三月の初めに・・
親しい友人が逝ってしまいました。
まだ40代。
自分の夢に向かって世界をどんどん拡げていた時期でした。
このブログでも4年前にご紹介した彼女のホームカフェ。
野菜の味を生かした美味しさと愛のこもったお料理に虜になり、ホームカフェの常連になった方が沢山いらっしゃいます。
私もその1人でした。
個人的にも親しかったので、朝からキッチンに佇んで彼女が作るのを眺めていました。
料理を作りながら「お料理教室がしたいこと」「ホームカフェが起動に乗ってきてメニューを考えるのが楽しいこと」「麹を自分で育てていること」・・・いろんなことを彼女は語ってくれました。
その日、病院でのヒーリングサービスを終えた直後に彼女の訃報を知りました。
目の前が真っ暗になり、思わず受付の前に座り込んでしまいました。
心臓がドキドキして手が震えます。
うそ。
信じられない。
悲しい。
悔しい。
やっぱり信じられない。
心で問答を繰り返しながら彼女の家にかけつけました。
もう動くことのない身体がベッドに横たわっていました。
その顔は眠っているようで、かすかに微笑んでいました。
安らかな顔を見てほっとし、でも大きな悲しみが込み上げてきます。
『彼女の魂が肉体を離れた・・』
この事を現実として受け留めなければなりませんでした。
彼女の旦那さまと親しい友人だけで、荼毘に付す業者が引き取りに来るまで彼女を見守りました。
日本のようにお通夜やお葬式はなく、メモリアルサービスも現在は予定されていません。
遺灰は『空から海に撒く』のが彼女の希望だそうです。
昨日、彼女が4年前に書いてくれたコメントを悲しい気持ちで読みました。
いろいろとありがとう。
お疲れ様でした。
心から合掌・・・
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