2016年8月2日火曜日

The Tech Museum in サンノゼ

「さすがシリコンバレー!」と感動してしまうテクノロジーを駆使した博物館がサンノゼにあります。

夏休み真っ只中、息子と友達を連れてこのミュージアムを訪れました。


ここは様々なテクノロジーを遊びながら体験して学べる科学館です。

館内は数々のエリアに分かれていて、電子工学、宇宙探検、ロボット工学、ハイテク自転車、生物工学、身体と健康、ミュージックテクノロジー、バイオテクノロジーなどのセクションがありました。

電子工学エリアではコンピューターテクノロジーを体験出来ます。


コンピューターに必要なコード番号の作成、パスワードを当てる操作が遊びながら学べます。



『パスワードの解析』では、館内に潜んでいるヒントを追跡しながら1つの部屋に行き、銀行のアカウント番号を発見する・・という探偵小説並みのスリルがありました。

ロボット工学エリアではブロックと電気コードを繋ぎ合わせて、実際にロボットを作る作業が出来ます。


ブロックにインプットされた動きや光で自分だけのロボットを作り、最後にロボットと一緒に設置のコンピューターから写真撮影。



息子はブロックとコードをいくつも繋ぎ合わせてユニークなロボットを作りました。

また、息子達が気に入ったのはローラーコースターのセクション。


まず最初にCADでローラーコースターのコースをデザインします。


次にローラーコースターに乗り込み、目の前の大スクリーンから自分がデザインしたコースを体験。


座った席もガタガタ揺れて、臨場感溢れる展示物でした。

宇宙工学エリアではスペースシャトルのシートから電気系統を修理する体験や火星探査で使ったロボットを操作するセクションがありました。



NASAの技術がここに集結し、子供達に夢とモチベーションを与えているようです。


バイオデザインスタジオでは培養細菌から色を作る実験が出来ます。
手袋と眼鏡をかけて顕微鏡の前に座り、培養した細菌に薬品をスポイドで落とします。化学変化から色が出来るという仕組み。


色を発見してそれを顕微鏡で覗き、その色が前面のスクリーンに映し出されます。
新しい色を発見した息子は「楽しい!」と私に合図をくれました。

遺伝子工学エリアでは、DNAのブロックを使って自分だけの遺伝子モデルを作り、目の前の画面でそれが動いているかを確認します。


ブロックを使って遊びながら学ぶ遺伝子工学は楽しいようで、息子達はなかなかここから動きません。

また300人収容のIMAXシアターでは、映画『Journey to Space』が上映されていました。

宇宙探索の歴史、NASAに関わってきた人々、火星探査の経緯を大きなドームスクリーンで観賞します。
大画面から宇宙空間を眺め、スペースシャトルの生活を観て、私もシャトルに乗っている気分になりました。


息子と友達は大はしゃぎで時間があっという間に過ぎました。
この記事ではご紹介出来ない展示物がまだまだあります。

「またすぐに連れて来て~」と息子の言葉。

The Tech Museum
住所:201 South Market Street, San Jose, CA 95113
詳細はウェブサイト:www.thetech.org をご覧下さい。

入場料は大人24ドル、子供19ドル(IMAX シアターは別料金)。
メンバーになると優待割引があり、1年に2回以上訪れるならこちらがお得です。
また、お住いの市のライブラリーカードから割引を受けることが出来るそうです。

遊びながらサイエンスやテクノロジーが学べるので長い夏休みで退屈しているお子様にはぴったりの場所かもしれません。


有難うございます。


*掲載した写真の一部はThe Tech Museum のウェブページから使用させて頂きました。