アメリカでは日本での放射能の影響を懸念する声が後を断ちません。
食のエキスパートの方々が口を揃えて教えてくれた放射能対策は
「日本の伝統食を摂る」ということでした。
広島や長崎への原爆投下後、生き残った被爆者の食生活を調べると共通点があって、日本古来の食事を摂っていたと言う事実。
特に長崎で爆心地から1.8kmの場所で被爆した秋月医師が指導した食事内容で、秋月医師自身や病院スタッフの方々は全員生き残り、原爆症からも守られたということです。
食事内容とは・・
塩
玄米
梅干し
発酵食品
砂糖を避けること
これを毎日実行すると、放射能を身体の外に出す作用が働くそうです。
注意することは、なるべく「自然のもの」であること。
塩は自然の海塩や岩塩。
加工されているものは効果が減少するので避ける。
玄米、梅干し、発酵食品は有機栽培、無農薬が望ましい。
発酵食品とは、味噌、醤油、納豆、漬物、塩麹などの食品。
これも自然の塩を使い、加工(=熱処理)をしていないことが条件です。
スーパーに並んでいるほとんどの味噌や醤油は加工する際に熱が加えられています。
熱が加えられると麹が死んでしまって発酵食品ではなくなります。
(この事実を知り、数年前からお味噌は自宅で作っています。)
甘いものがいけない理由は、砂糖は造血細胞に対する毒素・・という理由から。
反対に塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えます。
チェルノブイリ事故の時に、カリフォルニアから手作りの梅干しを送った梅おばあちゃんがいらっしゃっいました。
同じ時に日本からは味噌を送ったと言う話を聞きました。
日本では3・11以降、多くの方がこの知恵を思い出して実践していらっしゃるようで、今更私が書く必要はないのかもしれません。
でもアメリカを始め海外に住んでいる方々は「海外だから、ここは大丈夫。」と心のどこかで安心している人が多いのも事実です。
地球は自転公転を繰り返し、エネルギーは日々一刻、滞りなく流れています。
宇宙線、自然放射線を含む自然界からの放射能は微量ながらも常に人間の身体に蓄積されると言われています。
また農薬、添加物など人体に影響を与えるものを常に体内に取り入れている私たちの身体。
放射能対策だけでなく、「デトックス」という意味でも日本の伝統食は大切なことだと思います。
昔から伝わる日本独特の伝統食品。
この先人の知恵と恩恵を生活に活用し、次世代に伝えるのが日本人である私たちの役目なのだと思います。
2013年6月23日日曜日
2013年6月10日月曜日
山川紘矢・亜希子夫妻の講演会 in SF
私がスピリチュアルな世界に興味を持つきっかけを与えてくれた本
「聖なる予言」(ジェームス・レッドフィールド著)。
日時:6月23日 日曜日 2時~4時 (開場 1:30)
場所:サンフランシスコ 金門学園
2031 Bush St. San Francisco (サンフランシスコ日本町の北2ブロック)
案内サイト http://www. gaiavolunteergroupsf.com/
電話:415-637-0384
お二人のOfficial Siteは
http://www2.gol.com/users/ angel/index.htm
17年ほど前に東京のFILIフェスティバルで開催されたご夫妻のワークショップに参加し、ご夫妻の穏やかな話し方に癒され、たくさんのことを学びました。
席に限りがありますのでお早めにお申し込みください。
「聖なる予言」(ジェームス・レッドフィールド著)。
この本が話題になっていた頃は何故か敬遠して読みませんでした。
その後身体を壊した時に鍼灸医にかかり、「身体と心は繋がっている。」と言う事を告げられ、その鍼灸医に勧められたのがこの本でした。
題名から受けた印象は「宗教の本?怪しそう・・」と思ったけれど、読んでみるとそうではなく本来の自分に戻る生き方・・をいろんな角度がら書いてあります。
ここから学んだことは多く、今の私の土台を作ってくれたと思うのです。
この世界的ベストセラーになった「聖なる予言」の日本語版の翻訳をされたのが山川紘矢氏と亜希子夫人。
それ以降、「アウトオンアリム」などのシャーリーン・マクレーンの著書、前世療法で知られるヒプノセラピストであるブライアン・L・ワイス氏の著書など、私が興味を持った多くの本を山川夫妻が翻訳されています。
それ以降、「アウトオンアリム」などのシャーリーン・マクレーンの著書、前世療法で知られるヒプノセラピストであるブライアン・L・ワイス氏の著書など、私が興味を持った多くの本を山川夫妻が翻訳されています。
このお二人の講演会が今月サンフランシスコで開催されます。
日時:6月23日 日曜日 2時~4時 (開場 1:30)
場所:サンフランシスコ 金門学園
(between Webster st. & Buchanan st.)
講演会費:$30
講演会費:$30
(前売りは$25 CheckをJapan Town Acupuncture宛に6月20日必着でお送りください。 追ってご確認させていただきます。)
案内サイト http://www.
電話:415-637-0384
お二人のOfficial Siteは
http://www2.gol.com/users/
17年ほど前に東京のFILIフェスティバルで開催されたご夫妻のワークショップに参加し、ご夫妻の穏やかな話し方に癒され、たくさんのことを学びました。
9年前にスタンフォード大学で開かれた山川亜希子さんのワークショップでは、息子を出産直後の生活の激変に疲れていた心身にいろんな気付きを頂けました。
どちらも私にとっては貴重な時間です。
今回の講演会のテーマは「自分自身にもどる 幸せのつかみかた」
どちらも私にとっては貴重な時間です。
今回の講演会のテーマは「自分自身にもどる 幸せのつかみかた」
席に限りがありますのでお早めにお申し込みください。
2013年6月2日日曜日
南三陸町からの手紙
カリフォルニア時間の2012年3月10日、夜11時前。
ニュースを見ていた私の前に「日本でつい先ほど、かなり大きな地震が発生しました。」と緊急速報が流れました。
それから数十分後、スクリーンに映し出された映像を今でも忘れることが出来ません。
巨大な津波が町や村を飲み込んでいく場面でした。
「これは映画のシーン?」「現実のはずがない・・」と混乱していた私。
これが、太平洋の向こう側の日本で、今リアルタイムで起こっている出来事なのだと理解するのにかなり時間がかかりました。
一瞬にして全てが変わってしまうこと。
一瞬で何もかもを失ってしまうこと。
そんな瞬間が、あるのだと知りました。
あれから2年余り。
アメリカで暮らしていると、復興がどの程度進んでいるのかがよくわかりません。
震災の事も記憶からだんだん薄れ、消え去りつつあります。
そんな時、一冊の本に出逢いました。
「南三陸町からの手紙」
被災した方々がまだ心身の傷が癒えていない震災の数ヵ月後に、1人1人の想いを書き綴った48編の文集です。
この本に出逢った瞬間に、「同じ日本人として知っておくべきこと。」だと思い、購入しました。
1人1人の震災直後の体験を文字で追っていくと、ニュースで見たのとはまた違った観点から震災を捉える事が出来ます。
生と死は紙一重だったこと
津波の水に流されながらも九死に一生を得た命。
とっさの判断で津波を免れた方々。
何が起こったかもわからずに避難し、後でその現状を知った時の絶望感と憤り。
家を流され、家族の安否もわからない、誰にもぶつける事が出来ない大自然への怒りと悲しみ。
本当に辛いときは泣く事も出来ない。
本当に悲しい時には誰にも話す事が出来ない。
そんな時期を乗り越え、少しずつ復興に向けて歩みだした方々。
心の奥底から振り絞るように、あの日何が起こったのか、どうやって生き延びたのか・・を、それぞれの想いで語ってくださっています。
本の表紙の帯の部分には地震発生の前の平和な南三陸町の姿が写し出されています。
本の帯を外すと津波が襲った後の同じ場所がそこにありました。
この写真2枚だけを見ても心が痛くなります。
この2枚を息子に見せたら、怒りだしました。
「ダメ~!」
こんなことが起こってはダメなのだそうです。
「でも自然の力には逆らえないよ。」と言うと、
「また作り直す・・」と答えました。
「お金が要るなら、また僕が集める。」と言います。
震災後に息子が通う学校に寄付を呼びかけたことを覚えていました。
「お金よりももっと大切なことがあるの・・」と私は息子に言いました。
「それはね、このことを忘れない事。そして今家や町を建て直している人達を応援することだと思うよ。」と伝えます。
「じゃあ、僕その人達に手紙を書くよ・・」と私の目を見て息子が言いました。
その気持ちが嬉しかったです。
先月5月20日にオクラホマ州で竜巻があり、約2400棟の家が崩壊し3万人の被害者が出ました。
自然の驚異は計り知れません。
竜巻、地震、津波、土砂崩れ、台風、干ばつ・・・
自然を共有し、この地球で生かされている私達。
自然災害はいつやってくるかわかりません。
でも私達は自然の偉大な恩恵を受けているのも事実です。
この地球で、自然の下で暮らしている人間というのは小さい存在なのかもしれません。
それでも1人1人が『今』と言う時間を精一杯生きています。
「南三陸町からの手紙」を読んで、人の命の儚さと尊さ、人の心の脆さと強さを、ずっしりと、どっしりと受け取りました。
生かされている命を大切にして、逝ってしまった方々の分まで生きようとする姿に心を打たれ、エネルギーを戴きました。
自然災害で犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りすると共に、被害を受けた方々の復興を影ながら応援しています。
<NPOみらい南三陸 ホームページ>
http://mirai-minamisanriku. jimdo.com/
<ベイエリアでの店頭購入先>
スーパーミラ(サンフランシスコ)
スルキスーパーマーケット(サンマテオ)
Sora Classic Arts(ロスアルトス)
<アメリカ国内の書籍の問い合わせ先>
田中有規子さん
Email: yukikotanaka1020@gmail.com
TEL:650-349-7094
ありがとうございます。
ニュースを見ていた私の前に「日本でつい先ほど、かなり大きな地震が発生しました。」と緊急速報が流れました。
それから数十分後、スクリーンに映し出された映像を今でも忘れることが出来ません。
巨大な津波が町や村を飲み込んでいく場面でした。
「これは映画のシーン?」「現実のはずがない・・」と混乱していた私。
これが、太平洋の向こう側の日本で、今リアルタイムで起こっている出来事なのだと理解するのにかなり時間がかかりました。
一瞬にして全てが変わってしまうこと。
一瞬で何もかもを失ってしまうこと。
そんな瞬間が、あるのだと知りました。
あれから2年余り。
アメリカで暮らしていると、復興がどの程度進んでいるのかがよくわかりません。
震災の事も記憶からだんだん薄れ、消え去りつつあります。
そんな時、一冊の本に出逢いました。
「南三陸町からの手紙」
被災した方々がまだ心身の傷が癒えていない震災の数ヵ月後に、1人1人の想いを書き綴った48編の文集です。
この本に出逢った瞬間に、「同じ日本人として知っておくべきこと。」だと思い、購入しました。
1人1人の震災直後の体験を文字で追っていくと、ニュースで見たのとはまた違った観点から震災を捉える事が出来ます。
生と死は紙一重だったこと
津波の水に流されながらも九死に一生を得た命。
とっさの判断で津波を免れた方々。
何が起こったかもわからずに避難し、後でその現状を知った時の絶望感と憤り。
家を流され、家族の安否もわからない、誰にもぶつける事が出来ない大自然への怒りと悲しみ。
本当に辛いときは泣く事も出来ない。
本当に悲しい時には誰にも話す事が出来ない。
そんな時期を乗り越え、少しずつ復興に向けて歩みだした方々。
心の奥底から振り絞るように、あの日何が起こったのか、どうやって生き延びたのか・・を、それぞれの想いで語ってくださっています。
本の表紙の帯の部分には地震発生の前の平和な南三陸町の姿が写し出されています。
この写真2枚だけを見ても心が痛くなります。
この2枚を息子に見せたら、怒りだしました。
「ダメ~!」
こんなことが起こってはダメなのだそうです。
「でも自然の力には逆らえないよ。」と言うと、
「また作り直す・・」と答えました。
「お金が要るなら、また僕が集める。」と言います。
震災後に息子が通う学校に寄付を呼びかけたことを覚えていました。
「お金よりももっと大切なことがあるの・・」と私は息子に言いました。
「それはね、このことを忘れない事。そして今家や町を建て直している人達を応援することだと思うよ。」と伝えます。
「じゃあ、僕その人達に手紙を書くよ・・」と私の目を見て息子が言いました。
その気持ちが嬉しかったです。
先月5月20日にオクラホマ州で竜巻があり、約2400棟の家が崩壊し3万人の被害者が出ました。
自然の驚異は計り知れません。
竜巻、地震、津波、土砂崩れ、台風、干ばつ・・・
自然を共有し、この地球で生かされている私達。
自然災害はいつやってくるかわかりません。
でも私達は自然の偉大な恩恵を受けているのも事実です。
この地球で、自然の下で暮らしている人間というのは小さい存在なのかもしれません。
それでも1人1人が『今』と言う時間を精一杯生きています。
「南三陸町からの手紙」を読んで、人の命の儚さと尊さ、人の心の脆さと強さを、ずっしりと、どっしりと受け取りました。
生かされている命を大切にして、逝ってしまった方々の分まで生きようとする姿に心を打たれ、エネルギーを戴きました。
自然災害で犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りすると共に、被害を受けた方々の復興を影ながら応援しています。
<NPOみらい南三陸 ホームページ>
http://mirai-minamisanriku.
<ベイエリアでの店頭購入先>
スーパーミラ(サンフランシスコ)
スルキスーパーマーケット(サンマテオ)
Sora Classic Arts(ロスアルトス)
<アメリカ国内の書籍の問い合わせ先>
田中有規子さん
Email: yukikotanaka1020@gmail.com
TEL:650-349-7094
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