出先で化粧室に入り、口紅を塗りなおす。
ブランドによって独特の容器や香り、流行の色があり、'C'や'D'のブランドを使っている、、と言うだけで自己満足に陥った。
新しい色、定番の色などをデパートに行っては買い、口紅だけで100本ぐらい持っていた。
母に「口がいくつあるんや~?」と笑って聞かれた、17年前の私。。。
ナチュラルライフに染まってくると、デパートで売っているブランド口紅が使えなくなった。
香りがきつすぎて、化学物質を唇に付けるように感じ、パタッと敬遠するようになった。
最近は自然素材を使っているリップカラーを使うようになった。
ブランド口紅を100本も持っていたなんて信じられない。
昨日の朝、ニュースを観ながら息子のお弁当を作っていると口紅に関する調査が報道された。
http://www.cbsnews.com/8301-204_162-57582555/toxic-metals-and-cancer-risks-found-in-lipsticks-lip-glosses/
カリフォルニア大学の研究者の調査で、タイトルに「Lipstick Toxin」と書かれてあった。
思わず手を止めて、報道に耳を傾ける。
若い女子に人気の口紅やリップグロス32品目を調べたところ、ほとんどの製品から有毒金属が検出された、、ということだった。
マンガン、チタン、アルミニウムは全製品の100%から検出。
神経を侵すと言われている鉛は全製品の75%から検出。
しかも全製品の50%に0.1ppm よりも高い濃度の鉛が含まれていた。
$6~$24の「値段」の幅、「ブランド」、「色」と「毒素」との関連性は見つからなかった。
高ければ安心、、有名ブランドだから安心、、という訳ではないらしい。
これらの金属は吸入や嚥下によって肺がんや胃の腫瘍のリスクが高まる発がん性物質であり、また脳への損傷や神経、腎臓にも影響を及ぼすと言う。
特に気をつけないといけないのは、妊娠中の女性で、胎児への影響か懸念される。
細胞分裂が盛んな若い世代もこの金属の摂取により発ガンのリスクが高くなる可能性があると言う。
研究者はこれらの金属が発見された事実よりも、その濃度が健康を害するに値する数値だったことが問題であるとして、化粧品会社へ規制強化を求めていると言うことだった。
化粧品会社は微量だから問題なし・・と思っているのかな?
毎日、何年、何十年もメイクをする女性にとっては微量だからと言って、うやむやにはしたくない結果だと思う。
規制強化の前に消費者が賢くなって「安全なものを選んで買う。危ないものは選ばない、買わない。」と言うことが1人1人に要求されることなのかもしれない。
これは何も口紅に限ったことではなく、食べ物、フェイスケアーやボディケアー用品、メイク用品など口や毛穴、吸入によって身体に摂り入れるもの全てに該当する。
色付きリップクリームを使い始めた中学生の頃に始まり口紅100本持っていた頃まで、身体にどれだけの有毒物質が体内に蓄積され、今も残っているのか・・ちょっと心配。
更に今使っているものにも不安を感じてきた。
使っているリップグロス、、安全やと思ってたけど、も1回成分を調べてみよ。
関連記事:自然派志向
http://emeraldhillsca.blogspot.com/2012/11/blog-post.html