ラベル Macrobiotic の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Macrobiotic の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年12月8日木曜日

医食同源

東洋医学の五行と食事の関係を知る『マクロベースの会』(このブログでは「東洋医学とマクロビオティック」のタイトルでシェアさせて頂いています)。
健康と食べ物の関係を東洋医学の思想に基づいて学ぶクラスです。

人間の身体を一本の樹と考えます。
その樹が大地に深く根ざし、水分や栄養分を十分に吸収して樹全体に回っているのが健康な状態です。
私たちが体験する心体の不調和の症状(頭痛や不眠など)は一枚一枚の葉に例えます。

西洋医学では「頭痛」が起こるとそれを鎮める薬を飲みます。
「頭痛」と言う葉が散り、問題は解決したと考えます。
違う葉に「不眠」と言う症状が起こります。
その症状を緩和するために薬を飲みます。
その葉は散ってなくなります。
「治った、自分は健康になった。」と勘違いをします。
これが対処療法と呼ばれるものです。
症状が消えただけで根本治療ではありません。

東洋医学は対処療法には注目せず、もっと視野を広げて樹を育てている根っこや全体のバランスを重視します。

IMG_1934.JPG を表示しています

根っこがしっかりと大地に根ざし、水や栄養分を吸収しそれを全体に回せているのが健康な状態。
人間で言うと、精神が安定し、吸収、循環、排泄がスムーズに行われている状態です。
このバランスが崩れると様々な症状となって葉っぱに危険信号が知らされます。
この時に症状を押さえる薬を飲むのではなく「自分の身体のバランスはどうなっているのか?」を今一度見直す必要があると東洋医学では考えます。
身体の冷えや臓器の不調和、睡眠、排泄、ストレスなどに注目し、鍼、お灸、漢方薬、食事などのツールを使って崩れたバランスを調整していくのです。

マクロベースの会は「心身のバランスを整えるための食物や料理法」を見つめます。
この食事が「お手当て」であり「食箋(しょくせん)=食べ物が薬になる」という医食同源の考え方です。

この会では1年間を通して陰陽五行、季節と各臓器との関係、身体のバランスを取る食物を学びました。

先日、コース修了者を対象したクラスが開催されました。
基本をおさらいしたり、新たな情報を教えて頂きました。

私がコースを取ったのは3年前なので忘れていることもあり、普段の食生活を振り返って反省する点が多々ありました。
時々はクラスを受けて、意識を修正したり追加の情報を受け取ることも大切なのだと感じました。

普段から心身のバランスを考えて食事を摂り、いつも健康な状態で居られるようにしたいなあ・・と改めて考えた時間でした。

このコースの2017年度のクラスが来年1月14日からスタートします。
場所はパロアルト近郊。
1年間に5回のクラスを受講することによって季節、臓器、食物の関係を学ぶことが出来ます。
お席がまだ若干空いているそうです。
ご興味のある方はこのブログのEmailタブをクリックしてご連絡下さい。


有難うございます。



関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・春
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋





2015年1月2日金曜日

2015年 お正月

新年明けましておめでとうございます。
カリフォルニアもやっと年が明け2015年になりました。

大晦日の昨日は一日中お節料理を作っていた私。
お節と言っても、豪華絢爛バージョンではなく、黒豆、田作り、煮しめ、紅白なます、昆布巻き、栗きんとん、伊達巻・・と言った昔ながらの食材。

お正月のイベントが何もないアメリカでは、元旦の朝にお雑煮とお節料理を戴くぐらいしか「正月気分」が出ないので毎年作る。
3人家族で、お節料理を食べるのは朝だけなので、大量に余る。
余るってわかっていても作ってしまう。

おせち料理を作るのは、お正月気分を少しでも味わいたいのと、息子に日本の味と古来からの智恵を伝えたいからだ。

お節料理は本当によく考えられて出来ているなあ・・と今日も食べながら感心していた。
冬は腎臓や膀胱が活発になるので、この働きをサポートする食べ物が必要。
お節料理には腎臓に滋養をもたらす根菜や干し椎茸、黒豆などがふんだんに使われている。
昔の人達はこの効用を知っていて取り入れたのかな・・とその智恵に驚いてしまう。

お正月は迎春ともいい、寒い中でも春を迎える準備はもう始まっている。
この期間にしっかりと腎臓に栄養を行き渡らせておかないと、春になってから身体の機能が衰えて目まいなどの体調不良を訴える人が出て来る。
冬に身体を温めるもの、腎臓や膀胱を労わる食べ物を摂ることがとても大切。



朝からお屠蘇を飲んでいい気分になりながら、それぞれの食材の効用や意味を旦那と息子に説明した。
聞く耳半分・・で聞いている息子。
食べることに夢中で「そんなの関係ない~」という感じ。

大人になったら分かるかな・・?

但し、お酒は身体を冷やすのでお屠蘇気分もほどほどに。
私も気をつけます・・

本年もよろしくお願い致します。



関連記事:東洋医学とマクロビオティック・冬



2014年5月2日金曜日

Up & Down

“夏も近づく八十八夜・・♪♪” と歌われているこの八十八夜は立春から八十八日目に当たる日で今年は5月2日。
5月5日の立夏を前に、この日からだんだんと夏の準備を始めると言う。

そろそろ夏の準備・・と言いたいところなのに、ベイエリアではこの数日で気温が急に上昇して一気に夏が来たような状態。
準備・・どころではなく、もう真夏に浸っている気がするくらい「暑い~!」の一言しか出ない。

ここ数ヶ月間は気温の変化が激しく、身体が付いていかない。
先週は冬のお天気が続き、雨が降ったり曇ったりで最高気温が14-16度。
せっかくしまったセーターやジャケットを引っ張り出したのが、今週はまたセーターは要らなくなり夏服を探す始末。
気温が鰻昇りにどんどん上がり、今日は最高気温が32度になった。
何を着て、何を食べていいのか、困ってしまう。

先月マウイに行った時に、美味しそうなパイナップルやパパイヤなどトロピカルフルーツを見かけた
こういう南国の果物は身体を冷やすので夏の暑い時期でないと口にしない私。
でもマウイの気温と「土地のエネルギーを食べ物から戴く」意味で産地で育ったトロピカルフルーツをたらふく食べた。
暑いマウイではそれでよかったけれど、寒いベイエリアに帰ってきたら身体が芯から冷えてしまっていた。
日ごろから冷え気味の身体がその南国のフルーツと寒い気温のせいで冷え冷えになってしまった。
それでこの冷えを改善するために、身体を温める根菜類や生姜、黒い食品(小豆、黒胡麻)などを摂っていた。

それがいきなりこの暑さ・・
さすがの私も冷えはどこかに吹っ飛んで行き、さて何を食べたらいいのやら・・と考える。

このまま夏に突入するなら身体を冷やす食品を摂ってもいいんやろうけど、また数日後には天気が変わって気温が下がるって聞いたし・・
ここで身体を冷やす食品を摂ると、身体が冷えて風邪を引きやすくなるぞ・・と警戒してしまった。

5月5日の立夏を前に18日間は春の土用の時期。
4月16日から土用が始まったので、なるべく野菜の甘味を摂ろうと甘い野菜のスープを作り脾臓や膵臓に滋養を注いでいる。
とにかく、立夏までは土用の食事を摂って身体をグラウンディングさせておこう。

それが夏の準備かも・・?、と思いながら野菜を切っております。



関連記事:甘い野菜のスープ
                東洋医学とマクロビビオティック・土用


2014年3月3日月曜日

お雛様*ライブコンサート



桃の節句が間近に迫った2月の最終日、サニーベールのあるお宅で催された「お雛様*ライブコンサート&昼食会」に行って来ました。
七段飾りのお雛様を愛でながら、食養の勉強と特製ランチを戴きながら生演奏を聴く・・というコラボレーション企画。
ベイエリアに棲む沢山の女性が集いました。

まずベイエリアで活躍されている料理研究家のShinobeau さんから食養に関するお話がありました。
今回のメイントピックは白砂糖の怖さについて。
コカインと白砂糖(スクロース)は、共に組成(化学記号)が似ていて耽溺性があると言うこと。
白砂糖は精製される際に塩酸が使われていることもあり、料理の際にはなるべく白砂糖を避けるのが懸命・・と言うアドバイスでした。



また第一大根湯と甘い野菜のスープを試飲しながら、体調の悪い時には食べ物が薬になると言うお話もあり、子育て真っ最中の私達にはとても勉強になる内容でした。
このブログに掲載している甘い野菜のスープ は、実は以前にShinobeau さんから教わったもの・・
短い時間でしたが内容の濃いトピックに、改めて食育のあり方を考えさせられました。

お話の後にShinobeau さん特製ビーガンお弁当とデザートを戴きながらのコンサートが始まりました。
ヘルシーランチを戴きながらの生の演奏は、耳にも胃にも心にも贅沢なひととき・・



ミュージシャンはサンフランシスコを拠点に音楽活動をされているジュンコさんとマークさんのお二人。
ジュンコさんが奏でるトランペット、ハーモニカ、ギターとエネルギッシュな声。
マークさんの繊細なギターやサクソフォーンと絶妙なハモリ。
ハートにグッと響く魂の叫びの曲や、ジプシーチックな曲、童謡をジャズっぽくアレンジした曲・・で様々なジャンルの音楽が演奏されました。
聴く側も一緒に手拍子したり、ハモったり、時には目をつぶって聴き入ってみたり・・
ジュンコさん&マークさんの世界にどっぷりと浸かりました。



ジュンコさん率いる『サイクラブ☆』は、先日元NHKアナウンサーの堀ジュン氏が立ち上げた8Bits News というニュースメディアのウェブサイトでミュージックビデオの「太陽に光る」が取り上げられ、最近にわかに注目を集めているミュージックグループです。



今回の収益金は、この夏に福島の高校生をベイエリアに招き、オークランドのキッズオーケストラの子供達と共演する為の募金:『サイクラブ☆キッズオーケストラ ジャパンプロジェクト』に寄付させて頂くということ。

311から3年が経過しようとしていますが、未だに放射能レベルが高い数値を示す地域もあり、人々の健康が心配されています。
放射能の被害から子供達を守りたいというジュンコさんの願い。
最後の曲「Japan」を聴きながら、私も日本人の1人として何か出来ることはないか・・と真剣に考えさせられました。

20名以上いた参加者の中には、このプロジェクトグッズを買ったり、ドネーションをしたり、お手伝いを申し出たり・・で、この応援の輪は更に広がっていく気配を感じています。

Shinobeau さん、ご馳走様でした。
ジュンコさん&マークさん、ハートに響く音楽をありがとう。

サイクラブ☆ウェブサイト 

2014年1月17日金曜日

冬の土用

先日、陰暦カレンダーを作るクラスに参加し、日本古来の暦が日本人の生活に密着し健康にも深く関わっていたのだと知った。

昨年はマクロビオティックのクラスでも四季と土用の料理を習ったのに、いつが土用かを忘れて、せっかく学んだ知識が生かされていない。
陰暦カレンダーがあると、この暦が一目でわかって便利だ。

今年の冬の土用は1月17日から2月3日まで。

この時期は野菜の甘味をとって膵臓と脾臓に滋養を与えるのが大切。
すぐにエネルギーになるものを・・と砂糖などの単糖類から出来た食品を摂ると、膵臓が弱っていく、と先週どこかの記事で読んだ。
砂糖ではなく、野菜の甘味が身体に優しい。

冬は腎臓が弱るので、小豆などの黒いものを摂ることも欠かせない食品。
甘酒の甘味を生かしたお善哉を作ろ~、と小豆をキッチンで炊いている。

土用のエネルギーは下に根ざすエネルギーで、しっかりグラウンディングすることが大切。
意識を地面に向けて、地球と繋がることを思い出す期間。

冬の土用の後は立春。
季節が少しずつ移ろいでいく。


暖かいベイエリアは冬と言う感じがせず、近所では桜の花が満開になっているので、この季節感が薄らいではいるけれど~


関連記事:
東洋医学とマクロビオティック・土用
http://emeraldhillsca.blogspot.com/2013/09/blog-post_10.html

東洋医学とマクロビオティック・冬
http://emeraldhillsca.blogspot.com/2013/04/blog-post.html

甘い野菜のスープ
http://emeraldhillsca.blogspot.com/2013/05/blog-post_2400.html


2013年12月5日木曜日

2014年度 マクロビオティックお料理教室のお知らせ

いつも読んでくださってありがとうございます。

1年間に渡り5回に分けて季節のお料理を学んだ『マクロビオティックお料理教室』。
このブログでは「東洋医学とマクロビオティック」と言う記事で掲載しています。
想いのほか反響が多く、コメントやメッセージをいただき感謝しています。
また問い合わせメールもあり、この場をお借りして来年度のクラスの内容をお知らせさせていただきます。

<マクロビオティックをベースにした食と生活を見直す会>
1年を通して季節ごとの料理教室とレクチャーのコースクラスです
第1回目の1月はイントロダクションクラスとしてこの会の説明。
2月は「冬」
4月は「春」
6月は「夏」
9月は「土用」
1月は「秋」

それぞれの季節に合ったお料理と生活習慣教室を開催いたします。

インストラクター:あらお・ふみさん
場所:カリフォルニア州・パロアルト市近郊

このブログのEmail(上部タブ)に連絡を下さった方に詳細をお送りいたします。
申し込み・問い合わせ期限は12月25日まで。

ご興味のある方は是非ご連絡ください。



関連記事:
マクロビオティック・クッキングクラス
       http://emeraldhillsca.blogspot.com/2013/04/blog-post_8.html

東洋医学とマクロビオティック・秋
       http://emeraldhillsca.blogspot.com/2013/11/blog-post_15.html
 
 

 
 

2013年12月3日火曜日

きっかけ

20代から30代にかけて歯科衛生士として大学病院に勤めた私は、だんだんと身体がボロボロになっていった。
仕事と恋愛のストレス、毎日飲むアルコール、摂生のない食事内容。
偏頭痛、メニエール病、蕁麻疹、過敏性大腸症候群・・・
ドクターに診てもらっても「自律神経失調症」で片付けられ、鎮痛剤、目眩止め、下痢止めなどの症状を抑える薬を処方されるだけで原因がわからない。
何年間かは処方された薬を飲み、根本治療ではなく対処療法で凌いでいた。
でも身体は良くなるどころか益々壊れていき、「これではいけない・・」と思い始めた。
症状を抑える薬を飲んでも意味がないことにある日気が付いた。
藁をも掴む思いで、ヒーラー、チャネラー、メディスンマンなどスピリチュアル系と言われる人達に診てもらった。
彼らが私に告げたのは「オーガニックなものを摂りなさい。身体に毒が溜まっている。」「自分を愛しなさい。感情を押さえ込まずに溜め込まずにリリースしなさい。」
・・誰からも同じことを言われた。

それがきっかけでナチュラルな生活に切り替え、感情ワークをし、スピリチュアルな世界を探求して、数々の気付きを得る機会を得た。
だんだんと健康になり、身体や顔が若返った。
身体が壊れなかったら、有機野菜やマクロビオティック、ナチュラルな生活、スピリチュアリティとは縁がなかったかもしれない。

サンフランシスコに留学生として訪れ、初めて行った店はWhole Foods Market と言われる、オーガニック食品やナチュラルなハーブや化粧品が豊富に揃っている所だった。
日本よりも数多く陳列された有機食材やナチュラル化粧品を見て、嬉しくなり心が躍った。
結婚しても、息子を産んでからも、ナチュラル生活の姿勢はずっと続いている。

夏に大阪に帰省する時は、自然食品の店に通い有機玄米やオーガニックの野菜を買う。
そんな私を見た友人がいつも感心していた。
「高いのに~」
彼女の基準は「値段が安いもの」であって、「身体に安全なもの」ではなかった。
一般的には、以前私がそうだったように、普通なのだと思う。

健康体ならそれで大丈夫。
農薬や添加物を摂っても、それらを全部排泄出来る身体なら「安い食べ物」でもいいのかもしれない。
彼女は昔から病気もせず健康なので、それで全く問題はなかった。


今週久しぶりに彼女にメールをしてみると返事が来ない。
しばらくしてやっと返事が来た。
全身に蕁麻疹が出て救急で病院に行ったと言う。

ドクターは「身体の中にある毒を出し切らないと蕁麻疹は治まらない。」と告げたらしい。
彼女は蕁麻疹という症状とドクターが告げた「毒」と言う言葉にかなりショックを受けたようだった。

彼女への返事に『農薬や食品添加物は人間の身体には「毒」になる。』と書いた。
長年こういうものを摂り続けると、排泄出来ずに体内に溜まり癌細胞に変わるとも言われている。(遺伝子組み換えや電磁波などもその分類に入ると考えられている)

そして『大根、特に切り干し大根がデトックス(解毒作用)に効果があるよ~』と補足し、私のブログのマクロビ関係の記事を読むように勧めた。
さっそく素直に読んだらしく、有機の切り干し大根とキャベツを買い、私が教えたレシピを作ったと報告してくれた。
『これからは食のことを真剣に考えるわ~』と彼女のメールに書いてあった。

彼女にとっては今回の蕁麻疹が大きな転機だったのだと思う。
たまに私のブログを読んでいたのに、食養の記事に関しては彼女の心には引っかからなかった。
興味のないものは無視するか、知覚に入っても右から左で素通り。
蕁麻疹と「毒」と言う言葉がきっかけで、彼女の腑に落ち、食に対する見方が変わったようだった。

病気は、「今の生活では駄目~」と自分自身が教えてくれる注意信号なのだと思う。
熱が出たときは解熱剤を飲むのではなく、身体を休めて免疫力を強化させ、熱を発散させる療法を行うと熱は下がる。

根本を治さないと、本来の自分に戻れない。
「出る杭を打つ」対処療法では、いつかその杭が身体の中で暴れて、身体がもっと悲鳴をあげる状態になるのかもしれない。

自分の身体を守るのは医者ではなく、自分。
普段いつも口にする食べ物をどう選ぶかで、身体のあり方が変わってくると思う。

蕁麻疹が出来てよかったねえ~・・
と、心の中で彼女に呟いた。


関連記事:自然派志向 http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/blog-post.html

2013年11月25日月曜日

温かい飲み物

気温が下がり寒くなってくると温かいものが欲しくなる。

「葛リンゴ湯が飲みたい~」と突然思いたった。
本来なら林檎をいちょう切りにして、煮て作る「葛練り林檎」がマクロビ風だけど、時間短縮で葛湯の応用レシピの「葛リンゴ湯」を作ってみた。

材料は・・

アップルジュース 1カップ
本葛粉 大さじ1杯
水 葛粉の倍量
生姜のすりおろし汁 少量



葛湯を作る要領で鍋で煮る。
よくかき混ぜないとダマになるので注意が必要。

葛はマメ科の植物で、葛の根を粉にしたのが葛粉。
葛粉の効能は血行不良を改善して身体を温め、血液を浄化してきれいにする。
また解毒作用があるので二日酔いに効き、免疫機能を高め、老化防止にも効果があるという優れた食材。
風邪の初期症状に飲む「葛根湯」はこの葛の根から出来ている漢方薬。

アメリカでは「Kudzu Root Starch」と呼ばれ、ホールフーズではオーガニックの葛粉100gが8ドル程で販売されている。
高い~
日系スーパーにも「葛粉」は置いてあるが、「本葛粉」ではない「葛粉」はじゃがいものデンプンなどが混ざっている。
このデンプンは体内に入ると身体を冷やす。
葛だけの「本葛粉」は体内に吸収されたあとに身体を温める作用がある。
値段が安いからといって「葛粉」を使用すると逆に身体を冷やすので要注意。

出来上がった葛リンゴ湯を息子に飲ませると「美味しい~お代わり!」ととっても気に入ってくれた。
旦那に出すと「何?このドロドロしたもの・・」と怪訝そうな顔をしていたが、効能を説明すると「Wow!」と感激して飲み干していた。
お客様に出しても「身体が温まる・・」と喜ばれる。

我が家では「グリーンスムージー」からこの「葛リンゴ湯」が寒い季節の朝の定番飲み物になった。
ただし、生姜を入れすぎると9歳の息子は「苦い~」と言って飲んでくれない。
生姜と葛のダブル効果を狙っているのに、子供には生姜は控えめがいいみたい・・・


とっても温まります。
お試しあ~れ・・

2013年11月15日金曜日

東洋医学とマクロビオティック・秋

秋になり朝晩が肌寒く、樹々の葉が濃く色づき始めました。
1年を通して季節ごとの料理を学ぶマクロビオティック・クラス。
冬の季節から始まり、今回の「秋」で一巡することになります。

秋に活発になる臓器は「大腸」「肺」「皮膚」。
色は「白」・・大根やパースニップ,蓮(レンコン)などの根菜。他にはマスタードグリーン、パセリ、人参や大根の葉などの「小さい葉もの」。
味は「pungent (辛味)」

秋は収穫の季節なので身体に栄養分を「取り入れる」と共に、要らないものを「排泄する」ことが健康の鍵となります。
つまり「身体に溜まる毒素を排出する」ことが大切なこと。
その毒素とは・・農薬や保存料などの食品添加物、放射能、身体的・精神的ストレス。
日頃からオーガニック食材を選んでいても、空気中や食べ物から放射能を始めいろんなものが体内に入るので毒素の摂取をゼロにすることは不可能です。
なのでこの毒素をちゃんと排泄させる「肺」「大腸」の健康を保つことがとても重要。

「良い排泄」を保つために気をつける食品をあげられました。
*小麦粉などの精白した粉類(パン・クッキーなど)
*ナッツバター(ピーナッツバターなど)
これらは排泄機能をスローダウンさせるので食べ過ぎない事が大切だそうです。

また肉類は気の流れをブロックするのでこれも食べ過ぎないほうがいいそう。
肉類を食べた時には油と蛋白質を溶かして排泄を助ける食品を一緒に摂ることが重要。
その食品とは・・大根、椎茸、玉ねぎ、生姜、ホースラディッシュなど。

「肺」は身体の水分(体液・血液)をコントロールする臓器で、湿気が体内に溜まるとその機能が低下します。
なので湿気が溜まりやすい食品を避けることが大切。
その食品とは・・乳製品、オートミール、ナッツバターなど。
反対に湿気を体外に出す働きがある食品は・・切り干し大根、小豆など

「蓮」が肺の機能を助けるのにとても有効なので、ロータスティーやロータススープなどで摂ると良いそうです。

ガラスジャーの中に入っていたのは蓮の実・・私は初めて目にした食材です。


そういえば咳がひどいときに蓮根を擦って飲むといい・・と聞いたことがあります。

日頃から呼吸に意識を向けるのも大切なこと。
吐く息とともに体内の不要物を出すようにイメージするブリージングエクササイズや、瞑想はは身体と心の健康に役立ちます。
「肌」を刺激する乾布摩擦やボディスクラブなどもお勧めだそうです。

---------------------------------------

本日のメニューは
*蓮の実入り玄米ご飯
*パースニップスープ
*季節の野菜のオーブン焼き・豆腐ソースかけ
*焼きなます
*大根葉入り海苔の佃煮
*ひよこまめ豆腐入りサラダ
*ワカメ入りプレストサラダ



蓮の実を玄米に混ぜて焚くと、ホクホクとした栗のような百合根のような歯ざわりで、玄米に程良い甘味を加えてくれます。

パースニップは日本人には馴染みのない根菜ですが、人参に似た形をしていて色は生成り~白(写真では人参と大根の間にある野菜)。
隠し味にアーモンドが入っていて、とても身体が温まるスープに仕上がりました。

ひよこ豆の粉末からひよこ豆豆腐を作りましたが、とても簡単に素早く出来てびっくりしました。


カリフラワーやマッシュルーム、たんぽぽの葉などに火を通してから豆腐ソースをかけてオーブンで焼いた一品は見た目にもゴージャスに仕上がりました。


これからのパーティの季節には重宝する一品。
今回も野菜がたっぷりのヘルシーメニューでご馳走さまでした。


1年を通して学んだマクロビオティック料理。
身体と季節の関係を知ることで、その季節に何が身体に必要なのかがわかり、とても勉強になりました。
講師のあらおさんは「良質な蛋白質、塩分、油のバランスが大切。」だと仰っています。
また子供には身体を締める働きがある塩分を控えめにし、自然の甘味を利用して良質なオイルを使うことも身体の成長に必要なことだと学びました。
レシピに囚われずにその人を観察し、その人のニーズと季節を考えて、直感で作るのが料理に必要なことだ強調されています。

このクラスで習った知識を元に、暮らしに生かしていくのが「知恵」なのだと思いました。

ブログ掲載に伴い、お忙しい時間を割いて原稿をチェックしてくださったあらお・ふみさん。
1人でも多くの方に食事と健康を考えていただきたい・・と言う思いから、講義の内容をシェアーする事も快く承諾して下さった事にお礼と感謝の言葉を捧げたいと思います。

1年間、どうもありがとうございました。


今後のクラスに関しては、また新しいメンバーで1年間のシリーズをされる予定もあるそうで、このブログのメールアドレスにご連絡をいただいた方に詳細をお知らせ致します。



関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・春
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・土用
    

2013年9月11日水曜日

東洋医学とマクロビオティック・土用

土用の丑の日に鰻を食べるという習慣から、「土用」=夏、暑い、鰻・・という公定式が一般に普及しています。

このこともあって、私は土用というのは真夏の暑い日のことだと思っていました。
今回のマクロビオティックお料理教室「土用の食事」で、インストラクターのあらお・ふみさんから「土用というのは季節の変わり目のこと・・」と聞いて、自分の無知さにがっくりしました。

調べてみると・・
『土用とは、五行に由来する季節の雑節。1年のうちの4つの期間で、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間ずつある。
五行では春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を当て、残った土気は季節の変わり目に当てられ「土用」となった。
土用の間は土の気が盛んになるとして、穴掘りなど土を犯す作業や殺生が忌まれた。 
2013年の夏の土用は7月19日から8月6日、秋の土用が10月20日から11月6日、2014年冬の土用が1月17日から2月3日、春の土用が4月17日から5月4日・・とそれぞれの季節に17~19日間ある。        Wikipedia より』


季節ごとに土用があったとは、知りませんでした。

・------------・------------・

土用に活発になる臓器は「胃」、「脾臓(ひぞう)」、「膵臓(すいぞう)」。

胃は食べ物が口内の咀嚼で細かくされた後に食道を通って更に分解される場所。
胃が司る時間は朝の7時から9時。
朝ご飯をしっかり食べて食物を胃に入れることで、胃の働きが正常なサイクルになります。

脾臓は血液を綺麗にしたり、血液の貯蔵に関係する臓器。
この臓器は環境からの影響を受けやすく、旅行や引越しなどで環境が変わって自分の許容範囲を超えると「不眠症」などのストレス症候群を発症します。

膵臓は血糖値を支配し、また蛋白質や脂質の分解と貯蔵に関係しています。
健康体では血糖値を均衡に保つ働きが備わっていますが、白米や白砂糖などの「単糖類」を多く摂る食事をするとその均衡が崩れて糖尿病になりやすくなります。
喉が渇くとスポーツドリンクを飲む習慣がありますが、このスポーツドリンクにもかなりの単糖類が入っています。
この単糖類は消化の段階で糖分が一気に身体の中に吸収され血糖値が上がります。
これに反して玄米だと時間をかけて糖分が吸収されるのでゆっくりと血糖値が上がると言うことです。

脾臓と膵臓が司る時間は朝の9時から11時。
朝ご飯を食べる事、そして昼ご飯もちゃんと摂る事が消化吸収を促す鍵になります。

土用の味は「甘味」。
自然の甘味を野菜から摂ることが重要なポイントになります。
砂糖から摂るのではなく、かぼちゃ、玉ねぎ、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツなどの丸い野菜から甘味を取り入れることで血糖値が安定し、精神(心、気持ち)が落ち着くそうです。

この甘味を野菜でなく単糖類から摂取すると身体がフニャフニャになってしまいます。
五行の上で脾臓と対角線にある肝臓は怒りを支配していて、食・血糖値のバランスが取れていないと「怒り」が前面に出てくるのです。
最近キレる子供が多くなったのは、食・血糖値のバランスの乱れが原因だと専門家は言っています。
単糖類ではなく、自然の甘味を摂ることで脾臓が癒され、膵臓が血糖値を正常に保ち、肝臓を鎮静させ、心穏やかに過ごせるということでした。
子供の食事と健康管理を任されている私達母親にとっては重大責任なのだなあと再確認しました。

土用のエネルギーは下に向かう矢印「↓↓↓」。
気を四方八方に散らさずに下に向けてグラウンディングすること。
しっかりと地球の上に根ざすことが大切です。

         ・------------・------------・

今回の土用のお料理は、野菜の甘味をふんだんに生かしたメニューでした。

*豆と甘い野菜のスープ
 このブログでも以前ご紹介した「甘い野菜のスープ」の応用編。
ひよこ豆、ファロという古代穀物、人参、玉ねぎ、かぼちゃ、キャベツなどの野菜を煮て、味噌と醤油で軽く味付けをしました。
野菜の甘味が胃に染み渡り、思わずにっこりしてしまう一品。

*レンチル豆タペネーデのフィロペストリー
 レンチル豆、胡桃、ブラックオリーブ、ガーリック、玉ねぎをバルサミコ酢、醤油、ハーブで味付けした「具」をフィロで包んでオーブンで焼いたもの。
フィロのパリパリ感が香ばしく、中身の「具」が和風とも洋風とも言える不思議な味。
パーティの一品に良さそうなお料理でした。


*キャベツとあらめのソテー
 キャベツとあらめをソテーし、タヒニと白味噌、胡麻、醤油、生姜で味付けたもの。
生姜の味が全体を引き締め、懐かしい味がする一品でした。

*モロッコ風人参サラダ
 スティック状の人参を堅めにゆでたあとオリーブオイル、レモン汁、スパイスなどで和えます。
人参の歯ごたえがしっかりと残り、人参の甘さにクミンの香りが漂うオリエンタルなサラダでした。

*季節の野菜と豆腐フェタのグリークサラダ
かぼちゃのオーブン焼き、火を軽く通した芽キャベツとカリフラワー、林檎、フェンネルをお手製ドレッシングで和え、最後に豆腐で作ったフェタを加えます。

「豆腐からチーズが出来るの?」と目を凝らしてみたのがこのボール。
前もって作ってくださっていたフェタチーズの素材が豆腐から出来ていると知り、びっくり・・
豆腐にお酢、オリーブオイルなどを加えて24時間以上漬け込んだもの。
白味噌が隠し味。


クリスピーな野菜の歯ごたえとふんわりとした豆腐フェタがアクセントになって美味しいサラダでした。

  

デザートには・・
*玄米餅ワッフル・レモンソース添え
 
オイルを引かなくてもくっつかず、数分でワッフルの形をした焼餅(⇔焼餅風のワッフル)が出来上がり。

土用は「季節の変わり目」という設定ですが、これは旧暦のことで、現在では「丁度季節のど真ん中」だと思います。
1年に4回ある土用。
その季節季節をしっかりと乗り切るために、身体と心が喜ぶ野菜からの甘味を摂ることが大切なのだと学びました。

ご馳走様でしたー。


 関連記事:関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・春
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・秋


2013年7月5日金曜日

東洋医学とマクロビオティック・夏

今回のマクロビオティック・お料理教室。
(開催されたのは少し前ですが・・)

「夏」のクラスは五行の中で「火」について学ひました。
色は「朱」。
「夏」に活発になる臓器は「心臓」、「小腸」。
また、「熱の循環」や「ホルモンのバランス」とも関係しています。

アメリカでは夏の風物詩として、欠かせないパーティメニューとしてバーベキュー(BBQ)があげられます。
7月4日の独立記念日を筆頭に、週末は各地で肉を焼いてビールで乾杯し、仲間とワイワイ騒ぐのがここアメリカでのメインイベント。
このBBQは「身体の中に熱を溜める」肉を、「火を通して食べる」ことにより、ダブルで熱を体内に取り込むことになります。
そして、サラダ、ビールやジュース、アイスクリームなど冷たい食品で外から身体を冷やすのです。

この食べ方をすると血液がドロドロになって滞り、女性には大敵のシミが出来やすくなり、シミが出来てもなかなか取れなくなってしまうそうです。

これに対してマクロビ的な夏の対処法は
*熱が籠らない食べ方
*熱を発散させる食べ物を使う。

こうすると血液は滞ることなく、既に出来たシミも身体の内部から薄くすることが可能なのだそうです。
先生の透き通るような肌を見て「絶対に試してみる価値あり!」と思ってしまいました。

夏の味は「苦味」。
タンポポ、パセリ、水菜、ラディキオ、海苔、ダルス(海藻の一種)、焼きおにぎり、Fatty Beans=Lima やPinto Beansなど。

また「スパイシー」なものは発汗作用を促し、体温を下げる役目があります。
激辛料理を食べたあとに汗をかき、そのあとに涼しい・・と感じるのはこのため。

夏の調理法は「あまり火をいれない」
そしてバラエティに富んだ食物を摂ること。

夏に活発になる臓器の心臓と血圧とは深い関係にあります。

人間は身体的特徴や性格などから数種類のタイプに分けられます。
これによって食物や食べ方なども違ってくるのです。

小太り、赤ら顔、声が大きいタイプ・・<True Fire>
このタイプは火が体内に溜まっているので夏野菜を沢山摂って火を発散させる必要があります。

痩せていて弱々しい感じ、塩をあまり摂らずに甘いものが好きで、ストレスが溜まると血圧があがるタイプ・・<False Fire>
このタイプは腎臓が弱っているので冬の食べ物「牛蒡、小豆」などを摂る、いい塩を摂ると改善されます。
特に牛蒡と塩で作られた鉄火味噌は最適だとか…

また身体に滞りやブロックがある為に火が回らない人がいます。
このタイプは<Low Fire> と呼ばれ、低血圧で頭がフラフラするのがこのタイプ。
滞りやブロックを取るために大根を食べて、体のクレンジングをする必要があります。
フラフラする症状がひどくならないためには竹踏みをしたり、耳をマッサージして血液を体内に回すように心がけることも大切。
またストレスの軽減や生活習慣の改善も考える必要があるのかもしれません。

このような講義を聞いたあとでお料理に取り掛かりました。

今回のメニューは
*キイウィと胡瓜のスープ
*スィートコーンチャウダー
*黒豆とキノアのサラダ
*ヒカマとアラメのサラダ
*グリーンビーンズの和え物
*パンプキンシードドレッシング
*葡萄の酢漬け
*コーンの髭スープ

人それぞれ、その日によって体調は違います。
気温や湿度も日々変化します。
環境や体調を見極め、また食事全体のバランスを取りながら美味しく戴くことが大切なことを学びました。

また夏の食物ばかり食べると身体がフニャフニャになるので、いい塩&味噌で「締める」ことも大切な事。
特に果物を食べすぎるとダウンするので、梅干し茶を気付け薬として飲むのも一案だそうです。

今回もとっても勉強になりました。
ありがとうございました。


関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・春
     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋



2013年6月23日日曜日

日本の伝統食

アメリカでは日本での放射能の影響を懸念する声が後を断ちません。

食のエキスパートの方々が口を揃えて教えてくれた放射能対策は
「日本の伝統食を摂る」ということでした。

広島や長崎への原爆投下後、生き残った被爆者の食生活を調べると共通点があって、日本古来の食事を摂っていたと言う事実。
特に長崎で爆心地から1.8kmの場所で被爆した秋月医師が指導した食事内容で、秋月医師自身や病院スタッフの方々は全員生き残り、原爆症からも守られたということです。
食事内容とは・・


玄米

梅干し
発酵食品
砂糖を避けること

これを毎日実行すると、放射能を身体の外に出す作用が働くそうです。

注意することは、なるべく「自然のもの」であること。
塩は自然の海塩や岩塩。
加工されているものは効果が減少するので避ける。
玄米、梅干し、発酵食品は有機栽培、無農薬が望ましい。

発酵食品とは、味噌、醤油、納豆、漬物、塩麹などの食品。
これも自然の塩を使い、加工(=熱処理)をしていないことが条件です。
スーパーに並んでいるほとんどの味噌や醤油は加工する際に熱が加えられています。
熱が加えられると麹が死んでしまって発酵食品ではなくなります。
(この事実を知り、数年前からお味噌は自宅で作っています。)

甘いものがいけない理由は、砂糖は造血細胞に対する毒素・・という理由から。
反対に塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えます。

チェルノブイリ事故の時に、カリフォルニアから手作りの梅干しを送った梅おばあちゃんがいらっしゃっいました。
同じ時に日本からは味噌を送ったと言う話を聞きました。

日本では3・11以降、多くの方がこの知恵を思い出して実践していらっしゃるようで、今更私が書く必要はないのかもしれません。

でもアメリカを始め海外に住んでいる方々は「海外だから、ここは大丈夫。」と心のどこかで安心している人が多いのも事実です。

地球は自転公転を繰り返し、エネルギーは日々一刻、滞りなく流れています。
宇宙線、自然放射線を含む自然界からの放射能は微量ながらも常に人間の身体に蓄積されると言われています。

また農薬、添加物など人体に影響を与えるものを常に体内に取り入れている私たちの身体。
放射能対策だけでなく、「デトックス」という意味でも日本の伝統食は大切なことだと思います。

昔から伝わる日本独特の伝統食品。
この先人の知恵と恩恵を生活に活用し、次世代に伝えるのが日本人である私たちの役目なのだと思います。


2013年5月17日金曜日

甘い野菜のスープ

マクロビオティックの定番メニューで、ポピュラーな薬膳として知れ渡っているこのレシピ。
「20秒で膵臓に届く」と言われている魔法のスープをマクロビエキスパートの友達から教わりました。
マクロビ初心者の私が今更書くことでもないのですが、「このスープって凄い~」と驚いたのでここでご紹介します。

作り方はとってもシンプル。

<材料>
玉ねぎ  
キャベツ 
カボチャ 
人参   
水     





野菜の量はそれぞれ1カップ分(欧米サイズのカップ:重さにすれば約200g)ずつ。
玉ねぎだと1個、人参は2本ぐらい。
玉ねぎを基準にしてキャベツやカボチャも同じ大きさのものを用意します。
(写真のキャベツとカボチャは一部を使用)

野菜を全てみじん切り。
細かく切らなくても大き目のみじん切りでOK。




この材料を鍋に移します。
順番が大切。
玉ねぎ→キャベツ→カボチャ→人参の順番に鍋の底から4層に敷きます。
食物には陰陽があるので、陰性のものを下に敷きその上に陽性のものを重ねていくと甘味がより引き出されます。

野菜が敷けたら、水1.5~2ℓ(野菜の3-4倍)を鍋の端っこから注いでいきます。
この注ぎ方がとっても大事。
野菜が動かないようにそーーっっと、そ~~っと。

蓋をせずに強火で沸騰させ、沸騰したら蓋をして中火でコトコト30分間煮ます。
あくは取りません。

材料を濾して、上澄み液をスープとして戴くのです。
(残った野菜はミネストローネにしたり、パスタソースに使えます。)

冷蔵庫で2日間保存可能。
飲む時は温め直すか室温に戻してから・・

小さなカップに1杯、毎日もしくは1日置きに飲みます。
特に午後3時~6時に飲むといいとされます。

初めてこのスープを飲んだ瞬間に「甘~い!」とびっくりしてしまいました。
野菜だけの甘さがとっても優しく、身体の隅々に染み渡る感じです
ホカホカと身体が温まってきて、身体の中心からエネルギーが注入された感じになります。
しばらくすると身体がリラックスしてふんわりと優しい気持ちになってきました。

これは胃、膵臓、脾臓に働きかけ、食事による体の不調を治してくれるスープ。
甘味に対する欲求を満たすので、甘い物をあまり欲しくなくなるとか・・
砂糖の取り過ぎで緩んだ体を引き締め、動物性食品の過剰摂取で弱った身体を強くしてくれます。
糖尿病、低血糖、癌、エイズ、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチなどに効き、風邪引きや体調不良の時には即効性があって、免疫力を上げる効果があるということ・・


息子に飲ませてみたら、ゴクゴクと飲み干し「美味しい~。おかわり頂戴。」と催促されました。
旦那にも試飲してもらうと、「上手い!」と絶賛。
このスープのおかげで身体がリラックスして、家族がみんなニコニコ顔になりました。
身体と筋肉をリラックスさせ、脾臓を和らげて血糖値を安定させる・・と言う働きを体感して大きく納得。

甘い野菜の魔法のスープ、、、甘く見てはいけませんよ~

お勧めです♪


参考図書:久司道夫著 「THE マクロビオティック」 甘い野菜ドリンク 


2013年4月16日火曜日

ホームカフェ in Foster City

先日、ファスターシティのホームカフェにお邪魔しました。

日本で調理師免許を取得し、お料理が大好きな「たまちゃん」が作ってくれるランチは新鮮な野菜たっぷりでヘルシーなお献立。
マクロビオティックの要素を取り入れて厳選した食材を使用し、しかも洋風に仕立てられたおしゃれな5品。

私が戴いたメニューは・・・

・ アスパラのスープ
・ ひよこ豆のコロッケ ビーツケチャップ添え
・ マッシュルームのソテー・ローズマリー風
・ 玄米と丸麦のサラダ
・ アーモンドカステラ


アスパラのスープはキビを使ってとろみが出され、旬のアスパラを一口一口堪能しました。


ひよこ豆のコロッケはカラリと揚げられていて、付け合せのビーツケチャップがこれまた美味。
思わずレシピを聞いてしまったほど。
ローズマリー風味のマッシュルームは、素材のエネルギーが伝わって来るように加熱しすぎず、しっとり&しっかりとした口当たり。
玄米と丸麦のサラダは、いろんな野菜やナッツ、ドライフルーツが入っていて不思議で魅力的な味。一口一口噛み締めて戴きました。



デザートは見た目はタルトのようで、口当たりはふんわりと優しいカステラ感覚。
使われている甘味は甘酒だと聞き、さすが~と唸ってしまった私。



出された飲み物はルイボスティーと穀物コーヒーで、カフェイン・フリーで身体を温めるドリンクはとってもヘルシー。

ランチのお値段は食事4品とデザートで$25。


たまちゃんとは不思議なご縁で、テニスのレッスン、マクロビお料理教室、EM勉強会など、偶然によく逢う方なのです(・・偶然は必然・・)。
この日初めて友達と二人でたまちゃんのお宅に伺ったのですが、息子の花粉症について食のアドバイスを受けたり、本日のメニューのレシピを聞いたり、シャスタの話をしたり・・と、あっと言う間に時間が経ってしまいました。

たまちゃんのホームカフェは月替わりでメニューが変わるそう。
もちろん初めての方も大歓迎。
住所は予約のメールを送られた方にたまちゃんから詳細をお知らせするそうです。

たまちゃんへの連絡先: tamachan@me.com

たまちゃんのブログ: http://ameblo.jp/tamakitchen/


水辺のラグーンを眺めながらのランチは気分もリフレッシュし、お腹も心も満足した癒しのひとときでした。

たまちゃん、ご馳走様でした~




注)ホームカフェin Foster City は2014年10月より拠点をLos Gatosに移されました。

2013年4月13日土曜日

東洋医学とマクロビオティック・春

3月「春」のクラスは五行の「木」について学びました。

「木」=「春」に活発になる臓器は肝臓、胆嚢、目。
肝臓は排毒と消化を司っている臓器で、糖の分解や脂肪の代謝とも関係します。
また血液の解毒や分解にも重要な所で、肝臓のバランスがくずれるとアレルギーが起こるのです。
血糖値をコントロールをしたり、コレステロール、ホルモン、ビタミンA&Dの貯蔵もしています。

肝臓に滋養をもたらす食材・・春の山菜、春菊、ルッコラ(アルグラ)、発酵食品。
苦味のある食物(大根葉、ルッコラなど)を摂ると溜まった脂肪を溶かし、排泄、解毒作用がスムーズに行きます。
午後11時から午前2時は肝臓の休養に大切な時間なのでこの時間帯に睡眠をとる必要があります。
排泄がうまく行くとデトックスされたものが身体の外に出て行き、アレルギーなどの改善にも繋がります。

アレルギーに関しては・・
オートミール、乳製品、コーヒー、チョコレートを食べると体内に粘液が溜まりアレルギーの原因になります。
小麦粉などの粉類もアレルギーを引き起こすということでした。

この日教えていただいたお献立は・・
昆布だしに玄米の冷ご飯を入れてとろみを付け、春菊を加えてブレンダーにかけたグリーン色の春菊スープ。
テンペを蒸して細かく刻み玉ねぎや人参と混ぜてハンバーグ状にするクラブケーキ仕立てで、テンペの新たな使い方を教えて頂きました。
豆腐を使ったマヨネーズは3種類の酢が入っているのに酸っぱ過ぎず、サラダやテンペに乗せ、余ったものをリーク(長ネギ)のグラタンに使える万能選手。
切干大根サラダはかぼちゃ、ブロッコリー、アプリコットを梅酢ドレッシングで合えた爽やかな演出。
デザートは甘酒の甘さだけでデザートとして満足できる甘酒クリームを戴き、これは息子にも作ってあげたいと思いました。

気分的に肝臓が元気になった気がします。
スパイスや食材の取り扱いなどを初め、「目から鱗~」の連続なので次のクラスが今から楽しみです。

マクロビを学び、野菜のパワーやすごさを知ってベジタリアンになることも考えましたが、しょせん我が家では無理。
肉食動物の旦那がいます・・・

ベジタリアンが理想的なのかもしれないけれど、「食を楽しむ」「時間を楽しむ」ことも大切だと思うので、どの時点でバランスを摂るのかが私の課題。
食の中庸、身体の中庸も大切だけれど、心の中庸も忘れないようにしたいと思っています。

有難うございます。

関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋

2013年4月12日金曜日

東洋医学とマクロビオティック・冬

日本に居た頃に東洋医学に興味があり、友達の鍼灸医に借りた「黄帝内経」という中国古来の医学書を読み漁ったことがあります。
人間の身体の陰陽、実証虚証などを初め、人間と自然界の関係が説明されていました。
その中でも私が興味を持ったのは「身体と環境はとても深い関係がある」と言うことで、本の中ではこの思想を「陰陽五行」と呼んでいました。

自然界に存在する5元素=木、火、土、金、水は法則があって繋がっています。
この5元素を東洋医学では五行と言います。
木が火を燃えさせ、火は灰になって土になり、土が金を生み出し、金が水を生じ(冷たい金属の表面に霜が降りる)、水が木を育てる。
(このしくみを「五行相生」木→火→土→金→水→木と言います。)

五行を季節に例えると、木が春、火が夏、土が真夏(土用)、金が秋、水が冬となります。
また人間の臓器(その季節に活発になる箇所)、味、感情、色などあらゆるものに五行があてはまるのです。

例えば「木」に関しては・・
季節:春
味:酸味(酸っぱさ)
感情:怒り
活発になる臓器:肝臓、胆嚢、目など
色:青

春に活発になる臓器を労わる酸味のある食べ物を摂ることで、怒りを開放し穏やかに春を過ごす事が出来ます。
こうすることで次の季節に備える準備をしているのです。
その季節季節に必要な食べ物を口にすることで1年間を通して健康でいられるのです。

また宇宙の万物はそれ自体が陰と陽を含んでいて、その陰陽のバランスをとる事で健康が保たれています。
人間や臓器も例外ではなく、活発に働きすぎると「陽」になり、エネルギーが足りないと「陰」になりますが、大切なのはその中間=中庸。
いくら身体にいいからと言ってそればかり摂るのはバランスが崩れます。
バランスをとって「中庸」に保つ事が「陰陽五行」での重要なこと。

「黄帝内経」の思想を思い出させてくれたのが今年から通い始めたマクロビオティックお料理教室でした。

1月に第1回目のイントロダクションがあり、2月「冬」のクラスは五行の中でまず「水」について学びました。

「水」=「冬」に活発になる臓器は腎臓、膀胱、生殖器官、骨。
この腎臓に滋養をもたらす食材は黒いもの・・黒豆、小豆、黒ゴマ。蕎麦。根菜。干したもの。
この腎臓の働きをサポートするのは「塩」。

また冷え対策としては・・
白砂糖、コーヒー、アルコール、冷たい物は身体を冷やします。
根菜、雑穀、タンポポコーヒー、梅しょう番茶は身体を温めます。

冬に腎臓にしっかりと栄養を行き渡らせておかないと、春になってからエネルギーが乏しくなり身体がちゃんと機能しなくなるのです。

黄帝内経の「五行相生」(木→火→土→金→水→木)という関係が食養にも当てはまります。

教えていただいたこの季節のお料理は・・
牛蒡、蓮根、カブ、人参などの根菜をふんだんに使い、小豆、黒胡麻などの黒い食材を取り込む冬仕様のお献立。
陰陽のバランスを取る為に、カリフラワーやキャベツなどの丸い野菜も使った。
きんぴら2種は牛蒡の火の通し方を変えて、2種類の違った料理法で冬と次の季節・春に備えます。
クローブやカルダモンなどのスパイスを使いオリエンタルな味に仕上げた「あずき・かぼちゃスープ」は、かぼちゃが苦手な旦那も食べてくれそうな味付けに仕上がり感激しました。

どのレシピも野菜の甘みと旨みが活かされていて、いろんな種類の野菜を味わいました。

ご馳走さまでした。




関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・春
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋

2013年4月9日火曜日

マクロビオティック・クッキングクラス

昨年末にマクロビオティックに再度目覚めた私は、基礎から教えてくださる師を探していました。
年が明けてタイミングよくマクロビ・クッキングクラスのお誘いがあり、1月にイントロダクションを受けてみました。

講師はあらお・ふみさん。
クシ・インスティティチュートでレベル4(マクロビオティック・リーダーシッププログラム)まで学ばれ、20年以上スタンフォード大学で講義をする傍ら、プライベートやグループで「食と健康」についてのコンサルタントをされている素敵な方です。

ます最初に伺ったのはその基本。

**多くの現代人は食生活の乱れから「毎日摂る食品は、他人の言葉に惑わされず自分の心に聞き、自分の体験や直感を元に選んでいく。」と言う事が出来なくなってきています。まずは「食事の基本」を押さえて、徐々に「身体の声を」聞けるようになることが大切。**

**自分の健康の根っこになる「食事」、「心の栄養」、「生活習慣」、「睡眠&休養」に注目し、バランスを取ることが大切。**

**農薬,ホルモン,遺伝子組み換え,添加物が入っている食品、白砂糖、自然の餌を食べずに育った畜産の肉を摂ると身体の機能に負担をかける。**

**腹八分目にし、就寝3時間前は食べないようにする。**

**土地のものや季節のものを食べる事で食べ物からエネルギーを戴いている。これに反して冬に冷たいものやバナナなど南国で採れるフルーツを食べると身体が冷えてメタボリズムが下がり、身体の機能をスローダウンさせる。**

**一食で「野菜が占める割合が50%、あとの25%が穀物、25%が蛋白質」**

**小麦粉、粘液を製造する乳製品やオートミールを食べることも身体の機能をスローダウンさせる。**

また、心の持ち方も重要で、身体に負担をかける食品を摂ってもポジティブに考えて、それらを排泄出来る身体を作ることも重要だと言うことです。

今日から出来る事は
*野菜の分量を増やす。
*よく噛む。最初の数口は最低50回。(現代人の平均は5-6回)
 噛むことに寄って首の筋肉が鍛えられ脳に刺激が伝わって老化防止にもなります。

あらおさんの『マクロベースの会』のクラスは、その季節季節に身体に必要な食材を学ぶので1年間(5回)のクラスで成り立っています。
この日は試食だけでしたが、次回からは食材に触り、実際に料理をしながらセオリーも習得するとのこと。

これからの1年間のコースが楽しみです。

有難うございます。


関連記事:東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・春
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋

2013年3月13日水曜日

梅しょう番茶

4年前にマクロビオティックのクラスを受けた時に「梅しょう番茶」と言う飲み物を初めて飲んだ。

梅干し半分をつぶして湯呑みに入れ、生姜の絞り汁を2-3滴、醤油を小さじ1杯ほど入れ、熱い三年番茶を注ぐ。

この梅しょう番茶は疲労回復、血液浄化、冷え性、風邪や低血圧などに効能があると言われている。
これらの陰性の症状に効果がある理由は、中に入っている梅干しと醤油、ショウガ、番茶の有効成分が相乗的に働くかららしい。

梅干しの「クエン酸」や醤油が代謝を促したり、血液をサラサラにして痛みや倦怠感を解消する。
梅干しや醤油の塩分が血中のヘモグロビンを活性化させて、からだの隅々まで十分な酸素を運ぶ。
さらに、醤油の生きた酵素は胃腸の調子を整えると言う。
生姜は漢方薬にも使われていて、身体を温めたり免疫力を強化する作用がある。
腹痛には、梅干し、ショウガ、番茶のそれぞれの殺菌力が内臓の中で暴れている腐敗菌を抑えるのに効果を発揮するらしい。
また血液をアルカリ性に保つので、肉類、砂糖類を多く摂り過ぎて酸性に傾いた血液を中和させると言う。

4年前にこれを知ってから継続して2年ぐらい毎朝飲んでいたのに、最近忘れがちになっていた。

1週間前にふと、自分の手足が結構冷えている事に気がついた私。
「身体を中から温めよう。」と思い、この梅しょう番茶を作ってみた。
飲んでしばらくするとお腹の中からポカポカしてきて身体が緩み、気持ちよくなってきた。
また毎朝飲んでみよう・・と決心をしなおした。

日本人ならでは・・のこのレシピ。
日本人の知恵ってすごいなあ~と思う。

最近「風邪をひきやすくなった。」と言っている実家の父にも勧めてみようと思う。




2012年12月2日日曜日

マクロビお料理教室 12月2日

12月最初の日曜日、先日のブログでも紹介させていただいたマクロビオティックのお料理教室に参加してきた。

講師は河合秀紀さん。
河合さんはマクロビオティックのパイオニアー:久司道夫先生の元で学ばれ、マクロビオティックのレストランでのシェフ・Kushi Institute のダイニングでのヘッドシェフと言う経歴を持たれ、現在はLAで活躍されている方。
今回は今年3月に引き続き2回目のベイエリアでのお料理教室と言うことだったが、私は初めて参加した。

メニューは4品。河合さんの料理のデモンストレーションと料理をしながらのレクチャーによる4時間のクラス。
マクロビの基本「陰陽」に始まり、素材のパワーを生かした切り方や料理法など、勉強になることがとても多かった。
久しぶりにマクロビを学ぶ私にとっては充実した時間だった。

レシピは季節の素材をホリディミールに生かし、クルトンの代わりになるもの、ターキーの代わりになるものなどを選び、健康重視の野菜たっぷりのお料理だった。



料理されたものを戴き、その野菜の甘みや食感、コンビネーションなどに感激した。
身体の中に野菜のパワーや作り手のエネルギーが巡っていくような気がした。

お料理教室の後は、有志が残って「河合さんとの健康相談会」と称した、身体と食べ物についてのレクチャーを聞いたり質問をしたりと、これも為になることを沢山学んだ。

顔相(皺や色)からその人の持っている病気や摂りすぎている食べ物・足りない食べ物などがわかると聞き、思わず鏡を覗いてしまった。
身体を作っているのは「血」であり、腸で血のクオリティが決定される・・と聞き、やはり食べ物は身体にとって最も重要なものなのだと再認識した。

肉大好き!な旦那を持つ私にとっては、マクロビと家族の好みとの間で日々葛藤があり、マクロビを徹底して出来ない状況だ。
河合さんは、それでもバランスを取る事が大切なのだとおっしゃっている。
肉を食べる時は大根おろしを一緒に戴く、、肉の3倍の量の野菜を食べる、、など身体を酸性に偏らない方法を教えてくださった。



今回、たくさんの友達から「お料理教室に参加したいけれどスケジュールが合わない。」と連絡をいただきました。
今週火曜日、12月4日10時からサンタクララ三育学院にて河合さんの講演会が予定されています。
お時間のある方は足を延ばしてみて下さい。



 




2012年11月30日金曜日

マクロビオティックお料理教室 in San Francisco Bay Area

急な話なんですが、ベイエリアにてマクロビオティックお料理教室が今週末から開催されます。講師はクシ・インスティテュートでヘッドシェフを勤めた経歴もある河合秀紀さん。
かなり生徒さんが集まっているようですが、まだ12月2日と5日の教室に若干空きがあるということです。また12月4日は三育学院にて、河合秀紀さんの講演会も予定されています。
 
河合秀紀さんのプロフィールは最後にご紹介。

ご興味のある方はオーガナイザーのT.W.さんまでメールでお問い合わせ下さい。


-お料理教室の内容-


<お料理教室 メニュー 〜マクロビオティックでホリデーミール〜
 
ホリデースタッフドスクウォッシュ(Holiday Staffed Squash)
 
スウィートポテトの飴煮 (Candied Sweet Potato Medley)
 
パースニップのクリームスープ (Parsnip Cream Soup)
 
アップルピーカンパイ (Apple Pecan Pie)
 
<イベントスケジュール>
 
② 12月 2日(日)お料理教室 @ San Mateo (日本語) 10am 〜 2pm 参加費$50、定員8名
④ 12月 4日(火)講演会 (日本語) 10am 〜 正午 参加費無料(ドネーションを承っております)
「パワーオブフード〜心と体を育む食と生活」@三育学院 in San Jose
 
 12月 5日(水)お料理教室 @ San Jose (英語) 10am 〜 2pm 参加費$50、定員8名
 
お料理教室はデモ形式で行なわれます。参加者全ての方に調理実習をしていただくのではありません。なお、多少のお手伝いをお願いする場合もあります。
*12月8日(土)に、別の方の主催で、サンフランシスコにて、同じく河合秀紀さんのお料理教室が開催されます。こちらに参加をご希望の方は、nx4m-ogw@asahi-net.or.jp (寺子屋「叡伝」さん)まで、直接ご連絡されてください。
参加を希望されるイベントの番号(②④⑤)と参加者のお名前、電話番号を、macronokai@gmail.com T. W.さんまで、お知らせください。参加が決定された方にのみ、開催場所の詳しい住所など詳細の連絡が送信されます。
 
 
 
**** 河合秀紀さんプロフィール ****

マクロビオティック実践歴25年。1985年、渡米。マイアミにて、米国のマクロビオティック運動の創始者である久司道夫氏の親族経営の日本食レストランで2年就業。その後、久司道夫氏が経営する西マサチューセッツ州にあるマクロ
ビオティック/日本食レストラン“銀河”にて、 また、クシインスティテュートのキッチンにて就業、調理法の基礎を学ぶ。ヨーロッパ滞在を経て、米国に帰国後、より深くマクロビオティックを学び実践するため、クシインスティテュートのキッチンにて、ヘッドシェフとして調理を始める。また、約二年間、ボストン在住の久司道夫氏の下、当時、体調を崩されていた久司氏夫人、アベリーヌ先生の食事の用意、日常生活における補助をしながら久司氏に師事、経験を積む。
2001年、クシインスティテュートに戻り、キッチンの再編成、キッチンスタッフの指導、育成、健康相談、メニュー作成に従事する。現在はLAにて、マクロビオティックの普及に努めている。