治療のために寄付をし、少女が自分で「その人」にメッセージを書きました。

少女の母親はその姿を側で見て「もう何も教えることはない。」と思ったそうです。
この気持ちだけで充分だと、宝石のようなギフトをもらった気持ちで胸が熱くなった・・と語ってくれました。

私はその話を聞き、感動しました。
4歳の頃からその少女を知っているけれど、大人顔負けの行動力に言葉が出ませんでした。
熱いものが目から溢れてくるのを感じました。

すごいなあ・・
少女の純粋さ、真っ直ぐさ、そして強さ・・
彼女を育てた、あなたもすごいよ・・

私は涙を拭きながらそう伝えました。

その少女は、自分で考え、自分の意志を持ち、行動に移す。
その中には「頭で考える」ことは存在していません。
ハートで考え、ハートから湧き上がる想いで行動しているだけ。
それは真っ直ぐで純粋で、大人である私達に大事なことを教えてくれます。

私達大人が忘れ去ったもの・・
時々子供達がそれを思い出させてくれます。

この少女がとても大切なことを私に教えてくれました。

ありがとうございます。




2015年5月11日月曜日

山川鉱矢・亜希子ご夫妻スピリチュアルセミナーin サンフランシスコ

昨年6月、パロアルトで開催された山川亜希子さんのお話し会に参加しました。
久しぶりにお逢いした亜希子さんのお話で元気が戴け、「自分探し」はずっと続くのだと改めて感じた時間でした。

山川亜希子さん・鉱矢さんご夫妻がまたサンフランシスコにいらっしゃいます。
お2人のスピリチュアルセミナー『自分自身にきづく』が開催されます。

日時:5月24日(日曜日)
  午後1:30 ~ 4:15 :お話とワークショップ($40)
  午後4:30 ~ 5:30 :スピリットダンス($10)
場所:SF桑港寺:1691 Sutter St, (and Laguna)

私も参加しようと思っています。
今回はどんなお話が聞けるか楽しみです。

お申し込み、お問い合わせは Japan Town Acupuncture のYuko Gower さんまで
メールアドレス:yukogower@gmail.com
Phone:415-922-2100



ありがとうございます。

関連記事:山川亜希子さん・お話し会in Palo Alto



2015年5月9日土曜日

前世の名前

彼女に初めて会ったのは、昨年の5月。
あるセミナーに参加した時でした。

隣に座っている知的そうな女性。
その笑顔は人懐っこくて温かい。
関西出身の彼女とすぐに打ち解けて大阪弁で話を始めました。
会話中にその彼女のことを何故か「メアリー」と心の中で呼んでしまった私。

なんでメアリーなんやろ?
ちょっと外人っぽい顔立ちのせい?
・・なんて考えながら、セミナーを受けていました。
彼女は日本名があり、その名前を呼ぶうちに「メアリー」は消えていきました。

次の日にセミナーで顔を合わした時に、また「メアリー」と言う名前が頭に飛び込んできました。
「ねえ、外人に間違われることってある?」と聞くと
「うん、よくあるよ。」という返事。
きっとそのせいやろなあ~と納得してセミナーを修了しました。

それがきっかけで彼女とは急速に仲良くなり、一緒にお茶を飲んだり、家に来てもらったりして友情を育み始めたのです。
ついこの前会ったばかりなのに、そんな気がしません。
ずっとずっと昔に一緒に居たようで、とても懐かしい気分になるのです。

その数ヵ月後、彼女が私のヒプノセラピーを受けたい・・と申し出てくれました。
人生に戸惑いを感じ、身動きがとれなくなった彼女は、ヒプノセラピーがその扉を開けてくれるかもしれない・・と思ったようでした。
扉を開けるかどうかは別として、何かのサポートになればいいなあと思いながらセッションを開始しました。

時間を退行するように誘導すると、彼女は18世紀のイギリスに居ました。
可愛い甘茶色の髪の女の子でした。
「名前は?」と聞くと
「メアリー」と彼女が答えたのです。

それを聞いた途端、私は身震いがしました。
彼女には何も言わなかったけれど・・

メアリーが成長して、彼氏と一緒に乗っていた馬車を降りて道を歩いています。
誘導する中で、私もその馬車や石畳の道がビジョンとして見えました。
ここ、知ってる・・と思ってしまいました。

最後の場面で、メアリーがベッドに横たわっている姿を友人が取り囲んで涙を流しています。
その中に私が居るような気がしました。

セッション中はクライアントさんに神経を集中させるので、自分の感情には注意を向けません。
クライアントである彼女の誘導を最後まで行い、メッセージや気付きを沢山戴いてセッションを終了しました。

それからしばらくして彼女が人生での進むべき道を見つけ出し、着実に準備を始めました。
新たな挑戦と希望を抱いて、このベイエリアを旅立っていきます。

カッコいい~
偉いなあ~
すごいな~

傍で見ている私は彼女の人生の目標の高さに賞賛の声をあげ尊敬してしまいます。
離れ離れになるのは寂しいけれど、彼女がより輝き、その輝きが沢山の人を照らすのを応援したいと思うのです。

久しぶりに逢った彼女に初めて「メアリー」の名前のことを告げました。
驚く彼女。
けれど、お互いに「やっぱり・・」と、どこかで思っているところもあります。

そして、彼女も私の名前を思い出してくれました。
「イザベラ」だったことを・・
その名前は私が以前前世療法を受けた時に、18世紀にイギリスに居た頃の名前でした。

魂は覚えているだと思います。
時は流れても、場所は変わっても、変わらない「絆」を・・
その絆のひとかけらである「名前」を自分の内側では記憶しているのです。

メアリーが居た場所であり彼女が旅立つ場所・・イギリス。
いつか、行きたいな・・。
そこで彼女と再会出来ればいいな~、なんて想っています。

ありがとうございます。



関連記事:ヒプノセラピー1
     ハートの記憶





2015年5月6日水曜日

「ママと子供の癒しのワークショップ&軽食会」in サンマテオ

喉元過ぎれば、熱さ忘るる・・
とはよく言ったものですね。

渦中にいる時は自分を見失い、髪を振り乱し、もがいている状態だったのに、
過ぎてしまえば、そのもがきや、自分を見失っていたことさえも忘れています。

息子が生まれてから4歳でプリスクールに入るまでは、バタバタ状態で毎日が過ぎていきました。
一日が息子中心に始まり、彼の世話に追われ、そして夜を迎えます。
同じ年頃の子供を持つ母親同士で子育ての悩み相談や愚痴を聞いてもらいました。
サポートをし合える仲間がいるのは心強く、気持ちがほっとする時間でした。

息子は現在11歳なので、まだ子育てが終わったわけではないけれど、彼が学校に行っている間は私の時間が出来ます。
この有り難いひとときを、最近は「当たり前」に感じていました。
先週、2歳の息子さんを持つ友達と話しをしていた時に、この「当たり前」の時間は彼女にとっては「夢の時間」なのだと言うことに気がついたのです。
一日中彼女は息子さんと一緒に過ごし、自分の時間をほとんど持てないでいる様子。
息子が2歳の時は「あ~私もそうだったなあ・・」と思い出しました。

彼女と会った夜、心の中で何かがフツフツと湧いてきました。
「子育て奮闘中のママさん達のサポートが出来れば・・」と言う考えがハートの中心で芽を出し、その想いがだんだん大きくなってきました。

お料理上手な友人に相談したら、彼女も同じことを考えていたようで、二人でコラボクラスを開くことに即決定~

ベイエリアで、子育て中のママさん達の癒しのクラスを開催します。
以下はそのご案内です。

このクラスにご興味がある方、参加のお申し込みは上のEmail タブをクリックして、Sachiko までご連絡ください。

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「ママと子供の癒しのワークショップ&軽食会」

日時:5月12日(火曜日)午前10時~午後1時
場所:サンマテオ (参加希望の方にお知らせいたします)
料金:40ドル

 
<内容>
前半は子供さんと同伴で、子育てに有効なヒーリングについて学んでいただきます。
☆イライラする時に有効なグラウンディングの仕方
  グラウンディングって?
  呼吸法
  効果的なアロマオイル

☆手のひら療法(手のひらを使って癒す方法)

​後半は美味しいお料理を戴きながら、その秘伝ソースのレシピを教えて戴いたり、子育てについてのフリートークをしたいと思います。

お子様連れでも、お1人での参加でもOKです。

お出しするお料理は野菜がメインの軽食です。子供さん用に食事が必要な方は個人でご持参ください。

参加希望の方はお連れになるお子様の人数を書いてメールでご連絡ください。

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ありがとうございます。