2014年6月6日金曜日

遠足のお土産

先週のこと。
現地校の4th Gradeの修了間際に息子はお泊り遠足に旅立った。

カリフォルニア州の歴史や文化を勉強したこの一年間。
その最後に、ゴールドラッシュで栄えた街を訪れる2泊3日の遠足。
4th Gradeの子供達とボランティアの保護者や先生方で行く楽しい企画で何ヶ月も前からこの遠足を心待ちにしていた。

お小遣いは6ドル。
「これでお土産を買ってくるね。」と笑顔で出かけて行った息子。
2泊3日の寝袋持参の旅行がどうなるか心配だった私。

息子のいない部屋で「1人いないだけで静かやね~。」と旦那と語り合い、彼の存在の大きさを改めて感じる。
でも、その静けさはあっという間に過ぎ去った。

3日後。
ただいまと言う代わりに「ママ、見て!」と小瓶を見せてくれた息子。
水と一緒にキラキラした小さいものが入っている。
「これは川で見つけた金。」と自慢そうに呟いた。
でも思ったよりも見つからなかったと不満気な顔になり、もう1つ小瓶を差し出した。
「こっちはお小遣いで買ったの。2ドルだったよ。」と、金箔が入ったビンを見せてくれた。
「これが2ドルは安いわ~」と言いながら、息子は金塊でも見つけるつもりやったんかなあ、、と考える。



そして新たにカバンの中から袋に入った石を取り出してきた。
ただの石だと思ったら、キラキラ光るクリスタルや貴石も含まれていた。
「このアメジストは3ドル。こっちのクリスタルは沢山石が入った袋の中から見つけたからタダ。」と言う。
私へのお土産にそのクリスタルをくれた。

「そしてこれは道で拾った石ころ。綺麗だったから持って帰ってきたよ。」と丸い石を見せてくれた。



車の中では自分がゲームを考えて、退屈しないように仕切ったと言う。
「知らない場所で寝るのはちょっと緊張した。」と、眠そうな目をこすっていた。
家を離れて友達と過ごした時間は楽しかったようで、嬉しそうにいろんな出来事を語ってくれた。
この3日間で息子が成長した気がする。

誰に似たのか、綺麗な石が大好きな息子。
コレクションがまた増えて、石達を自分の宝箱に大事そうにしまっていた。



関連記事:息子の宝箱