2013年12月13日金曜日

人知れない私の秘密・・
それは「対人恐怖症 to English Speaker」

14年もアメリカに住み、アメリカ人の旦那がいるのに、今更ながら
「英語を話す人との交流が苦手。恐い~」・・・

何言ってんの~?、とバカにされそうな
でも、真面目な話。

30代後半まで大阪で普通に働き、息抜きでサンフランシスコに来て
3ヶ月で戻る予定だった私。
火事場の付け焼刃みたいに覚えた英語なんてたかが知れてる。
確かに、ESLのクラスを受け、その後カレッジに行って卒業した。
カレッジの後で働いた歯科医院ではまだ英語が話せた。

でも息子が産まれて、彼に日本語を話すようになり、日本人のコミュニティにどっぷり浸かっていると英語を忘れる。
旦那に使う英語なんて、1日のうちで決まっているのでボキャブラリーは増えない。
むしろボキャブラリーは減る一方。
旦那にも「もう一回カレッジに行ってESLを受けたら・・」と言われる始末。
英語のセミナーやクラスを受ける時も、「私の言う事がわかってもらえるだろうか・・?」と未だにドキドキしながら発言する状態。
人見知りな性格も手伝って、初めて逢う人と英語で話すのはかなりの恐怖が付きまとう。

息子の学校の90パーセントは白人。
チャイニーズやラティーノもいるけれど、みんな流暢に英語を話す。
4年生の保護者90人の内、親しい人はほんの4-5人程度。
あとの85人は知らない存在。

ある日、保護者の1人から招待メールが着た。
「Mother's Night Out」
4年生のお母さん方90人に呼びかけた、水曜日の夜・スポーツバーでの飲み会のお誘い。

いやいや、絶対に行かへん~
知らん人が85人も集まるなんて、怖い、怖い・・・

招待メールは無視してそのままだった。

月曜日、息子のバスケットボールの試合で、チームメンバーの保護者に挨拶をした。
自己紹介を簡単にして、後は旦那の影に隠れていた。
旦那の隣にマリリンと言うお母さんが座って、他のお母さん達と話が盛り上がっている。
マリリンが突然私に向かって、「あなた、集まりには来るわよね。」と聞いてきた。

えっ?集まり?あー、お母さん達の飲み会のこと?
マリリンって、、、招待メールをくれた人やん・・
えー、この人がオーガナイザー?・・

一呼吸、間を開けて「えーっと、、、行くわ~」と答えた。

言ってから1人で後悔・・
行かなしゃーないやん・・

家に帰って、パソコンを開け、受信ホルダーから招待メールを探す。

『Mother's NIght Out 出席しますか?』

自分で壁を作っていたらあかん・・
壊さないと前には進まれへん・・

1人でブツブツ言いながら、招待状に「YES」と返事を打った。