ラベル Healing の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Healing の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年11月6日日曜日

サウンドヒーリング・音叉の効果

音叉(チューニングフォーク)はストレスを解放しリラックスをもたらすヒーリングツールとして注目されています。
私もヒーリングセッションやワークショップに取り入れ、その効果を実感しています。

先日、”Human Tuning”の著者であり、医師、音叉 Biosonic の開発者、サウンドヒーラーであるDr. John Beaulieu のクラスに参加しました。


Dr. John は様々な音叉の使い方やその効果を実践しながら教えて下さいました。
今回はその内容の一部をご紹介したいと思います。

音叉の効果は・・
・リラックスをもたらす(緊張や不眠症などに効果的)
・肉体の滞りをほぐし活性化する(肩こりやリウマチなどに効果的)
・感情の解放を助け、精神のバランスをとる
・霊的レベルでの気付きや自己変容をもたらす
・場の浄化、クリスタルの浄化
など、肉体と心と魂のバランスを取る目的で使われます。

音叉に記載されている数字は、1秒間に何回振動するか・・という周波数が刻まれています。

(これは1秒間に256回振動)

数値が低くなるほど肉体に、高くなるほど霊的な面に作用します。

重りがついたタイプの音叉は実際に肉体にあてて滞りや痛みを軽減するのに用います。


筋肉痛、肩こり、リウマチなどに効果があるそうです。

また、このタイプの周波数128を尾てい骨にあてるとその振動が脊柱を通って首や頭蓋骨にまで達し、脳内システムのバランスをとる効果もあるとのこと。
注意点としては「同じポイントに連続して2回以上当てないこと」。

8本セットの音叉は、チャクラの活性化や肉体&精神のバランスを整えるのに用います。


Dr.John はこの8本の中からリリースとリラックスをもたらす4本を選んで参加者1人1人にヒーリングをして下さいました。


母親の子宮の中にいるような安心感に包まれ、バタバタした日常を忘れ、心のバランスが取れた気がしました。
時間は短かったですが、自分のエネルギーが瞬時に変わるのを感じました。

周波数が4000以上のエンジェルセットは場の浄化や高次元の存在と繋がりたい時に使用します。


クリスタルワンドと一緒に使うとエネルギーも倍増する感じです。
一瞬で部屋の中がクリアーになり、天使が舞い降りてきた感覚になりました。

また惑星のエネルギーを周波数にした音叉もありました。

金星(Venus) と月(Moon)の音叉

Dr. Johnは、医師の立場から、またサウンドヒーラーの1人として、音や周波数が人間の身体や精神にどんな影響を与えるのかを長年研究され、サウンドヒーリングに関する数々の著書やCDを出版されています。


「音は耳でよりも、皮膚から聴いている。」と言うDr. の言葉に聴衆が「えっ?」という顔をしました。

皮膚から音を聴く・・?

「皮膚や身体全体も微細に振動しているんだよ。だって君たち自身が波動の存在なんだからね。これがエネルギーフィールドだよ。身体の波動と音の波動が共鳴して音を身体でキャッチすると言うことさ。」
…とウィンクをしながらおっしゃいました。

音叉の波動とDr. Johnに魅了された癒しの時間でした。


有難うございます。


2016年10月16日日曜日

病院でのレイキヒーリング・脳神経科外来

癌病棟のスタッフにヒーリングの施術をしていたレイキヒーリングチームは、場所を変えてこの秋から脳神経科の外来患者さんを対象に施術することになりました。

癌病棟では瞑想ルームを借りてマッサージベッドを配置していました。
隔離した空間の中で、横になって頂いて施術が出来たのです。
そこにはサインアップ用紙があり、申し込んだスタッフの方々が施術部屋の前に並んでくださいました。

ところが新境地では違う環境でヒーリングをすることになりました。
神経科外来には施術部屋がありません。
受付に隣接する待合室に椅子を並べて座ってもらい、Chair Reikiと言う形を取ります。
サインアップ用紙はなくレイキチームのメンバーは各自が患者さんにレイキヒーリングの説明をします。
説明をして承諾を頂いた患者さんに施術をするシステムです。

9月のミーティングで新しい試みの内容を聞き、様々な思いが心をよぎりました。
「座った姿勢でヒーリングを受けてリラックス出来るんだろうか?」
「待合室というオープンな空間でヒーリングの施術が出来るんだろうか?」
「レイキヒーリングを知らない患者さんは私達を受け容れてくれるんだろうか?」
「私の下手な英語が通じるんだろうか?」

そんな不安の中、先週初めて神経科を訪れました。
5階建ての新しい建物が脳神経科外来病棟です。

3階の受付に行くと他のチームメンバーが到着して椅子をセットアップしていました。
病棟の責任者に挨拶をし、非常時の対応などについて説明を受けます。
その後すぐに患者さんへの応対を始めました。

受付を済ませた患者さんに話しかけます。
自己紹介をして、ス〇ンフォードが無料のレイキヒーリングサービスを提供していることを説明します。
そしてレイキヒーリングがどんなものかを説明します。

突然話しかけられて最初はとまどっていた患者さんでしたが「リラックス出来るのなら試したいわ。」と気軽に応じてくれました。

簡単な問診をして、今の痛みや不快感を数字の0~10に当てはめてもらいます。
その方の痛みの数値は「9」でした。
表情は痛みで曇った感じです。
レイキヒーリングはフェザータッチの手当て療法だと付け加えて、10分間のヒーリングを開始します。

最初は「何をされるんだろう?」という感じで筋肉が緊張されている様子でした。
私の手の温かさが伝わり、彼女の緊張が次第に解れてきます。
ヒーリングエネルギーが全身に拡がって呼吸がゆったりとなり、うとうとと眠ってしまわれたようでした。
10分後に「終わりました。」と静かに伝えると、「WOW!!」と感嘆の声を上げられました。

「今は痛みを全く感じないわ。不思議!」
施術後の痛みの数値を尋ねると「0」という答えでした。

「とってもリラックス出来たわ。これがたったの10分だったの?」と驚きながら立ち上がられました。
施術後の笑顔がとてもチャーミングでした。

そんな感じで2時間の間に8人の施術をさせて頂きました。

ほぼ全員の方がレイキヒーリングが何かを知らないと答えられました。
それでも10分間の体験後はリラックス出来て効果的だと身体で感じてくださいました。
痛みや不快感の数値は、施術前と後では全員が減少していました。
「Amazing!」「You are an Angel!」「It was so relaxing!」など感想を告げられます。
ほとんどの方が「また今度来たらお願いね。」と笑顔で去って行かれました。

中には「ス〇ンフォードがエネルギーワークをこういう形で取り入れているなんて、さすがだわ~」と私達の活動を眺めながら話しかけて来た患者さんもいらしゃいました。
そんな言葉を聞いて嬉しくなった私です。

受付に隣接した待合室・・と言うプライバシーのない空間ですが、ヒーリングモードになると他のことはあまり気に留めることなく施術に集中できるから不思議です。

他のメンバーも「新しい環境でレイキを始めたけど、とっても遣り甲斐があるわ~」とワクワクしていました。

私もジャパニーズアクセントの英語が通じてホッとしたのと、確かな手応えを感じて自信が湧いてきました。
お昼過ぎには朝訪れた時とは全く違う心境で、病院を後にしました。

現在、神経科外来での活動は毎週月曜日の午前中のみです。
ところが「もっと増やして欲しい。」という声がスタッフから出ているそうです。
月&水曜日を患者さんに、金曜日はスタッフに・・活動して欲しいという申し出があり、チームのメンバーでスケジュールを調整中です。

9年間レイキチームのリーダーとしてス〇フォードで活動してきたサラを始め、チームのメンバー全員がこれからの活動に意欲を燃やしています。

有難うございます。


関連記事:病院でのレイキヒーリング


2016年9月23日金曜日

病院でのレイキヒーリング

ス〇ンフォードホスピタルでレイキヒーリングのボランティアを始めて、もうすぐ3年になります。
私達がどんな活動をしているのかを簡単にご説明しますね。

このレイキチームは2つに分かれています。

★癌病棟の入院患者さんを対象にするグループ。
このグループは個人で病室を回りながら患者さんにヒーリングを施術します。

★癌病棟のスタッフを対象にするグループ。
(ドクター、ナース、オフィスマネージャーなど)
癌病棟のメディテーションルームを借りてマッサージベッドを並べ、複数のヒーラーが1人のスタッフを15分間施術します。

私が所属しているのはスタッフ対象のグループです。
予約制ではなく、サインアップした人から随時施術を受けられるシステムです。
最初は「レイキ」が何なのかもよくわからず「なんとなく」とか「試しに寄ってみた。」という方がほとんどでした。
そのうちに「リラックス出来る・・」という噂を聞いて来て下さったり、リピーターの方が数多く出来ました。

部屋に入るとホッとした顔になってベッドに横になられます。
中にはヒーリングが始まるなり、いびきをかいて眠ってしまう方も・・
皆さんお疲れなのですね。
癌患者さんを診察したり、介護をしたり、応対をしている方々ですから、ストレスも相当あると思います。

彼らの感想は・・
「この職場に癒しの場所があるのは有り難いです。」
「あなた達は天使だわ~!」
「この時間が楽しみなの。」
など、嬉しい言葉を告げられてまた仕事に戻っていかれます。

その笑顔が嬉しいのと、チームメンバーに逢うのが楽しみでこの3年間ボランティアを続けてきました。

先週、このレイキチーム全体のミーティングがありました。

ス〇ンフォードホスピタルが大きな改装工事をしていて、それに伴いあらゆる面で変化の時期を迎えています。

癌病棟の責任者が変わったせいもあり、スタッフを対象にヒーリングをしていたグループはこの秋から神経科外来に移り、外来患者さんを対象に施術することになりました。
患者さんに説明をしなければならないので、英語の苦手な私はかなり不安です。

癌病棟患者対象のグループはそのまま残り、病室でヒーリングをする以外に特別班が設けられました。
彼らはドクター立ち合いの元で、手術を受ける患者さんに付き添って手術前と手術後に特別室でヒーリングを施術します。
既に何度か特別室でのヒーリングを施術したショーンと話をする機会がありました。
ショーンは「特別室に入るにはヒーラーもマスクと手袋をしなくちゃならないんだ」と切り出しました。
そして「手術前と手術後にヒーリングを施術することで入院期間を短縮出来るというデータ‐が出ている」ことを教えてくれました。
これはすごいことです。

また一番大きな変化は、レイキチームは「ボランティア」ではなくなったことです。
ス〇ンフォードからお金が支給されることになりました。
支給額はわずかですが、お金の額よりも「レイキヒーリングの良さが認められた」ようで、とても嬉しいことです。

リーダーのサラは9年間ス〇ンフォードホスピタルでボランティアをしながらレイキヒーリングの良さを沢山の人に広めてきました。
それがようやく実を結んだのです。

10月からの新しい活動の場所。
ボランティアの赤いシャツはもう着れません。

まさしく変化の時期ですね・・

*-*-*

[クラスのご案内]
SFベイエリアでレイキヒーリングクラスを開催しています。
習ったその日から誰でもヒーリングが出来るようになります。
ご興味のある方はEmailでご連絡下さい。

Sachiko
 臼井レイキ療法:マスター&ティーチャー
 直伝霊気:プラクティショナー


有難うございます。


関連記事:レイキヒーリング
     病院でのボランティア



2016年3月20日日曜日

ホメオパシーのレメディ:花粉症

また花粉症の季節がやってきましたね。

私は全く大丈夫なのですが、息子の症状が2週間前から急にひどくなりました。
何かの花粉に反応してくしゃみが止まらず、鼻が詰まって苦しそう・・
普段から体質改善のハーブを飲ませていますが、まだすっきりしません。

しばらく摂っていなかったホメオパシーを飲ませることにしました。

症状からすると玉ねぎのレメディのAllium Cepa かな・・?という気もしたけれど、以前に効いたHistamin を選びました。

Histamin を摂って1時間、くしゃみが治まり、詰まっていた鼻が通るようになった息子は「ママ、お薬が効いたみたい。」と嬉しそうに言ってくれました。

症状がなくなるまで4時間置きに摂る・・と本には書いてありますが、症状がなくなったので一粒で止めました。

でも翌日にまた鼻が詰まって苦しそうで「ママ、お薬ちょうだい。」と言ってきたので、追加でまた一粒。
それ以来多少の鼻水は出ますが、小康状態を保っているので飲ませていません。
彼は根本的な体質改善が必要なので、ネトルのハーブティで血液浄化中です。

アメリカではホメオパシーは食品扱いで、ドラッグストアーやナチュラルフードストアーに置いています。
カウンターには無料のパンフレットが置いてあって、こういう症状にはこのホメオパシーというガイドが記されています。



パンフレットをめくると、花粉症・アレルギーには
・Euphasia Officinalis(アイ・ブライトのレメディ)・・目のかゆみや涙目のアレルギーに
・Galphimia Glauca(金のレメディ)・・熱が出るアレルギーに
・Histaminum Hydrocholoricum(ヒスタミンのレメディ)・・あらゆるアレルギーの症状に
・Natrum Muriaticum(塩のレメディ)・・鼻水が止まらないアレルギーに





・・と書かれています。
私が持っている本にはもう少し違う種類のものも載っていました。

波動なので、人体に害はないということです。
私はホメオパスではないので、まずは試してみてヒットしなければ他のを試す・・のことをずっとしてきました。
何年も試しているとだいたいのレメディの傾向が掴めて来て、自分の体質、旦那の体質、息子の体質で、同じ症状でも若干使うレメディが違ってきます。

植物や鉱物の波動を転写したこのレメディ。
波動だけで効くなんて不思議ですが、これだけ普及しているのはやっぱり効果があるからではないかしら・・?と思います。

実際に、我が家ではとっても重宝している「お薬」です。

ありがとうございます。


関連記事:花粉症
     ホメオパシーの使い方

2016年3月7日月曜日

3月のレイキ・シェアーリング会終了

ここ数日は嵐が来たり、突風が吹いたりと大荒れのベイエリア。
雨の合間の日曜日の午後、レイキヒーリングの受講者を対象にシェアーリングと親睦会を開催しました。

毎回1つテーマを決めて復習をし、その後に説明を加えながら交換セッションをします。
セミナー中に習った事を、もう一度しっかり身に着けて頂くために論理と実践の両サイドから理解していただきます。

今回のテーマは「オーラの感じ方、病腺(滞りの元)の感じ方」。

まずはクライアントを見て、オーラを読む練習。
手で感じずに目と直感を使います。

その後で肉体の外側にあるオーラをスキャンします。
オーラにはいろんな情報が潜んでいます。
特にチャクラの部位は慎重に・・
手のひらの微妙な感覚にフォーカスして情報をキャッチします。
肉体的な病気でなくても、「気持ちが塞いでいる」「感情的になっている」「グラウンディングが出来ていない」・・などオーラは微細な波動を蓄積します。

今回のシェアーリングは基本ポジションを網羅するのではなく、オーラや病腺を感じたところを重点的にヒーリングする実践をしました。
肩に溜まっているストレスを流す方法も復習します。

交代でクライアントになり、ヒーリングを受けることも体験します。
意外に凝っている肩に気付き、頑張り過ぎている自分を振り返るひととき。
マッサージベッドから起き上がった時の顔が薔薇色に染まり、全く違う人のように活き活きとしている姿を見ると「充電」という言葉が浮かびます。

シェアーリングのあとはおやつの善哉を戴きながら、いろんなことをお喋りします。
砂糖を使っていない善哉のレシピを聞かれたり、波動についてをシェアーしたり・・

あっという間に2時間半が過ぎてしまいました。

忙しい毎日の中で束の間だけ、この場所でリラックスが出来、自分をチャージできる時間。
家に帰ってから子供さんや旦那さまに優しくなれる自分がいた・・と喜んでいただきました。


<お知らせ>
レイキヒーリングクラス・レベル1、レベル2を3月22日(火)、23日(水)に開催します。
(詳しい内容はウェブサイトをご覧ください)

ご興味のある方はEmailタブをクリックして、Sachikoまでご連絡ください。

ありがとうございます。



2015年5月16日土曜日

レイキヒーリング・レベル1 クラスのご案内

レイキヒーリング・レベル1のクラスを開催致します。

以下はそのご案内です。

日時;5月31日(日)
   午前10時~午後4時

場所:Redwood City / Emerald Hills エリア
   申し込まれた方に住所をお送りいたします

費用:200ドル

クラスについての詳しい内容はこちらをご覧ください。

参加のお申し込み、お問い合わせは上記Email タブをクリックしてメールをお送りください。



ありがとうございます。


2014年11月22日土曜日

クラス

「じゃあ、クラスの話を決めていこうか。」

アイアンイーグルにそう言われた。
1ヶ月前に「クラスをして欲しい。」とお願いしたものの、そのままになっていた。

私の頭では1日のワークショップ・・という感じだった。
彼のナコタの智恵をほんの少しでいいから分けて欲しいなあ・・と軽く考えていた。

けれど、彼の計画は全く違っていた。

「1年間を通して、1ヶ月に1度、12回の週末のクラス。」

な・に・・?

「シアトルで教えてきたのは18ヶ月のコースだった。脱落者は誰も出ず、みんながちゃんと修了した。」

何を習うんですか・・・?

「自分のプロテクションだ。自分に必要な精霊と繋がって助けてもらうんだ。」

わあ~面白そう・・
受けてみたい・・

「じゃあ、決まりだね。」


この軽い私のリアクションが、後から重大な責任を背負うことになろうとは、この時点では知る由もなかった。

もう少し考えてから返事をすれば、、、よかった。



2014年11月20日木曜日

スピリットの祈り

アイアンイーグルが3年半ぶりにウチにやってきた。

煙草を吸いお酒を飲みながら冗談を言う彼を「ただのおっちゃん・・」と思っている我が家のメンバー・・特に息子。
シャーマンとしてではなく普通の友達として接し、応対をする。

月曜日の午後。
私は恒例のスタンフォードホスピタルでのボランティアが入っている。
旦那は仕事が忙しくてお客様の世話が出来そうにない。

「レイキヒーリングのボランティアで、スタンフォードの癌センターに行くんだけど・・」と言うと
「僕も付いて行く。」と答えた。

「じゃあ、3時間のサービスの間はどこかを散歩しててね。」と言って、一緒に連れて行くことにした。

私がどんな所でボランティアをするのか興味あるみたいなので、ヒーリングルームを見せ、セットアップを始めているチームメンバーに彼を紹介した。
彼のことをシャーマン(メディスンマン)だと知ると、みんな驚いている。
メンバーの1人はナバホ族の血が混ざっているネイティブアメリカンで、彼と握手をすると涙を浮かべて感激していた。

サービスの5分前になった。
自分をセンターリングするために、みんなで輪になって宇宙と地球のエネルギーと繋がる。
アイアンイーグルもその輪に入り、手を繋いで一緒に祈りをした。

その直後、彼が「この場所に来れたお礼に、みんなの手にスピリットを呼ぶお祈りをしましょう。」と言い出した。

目を閉じ、手の平を上に向けて自分の胸の前に出す。
彼の言語で、なにやら言葉を呟いているのをその姿勢で聞いていた。

すると・・
だんだんと手の平がピリピリしてきた。
何かが手の平の上を漂っているような感じだ。
それがビリビリと電気が走ったように変わる。
身体の中心に熱いエネルギーが湧いてくる。
身体中がカッカしてきた。
熱い!

ほんの2-3分のお祈りで身体全体が変わったのを感じた。
身体だけでなく、部屋全体のエネルギーが変わった。

すぐにクライアントが入ってきたので、チームのメンバーはレイキヒーリングのサービスを開始する。
「じゃあね~」と言って、アイアンイーグルは部屋を出て行った。

サービス中は、さっきの「熱」がまだ身体中、特に手の平に存在していて、普段よりも強力なヒーリングが出来ているような気がした。

「これを感じているのは私だけやろか・・?」

休憩時間にメンバーと話すと、全員が私と同じことを体験していることがわかった。

「Sachiko! あなた凄い人を連れてきたのね~!」
みんなが口々に叫ぶ。

「そうみたいやねえ・・」

彼のシャーマンとしての能力を初めて目の当たりにしたような気がした。

帰りの車の中で、「みんなびっくりしていたよ。」と言うと
「へへっ・・」と照れ笑いをするアイアンイーグル。

「でもSachikoだって出来るようになるさ。僕のクラスを受ければ、ね。」・・と意味深なことを言う。

僕のクラスって・・?

そうや~
思い出した。
前に頼んでいたクラスのことを話し合わないと・・・




2014年6月4日水曜日

ヒプノセラピー 2

ヒプノセラピー(催眠療法)を一度も受けたことがない場合「セラピー中は意識がなくなるのではないか・・」「トランス状態になって操られるのではないか・・」と思う方がいらっしゃいます。

でもそれは全く違うのです。

催眠状態と言うのは、思考が働いている時の脳波=β波から、リラックスして寛いでいる時の脳波=α波に変わりゆったりとした状態のことを言います。
ヒプノセラピーを受けられる方は目を閉じてリラックスしています。
セラピー中もセラピストの声は聞こえています。
そして行動のコントロールはセラピーを受けられる方にあるのです。
セラピストはリラックス出来るように誘導していきますが、セラピーを受けている方はしたくないことはしなくても構いません。
トイレに行きたくなると席を立つことも出来ます。

私が誘導するヒプノセラピーは今の自分にある問題(身体の痛み、感情の滞り、パートナーシップの問題など)にフォーカスして、その問題とリンクする過去の次元に帰って行きます。
その方の核になっている問題が何であるかを、カウンセリングの時間を充分に取って一緒に掘り下げて行きます。
カウンセリングの後で催眠状態がどういうものであるのかを、説明をしながら体験していただきます。
リラックスするには呼吸が大切なので、呼吸の練習をすることから始めていきます。
リラックスが出来て催眠状態がどういうものかをわかっていただいた後に、初めてセラピーに入って行きます。

セラピー中は、セラピーを受けられている方が今の自分にある問題とリンクする過去の場面に帰っていくように催眠誘導をします。
その過去の場面は今世の幼い時の場合もありますし、過去世の場合もあります。
改めて過去を体験して、今の自分を苦しめている「過去に持ってしまった間違った思い込み」を見つける作業をします。
その思い込みは自分の生き方に自分でクセパターンを作って、生き難い状態を招いている可能性があります。
また過去の場面に再び帰ることで、過去には得られなかった気付きや学びを受け取ることも出来ます。
枠を外して気付きを得た瞬間に古い思い込みがリリースされて新しい思考が入ってきます。
この時に大きなエネルギーの交換が起こります。
「これは一種のエネルギーワーク?」と思うほど、癒しのエネルギーがその方に注がれるのです。
一緒にそれを体験させて頂く私は、エネルギーのパワフルさに驚くことがしばしばあります。
セラピーを受ける前に比べて、終わった後のクライアントさんの顔が見違えるほど輝いて見えるのには感動をしてしまいます。

ただ「過去世を見たい。」と思っていても、今世の問題・・特に幼児期に受けたトラウマが大きい場合は過去世の次元に行くことが難しい場合があります。
「今世の問題をまず解決して欲しい。」と、身体と心と魂が叫び過去世に行くのを邪魔するので、その場合は今世の問題に取り組みます。
解決してからその後に過去世回帰(前世療法)をしますが、時間が足りない場合は今世の問題だけでセラピーが終わる場合もあります。
前世療法だけがヒプノセラピーではなく、今世のワークも重要なセラピーなのだと説明をして理解していただきます。
今の自分に取り巻いている枠を外す作業は、前世療法だけでなく幼児期退行(インナーチャイルドワーク)や胎内回帰も重要なヒプノセラピーです。
その問題がいつその方の思い込みとなってインプットされたのか・・で、帰っていく次元が違ってくるのです。



もう外してもいい枠、入れ替えたい思い込みやクセ、人生のパターン・・
ヒプノセラピーはそれを探る1つのツール(道具)であると、沢山の方々の変容を見て実感しています。


関連記事:ヒプノセラピー 1


2014年6月2日月曜日

繋がり 2

6月最初の日曜日。
ずっとバタバタしていたので、今日はゆっくりと家で過ごしている。
自分自身の充電の時間。
お天気がいいので「太陽の浄化とチャージをしよう~」と、大きめのクリスタル達をデッキに並べた。


太陽の光をいっぱい浴びて、クリスタル達も嬉しそうに輝いている。

久しぶりにクライアントさんからメールが届いた。
初めてお逢いした頃は元気がなく心配していたけれど、見違えるほどに変わられた様子が文章から感じ取られた。
次のステップに向けての新たな意気込みも記されてあり、私も勇気をもらえたような気がした。

こんな風に私のブログを読んで共感してくださったり、ヒーリングセッションやクラスに興味を持たれた方が見知らぬ私に連絡を送ってくださる。
そこから新しいご縁が生まれ、繋がりが増えていく。
繋がりの輪が広がっていくのがとても嬉しくてワクワクする。
目に見えないご縁で出逢い、繋がっていくのは不思議な感じだ。

またセッションやセラピーを受けてくださった方々の変容を見て、驚いたりドキドキする。
自分の内側を見つめて本来の自分に近づき、眩しく変わって行く過程にただ感動する。

私のことを「先生」と呼ぶ方がいるけれど、私は先生ではないので「ファーストネームで呼んで下さい・・」と訂正する。
私は、別に偉くはない。
本来は人間が誰でも持っている、けれども忘れているツールを、私が分けているだけなので、特別に秀でている訳ではない。
全く他の方と一緒だと思っている。
少しだけ凹んでいる方がそのツールで元気になられると安心し、「これで、あなたも私も一緒・・」だと、手を繋ぎたくなってしまう。

クライアントさんからのメールを読んで、「あ~よかったなあ・・」と嬉しく思いながらその方とハグをしたくなった。
彼女との、ブログを通しての不思議なご縁に感謝した。
ありがとうございます。


関連記事:繋がり

2014年5月10日土曜日

肉親の死を経て

昨年秋に父が突然この世を去った時、言いようのない空虚感に襲われた。

もう2度と父の顔を見たり声を聞いたり出来ないのだと思うと、やりきれない虚しさと痛みが心を駆け巡った。
魂は永遠なのだと頭ではわかっているのに、「そんなスピリチュアルな綺麗事なんてどうでもいい、、もう一度父に逢いたい。」という想いがとめどもなく湧き、幾日も泣き続けた。
夢遊病者のように、身体は行動するけれど意志がなく、抜け殻の状態で現実の世界を彷徨っていた。

そんな私を救ってくれたのは、あるヒーリングセッションだった。
父の葬儀が終わって数日後、何故かその人のヒーリングが受けたくなった。
さっそく連絡を取り、実家近くにあるヒーリングサロンを訪れた。
ヒーリングメニューの中から選んだのは「クリスタルヒーリング」。
私自身もクリスタルヒーリングを施すけれど、その時は腑抜けの状態だったので誰かにすがって石のサポートを受けたかった。

ヒーラーの穏やかなエネルギーと石たちの波動を受けて、サロンを出る時には違う自分になっているのを感じた。
足がしっかりと地面に着き、大地を感じることが出来る。
自分の中心が出来て、夢から戻ってきたように現実をしっかりと受け留められた。
父の存在が身近に感じられ、空虚感が埋まっていくのを感じた。

改めてエネルギーワークのすごさを実感した時間だった。

--

今月に入って友達のティナが紹介してくれたクライアントさんは、中東の国で生まれイギリスで育った女性だった。
笑顔が素敵で群青色のワンピースがとても似合っていた。

セッション前のカウンセリングで2ヶ月前に母親を亡くされたことを告げられた。
精神的ダメージがひどくて身体のバランスが崩れ、不眠症で悩んでいると言う。
「母親がいないこの世界に、私が生きている意味がないのよ。」と泣き崩れてしまった。
「あなたの気持ちはとってもわかるわ。私も母や父を亡くした時はとても落ち込んだの。でもあなたはこの星に存在する意味が何かあるはずよ。」と私は答えた。
「意味なんてあるのかしら?」と涙を拭く彼女に
「答えはそのうちにわかるわ。でも今は何も考えなくていいの。ヒーリング中は全てを委ねてね。」とアドバイスした。

彼女のエネルギーをスキャンすると、以前の私と同じようにグラウンディングが出来ていなくてフワフワしている状態。
「何も感じたくない」という風にチャクラも全て閉じている。

グラウンディングを中心にチャクラのバランスを整えるクリスタルヒーリングを施した。
いつの間にか深い眠りに着かれた彼女。
1時間後にベッドから起き上がる時には身体の中に「元気」が充電された様子だった。
顔が明るくなっていた。
瞳の輝きが違っていた。

「なんだか不思議。とても落ち着いた気分です。」と呟く彼女。
「これから徐々に身体も心も変化して行きますよ。泣くことを我慢しないで、泣きたい時は思いっきり涙を流してね。」と言うと
「ええ、そうするわ。」と笑顔で答え、帰って行かれた。

2日後にメールで連絡が入った。
あのヒーリングセッションの後は驚くほどに落ち込みから開放されて心が前向きになったこと。
あまり眠れなかったのに、今は眠っても眠っても寝たりないぐらいに眠いこと。
やりたい事を見つけて、それに関する本を買ったこと。
「母のスピリットはいつも私の傍にいる。その事があのセッションでわかったの。ありがとう。」と結んであった。


肉親の死を経験するのはとても辛い。
時間と共に辛さが軽くなっては行くけれど・・

私は父の死後、クリスタルヒーリングのおかげで早く前向きになれることが出来た。
自分をシフトさせてくれたあのセッションに感謝している。

「彼女も同じなんやわ~」・・とサポート出来たことを嬉しく思った。

関連記事:ヒーリングの効果


2014年4月14日月曜日

ヒーリングの効果 その2

2週間前に新しいクライアントさんが来られました。
初めてのヒーリングセッションで緊張なさっている感じを受けました。

先日のブログ ヒーリングの効果 は実は彼女に伝えようと思って書いたものです。
その記事を読んで内容は理解出来たものの、「癒されたい。でも何が起こるのかわからない。」・・不安・・緊張・・、と堅いイメージを受けました。
セッション前にもう一度説明をしながら、「ヒーリングは本来の自分に戻る作業をお手伝いするもの」だとお伝えしました。

人間はみんな、生まれれてきた時は輝く宝石のような存在です。
それなのにストレスや様々な感情を自分の中に押さえ込むことでブロックが出来ます。
そのブロックが積み重なると、本来の輝きが色褪せてしまいます。
自分が生まれ持ってきた輝きを取り戻す為のプロセスの1つ、それが「ヒーリング」だと私は思うのです。

説明前から「何故だか涙が出て来てくるわ。」と言いながら涙を拭っていらっしゃいました。
「ヒーリングを受けようと思った時からヒーリングのプロセスがもう始まっているのよ。お腹が動いたり滞っているものが汗や涙や鼻水やおしっこやおならで出て来るから、遠慮せずに全部出して~」と伝えると、笑いながら「そうします。」と応えられました。
その説明で安心されたのか、1時間のセッションで深いリラクゼーションを受け、いつの間にか眠ってしまわれました。
ヒーリングの後も「何で涙が出るんだろう?」と言いながら沢山涙を流していらっしゃいました。
「ヒーリング後はしばらく浄化の作用が続きますよ。好転反応と言って身体がだるかったり眠かったりするけれど心配しないで自分の変化を見つめて下さいね。」とアドバイスすると、「わかりました。」と言って帰って行かれました。

先日、2週間ぶりにその方に逢いました。
様子を尋ねると、ヒーリング後の数日間は浄化期間が続いたようで、身体がだるくて眠ってばかりいたとおっしゃっていました。
子育てで頑張っている身体と心に休息を与え、ゆったりとした時間を過ごされたそうです。
ご自身の中心が出来て、しっかりとしたエネルギーを感じました。
はっとするくらい美しくすっきりとなった顔立ちを見て、本来の輝きを見せて頂いた気がして私自身が感動して安心しました。


アメリカでの子育ては大変です。
育った環境が違う、言葉が違う、文化が違う・・
それだけでもストレスが溜まります。
知らないうちにブロックがいっぱい出来てしまいます。

その方の変化を見て、子育てで忙しいお母さんこそ自分を見つめるゆったりとした時間が必要なのだと改めて思いました。


関連記事:ベールの花びら
                   ヒーリングの効果


2014年4月2日水曜日

ヒーリングの効果

ベイエリアは4月に入っても雨が多く、1月並の気温で寒い日が続いています。

最近身近な方から「ヒーリングってどんなことをするの?」「ヒーリングには興味があるけれど、なんだか怖い。」「どんなことが起こるの?」とよく聞かれます。
このページをお借りして詳しく説明してみますね。

“ ヒーリング(Healing)” とは、「心理的な安心感を与えること」と言う意味で、ストレスなどで病んだ現代人の心身を癒す言葉として定着しています。

ヒーリングの効果は・・
1 身体と心の深いリラックス
2 自己免疫力の促進と自己治癒力の活性化
3 ストレスや不安、古い滞った感情の解放
4 不眠症の改善
5 便秘症や肩こりの改善
6 デトックス
7 イライラの解消と精神の安定
8 魂レベルでの自己サポート

などが上げられ、何を求めるかや個人によってその効果は違ってきます。

私が施術するヒーリングはレイキヒーリングをベースに、クリスタルやチューニングフォークを取り入れています。
宇宙エネルギーとパワーストーンや音叉などの波動を利用して身体と心を癒していきます。

レイキヒーリングは日本で19世紀に生まれたヒーリング法です。
手のひら療法とも呼ばれ、海外では“REIKI”と言うとヒーリングの代名詞みたいに広がっていますね。
あるハリウッドセレブがこのレイキヒーリングを受けて大幅な減量に成功した理由には「精神の安定」が大きく影響したと言われ、肉体だけでなく精神面にも作用するものです。
手のひらが宇宙エネルギーが通るパイプとなり、肉体やエネルギーフィールド(オーラやチャクラ)のバランスを取っていくのです。

もちろん肉体に働いて凝りや痛みを和らげますが、感情やストレスにも作用します。
人間は感情が滞るとそれが肉体に反映して体調を崩すことがあります。
そんな時は、肩が凝っていると手で揉んだり叩いたりして流れをよくするように、ヒーリングエネルギーで感情の滞りをリリース出来るようにサポートします。

ヒーリングを受けている時の感じ方は受ける方によって多少違いますが、「温かい毛布にくるまれた感じ・・」「エネルギーが充電される感じ・・」「温泉に浸かった後のようにけだるい感じ・・」となどと言われます。
ヒーリングセッションの間に効果がすぐに現れたり、または時間が経つにつれて徐々に上記の効果を感じることが出来ます。
(症状によっては数回のセッションが必要な場合もありますが・・)

私の施術するヒーリングは、肉体だけでなく見えないチャクラやオーラのエネルギーフィールドを活性化する「針治療の手のひら版」・・と言えばわかりやすいかもしれません。




関連記事:レイキヒーリング
                  パワーストーンヒーリング
                  チャクラって?
     




2014年3月15日土曜日

グラウンディング

ここ数週間・・
数々のヒーリングセッションやレイキヒーリングクラスを通して沢山の気づきを戴きました。

出逢う方は1人1人がとても魅力的で、その輝きを内に秘めていらっしゃいます。
でもその輝きがくすんでいたり、どんよりとしている感じを受けました。
子育てで疲れていたり、仕事との両立が大変だったり・・と、どなたも忙しい日々を過ごされています。

私が感じたことはほとんどの方が「グラウンディングが出来ていない」と言うこと。
いわゆる「地に足がついていない」状態です。
考えることが多すぎて頭に気が昇ってしまい、身体の土台がふらふらしているのです。
お腹に力が入らす、元気が出ない、バイタリティがない様子。

ヒーリングセッションの後やクラスでアドバイスしたことは「呼吸法」
この呼吸法がグラウンディングに効果があるのです。

難しくはありません。
いつでも出来ます。
呼吸に集中して、足の下の大地のエネルギー、頭の上の宇宙のエネルギーを感じてみてください。

身体の中心にパイプが一本、背骨の少し前を上から下まで通っているとイメージします。
頭頂から、喉、胸の辺り、お腹の辺り、尾骶骨まで。
そしてその尾骶骨が下まで伸びて大地に繋がっていると想像します。
その一本のパイプが大地から更に地球の中心へと繋がっているのをイメージしてみて下さい。

まず足を地面に付けてしっかりと立ち、大地のエネルギーを足の裏でしっかりと感じます。
息を吸う時に大地のエネルギーを足の裏と尾骶骨の延長(想像上)から吸い上げます。
その吸った息=エネルギーを第1チャクラ(尾骶骨)からパイプを通して上に引き上げます。
息を吸いながら頭頂(頭のてっぺん)まで持ってきます。
そして頭頂からそのエネルギーを宇宙に流します。
息を吐くときは頭の上に宇宙のエネルギーを感じ、頭頂からそのエネルギーを受け取ります。
息を吐きながら、今度は逆にパイプを通して下に引き下げます。
足の裏まで降ろすと、そのエネルギーを足の裏と尾骶骨の延長から大地に返します。
日ごろのストレスや要らない思考なども一緒に大地に返しながら息を吐き尽くします。

・・これをゆったりとしたペースで繰り返します。

数回繰り返すだけで身体に変化が起こります。
身体の中にしっかりした一本の芯が出来るのを感じるかもしれません。
身体が温かくなってきたり、お腹(丹田)に力が漲ってくる・・と言われた方もいらっしゃいました。

この呼吸法はヒプノセラピーの導入にも使っていますが、リラックス出来て地球との繋がりを感じることが出来ます。
目まいがひどかったクライアントさんはこの呼吸法をした途端に目まいが無くなった・・とびっくりされていました。

考え過ぎで忙しい頭の中を空っぽにして、自分の土台をしっかりさせる・・
そうするととそこに自分だけのスペースが出来ます。
自分のスペースが出来ると、余裕が生まれてきます。

忙しい時は1分でもいいので、呼吸に意識を向けてみてください。


関連ページ:チャクラって?

2014年3月1日土曜日

チャクラって?

時々、友達から「チャクラって何?」と聞かれる。
スピリチュアルの世界では当たり前に使っているこの言葉が、普通の生活にはまだ溶け込んでいないのだと気付く瞬間。

エネルギーや波動は目に見えないので、チャクラを言葉で説明しても実感がなく、わかったようなわからないような曖昧な反応が返って来る。
でも、クライアントさんにヒーリングを施していると、エネルギーの流れや滞りをチャクラのポイントで感じるのも事実。
見えないけれど、確かに・・ある。

私がチャクラについて過去に教わった事、本で読んだ事をまとめてみると・・

私たちの身体は目に見えない生体(宇宙)エネルギーを身体に取り込み、そのエネルギーを身体中にめぐらせ、また排出しながら生きている。
この生体エネルギーが必要なだけ入ってきて、身体中を流れ、滞らずに出て行くことで私たちは健康な身体を維持することが出来る。
この生体エネルギーの出入り口(エネルギーセンター)であり、身体中をめぐる時の原動力となるのがチャクラ
チャクラが見える人達は、その形が輪のような形をしてクルクルと回っていることから「車輪・円」の意味の『チャクラ Cakra/サンスクリット語 (英語ではChakra)』と言う言葉になった。

宗派や節によってその数や対応する色が微妙に違ってくるけれど、一般的は身体に7つのチャクラがあると言われている。
この7つのチャクラ(エネルギーセンター)は人体ホルモンを司る内分泌腺の場所とも一致し、ホルモンの分泌にも関係している。

7つのチャクラの「場所」、「対応する内分泌腺」、「対応する色」、「その役割り」を簡単に説明すると・・

第1チャクラ(ルートチャクラ)
尾てい骨(脊椎の一番下)
内分泌腺:生殖腺
色=赤
生命エネルギーの基盤となるチャクラ。
身体中のエネルギーをまわしている

第2チャクラ(セイクラルチャクラ)
丹田(おへそから3cm下)
内分泌腺=膵臓
色=橙
自分自身と繋がる場所。
人生の喜び、欲望、創造性を感じるところ

第3チャクラ(太陽神経叢)
みぞおち
内分泌腺=副腎
色=黄
喜怒哀楽の感情、感動や生きるパワーを司る場所

第4チャクラ(ハートチャクラ)
胸の中央(乳頭と乳頭を結んだ線の中央部)
内分泌腺=胸腺
色=エメラルドグリーン又はピンク
感受性のセンター。
自分自身をはじめ、この世に存在するすべてのものに対する無条件の愛を感じるためのチャクラ。

第5チャクラ(スロートチャクラ)

内分泌腺=甲状腺
色=青
コミュニケーションセンター。
自分らしさを表現し、創造する場所。

第6チャクラ(第三の目)
眉間
内分泌腺=松果体
色=藍もしくは紫
サイキックセンター。
視覚力、予知能力、直観力などに関連する場所。

第7チャクラ(クラウンチャクラ)
頭頂
内分泌腺=脳下垂体
色=紫もしくは白
記憶力、理解力、予知能力に関係し、全てのものに対して意味を見つける。
高次元と繋がる。



(図:Wikipediaより)


どこかの部位にストレスがあると、そこにエネルギーが停滞してうまく循環しなくなる。
このストレスとは、身体的な疲労であったり、感情が溜まっていたり、精神的に追い詰められたりするもの。
身体は機能しているのに、覇気がなく、元気が出ないという場合はこのチャクラのどこかが詰まっている場合がある。
またそのチャクラが支配する内分泌腺のホルモンがうまく産出されていないのかもしれない。

チャクラやエネルギーは目には見えないので、つい見過ごしがちになってしまう。
でも驚いた時や感動した時に、私達は無造作に胸の真ん中(ハートチャクラ)を手で押さえる。
驚きや感動をハート(感受性のチャクラ)で感じ、受け取っている。
ヨガ、瞑想、または自分を落ち着けたい時には丹田に意識を集中し、腹式呼吸をする。
自分自身と繋がるために丹田に意識を降ろす。
チャクラの場所を教わったわけではないのに、私達は自然にこういう動作をしている。
自然に、無意識に、チャクラの場所を知っているのだと思う。

私がクライアントさんに施しているレイキヒーリングは、各臓器に癒しを施す「伝統霊気」の考えに加えて、「西洋レイキ」のエッセンス・・チャクラにも注目する。
クライアントさんという1つのエネルギー体を、臓器とチャクラの両方の面からアプローチしてBody, Mind, Spirit の3つのバランスを取り、統合(Harmonize)させる方法。
チャクラの滞りがスムーズになりエネルギーのバランスが取れると、だんだんと覇気が戻り、顔色が変わり、身体の状態が変わっていく。
そんなクライアントさん達の変容を見ていると、目に見えないもの(チャクラやオーラ)にフォーカスすることも健康面では欠かせないことだと改めて感じる。

各チャクラでいろんな種類のエネルギーを感じ、受け入れ、排出し、影響を受けているエネルギーフィールドの塊・・それが私達の身体。

肉体(Body)だけでなく、心(Mind)や霊性(Spirit =チャクラもその1つ)にも注目して、そのバランスを図ること・・
Body,Mind,Sprit の3つが統合され、エネルギーがスムーズに流れていること・・
それが健康の秘訣なのだと思うのです。

2014年2月25日火曜日

メインテナンス

ヒーラーは・・
他の方を癒す仕事。
それなのに自分のケアーをつい忘れがちになってしまう。

一応セルフヒーリングをして調整しているつもりだけれど、「灯台元暗し・・」で自分のことは一番見えず、わかりにくい。
そして、他のヒーラーさんに「お願いします。」と言うのがちょっと恥ずかしい。

ここ最近、身体的な問題が起こり、セルフヒーリングでは限界を感じていた。
丁度タイミングの合ったマトリックス・エナジェティックス(M.E.) のプラクティショナーさんに個人セッションをお願いしてみた
最初は「Sachiko さんはレイキをしているんだから、必要ないでしょう。」とそのヒーラーさんは笑っていたけれど、深く観察してもらうと、「ん?、何かある。」と言われた。
過去の感情や過去世のエネルギーパターンなどが身体の中に閉じ込められて「しんどい状態」だと言うことだった。

確かに、私には「癒し」が必要だった。

1週間ほど前に「何で身体の調子が悪いのか・・」と自分の内側に入って聞いてみると
「奢りを戒めるため」と言う声が返ってきた。

なんのこっちゃ~?・・と
その時は全く意味がわからず、そのままにしていたけれど、今回のヒーリングを受けてその言葉の深い意味がわかったような気がする。

他人様をヒーリングする前に、まず自分の調整=メインテナンスに注目する必要がある。
その事を忘れ、「ヒーラーだから私は大丈夫。」と言う奢りが、ヒーラー自身をつぶしてしまう。

他人を癒す前に、まず自分。

コップの水を満たさないと他人に分ける事は出来ない。」というSAWAさんの言葉を思い出した。

今回のヒーリングで身体がとても楽になり心も軽くなった。
すっきり、晴れ晴れ・・という感じ。
そんな状態なので、この喜びを他の方にも分けることが出来る気がする。
これがベーシックな状態。
ピアノの調律をするように、車の点検をするように、人間にもメインテナンスが必要。
時々はヒーラーさん達にお願いして、私のメインテナンスを助けてもらおうと思っている。

そう気付かせてくれたこの身体に、M.E.のプラクティショナーさんに、感謝・・・



2014年2月22日土曜日

ヒプノセラピー 1

日本に住んでいた頃にヒプノセラピー(催眠療法)に興味を持った。
「催眠」と聞いて、まず最初に頭に浮かんだはテレビのショーで催眠術師の言いなりになった人が猫のマネをして四足で歩くイメージ。
トランス状態で意識が無くなってしまうように思えて、ちょっと怖い気がした。

米国催眠療法協会の創立者・クラズナー博士が書いた本「催眠療法・ヒプノセラピー」を読んで、その考えが少し変わった。
催眠状態とは、「リラックスした状態」だと言うこと。
リラックスすると、普段はあまり使っていない潜在意識にアクセスすることが出来て、その潜在意識に新しい情報をインプットすると行動のパターンが変わる・・と知り、「あれ?思っていたのと違う・・」と、ヒプノセラピーが気になり始めた。

アメリカの精神科医でありヒプノセラピストでもあるブライアン・ワイス博士が書いた本「前世療法」を読んで、もっと興味を持つようになった。
催眠状態になったクライアントが前世の記憶を思い出し、その記憶に付随したトラウマやパターンを再体験することで、現在直面している身体や精神の問題を解放する・・と言う内容だった。



催眠療法って面白そう~・・とすっかり考えが変わってしまった。
更に何冊か催眠療法に関する本を読んでみた。

その頃、「催眠療法・ヒプノセラピー」の著者であるクラズナー博士が東京でヒプノセラピストの養成セミナーを開くことを知り、「これもタイミング・・」と思ってセミナーに申し込んだ。

養成セミナーのベーシックコースを受け50時間の実習を終え、認定証を受け取ることが出来た。
翌年にアドバンスコースも受け、更に知識を広げた。

何人ものクライアントさんとセッションを重ねるたびに、ヒプノセラピーはカウンセリングや過去の再体験をするだけでなく、気づきと共に癒し(ヒーリング)がもたらされるセラピーなのだと知った。

大阪でヒプノセラピスト&ヒーラーとして『癒しに関わる仕事』を始めようと思っていた矢先に、渡米、結婚、出産、、、と人生の方向が変わってしまった私。
この十数年間はスピリチュアルな世界から遠のき、子育てで必死の毎日だった。
遠のいている間に、自分にも自信が持てなくなっていた。

ヒーリングは普段から自分や家族に使っていたので問題はなかったけれど、ヒプノセラピーに関しては「果たしてまた出来るのだろうか・・?」と不安が心をよぎった私。

そんな自分を試すように、周りからヒプノセラピーの要請が何件もやってきた。
ありがたい・・と思う反面、自信のなさから押しつぶされそうな自分がいる。
それでも「ヒプノのセッションを受けてみたい。」と言う声に、「やってみようかな・・」と言う気持ちになってきた。

そんな私の背中を押してくれたのは、同じヒプノセラピストであるKeizo さんのセッションだった。
Keizo さんは前述のブライアン・ワイス博士の師事を得たサンフランシスコ在住のヒプノセラピストで、ベイエリアでスピリチュアル分野のワークショップ活動をされている方。
Keizo さんとご縁があって繋がり、昨年5月にヒプノセラピーの個人セッションをしてもらった。
この時に、旦那との過去世での関係、その時にやり残したこと、何故今回彼を選んで夫婦となったのか・・の理由を知ることが出来た。
そして、「後悔しない人生」を私の今生のテーマにしていることに気付いた。

後悔しない人生・・・と言う言葉がズーンと心に響き、今まで閉じていた心のドアが急に開いた気がした。
昨年末に、ヒプノセラピストとして再スタートすることにしました。

クライアントさんにも恵まれ、その方々の気付きや癒しのお手伝いをさせていただいていることに喜びを感じているこの頃です。

ありがとうございます。
感謝・・


関連記事:気づき その2
     ヒプノセラピー2

Keizo さんのブログ Keizo's Journal

2014年2月11日火曜日

ベールの花びら

人は誰でも
宝石のように生まれてくる。
キラキラと光る宝石。

それが
サファイアの青だったり
エメラルドの緑だったり
ルビーの赤だったり
アメジストの紫だったり
ダイヤモンドの白だったり・・と
人それぞれ違った色と輝きを持つ。

たくさんの愛を受けて
たくさんの喜びを感じて
その光が
ますます光輝く。

けれども
自分が要求していることや願っていることを
断られたり、
無視されたり、
違う対処をされると
怒り、絶望、悲しみ、不安などの感情が湧き
もうこんな感情は味わいたくないからと
ベールを一枚、宝石の回りに貼る。

親子、兄弟、友達、学校、恋愛、職場・・
人生の様々な場面で、いろんな傷を受け、枠が出来
傷つきたくない為にベールを作る。
何枚も、何十枚もベールを作る。

ベールの花びらが幾重にも重なりあい
その中の宝石の輝きが色褪せる。
その中心が宝石だと言うことさえ
いつの間にか忘れてしまう。

『癒し(ヒーリング)』とは・・
そのベールの花びらを剥がす作業。
本当の自分に戻っていくプロセス。

自分を癒すことで
花びらが一枚
ヒラリと剥がれ落ちる。

一枚剥がれる度に
光が隙間から現れてくる。

もう一枚、そしてまた一枚。
だんだん光が見えてくる。
もう一枚、そしてまた一枚。
輝きが増し、
自分が宝石だったと言うことを思い出す。

まずは自分の内側を見つめて
どんな感情が潜んでいるのか
何に傷ついていたのかを
「感じる」静かな時間を持ってみよう。
そこから気づくことがきっとあるはず。

自分を磨かなくてもいい。
他の光に憧れなくてもいい。
ベールの花びらを剥がしていくと
誰だって磨く必要のない
素晴らしい宝石なのだから・・・




2014年2月5日水曜日

病院でのボランティア

昨年の4月に突然「食道ガンのステージ4」と診断された父。
妹から連絡を受けた時はかなりショックでした。
知らせを受けたその日から毎日、アメリカから日本まで父に遠隔ヒーリングを送りました。
夏に帰省した時は入退院を繰り返す父の看病をしながら、弱った身体にヒーリングを施してあげました。

「ヒーリング」に馴染みがなく、懸念していた父でしたが「なんだか温かい。」「痛みが和らいできた。」とだんだん受け入れてくれるようになったのです。
想念よりも、体感で「OK!」だとわかったようでした。
その様子を見て、「アメリカに戻ったら癌患者さんへのヒーリング・ボランティアがしたいな・・」と思い始めました。

8月。
日本から戻ってすぐに始まった6ヶ月間のレイキヒーリング・マスターコース。
このメンバーの数名が近くのス〇ンフォードホスピタルのレイキヒーリング・ボランティアチームで活動しています。
そのメンバーから「あなたも一緒にボランティアをしない?」と誘われました。
レイキ・ティチャーからも「是非やってみたら?」と勧められ、「やってみようかな・・」と軽い気持ちでボランティアチームに応募しました。

近年、アメリカではレイキヒーリングの効果が認められつつあります。
病院やホスピスでのレイキプラクティショナーの受け入れも増加しています。
ちょっと古いけれど、2007年度の米国病院協会の調査では
「アメリカの病院の15%、800以上の病院がレイキヒーリングを病院サービスの一環として提供している( Center for Reiki research )。」と記されています。

その中の1つが今回私が応募したス〇ンフォードホスピタルでした。

軽い気持ちで応募したけれど、その後のプロセスが大変でした。
さすが有名どころのス〇ンフォード~と感心したほど・・
電話でのインタビュー、3時間のオリエンテーション、その後受けたオンラインクラスでは、ホスピタルでの患者さんへの対応の心得やインフェクションコントロールなど合計13科目。
クラスを受けた後は、バックグランドチェックとヘルスチェックがあり、11月の始めに全プロセスを終え、昨年暮れにようやく「パスした」と連絡を受けました。

今年1月からこのレイキチームでのボランティア活動がスタートしました。
チームメンバーはみんな気さくで温かい人ばかり。
癒しと慈悲のオーラに包まれ、無償の愛を1人1人に注いでいる感じです。

メンバーの1人から「日本の病院ではレイキヒーラーで溢れているのでしょ?」と聞かれました。
返答に困ってしまった私。
「確かに、レイキは日本発祥のヒーリング方法だけど、そうでもないのが現状。」と答えると、びっくりされました。
「個人病院ではレイキヒーリングを取り入れている所もあるみたいだけれど、大きな病院に普及するのはまだまだ遠い話だと思う。」と付け加えると、更に驚かれました。

父の、病院での闘病生活を思い出して、日本とアメリカでの現状を比べてしまいました。

京都の鞍馬山で発祥した日本のヒーリング方法、レイキ(霊気)。
今ではアメリカやヨーロッパのほうがその認識度が高まっています。
もっとレイキヒーリングが日本でも広まって、病院で取り入れられるようになれば・・
精神的に救われる患者さんは、少なくはないのになぁ・・
と、考えながらホスピタルを後にした私です。

関連記事:レイキヒーリング


2014年2月4日火曜日

気づき その2

家族や友達、まわりの人達が
“警告”をさりげなく投げかける。
「そうじゃないよ・・」
「違うよ・・」

目でそれを受け留める
耳で受け留める
頭で受け留める
心で受け留める

でも
受け入れる・・までは行かない

頭で感じたことがハートまではたどり着くのに
そこで立ち止まってしまう


その情報を
ちゃんと消化して
お腹に落とす

おへその下の「丹田」まで落として
自分の中に吸収する

すると
頭と心とお腹が繋がり
その情報を初めて「受け入れる」ことが出来る

“警告”がやっと自分のモノになり
軌道修正をしようと試みる

そういう意味の
“腑に落ちる”

五臓六腑という文字にも使われている
お腹の意味の「腑」

頭ではなく腑=腹(丹田)で受け留めると
自分で「納得」し、「合点」がいくので
やっとその情報を「受け入れる」ことが出来る

それが
「気づく」ということ

------------------------------------

最近、クライアントさんから
「腑に落ちた」状態を見せていただく機会がありました

気づいた瞬間に
その方のエネルギーがパッと光り輝き
大きく明るくなっていくのを
目の前で見せて頂き
その変容の美しさに心を打たれました

「腑に落ちる」と
「気づく」と
その瞬間にエネルギーが花開き
本来の自分、光り輝く自分に戻るシフトをし始めるのだと
改めて気づかせていただいた
貴重な時間でした

ありがとうございます