10日前から息子と二人で大阪に帰省中。
例年通り、息子は実家近くの小学校に1か月だけ編入する。
校長先生、教頭先生、事務の方々が「またこの季節がやってきましたね。」と笑顔で出迎えてくださるのはとても嬉しい。
息子の同級生達も彼が帰ってくるのを心待ちにしていてくれる。
5年生になると勉強もだんだん難しくなり、わからない漢字が増えるので「学校に行くのは嫌だ。」と最初は抵抗する息子。
でも顔馴染みの友達が沢山待っていてくれること、毎日食べる給食、体育の時間は大好きな水泳があること・・などで、日本の小学校もまんざらではないという様子に変わってきた。
毎朝給食のメニューを見て、「今日は・・ご飯、ホイコーロー、焼売だあ~」と嬉しそうにランドセルを背負い、登校班の仲間と楽しそうに学校に出かけていく息子。
音楽の授業では、音符がABCではなくドレミなので、頭の中で変換するのに時間がかかるらしいが、リコーダー(笛)を吹くのは楽しいようで、家に帰ってきても笛の練習をしている。
算数は、アメリカの日本語補習校よりもかなり進んでいて少数の割り算がわからない・・と言うので、晩御飯を作る手を止めて少数の割り算を一緒に勉強して教えた。
先日の参観日は水泳の授業だった。
沢山の保護者の方に混じって、プールサイドで授業を見学した。
水泳が得意な息子は、友達と楽しそうに泳いでいる。
アメリカではプールが学校に設置されていないので水泳の授業がなく、「日本の小学校はええなあ~」と羨ましくなった。
ついついアメリカの学校と比べてしまう私。
私にとっては楽をさせてもらえる1か月間になる。
朝、早起きしてお弁当を作らなくてもいいのは嬉しい。
給食はバランスが取れたメニューが日替わりで組まれている。
家の玄関で「いってらっしゃい・・」と見送り、「お帰り・・」出迎えるのは、車での送り迎えをしているアメリカと比べてかなり楽で助かる。
羽根を伸ばせる時間・・・
普段は私が大阪弁を日常的に使っていても、標準語を話す息子。
それがこの1か月間は急に大阪弁になる。
お母さんからはうつらないのに、友達からは自然にうつる大阪弁。
友達の威力に脱帽する時間でもある。
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