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2016年12月18日日曜日

性別を選ぶ子供達

13歳のナンシーはあることで悩んでいました。
誰に打ち明けることも出来ず1人で苦しんだそうです。
ある日手首を切って自殺を図りました。
幸いにも未遂で済み、やっとのことで自分の悩みを家族に相談することが出来ました。
家族のアドバイスとサポートを得て、ナンシーは少しずつ笑顔を取り戻しました。
苦渋の末のナンシーの決断は、周りにとっては思いもかけないものでした。

・ー・ー・
3週間前のこと。
「女友達のナンシーが性別を変えたよ。」と7thグレード(中学1年生)の息子が話してきました。

ナンシーはおとなしくポッチャリとした可愛い女の子です。
その話を聞いてびっくりしました。

「ええ!? ナンシーは男の子になったの?」と聞くと
「違うよ。男でも女でもない中性(Agender)を選んだんだよ。」という返事。

自分が「女性」であることに違和感を感じ、ずっと悩んでいた様子だったそうです。
みんなに性別変更の決意を公表し、名前をナンシーからトゥディに変えました。

この決意に対する学校の対応はとてもオープンでした。
“個人をまるごと受け入れる”
"批判もジャッジもしない”
先生を始め、クラスメイト達はトゥディの決意を温かく受け容れたそうです。

その話に付随して、息子が以下のことを熱心に話してくれました。

英語では『性別』を表す単語は2種類あり
身体的性別(身体の作りによって決まる性別)=sex
意識的な性別(個人の意識によって決める性別)=gender
に分けられます。

一般的には身体的性別と意識的な性別が同じですが、これに付随しない人達も存在します。

Transgender と言うのは“身体的性別と意識的な性別が一致していない人”のこと。
身体の作りは男性なのに意識は女性である人やその逆もあり、ゲイやレズビアンと呼ばれています。

トゥディの場合はこれに当てはまらず Agender になります。
Agenderとは「性別がない状態」
(ジェンダーレスと呼ばれています)

トゥディを英語の三人称で呼ぶ場合に「She」や「He」は使えません。
一人でも「They」と呼んでいるそうです。

「この単語の意味は全部学校が教えてくれたの?」と聞くと
「学校はそこまで教えてくれなかったけど、ナンシーと仲が良かったからわからない意味をもっと知りたくて自分で調べたんだ。」
「すごいね〜」
「いろんなことがよくわかって、トゥディのことをもっと応援したいと思ったよ。」

息子の口から性別を表現する2つの単語の違いや「Transgender」と「Agender」 の説明を聞き、私が知らないことを息子が知っていることに驚きました。
息子も成長したものです。
友達の変容を尊重し、何のためらいもなくこのことを私と話せる息子に感動してしまいました。


おとといのこと。
「隣のクラスのローズが性別を変えたよ。」
「あの背が高くてボーイッシュな女の子?」
「うん、名前はジョルダン。」
「男の子になったの?」
「ううん、ジョルダンもAgender なんだ。」

トゥディもジョルダンも、自分が生まれながらにもった性別と意識からくる性別の違いに悩んだのだと思います。
その葛藤から本人が決断を下し、家族がサポートし、社会が受け入れ温かく見守る。

この器の広さと温かさは「さすがアメリカ!」だと感じました。


注)本文中の名前は仮名を使用しました。


* 冒頭に一部追記を加えました(12/19)



有難うございます。




2015年3月22日日曜日

新月の儀式・スエットロッジ

新月の翌日、日食が起こった春分の日。
サンタクルーズの山の中の神聖な儀式に参加した。

Women's Sweat Lodge

女性の参加者達で執り行われるネイティブの浄化の儀式。

行ったことがない場所。
逢ったことがない人達。
16年ぶりのスエットロッジ。
ちょっと不安・・

でもこの特別な日に「私はそこに居たい」と思い、1人で参加した。

1時間以上のドライブで、その半分はくねくねと曲がる山道。
運転が得意でない私はノロノロと車を走らせ、なんとか到着。

リーダーに挨拶をし、他のメンバーにも自己紹介をする。
朝9時、ファイアーセレモニーが始まった。

「今日は特別な日です。新月の翌日、先ほど日食があり、そして春分の日。パワフルなエネルギーに満ち溢れています。春分の日はネイティブ達にとっては"NEW BEGINING(始まり)"の日です。そんな日にここに集まったあなた達1人1人が特別なのよ。」とリーダーが言った。

全員で春の方角・東に向かって、感謝のお祈りをする。
その方角には、輝く太陽が私達に光を投げかけていた。



ロッジの前に並べられている火山岩を選び、ファイアープレイスの中心に置いていく。
5kg~10kg の大きな石が30個ぐらい並べられた。
4つの方角と、空と、地上のスピリットに敬意を示し、この日の自分の気持ちをみんなと分かち合い、煙草の葉を石の上に撒く。
薪を並べ、火をともし、お祈りをして火のスピリットと石のスピリットを招き入れる。
たちまち炎があがり、火が石達を温め、熱くする。



石を燃やしている間に、軽食を摂ったり、カードを引いたり、タバコタイズを作る。
タバコタイズとは7種類の違うカラーの布切れに煙草の葉を詰め、その葉と一緒に自分の祈りを込めて、小さなてるてる坊主を作るように糸にぶらさげていく。
セレモニー中はロッジの中にぶら下げて、その祈りがかなうようにスピリットにお願いをし、セレモニーが終わると火にくべて燃やしてしまう。

タバコタイズを作った後に、メディスンカードを一枚引いた。
何十枚もあるカードの中から私が引いたのは「Sweat Lodge(浄化)」だった。



「あら~すごい!」「本当にこの儀式が必要なのね。」とみんなが口々に言う。
「そうみたいね・・」と笑って答えた。

午後1時。
「さあ、セレモニーを始めましょう。」
リーダーの声で、1人ずつロッジの中に入る。
時計回りに進んで空いた場所に座る。
17人の女性がその中に座った。

焼けた石達がセンターに運ばれてきた。
ロッジの中がだんだん暑くなってくる。

ドアが閉められ、中は真っ暗になった。
リーダーがメディスンを石の上に振り掛け、ハーブの匂いがロッジ内に立ち込める。
神聖な香りに包まれる中、1人1人が自分の願いや意志を声に出していく。

暗闇の中、自分が目を開けているのか閉じているのかがわからなくなる。
リーダーが焼けた石に水をかける度に蒸気が充満していく。
スチームサウナ状態で、汗がタラタラと流れる。

どれだけ時間がたったのだろう。
よくやく第1ラウンドが終わり、ドアが開けられた。
清々しい空気がロッジの中に流れ込む。
お水が配られ、みんながゴクゴクと言葉もなく飲み干す。

「じゃあ、次のラウンドに行くわよ。」と言うリーダーの声で、焼けた石が更に運ばれ、ドアが閉められる。

他の種類のメディスンが石の上に注がれて、新たな香りに包まれた。
さっきとは違う願いや意志を口に出して伝え、祈りの歌を歌う。

暗闇に慣れてきたせいが、自分の周りに光がボーっと見えるようになってきた。
全体ではなく、ところどころがかすかに光っている感じだ。
スピリットがそこに居る・・ような気がした。

ドアが開けられ第2ラウンドが終了。
また水を飲み、しばらく休憩。

こんな感じで第4ラウンドまで続いた。

暑かった。
ただひたすら暑かった。
汗をいっぱいかいた。
ちょっと泣いた。

滞っていた感情が奥から出て来た。
恐れ、傷、怒り、罪悪感・・
普段は気にしていない感情や想いが、ロッジの中ではどんどん溢れてくる。
それが汗や涙と一緒になって、私の中から解き放たれる。
「全部リリースしなさい・・」とスピリットが囁く。

要らないものを手放した分だけ、自分の中にスペースが出来る。
そのスペースに今の私に必要なものが入ってくる。
愛、感謝、受容、自信・・

だんだんと自分はいったいどこにいるのかわからなくなった。
異次元にいるような感覚。
不思議で、満ち足りた気分。

スエットロッジは母親(Mother Earth)の胎内であるロッジの中で浄化をして、REBIRTH(再生)する儀式だと言われている。




第4ラウンドが終わり、暗闇の世界から光の世界へと静かに移動する。
時計を見ると午後5時。
時間の感覚が全くなかったけれど、4時間に渡る儀式だった。

濡れた服を着替え、全員が輪になって締めくくりの言葉を一言ずつ伝えた。
それぞれが何かをリリースし、何かを受け取り、すっきりとした顔で微笑みを浮かべている。
「生まれ変わった」・・そんな感覚。
身体がとっても軽い。

リーダーにお礼を言い、ハグをして分かれた。

帰りのドライブ中に、スカイラインから見た景色に心を打たれた。
雲海の向こうに見える太平洋。
その上に輝く西の太陽。
朝の太陽とは違った光が、空と海と地上に放たれている。
言葉にならないほど美しい風景だった。




この素晴らしい地球に存在していることに感謝して、今日のこの体験に感謝して、
満たされた気分で戻ってきた。

ありがとうございます。






2015年1月19日月曜日

ESLクラス

ESL=English as a Second Language
英語を母国語としない人のための英語教育。

アダルトスクールで今月からこのESLクラスを取り始めた。

クラスに来ている人は・・
圧倒的な数で中国人。
それからメキシコを筆頭にラテンアメリカの人々。
ロシア人もちらほら。
フランス、ポルトガル、ブルガリアなどヨーロッパの人々。
そして日本人もいる。

大半がこの国に住み始めて数週間~数年。
英語を改善したいという目的で来ている。

私みたいに10年以上もこの国に住み、改めて英語を学ぼうと思っている人なんていないんだろうなあ~と思っていた。

でも同じクラスで、たまたま私と同じ状況の人と2人知り合った。

1人はパナマから来たミラ。
以前はパナマの銀行に勤めていたが、駐在で来ていたアメリカ人のご主人と知り合い、結婚。12年前にアメリカに移り、14歳と12歳の2人の子供を育てている。
家では子供をパイリンがルに育てるために母国語のスペイン語を使っていた。
最近自分の英語を改善しようと思い、先週からアダルトスクールに通いだした。

もう1人はモロッコからきたアマナ。
13年前にアメリカに移転し、12歳を筆頭に4人の子供を育てている。
家で話す言葉はモロッコ語、フランス語、アラブ語。
12歳の子供はアラブ語の学校に毎週日曜日通っている。
子育てで忙しい中、最近自分の英語能力をアップしたくてアダルトスクールに通い始めた。

この2人と休憩時間やクラスのディスカッションの時間に話しをしていると、同じような心境なのだなあと嬉しくなった。

子供の現地校と日本語補習校との両立
家での言語の問題
自分の英語の勉強の仕方
・・などを彼女達と話しながら、意気投合し、同感し、毎日勇気付けられる。

ここに来る人々のバックグラウンドや状況は様々。
でもみんなが自分の英語を少しでも改善したくて頑張っている。

朝の交通渋滞に頭を悩ませ、時間のやり繰りを計算しながら通うアダルトスクール。
新しいことを学べる喜び、忘れたことを思い出せる嬉しさが日を追うごとに募ってきて、私の決断は間違っていなかったのだと自己満足に浸る。
他人と英語で話すことが怖くなくなってきたのも事実。
学校に通うことが楽しい。

マイペースで、もうちょっと頑張ろう~っと。


関連記事:新しいことを始める


2014年12月26日金曜日

クリスマスライト

11月の終わりからクリスマスにかけて、庭や屋根にクリスマスライトを飾る家々。
光の魔法が奏でるクリスマスのデコレーション。

我が家は些細なライトで済ませているけれど、通りによっては競い合って飾り立てているところがある。

クリスマスの夜、大阪から遊びに来ている妹と姪っ子を連れて、このクリスマスライトの見物に出かけた。

サンカルロスにあるクリスマスライトで有名なユーカリプタス・アヴェニュー。
ここはハロウィーンとクリスマスに違うバージョンでライトデコレーションを飾る場所としてベイエリアの人々に知れ渡っている。
歩行者天国になったり、ウェブサイトやウェブマップまで出ている。

遠方から遥々、この通りのライトデコレーションを見に人々が集まってくる。
なので駐車スペースを見つけるのがとても難しい。
運よく3ブロック離れた場所にスペースを見つけたので車を停めて歩いた。

駐車した周辺にもクリスマスライトは見られるけれど、メイン通りに入るとその比ではない。
まばゆいばかりのライトが目の前に飛び込んでくる。



「ディズニーランドのエレクトリカル・パレード?」・・と思うくらい、ライトの数が半端ではない。


舗道からはみ出る程に人が集まり、それぞれがカメラを片手に記念撮影をしている。



通り一体が観光地化していて、どの家も年々デコレーションの数が増えているような気がする。
ここに住んでいる人達は大変やろなあ~なんて、思わず考えてしまう。



私が大好きなのは、数々のオーナメントを飾った大きなモミの樹。
10メートルほどの樹がライトアップされて、夜空に聳え立っている。
頂上にはエンジェルのイルミネーション。
この通りの中でも一際目を引く存在。
この樹を見ただけで「クリスマスやなあ~」という気分にしてくれる。



Merry Christmas!!

今年は普段は一緒に過ごせない妹や姪っ子と素敵なクリスマスを過ごせました。

感謝・・




2014年12月15日月曜日

ホリディカード

師走に入ると「忙しい」モードになるのは日本でもアメリカでも同じ。
何故かバタバタする。

アメリカでの主な理由は・・
* ホリディショッピング
* ホリディカード

アメリカでは家族全員、中には親戚全員とクリスマスプレゼントの交換をする人達が多い。
日本のように「カップルのみ」「小さい子供のみ」に限定されない。
大きなクリスマスツリーの下にプレゼントを沢山並べて、クリスマスの日に一斉に開ける。
小さい子供がいる場合は「サンタさんから」と「親から」の2種類のプレゼントを用意する場合が多い。

息子がサンタクロースを信じている限りは、2種類のプレゼントが必要だ。
(もうそろそろ気付いてくれてもよさそうなのに・・・)

息子(2種類)、旦那、義理父、義理の妹夫婦、姪っ子、伯父様と伯母さま、従姉妹の子供へのプレゼントを考えるのに一苦労する。その上日本のように無料の包装サービスがないので、買ってきたプレゼントを自分でラッピングしなければならない。
これもまた面倒くさい。

プレゼントを考えるのに苦労し、買い物に走り回り、ラッピングに時間を取られる。
これを10人分こなすのだから結構な仕事だと思う。

それに加えて
アメリカではクリスマスの前までに「ホリディカード」を送る習慣がある。
日本での年賀状に匹敵するもので、毎年の挨拶代わりだ。

最近ではE-Card も出回ってきて、メールで挨拶する家族も増えてきた。
ペーパーレスの時代だから、そのほうが楽だし無駄もないのだけれど・・
手書きで何か一言書き添えたカードを送るのとは少し赴きが違うような気がして、我が家ではまだカードを1人1人に送っている。

クリスマス用の切手を選ぶのも楽しい。
私はいつも早めにオンラインで切手を購入する。
2ドル弱の郵送料と手数料で、郵便局で長蛇の列に並ぶ時間を省けるのは有り難い。

ボチボチと友達からホリディカードが届き始めた。
それを見て「私も書かな~」と焦り始める。

封筒を見ると、サンタさんのスタンプを郵便局で押してくれているようだ。
可愛い~
こんなの去年はあったかな・・?



そろそろ本腰をいれないと、日本へはクリスマスまでに届かない。
さあ、書き始めよう~っと・・




2014年11月28日金曜日

感謝祭 2014年

感謝祭の準備は冷凍ターキーを5-6日前に買って冷蔵庫でゆっくり解凍し、前日にブライン液に一晩漬け込んで感謝祭当日に焼く。
これがいつものやり方。
でも今年は準備をするのが遅かったので、ブライン漬の冷蔵ターキーをお店で買った。

2年前にパーティをホストした時はこのターキーに加えて、スタッフィング、グレービィソース、付け合せの野菜とマッシュドポテトを担当した。
24個のじゃがいもを剝くだけで時間がかかり、疲れてしまった。
旦那の親戚は7組の家族の集まりなので、それぞれに持って来てもらうものを配当する。
今年は、マッシュドポテトと野菜は他のゲストに持って来てもらうことにした。

朝からターキーを洗い、中に詰めるハーブを庭に採取しに行く。
ローズマリー、オレガノ、タイムを採り、オレンジとレモンを輪切りにした。



これをターキーに詰め、首の所は爪楊枝で蓋をする。
焼いている間にジュースがポタポタ落ちてくるけれど、お肉がジューシーに焼けて臭みも半減される気がする。

スタッフィングを詰めるレシピもあるけれど、私はこのスタッフィングまでターキー臭くなって食べられなくなるので、別にしてオーブンで焼く。
スタッフィングのレシピは自己流で、フランスパンをサイコロ状に切って、炒めたガーリックとベーコン、玉ねぎ、セロリ、マッシュルームの中に入れ、スープストックで湿らせる。
そこに細かく切ったりんごとアーモンドを入れ、かき混ぜる。
これをキャセロールに入れてオーブンで40-50分焼く。




グレイービィソースはポタージュを作る要領で、バターと小麦粉を炒め、そこにチキンストックを入れてのばし、炒めたマッシュルームと玉ねぎを加える。
ターキーに付いている内臓をオーブンで先に焼いて臭みを取り、細かく刻んで鍋に加える。
ターキーを焼いた後の肉汁(脂分は取り除く)を入れるとより風味が増してコクが出る。
メイプルシロップとお醤油を少し足し、葛粉で更にトロミをつけると私流のグレービィソースの完成。



ターキーを焼く時間は450度Fに温めたオーブンに入れ、400度Fまで温度を下げて30分。
その後350度Fに温度を下げて2時間ぐらい。
温度計が食べごろを刺したらオーブンから取り出して30分は冷ます。

ターキーを焼いている間にテーブルをセッティングする。
24名様分の席を作り、食器とナプキンを並べる。
家中にある椅子をより集めてくる。
お子様席は丸いテーブルに6人が座れるようにセットした。


2年前と同じような光景。
することも同じだけれど、慣れてきたせいか今年はなんだか楽に感じた。
旦那を「鼻で使う」ことを覚えたせいかもしれない・・

感謝祭は日本のお正月に匹敵する(もしかしたらそれ以上?)のイベントだ。
みんなの笑顔と「美味しい!」と言ってくれる声に心が躍り、癒される。

今年も無事に終わりました。
ありがとうございます。


関連記事:サンクスギビング 2012年




2014年2月15日土曜日

スイートバレンタインディ



日本では、女性が男性にチョコレートを贈るバレンタインディ。
デパートの有名チョコレート売り場は長蛇の列になり、チョコを求める女性でごった返す。

アメリカでは、男性が女性に花束やチョコレートやプレゼントを贈り、ディナーにレストランを予約してご馳走をする。

日本とはまるっきり逆。

アメリカに住み始めた頃はこの習慣を知らず、旦那に高級チョコレートをあげて、「ん・・??」と変な顔をされた。
旦那からも花束とチョコレートをもらい、「えっ?なんで?」と不思議に思った最初のバレンタインディ。
慣れてくると、「そら、こっちのほうがええわ~」とレディースファーストのお国柄にどっぷりと浸っている。
義理チョコ配りに走り回っていた日本とは違い、女性は何もせずに男性からのサービスを待つのみ。
この日の夜、人気レストランは予約で満席になる。

今年のバレンタインディは金曜日。
プレジデントディで学校が休みなので、朝はゆっくりと起きて3人で朝食を食べる。
「ママにプレゼントがあるよ。」と渡されたのは・・
息子が作ったハートのカードに「I love you!」のメッセージが入っていた。


嬉しい~
「ありがとう!」と言って、パジャマ姿の息子を抱きしめる。

今晩友達と出かける予定がある私に、旦那は「じゃあ、3人でランチを食べに行こう。」と言って、新しく出来た隣町のお寿司屋さんに連れて行ってくれた。

今年のバレンタインディは丁度、満月と重なる。
カリフォルニアでは2月14日午後3時53分にしし座で満月が起こる。
しし座のテーマは「心の絆・創造力・愛情・遊びや祝福・尊厳」
「情熱」「自信・存在感」「遊び・燃え上がる恋」・・というメッセージ。

結婚し子育て真っ最中の私には「燃え上がる恋」と言うのは程遠いけれど、家族の絆を改めて感じたスイートバレンタインディでした。


 
 
 

2013年11月30日土曜日

サンクスギビング 2013年

今年のS家の感謝祭は、12人だけの至上最小のパーティになった。

もともと今年は小さいパーティの予定だったが、スピリチュアルリーダーの叔母様がスピリチュアルグループの大きなパーティに招待されたので叔母様夫婦が突然の欠席。
「ありえない~~!」と、出席者一同がびっくりした。
いつもキッチンに居座って、ターキーの焼き方やグレービーソースの作り方を仕切っている彼女がいない事が、S家の感謝祭ではありえないことだった。

それでも、いつものようにワインを開け、前菜を食べながら近況報告をする。
義理父、義理妹夫婦、ホスト役の従姉妹夫婦に加え、今年20歳になる姪っ子がフィラデルフィア出身の彼氏を連れて来たので各自自己紹介と挨拶をした。
初めて逢う姪っ子の彼氏は、朗らかで頭の良さそうな好青年だった。

母親の助けを期待していたホスト役のスージーは、それでもなんとかキッチンでターキーを焼き、グレービーソースを自己流で作っていた。
ようやくターキーが焼けたので、みんなが持ってきたお料理をそれぞれサイドテーブルに並べ、ビュッフェスタイルで各自がお皿に好きな料理を取っていく。


私はターキーはほんの一切れ取りその上にクランベリーソースをかけ、ハムをメインにした。
マッシュポテトの真ん中にグレービーソースを入れる。


料理を取った人から席に着き、テーブルを囲む。

12人がテーブル越しに手を繋ぎ、感謝のお祈りを捧げた。
ホスト役のスージーとリックにお礼を言って、お料理を戴く。
普段ならワイワイと収拾がつかない状態だが、今年はこじんまりと静かなディナーになった。

突然、リックが12歳の娘に「何に感謝しているか言ってみて・・」と尋ねた。
彼女は笑いながら「学校と、この長い髪と、ついでにパパとママに・・」と言った。

彼女の妹がそれに続く。
「私は食べ物と、テレビに感謝します。」

息子もその後から
「僕はパパとママに、ファミリーに感謝します。」と言った。

その流れで大人達も「感謝すること」についてコメントをし合うことになった。

旦那は
「愛する妻と息子に、このファミリーに、ファミリーとこの時間を共有出来ることに感謝します。」と伝えた。

みんながそれぞれ自分の「感謝すること」にコメントをしている間、「私もなんか言うの~?」とこっそり旦那に聞く。
英語で、みんなの前でスピーチするのは、緊張する・・・
「一言でいいから何か言え・・」と旦那が耳元で囁く。

私の番になり、何も考えずに「私は、、、生きていることに感謝します。」と一言伝えた。

12歳と11歳の女の子が(当たり前やん~)と言うように、「クスっ!」と笑った。

あ、何か足さないと、、と思ったわけではないが、その後に言葉が湧いてきて口に出た。

「私の父は2ヶ月前にこの世を去りました。
父の魂は私の近くにいるのを感じるけれど、この目で見たり、逢うことはもう出来ません。
声を聞くことは出来ません。
触れることも出来ません。
この肉体を持ち、この星で経験すること・・それはとても貴重なことだと思います。
生きていること、生きているからこそ経験出来る事、この体験に感謝します。
そして、今ここに、みんなと居ることに感謝します。」

全く計画していなかった言葉が、ツラツラと出てきた。
これは私の中にずっとある気持ちなんやけど、父の死でいっそう強くなった気がする。
私の気持ちが伝わったのが、みんながシーンとして聞いてくれた。

最後にホスト役、スージーの旦那様のリックが彼の想いをシェアーしてくれた。

「僕はスージーと結婚してこのS家の一員になり、ここには沢山の愛があることを知りました。
みんなから愛をもらいました。
スージーから、兄弟から、子供達から、両親から、従兄弟から、親戚からも・・
このS家には愛が溢れています。
こんなに愛に満ちた人々に今まで逢ったことがありません。
このS家のメンバーになれたこと、今日こうやって感謝祭の集まりを開けたことに感謝します。」
とスピーチした。

1人1人が静まり返ってリックのスピーチを聞いていた。

なんだかジーンときた。
「リックと同じ想いやわ・・」と思った。
私も、S家の一員になれたことに、とっても感謝している。

パーティが終わって1人1人とハグをし、「想いをシェアーしてくれてありがとう。」と口々に言い合った。

今年の感謝祭は小さかったけれど、とても心が温まるパーティだった。

関連記事:
Vibration of Your Heart
http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/viblation-of-your-heart.html
Super Miracle http://emeraldhillsca.blogspot.com/2013/04/super-miracle.html

2013年11月27日水曜日

サンクスギビング・ウィーク

11月の第4木曜日は感謝祭の祝日。
今週は月曜日から息子の学校は1週間ずっと休み。
アメリカ大陸を渡って家族の元に帰る人々がいるので1年中で一番空港が混雑する。

マーケットは食料品買出しの人々でごった返している。
パーキングが満車で駐車スペースを見つけるのが困難。
どの人もメモを見ながら食材をカートに入れている。
なんだか殺気だった雰囲気。
レジは長蛇の列。
道路も渋滞。

「It's so crazy!!」とブツクサ呟きながら、みんなが感謝祭の準備に大忙し。
日本で言えば「お盆の帰省」と「お正月の準備」が一緒に来た・・と言う感じ。

家族が集まるパーティをホストする側は大変だ。
ターキー(七面鳥)を焼き、感謝祭での特別な料理を用意する。
いわばお節料理のように、毎年決まった料理をみんなで戴く。

今年の感謝祭・・・ 私は楽々モードでのんびりしている。
去年は24人のゲストをホストして大忙しだった。
買い物やテーブルセッティングで前々日から走り回っていた。
今年は旦那の従姉妹の家に招待されている。
今年は24人ではなく12~14人の小さなパーティになる予定。
旦那の家族・S家の人々が去年の感謝祭に集まったので、今年はS家でない側にみんなが散らばる。
そしてまた来年S家のサンクスギビングとして全員が集まる。
1年ごとに大きいパーティと小さいパーティが入れ替わりになると言う具合。

我が家は2年に1度、サンクスギビングをホストする役になっているが、何故か大きいほうのパーティに当たっている。
「そんなん不公平やん~」と旦那に文句を言ったら
「しゃーない・・」の一言で片付けられた。

取り合えず、今年のサンクスギビングはゆったりと楽しもう。
メイン料理のターキーはあまり食べないので、前菜やサイドディッシュをおつまみにしてワインを飲むとしよう~


関連記事:
サンクスギビング http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/blog-post_13.html
感謝祭前日 http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/blog-post_7797.html
感謝祭 2012年 その1 http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/20121.html
感謝祭 2012年 その2 http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/20122.html

2013年11月5日火曜日

ハロウィーンの後

今年のハロウィーンは忍者のコスチュームを着て家々を回り、ごっそりキャンディを集めてきた息子。
年々キャンディの数が増える。
小さい時は歩く距離が知れていたけれど、小学生になると歩くというよりも走る。
友達と一緒に走り回って、何個キャンディが集まるかを競っている。

その成果(?)があって、ハロウィーンバッグ4杯分ほどのキャンディを持って帰って来た。

家に着くなりキャンディを種類別に分け始める息子。
「もう遅いからお風呂に入ったら?」と言うと、カラスの行水でさっさと入り、またキャンディの所に戻ってくる。
「ねえ、ママ、1個だけ食べてもいい?」
「回ってるときも食べたんでしょー」
「ちゃんと歯磨きするから・・」

普段はチョコレートや飴などのお菓子類はあまり与えないので、キャンディに飢えている息子。
この日はチャンス!と思って、甘えてくる。

キャンディを口にほおばっている彼に紙袋を渡した。
「この紙袋に学校に持っていく分を入れてね。」・・と頼むと、
「せっかく走り回ってもらって来たのにー。」と愚痴をこぼされる。
それでも渋々キャンディを紙袋に入れ始めた。

「このキャンディはどこに行くの?」と聞くので
「学校が軍隊に寄付するらしいよ。」と答えた。
「兵隊さんもキャンディを食べるの?」と不思議そうに考えている。
ハロウィーンキャンディは子供だけのものだと思っている。
「疲れた時には甘いものが欲しくなるからね。」と言うと、「ふーん」と頷いていた。

それでも全部のキャンディは寄付に回さず、自分でも取って置きたいようだ。
自分の好みのキャンディは紙袋に入れずにキープしておく。

集めてきたハロウィーンキャンディ。
他の家の方々は毎年どうしているのだろう・・と考えながらキャンディの山を見つめた。












2013年10月23日水曜日

ハロウィーン・コスチューム

ハロウィーンはアメリカでは民間行事になっていて、本来の「秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す。」と言う意味よりも、子供達が仮装して家々を回りお菓子をもらう行事として定着している。
毎年10月31日の日暮れと共に、子供達は近所の家に行き、「トリックオアトリート!(お菓子をくれないといたずらをするよー)」と玄関で言って、キャンディやチョコレートなどのお菓子をもらい、次の家に行く・・という楽しい行事だ。
回った家の数だけキャンディがもらえるので、競争するように走り回る子供も少なくない。

毎年10月末のこの行事を前に、仮装のコスチュームを買いにハロウィーンストアーやマーケットに人々が集まる。
小さな子供は着ぐるみ系、女の子はプリンセス、男の子はスーパーマンやスパイダーマンのヒーロー、もう少し大きくなると魔女だったり、吸血鬼や死者の使いなど、可愛い感じから恐い雰囲気へと変わっていくのが面白い。

息子の場合、2歳の時に恐竜の着ぐるみを着た。
恐竜の赤ちゃんがよたよた歩くようにとっても可愛い仮装だった。
そのあとはピーターパンや海賊などおとぎ話の主人公や、コックさん、寿司職人などちょっと変わった衣装も着た。

「今年はどうするん?」と息子に聞くと、「ゾンビになる・・」と呟いている。
「じゃあ、ゾンビの衣装を一緒に買いに行こう。」と言うと
「家にある穴のあいたジーパンとよれよれのTシャツを着て、赤いワックスで顔にメイクアップをする。」と言う。

え~?そんなん、あまり楽しくないやん。。。
「でもそれでいい。」と言い張る。
1度言い出したら聞かない息子。
一緒に衣装を買いに行くのはあきらめた。

数日がたった。
晩御飯を食べ終え、時間が空いたときに私は何故かオンラインストアーでハロウィーンコスチュームを眺めていた。
突然「忍者だー」とひらめき、息子用のNinja の衣装を彼の承諾もなく買ってしまった。
ちょっと大きめなので、来年でも着せればいいわ・・と思っていた。

それから2日後、息子が突然私に言い出した。
「ママ、僕やっぱりハロウィーンは忍者になる。忍者がいい!」
「なんで気が変わったん?」
「レゴのブロックで忍者シリーズがあって、忍者の1人が僕と同じ名前だったから・・」
「ふーん、そうなんや・・」
「ねえ、ママ、忍者の衣装を買いに行こうよ。」

「ちょっと待って・・これ開けてみるから。」
その日にちょうど届いたオンラインストアーの荷物を息子の前で開けてみた。

「はい、忍者の衣装。」
突然差し出されたプレゼントにびっくりしている息子。
「えーー!?ママなんでわかったの?すごーい!」と叫んでいる。
「さあ、ねえー。」
にんまりと笑う私。

ハロウィーンの日は、忍者のように走り回ってお菓子をもらう息子の姿が目に浮かぶ。


2013年9月8日日曜日

残暑・インディアンサマー

エメラルドヒルズでの8月の平均気温は、最高25℃・最低14℃と例年通り涼しかった。
日本から帰って来たばかりの私達にとっては、正直言って寒かった・・

9月に入ったこの週末は気温がグーンと鰻上りに上昇。
今日はえらい暑いやん~・・と思っていたら
最高気温36℃。
「今年も来た~!」と感じるのがこのインディアンサマー。

語源によると、''インディアンサマー'' とは本来は晩秋から初冬にかけて続く暖かい日々の事で、日本の「小春日和」に相当する言葉らしい。
でも、ここカリフォルニアでは「残暑」という意味で使っていて、9月になると突然やってくる。

普段、夏が涼しいベイエリアでは冷房設備のない家が多い。
日本では考えられないことだが、暖房はあっても冷房がない。
例に漏れず、ウチもクーラーというものがない。
しかしクーラーなしでもこの暑さを乗り切る方法があり、旦那は当然のようにやっている。

その方法とは・・
昼間は35℃を越えても、夜は涼しく最低気温は15℃ぐらいに下がるベイエリア。
夕方になると窓を開けて外気を入れ、一晩中冷たい空気を家に取り込む。
次の朝は日の出とともに、開けていた窓を全部閉める。
昼間は絶対に窓を開けずに夕方まで締め切ったまま。
ドアを開けてもすぐに閉める。
夜の間に取り入れた冷気を出来るだけキープする。
すると結構快適に過ごせるから驚き。

こっちに住み始めた頃はこの原理がわからず、昼間に窓を開けていた。
風通しをよくすることで、気温を下げるのが当たり前だと日本式に考えていた。
すると旦那に言われた。
「暑い日は窓を閉めるのが正しい方法。」

んな、アホな~
っと思ったけれど、やってみてびっくり。
確かに涼しい。

この方法を日本でやってみたら、とてつもなく暑かった。
暑くて暑くて、1時間もしないうちにギブアップした。
我慢できずにクーラーのスイッチをオン。
日本の高い湿度と夜も下がらない気温のせい。

カラっとしているカリフォルニアだからこそ出来る裏ワザ。
『郷に入れば郷に従え』・・と納得。

インディアンサマーは何ヶ月も続くことはなく、熱帯夜がないというのもありがたいこと。
ほんの数日で終わってしまうのはちょっと淋しい。

この数日間は昼間だけ暑いわずかな「ベイエリアの夏」に浸ることにしよう・・


2013年3月11日月曜日

デイライトセイビング・タイム

アメリカのサマータイムが今日から始まった。

「サマータイムってもう夏なの?」と息子に聞かれたけれど、即夏になるのではなく夏時間のことだと説明した。

Day Light Saving Time と言って太陽の光を効率よく利用出来るように、時計を1時間ずらす。
明るい時間を有効に使う為に、「照明の節約」になったり、活動時間が増えることによる「経済の活性化」や「余暇の充実」を期待しているそうだ。(wekipedia より)

アメリカでは3月第2日曜日〜11月第1日曜日と定められている。
開始日の今日は午前2時が午前3時になる。
(1時59分59秒の次が3時00分00秒)

"Spring forward, Fall back" と言って
「春は前に(時間を)進めて、秋は後に(時間を)戻す」

秋に時計を戻す時は1日が25時間あり、1時間は遅く寝ていられるので「得した気分」になる。

反対に開始日の今日は正味23時間しかない。
1時間早く起きなければいけない。
Spring forward で1時間時計を早める日は、毎年「損した気分」になる私。

朝の1時間はとっても大きい。
しばらくは1時間の時差ぼけ状態が続く・・・



2013年1月31日木曜日

スーパーボール 2013

今週末の日曜日はSuper Bowl Sunday。
アメリカのプロフットボールリーグを勝ち抜いてきた32チームの中から2チームが優勝争いをするお祭り騒ぎの日だ。

多くの家でテレビ観戦をしながらパーティをするので、感謝祭に次いで2番目に食糧の消費が多いらしい。
テレビ視聴率は全米の年間で最も高く、去年のスーパーボールの視聴率はなんと48%近くあったそうだ。

30秒間のコマーシャルに有名俳優を使って300万ドル(約3億円)ものお金がかけられていたりする。
コマーシャル中はトイレに行けない。
そんなに高価な30秒のオンパレードを見逃すわけにはいかない。

じゃあハーフタイム中にトイレ・・と思ったらこれも無理で、毎年大スターがパフォーマンスを披露する。
去年のハーフタイムショーはマドンナだった。
かなり見ごたえのある歌と踊りに魅了され、旦那も私もすごく感動した。
今年はビヨンセが出るということで、またまた「ハーフタイムショーに釘付け」状態になると思われる。

トイレはゲーム中・・と思ったら、それも今年はなかなか出来ないかもしれない。
なんと、毎年弱い弱いと思っていた地元チームのSan Francisco 49ers(フォーティナイナーズ)がスーパーボールに出場することになった。
これにはスポーツ狂の旦那もびっくり。
1月の毎週末に、ベスト16、ベスト8、ベスト4・・と勝ち抜き戦があり、テレビ観戦中は普段でもうるさい旦那の悲鳴や叫びのボルテージがかなり増していた。
そして2週間前のベスト2決定戦に勝ち、49ers がスーパーボール出場を決めた瞬間に「信じられない~!!」と、声を裏返して叫びまくっていた。
あきれて何も言えなかった私と息子。。。

でも地元チームがスーパーボールに出るのはやっぱり嬉しい。

日本人、特に女子はフットボールのルールなんてわからないのが普通だ。
私は、大阪の大学病院に勤めていた頃に、そこのフットボールチームのマネージャーをしていた事がある。
マネージャーとは聞こえがいいが、実際は「お水補給係」、「救護班」、「10ヤードの立て札を持って移動する係」、「1st ダウン、2nd ダウンのサインをめくる係」・・と雑用に使われていた。
そのおかげで全く知らなかったフットボールのルールが少しはわかるようになった。

地元チームがスーパーボールに出るのなら、コマーシャルやハーフタイムショーだけでなく、ゲームも真剣に観ようかな・・という気になってきた。

去年10月に地元野球チームのサンフランシスコ・ジャイアンツがワールドシリーズを制覇して全米1になった時には、ベイエリアの人々は歓喜し黒とオレンジのジャイアンツグッズで身を固めていた。
今回は赤い49ers のシャツと帽子を身に付け、車にはチームの旗を翻らせて走っている。
ベイエリアはまたまたお祭り騒ぎだ。
旦那の心も浮かれている。踊っている。
そんな彼の為に友達家族を誘って、スーパーボールパーティをすることにした。

日曜日に向けて秒読み段階になったマーケットでは、パーティ用の食材が一番目に付く所に並べられている。
そろそろ買い物に行かないと、長いレジの列で渋滞することになる。

テレビ観戦中、トイレに行くのはタイムアウトの時か一方的ゲームになった場合かな~




PS:
結局、最後は接線の末に、SF49ersは惜しくも敗れました。
残念。でもいい試合やった~


2012年12月27日木曜日

Nutcracker

毎年12月になるとスタートするサンフランシスコバレエ団のくるみ割り人形の公演。



息子が3歳の時に初めて家族3人で観に行った。
退屈するかと思いきや、真剣に、かぶりついて観ていた息子。
「Nutcracker」が大好きになり、チャイコフスキーのくるみ割り人形のCDを3ヶ月間毎日車の中で聴いたり、くるみ割り人形の公演DVDを目にタコが出来るくらい毎日観ていた。

それからずっとウチの恒例行事となった12月のバレエ観賞。
他のバレエには興味がなく、これだけが特別らしいのだが、息子にとっては外せないらしい。

8月になるとチケットが売り出される。
リピーターは一般発売の前にチケットが買えるので、夏になると息子に「12月のNutcracker、今年は行くん?」と聞いてみる。
「もちろん~」と言う答えが今年も返って来た。

1ヶ月近くの公演日程の中には「ファミリーパフォーマンスディ」と言って先着200人の子供達にお土産やクッキーをくれたり、バレリーナ達との写真撮影が出来る特別な日が設けられている。
普段はその特別な日を狙ってチケットを買うのだが、今年は私が12月の前半を日本で過ごした為に日程的に無理だった。
仕方がないのでクリスマス後の日程で検索し、前から2列目のど真ん中の席が4つ空いている日を選び、友達の分も一緒に購入した。

昨日、友達親子と4人で観に行ってきた。
8歳の息子と友達のSくん。
2人ともスーツを着て、ネクタイを締め、凛々しい姿だ。

早めにサンフランシスコに行って、オペラハウス近くのパーキングに車を停め、近くのレストランで晩御飯を食べる。
公演が7時からなので4時ごろレストランに入った。
まだお腹はすいていない。
友達とワインを頼み、クラブケーキとサラダをおつまみに飲み始めた。
息子とSくんはハンバーガーをかじりながら2人で内緒話をしたり、本やゲームで遊んでいる。

時間が余りすぎるかなあ~と思ったのに、調子に乗って飲んでいたら開演の時間が迫ってきた。

劇場に入るとワインやシャンパンを片手に飲んでいる人達、お土産のくるみ割り人形を買っている人達、、、どの人もドレスアップして年末の夜を楽しんでいる。
子供達も沢山いて、ドレスやスーツを着て大人の仲間入りをしている。
サンフランシスカンにとってこのショーは特別な行事なのだと改めて感じさせられる。





私達が座った席はオーケストラのすぐ後ろなので、楽器や演奏者がよく見えた。
またダンサーからも近いので表情や息遣いが手に取るように判る。
舞台全体が一度に見渡せないので、ステージを一瞬で把握することが難しいが、息子も友達もとても満足してバレエに没頭していた。

もちろん、私も。。。

わずか数分のステージに、プリマドンナ、プリンシパル級のダンサーが入れ替わり立ち換わり登場して息を呑む踊りを披露する。
バレエをあまり知らない私だが、感動の連続だった。

フィナーレ近くになると感動して胸がいっぱいになり、涙が溢れそうになった。
隣の息子がそっと私の手を握り「ママ、今年も連れてきてくれてありがとう。」と言ってくれた。
私も「一緒に観てくれてありがとう。」とお礼を言った。

息子がいなかったら毎年は来ていないかもしれない。
8月にチケットを買うときは「今年で最後かなあ・・」と考えながら毎年購入する。

でもこんなに感動するバレエは、来年も観に来たい。
やっぱり、、ええわあ~


12月のサンフランシスコ。
オペラハウスの向かい側のシティホールはまだクリスマスライトアップで「おとぎの国の世界」になっていました。










2012年11月23日金曜日

感謝祭 2012年 その2

今日のサンクスギビングパーティでゲストを玄関で迎えるのは息子の仕事。
ベルが鳴り、あわてて玄関に走っていく彼。

叔母様と叔父様、妹夫婦、従兄弟家族、、、どんどんとやってきました。
1人1人にハグをして、挨拶をかわします。
従姉妹のサンディは2週間前に心臓の手術をしたと聞き体調を心配していましたが、元気そうな顔でやってきたのでとりわけ長いハグをしました。

前菜を食べながらワインを飲んでみんなと話をしたいけれど、ターキーの焼き加減が気になるのでキッチンに居座る私。
ディナー開始までにまだ2時間半あるのに、もう既にターキーに刺した温度計が「食べ頃」を示しています。
叔母様に相談すると、「オーブンから出して天板に水を張り弱火で保温し、ターキーはアルミを何重にもかぶせてその上からタオルでカバーして温度を保ちなさい。」とアドバイスを受けました。
さすがーー!と尊敬の眼差しで見つめ、支持に従う。

その前にグレイビー用の肉汁を天板から2-3杯スプーンですくって後は捨てようとしたら、叔母様に怒られました。
上澄みの油は捨てて、下に溜まっている肉汁は全部入れる、、のだそうです。
まごまごしていると、叔母様が代わりにやってくれました。
「内臓はどうしたの?」と聞かれ、「捨てた~」と答えると、
「グレイビーには内臓と首の肉をボイルして入れないとダメじゃない、、」と怒られました。
ハハハ、、と笑ってごまかしたら、「後でグレイビーの作り方のレシピを送るから。」と言ってくれました。
それから言われたようにターキーを保温します。

キッチンにある2つのオーブンの1つにはターキーを取り出した後にハムを加熱します。
もう1つのオーブンにはスタッフィングとマッシュポテトが入っています。
ゲストが持ってきたスィートポテト(ヤムポテト)ディッシュ、野菜のディッシュもオーブンで加熱。

ディナーの15分前になり、ターキーを切り分ける作業を開始。
映画やドラマではターキーをテーブルのど真ん中に置いて、みんなで切り分けながら食事をする光景を観ますが、旦那の家族はパーティをホスト者がターキーを前もって切り分けると言う仕来たりがあります。
旦那がターキーを切り分けて大皿に並べ、ハムも違う大皿に並べます。

ローストターキー
ハニーグレイズドハム
サラダ
温野菜のディッシュ
マッシュポテト
スィートポテトディッシュ
クランベリーソースとクランベリーゼリー
スタッフィング
ロールパン

数々のディッシュををキッチンのカウンターに並べ、個人個人が自分のお皿に好きなだけ入れていくビュッフェスタイル。
私はまず息子の分を先に確保して、子供達を席に着かせます。

大人も一列に並んで食べ物を入れていき、席に着いた者から食べ始めます。
最後に私と旦那がお皿に配膳し、席に着きました。
旦那がワイングラスをチリンチリン!と鳴らし、みんなの注目を集めます。

パーティのホストである旦那は・・
”この特別な日に家族みんなで集まれたことに感謝し、来られなかった家族のメンバーに祝福を送ります。1人1人が元気で顔を合わせられると言うのは本当にラッキーなことだと思います。”と挨拶をし、乾杯の音頭を取りました。

やっとワインが飲める~~

みんなはローストターキーが最高の出来だと褒めてくれました。
しっとりしていて皮はパリパリ。
「スタッフィングもとてつもなく美味しい!」と言われました。

私は期待してターキーを一口食べた。・・・やっぱり不味い。
どう料理しても私の口には合いません。
ターキーの一切れを、クランベリーソースを沢山かけてようやく食べることが出来ました。



スタッフィングとハムは美味しかったです。
マッシュポテトは、あんなに作ったのに、既にキャセロールの中は空っぽになっていて、足りなかったようでした。
唖然。。。

みんなと話しながら食べていると私が食べ終わるのが一番遅く、辺りの雰囲気はデザートの時間になっていました。
あわてて残りの食べ物を口に突っ込み、旦那にコーヒーを煎れるようにお願いして、私は2種類のパイとアイスクリーム、ホイップクリームを冷蔵庫から取り出します。
1人1人にパイの好み、何をサイドにつけるかを聞き、切り分け、配っていきます。
旦那が煎れたコーヒーを配ります。
一部のメンバーは手伝ってくれますが、久しぶりに会う家族のメンバーとお酒を飲み会話をするというのは貴重な時間なので、ほとんどが椅子に座ったまま。
私は配膳係に徹しました。

9時。お開きの時間。

「ターキーが最高に美味しかったから来年もホストしてくれればいいのに~」と言われ、私は苦笑いでかわしました。

お開きと言っても、従姉妹家族は残って、映画を観たり、政治の話で盛り上がったりして結局夜中の1時に帰って行きました。

なんだか疲れた~~

1年に1度のイベント、感謝祭。
家族が集まり、ご馳走を食べ、遊び、お酒を飲んで語り合う日。
ターキーが嫌いでも、お料理が苦手でも、みんなが幸せな顔で帰っていくのを見て、よかったなあ・・と思いました。


関連記事:感謝祭2012年 その1

2012年11月22日木曜日

感謝祭 2012年 その1

1999年の10月半ばに語学留学でサンフランシスコに来た私は、その1ヵ月後のサンクスギビングの日に「???」と言う思いをしました。
11月の第3木曜日、語学学校はサンクスギビングで休みだと聞き、ああ勤労感謝の日なんやわ・・と思っていたのです。
当日、いつも行ってるWhole Foods に買い物に行くとお店が閉まっていました。
辺りを見回すとレストランもドラッグストアーもClosed で車の数も少ないし、街は静まり返っています。
なんで~?と思いながら部屋に戻り、食べるものがないのでパックのご飯をチン!してお茶漬けを食べました。

翌年、アメリカではThanksgiving Day は勤労感謝の日ではなく感謝祭・・収穫を祝う意味から始まり、現在は親族や友人が集まる大規模な食事会で、大切な家族行事の1つである・・と言うことを知りました。
これは日本のお正月に匹敵します。
あの静けさにも納得・・

今年の感謝祭の当日。
朝起きて、まずパーティで着る服に着替え、ちゃんとお化粧をします。
え、、もう?と思われるかもしれないが、大きなパーティとなるといつも朝からパジャマ姿&素っぴんでキッチンに立ち、バタバタしているうちにパーティ開始直前だと気づき、あわてて着替えてスッピンで出迎えた・・という経歴が何度もあるので、朝のうちにもうやっておきます。

用事を一通り済ませてからキッチンに立ち、まずグレイビーソースを作りました。
グレイビーソースはターキーとマッシュポテトには不可欠なので大量に必要です。
小麦粉を炒めてチキンストックで延ばし、ポタージュ状にします。
後で焼いたターキーの肉汁を加えて濃厚な味に仕上げます。

その後は、スタッフィング。
スタッフィングとはターキーのお腹に入れる詰め物のことです。
これをターキーに詰めてしまうと、肉汁の匂いが滲みついて臭くなるので、私は別の容器に入れてオーブンで焼きます。
ガーリック、玉ねぎ、ベーコン、セロリ、マッシュルーム、りんご、ドライドクランベリー、胡桃を順番に炒めて、塩コショウ、ハーブを加え、クルトンを山もり入れ、スープストックに滲み込ませます。
クルトンがジュクジュクになるなんて私は許せませんが、家族はこれが大好物。
これをキャセロールに移し変えて、後はオーブンで焼くだけ。

ここで1時になったので軽くランチを食べました。

ランチ後はターキーを昨夜のブライン浴から上げて、水洗いし、ペーパーで拭きます。
首側の空洞にオレンジの輪切りを入れようとしたら、小さいプラスティックの袋が出てきました。
あ、、内臓の入った袋、、、取るのを忘れてた~
本来はこの内臓も煮て、グレイビーソースに加えるのですが、面倒臭いので捨てました。

そしてターキーの詰め物用のスタッフィングを作ります。
庭に生えているローズマリーを旦那に取ってきてもらい、玉ねぎ、りんご、シナモンスティックと一緒に煮込みました。
これをターキーのお腹に入れ、表面全体をオリーブオイルでコーティングし、塩コショウしてから475度Fにセットしたオーブンに入れます。
温度計を突き刺したターキーを475度Fで30分間焼き、その後は375度Fまで下げて肉の深部に火が通るまで焼くのです。

オーブンに入れたらホッとしました。
2時半。
ゲストが来る4時まではちょっとゆとりがあるわ~
・・っと思っていたのに、洗いもの、テーブルの最終チェック、ハムにかけるグレイズドソースを作っていたらベルが鳴りました。

4時。
ゲストがどんどん到着してきます。

(その2に続く・・)




関連記事:感謝祭前日 http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/blog-post_7797.html

2012年11月21日水曜日

感謝祭前日

今年のサンクスギビングの集まりは、2家族がキャンセルとなり、7家族24人となりました。
2年に1度だけとは言え、30人前後をホストするのはかなりストレスを感じます。

でも、やらなしゃーない・・・

18パウンド(約8キロ)の冷凍ターキーを買い、数日間冷蔵庫で解凍しています。
でもこのメインだけでは足りない。何かを足さねば。。。
でもターキーばっかり2羽を焼くのは非常にイヤなので、ハムの塊を買うことにしました。

明日はいよいよ感謝祭。
朝からCostcoに買い物に行きました。
開店前に到着したのに、駐車場はほぼ満車状態。
ひえ~~~!
日本の年末のような、忙しく、血走ったエネルギーが人々の間で流れています。
みんなメモをチェックしながらカートにどんどん食品を入れていきます。

私は、36個入りロールパン(・・こんなに多いのん、買うのは今日だけ・・)、ゲスト用のジュース、3キロの蜂蜜漬けのハム(・・これはターキーの脇役、でも私はこっちを食べる・・)、Peets のコーヒー豆などを買い込み、レジに行き、早々と店を後にします。
駐車場にはどんどん車が入ってきて、パニック状態。

そのあとWhole Foods にも行ったけれど、駐車場が混雑していてグルグル走ってもパーキングを見つけられないので、入るのをあきらめました。
まあ、ええわ・・・強いて要るものはないし~と家路に着きます。

家では旦那がデッキでバーに並べるお酒類の補充。陳列。
そして長いテーブルを3台くっつけて巨大ダイニングを作っていました。
テーブルクロスを探します。
3枚、、ありました~

椅子24脚を並べ、お皿、グラス、フォークにナイフ、デザート用も入れるとフォークだけで48本必要なものを探します。

そんなにあるん~~?

でも、あった。

テーブルセッティングは旦那に任せて、私はキッチンに立ち「ブライン」を作ります。
ブラインとは塩水にハーブやフルーツを入れたターキーの漬け汁。
お鍋で沸騰させた後、巨大なボールに入れて冷まし、洗ったターキーを入れます。

なんか七面鳥がお風呂に入っているみたい・・



そのまま冷蔵庫に入れて、明日まで漬け込みます。

次にマッシュポテト。
25個分のじゃがいもの皮を剥きました。
3年前に私がマッシュポテト担当で、確かじゃがいも12-13個分を作って持って行ったら全然足らなかったのです。
こういうパーティでは食料が足りないというのは許されないらしいです。
余る分は全然構わないので、いっぱい作れ~、、と旦那に言われました。
大きな鍋に溢れるほどのポテト。
チキンストックを入れて、煮込み、火が通ったらスープを減らし、泡だて器で潰していきます。
そしてこれでもかぁ~~と言う位、いっぱいバターを入れました。

疲れてきました。
明日はターキーを焼き、グレイビーソースを作り、スタッフィングも作らないと・・
この辺で辞めよ~

外はもう暗くなって晩御飯の時間になりました。

何しよ?晩御飯・・
お蕎麦。蕎麦がいいな~

明日は濃厚な料理やから、今日はあっさりな麺類が食べたい!ってなことで夕飯はお蕎麦になりました。


世界各国には、日本人がターキーを焼いて、お料理を作り、大人数を持てなして、どうってことないわ・・って人がいっぱりいるのでしょうが・・
私はお料理が苦手。
持て成すより持て成されるほうが好きです。

でも日本に生まれながら、大家族がいるアメリカ人の旦那を持ち、貴重な体験をさせてもらってます。
明日はなるべくリラックスして、楽しめるように・・頑張ります。

関連記事:サンクスギビング

2012年11月13日火曜日

サンクスギビング

11月が過ぎるとあちらこちらで「サンクスギビングはどうするの?」と言う話が持ち上がります。

アメリカでは11月の第3木曜日がサンクスギビングの祝日で、ご馳走を食べ、収穫や食べ物に感謝する日。
日本のお正月やお盆のように帰省ラッシュがあり、人々が州を渡って家族の下に帰ってお祝いをします。
空港が一年で一番混雑する時期。
息子の学校は、その週はサンクスギビングウィークとなりずっと休みになります。

旦那の家族や親戚は幸いにも(?)ここベイエリアに集中しているので飛行機で移動する必要はありません。
毎年、車で誰かの家に集まり、みんなでターキーを食べ、お酒を飲んで盛り上がります。
でも、人数が半端ではなく、30人前後集まります。

そして2年に1度、このパーティをホストする番が回って来るのです。

今年は、ウチが当たり年。

11月に入った途端に憂鬱になってきました。

ターキー(七面鳥)って、、、美味しくないのです。
家中にターキーの匂いが立ち篭もるのも嫌。(臭い。。。) 
そして料理するのに、私は食べません。
親戚一同は美味しいと絶賛していますが、私にとっては・・・・・う~~ん・・・・・。

日本のお正月みたいなもので、お雑煮とお節料理を食べるのが習慣なように。こっちの人がお節料理を食べても美味しいと言いませんよね。

とにかく、、憂鬱さが日増しに濃くなってきます。


2012年11月7日水曜日

Hug と Kiss

日本ではあまり習慣化されていないけれど、アメリカでは知り合いに会えばハグで挨拶をします。

Hug を和訳すると「抱擁」・・になってしまうけれど、そんなに親密でもなく、軽い感覚で握手をするよりも堅くなく、もっとカジュアルな感じ。
「Hi ~!」と言って、腕を回してハグします。

友達に会っても、親戚に会っても、ハグで始まりハグで終わる習慣。
最初はとまどいましたが、郷に入れば郷に従え・・で12年も居ると慣れてきました。

慣れすぎて、、、日本で女友達に会った時に、難波駅の人ごみの多い所で何も考えずにハグをしたら、多くの冷たい視線を感じてしまったことがあります。
感覚がアメリカンになっているのかな・・?

でも、、慣れないこともあります。
旦那の家族は、親子でも兄弟でも、会う時と別れる時にキスをするのです。
普通親しい間柄だと両頬に軽くキスをして挨拶をしますが、頬にチュッ・・ではなく、口と口。
いわゆるフレンチキスで、唇と唇が触れるのです。

初めて旦那と義理ママがキスをしているのを見た時はびっくりしました。
ええ~~! 親子でキス~~? 信じられへん~~!
これぞカルチャーショック。

回を重ねると慣れたけれど、でもやっぱり違和感を覚える私。

先日義理の妹家族に会った時も、旦那と義妹がキスをしている。
う~~~ん。。見慣れたけど、でも、、、「・・・・・。」

別れるときに義妹とハグをした時に、唇が顔に近づいて来るのを感じて咄嗟に頬を向けて壁を作りました。

(私、一応家族ですけど、血の繋がりはありませんよ~)

旦那の家族という郷に入っても、これだけは従えません。