2016年7月8日金曜日

子供の予防接種:カリフォルニア州

カリフォルニア州は昨年10月にブラウン知事がSB-277を承認し、子供の予防接種に関する法律が改正されました。

今まではWaiver(棄権証書)を提出すると予防接種は回避出来たのですが、この改正により子供達全員に予防接種が義務付けされました。
予防接種に反対する親にとってはかなりショックなことですね。

その内容は・・
A、生まれてからプリスクールまでの子供
B、キンダーからエレメンタリースクール(6thグレードまで)の子供
C、ミドルスクールからハイスクール(7th ~12thグレード)の子供

BやCの教育機関に進学する際に予防接種の証明書が必要となります。(*教育機関は私立・公立の両方)
予防接種の種類はCalifornia Department of Educationのサイトに詳しく書かれています。

School Entry Requirements   <CDE ウェブサイトより抜粋>

Students entering school must show proof of the following immunizations:

Students Entering Kindergarten

ImmunizationDosage
Diphtheria, Pertussis, and Tetanus (DPT)Five (5) doses
PolioFour (4) doses
Measles, Mumps, and Rubella (MMR)Two (2) doses
Hepatitis BThree (3) doses
Varicella (chickenpox)One (1) dose

Students Entering Grade Seven

ImmunizationDosage
Tetanus, reduced Diphtheria, and acellular Pertussis (Tdap)One (1) doses
Measles, Mumps, and Rubella (MMR)Two (2) doses

予防接種の証明書がなければ教育機関は子供を受け入れてくれません。
学校に通えない・・ということです。

予防接種を回避する方法は、“ホームスクール”と言われる家庭での教育システム。
教員の経験がある保護者は自宅で子供を教育する家もありますが、このケースは稀だと思います。

また、医師からの「特定の疾患がある為に予防接種は出来ない」という証明書を提出した場合は予防接種を回避出来ます。

2016年1月1日までに延期申請の書類を提出した子供に関しては、1年間予防接種を遅らせることが可能です。

「予防接種を打たなくてもいい州に引っ越そうか・・」と考えている親もいるようです。

この改正は今月1日から既に施行されています。

この法案が決まった時に周りの友人や州外からも「Sachikoさんはどうしますか?」・・と、問い合わせを戴きました。

息子の場合・・
・インフルエンザの予防接種は毎年拒否しています。
・HPV(ヒトパピローマウィルス)=子宮頸がんワクチンでカリフォルニア州は男子にも接種することを推奨しています。
息子の12歳検診でドクターに勧められましたがその時は拒否しました。
このワクチンに関しては今後強制化される可能性もありますが、そうならないことを祈ります。

上記以外のCDCが定めている予防接種=はしか、おたふくかぜ、風疹、破傷風、B型肝炎などは接種しています。

これ関してにはいろいろな葛藤がありました。
子供のことは私の意見だけでは通らない事があります。
子供の育て方は、父親と母親の2つの違った思想の織り合ったところで展開していくからです。

私は「予防接種を打たせたくない。」と思っています。
主人は「予防接種は絶対に打つべきだ。」と主張します。
両者、相容れません。

この夫婦のバトルは、私が“ある対策”を取り入れて「折れる」形を取りました。

その”ある対策”とは・・
「予防接種の害をデトックスする」と言うことです。

~私流の予防接種のデトックス~
また別の機会にお伝えしたいと思います。


有難うございます。


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