“夏も近づく八十八夜・・♪♪” と歌われているこの八十八夜は立春から八十八日目に当たる日で今年は5月2日。
5月5日の立夏を前に、この日からだんだんと夏の準備を始めると言う。
そろそろ夏の準備・・と言いたいところなのに、ベイエリアではこの数日で気温が急に上昇して一気に夏が来たような状態。
準備・・どころではなく、もう真夏に浸っている気がするくらい「暑い~!」の一言しか出ない。
ここ数ヶ月間は気温の変化が激しく、身体が付いていかない。
先週は冬のお天気が続き、雨が降ったり曇ったりで最高気温が14-16度。
せっかくしまったセーターやジャケットを引っ張り出したのが、今週はまたセーターは要らなくなり夏服を探す始末。
気温が鰻昇りにどんどん上がり、今日は最高気温が32度になった。
何を着て、何を食べていいのか、困ってしまう。
先月マウイに行った時に、美味しそうなパイナップルやパパイヤなどトロピカルフルーツを見かけた
こういう南国の果物は身体を冷やすので夏の暑い時期でないと口にしない私。
でもマウイの気温と「土地のエネルギーを食べ物から戴く」意味で産地で育ったトロピカルフルーツをたらふく食べた。
暑いマウイではそれでよかったけれど、寒いベイエリアに帰ってきたら身体が芯から冷えてしまっていた。
日ごろから冷え気味の身体がその南国のフルーツと寒い気温のせいで冷え冷えになってしまった。
それでこの冷えを改善するために、身体を温める根菜類や生姜、黒い食品(小豆、黒胡麻)などを摂っていた。
それがいきなりこの暑さ・・
さすがの私も冷えはどこかに吹っ飛んで行き、さて何を食べたらいいのやら・・と考える。
このまま夏に突入するなら身体を冷やす食品を摂ってもいいんやろうけど、また数日後には天気が変わって気温が下がるって聞いたし・・
ここで身体を冷やす食品を摂ると、身体が冷えて風邪を引きやすくなるぞ・・と警戒してしまった。
5月5日の立夏を前に18日間は春の土用の時期。
4月16日から土用が始まったので、なるべく野菜の甘味を摂ろうと甘い野菜のスープを作り脾臓や膵臓に滋養を注いでいる。
とにかく、立夏までは土用の食事を摂って身体をグラウンディングさせておこう。
それが夏の準備かも・・?、と思いながら野菜を切っております。
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東洋医学とマクロビビオティック・土用