2016年8月27日土曜日

イエローストーン~グランドティトン~ブラックヒルズの旅 その2

(前回の続き・・)
グランドティトンを出発し、8時間のドライブでワイオミング州の北東にあるデビルズタワーに到着しました。

<デビルズタワー>
ここはネイティブの人々の聖地と言われる所で、ずいぶん前から行ってみたい・・と思っていた場所です。


朝と夕方では光の当たり方が違い、別の場所に見えるから不思議です。


映画:未知との遭遇にも登場した巨大な岩盤タワー。
マグマが地中を貫いて出来たこのタワーは地上386mの高さ。
頂上まで行くにはマウンテン・クライミング以外に方法はなく、何人かの人達が断崖絶壁を登っていました。


頂上はフットボールフィールドの大きさだという事。
タワーの周りのトレイルを歩き、その大きさと高さを目と足で確認しました。


トレイルにはネイティブの人達が作ったタバコタイズが樹々に結んでありました。
タバコタイズは儀式に使われるお守りで、聖なる場所を表しています。


デビルズタワーを後にしてハイウェイを走り、2時間でサウスダコタのブラックヒルズに到着。

<マウントラッシュモア>
ブラックヒルズのキーストーンという街に四人の大統領の顔を岩壁に彫刻した「マウントラッシュモア」があります。
このモニュメントに入る前の側道にジョージワシントンの顔が見えてきました。
1ドル札でもお馴染みの、よく目にする顔です。


プレジデンシャル・トレイルを歩くと、いろんな角度からこの彫刻が見えるようになっています。

お恥ずかしながら私はワシントン大統領とリンカーン大統領しかわからず、息子に全員の名前を教えてもらいました。


左から:ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン大統領

有名な場所だけに人が多く、いろんな国の言葉が飛び交っていました。

<バッドランド国立公園>
キーストーンから1時間半ほど東に走り、バッドランド国立公園に到着。
このパークには二箇所ビジターセンターがありますが、南側は閑散としていて何もありません。
北側のビジターセンターを抜けるのが必須です。


ドライブをしながら刻々と変わる景色を眺めます。
かつては囚人が送られた場所として「Bad Land」という名前が付けられたとか・・
でも名前とは違って、美しい場所でした。


このパークにもアンテロープ、バッファロー、ロングホーンシープなど動物が沢山生息しています。


<クレイジーホースメモリアル>
ラコタ族の酋長の嘆願で1人の彫刻家が抜擢され、プライベートでラッシュモア山にラコタ族の英雄戦士・クレージーホースの彫刻が施されています。
マウントラッシュモアより6倍も大きいこの彫刻は1950年に着工され、今もなお彫り続けられています。


白い彫刻がモデルとなるものですが、クレージーホースが指差しているのは全人類の聖地である大地だそうです。


この巨大な彫刻に関しては賛否両論で、「聖なる山をダイナマイトで壊してまで記念碑を作る必要があるのか」と討論されているとか.・・

ここは国や州ではなく、ラコタ族が管理しているプライベートの場所でした。

<ジュエルケイブ国立公園>
このパークのビジターセンターでツアーに申し込むと洞窟の中に入ることが出来ます。
ツアーはいろんな種類がありますが、私達が参加したのはエレベーターで地下200mまで降りて洞窟の中を見学するツアーでした。
レンジャーが説明をしながら連れて行ってくれます。


洞窟の中は10℃以下で寒く、ジャケットが必要です。
宝石の洞窟・・の名前通り、その壁はクリスタルなどの貴石で彩られていました。

<カスターステートパーク>
入り口で入場料20ドルを支払うと1週間通行可能な通行証書をくれます。
これを車のダッシュボードに貼って園内を走行します。
ワイルドライフ・ループ・ロードをドライブするといろんな野生動物に出逢えます。


車中で眺め、ビューポイントで車を降りて写真を撮るなど至近距離で野生動物に出会える場所でした。

<ウインドケイブ国立公園>
この洞窟はスー族の聖地で、5年前にスー族のシャーマンからここの話を聞いてずっと行ってみたいと思っていた場所でした。


このパークもビジターセンターでツアーに申し込み、洞窟内を見学出来ます。

90分のツアーに申し込み、レンジャーの誘導で暗い洞窟を歩きます。
洞窟内は電気の灯がありますが、暗くて足元や前が見えにくい場所もありました。

洞窟の中の広場で輪になって参加者全員で黙想をします。
この時だけは明かりは全て消し、真っ暗闇の状態でした。
全てが無で、闇の世界・・
自分が小さく、無力に感じ、それでいて地球のスピリットと繋がった感覚になりました。
そのエネルギーは身体の芯を突き抜ける力強いものでした。
シャーマンが言った「聖地」の意味が解った気がします。

<マンモスサイト>
ブラックヒルズの南側、ホットスプリングという街にマンモスの化石が見られる場所があります。
ここは約26000年前に小さな沼があったそうですが、底が意外に深くマンモス達が抜け出せずに化石となったそう・・


今までに61頭のマンモスの化石が出土し、現在もマンモスを始め2万年以上前の動物の化石を発掘中です。


26000年という時間を超えて現れた化石を目の前にして、気の遠くなるような地球の歴史の長さを感じました。

息子は大人になったらこの発掘に参加したい・・というくらいにとても興味を持った場所だったようです。


この場所を最後にサウスダコタ州から再びワイオミング州・ジャクソンホールに戻りました。

総走行距離2136マイル・・3400km余りの旅。
青森から下関までが約1500kmなので、日本の本州を往復した計算になります。
それだけの距離を走ったのかと思うと、ちょっとびっくり~
全ての道程を運転してくれた主人に感謝・・です。

国立公園の宿泊施設はWiFiやテレビがなく不便な思いもしましたが、自然に触れ、地球の素晴らしさを体験する楽しい旅行でした。

浄化と充電が出来た2週間となりました。

有難うございます。


関連記事:イエローストーン~グランドティトン~ブラックヒルズの旅 その1

2016年8月24日水曜日

イエローストーン~グランドティトン~ブラックヒルズの旅 その1

夏休みはアメリカ国内のワイオミングとサウスダコタを旅しました。
イエローストーンに4泊、グランドティトンに3泊、そこからワイオミング州を横断して東に走りブラックヒルズに5泊して、またジャクソンホールに戻ってきました。

この旅を掻い摘んで簡単にご紹介します。

サンフランシスコ空港からワイオミング州・ジャクソンホール空港まで2時間のフライト。
そこからレンタカーで2時間走り、イエローストーン国立公園に到着。

イエローストーン国立公園。
・・パーク内に宿泊するにはなるべく早く予約を取るのが必須です。
私達はレイクホテルがあるレイクビレッジに宿泊しました。

イエローストーンで一番人気のオールドフェイスフルの間欠泉は40分から90分に1度、温水が噴き出します。
それを観るのに3000人もの人達が待ちわびていました。
噴出した途端に歓声が・・

オールドフェイスフル
(世界最大級の間欠泉)

これ以外にも様々な間欠泉や熱帯の湖や池があります。
緑、黄色、ブルー、オレンジなどの色はその湖に生息するバクテリアによって作られるそうで自然の魔法に魅了されました。




マンモスホットスプリング
(白い石灰岩の温泉段丘)

私が一番感動したのはグランドプリズマティックスプリング。
ブルー、黄色、オレンジの大きな温水の湖。


ブルーの温水に吸い込まれそうになりました。


また車を走行中に突然渋滞に巻き込まれることがあります。
これは何か動物が居る印です。
みんながカメラやビデオを手に、待ち構えたり車を降りたり・・

この公園内にはバッファーロー、オオカミ、クマ、エルク、アンテロープ、ムースなどが生息しています。

ある時、渋滞に巻き込まれたので前方を見るとバッファローが路上で喧嘩をしているところでした。
彼らが道路を塞ぎ、見物する車で長い渋滞が出来ています。
パークレンジャーが到着し、交通整理とバッファローの誘導に当たりました。


レンジャーの助けを借りてバッファーロー達は側道に戻りました。

また2頭のオオカミが丘を走って遠吠えをするところを見た時はびっくり・・
野生のオオカミは初めて見ました。

見どころが満載で4泊でも時間が足りない位でした。

イエローストーンを後にして、ハイウェイ287号線を南下するとグランドティトン国立公園があります。

ここは湖と山々が連なる青と緑の世界。
静けさと自然の美しさが目の前に広がります。


湖ではカヤック、カヌー、フィッシング、クルーズなど、ウォーターアクティビティが満載です。

有名なジャクソンレイクロッジからの眺めは絶景。


ジェニーレイクを船で対岸まで渡り、トレイルをハイキングしました。

3泊をグランドティトンで過ごした後は車で8時間かけてデビルズタワーを目指します。

旅の後半は次回に・・


有難うございます。


関連記事:イエローストーン~グランドティトン~ブラックヒルズの旅 その2

2016年8月11日木曜日

SF空港までUberを利用

夏休みは日本帰省、海外旅行、国内旅行で飛行機を使う方々が増える時期ですね。

私達家族はこの夏は日本に帰省せずにアメリカ国内旅行を計画。
サンフランシスコからワイオミングまで飛行機で行き、そこからレンタカーで2週間かけて国立公園を周ります。

普段は空港まで車で行きロングタームパーキングに駐車するか、シャトルカーを利用するのですが、朝早いフライトで長期旅行の為に今回は初めてUber(ウーバー)を使うことにしました。

Uberは携帯アプリを使った配車サービスで、決済は携帯に登録したクレジットカードやPay Palで行われます。
支払いがカードで済み、アプリを使って車を呼べるので近年ベイエリアではUber利用者が増加中。
日本でも東京の一部でUber サービスがあるとか・・。

普段は使う機会がなかったのですが、今回の旅行でUber を利用しようと思い立ちました。
旅行の3日前にアプリを携帯にダウンロードして自分のアカウントを作りました。

使い方もわからないまま旅行の前日。
友人が「Uber Poolは行き先が同じ人達を拾いながら乗せるので、急ぐ場合はUber Xのほうがいい。」とアドバイスをくれました。

フライトが早いので朝6時に家を出発しないといけません。
果たしてそんな早い時間に来るんだろうか・・?と不安を抱きながらの旅行当日。

時間がかかることを想定して5時半にUber のアプリを開けます。
マップを見ると数台のUber車が近くを走行中でした。

『乗車場所』と『目的地』をタイプして、『Uber X』を選び、「Uberを呼ぶ』をタップします。
『使用者が多いピークタイムなので通常の1.4倍の料金がかかります』・・との表示。
選択する余地もなくOKを押し、『1.4』を画面に入れます。

1分もしない内にUber の車種と運転手の名前が写真入りで送られてきました。『10分で到着』との表示。

そんなに速く来るの~?とあわてて荷物を出して用意をします。
外はまだ暗いので電灯を点けて車を待ちました。

ピッタリ10分でUber の車が到着。
携帯の画面を見せて運転手と確認を取ります。
荷物を乗せて座席に座り、空港まですんなりと行くことが出来ました。
朝早い時間でも問題なく見つかり、直ぐに迎えに来てくれるなんて、びっくりしました。

空港の出版ターミナルに到着し荷物を受け取ります。
チップは要らないと言う噂もありましたが、気持ちだけを運転手に渡しました。

空港に入るとセキュリティエリアがスピードアップしていて、靴は履いたまま、液体のジップロックやPCも別にせずにそのままX線検査。
あっという間にゲートに到着しました。

ゲートでUber からのメールに気付き、チェックします。
レシートがメールで送られていました。

通常料金が$19.65にピークタイムの割り増し1.4倍で$27.51。
これにサンフランシスコ空港使用料$3.80と手配料金$1.55が加算。
合計$32.86。

初回利用者のプロモーションを使ったのでここから$20が引かれ、
今回の支払いは$12.86でした。

タクシーよりも安い!
これは便利!
また機会があれば利用したいと思いました。

Uber の初回利用者向けのプロモーションコード
BWH21JBWUE

初回乗車が無料になるというコードらしいです。
(私の場合は20ドル引きでした・・)

まだの方は試してみてください。

有難うございます。



2016年8月2日火曜日

The Tech Museum in サンノゼ

「さすがシリコンバレー!」と感動してしまうテクノロジーを駆使した博物館がサンノゼにあります。

夏休み真っ只中、息子と友達を連れてこのミュージアムを訪れました。


ここは様々なテクノロジーを遊びながら体験して学べる科学館です。

館内は数々のエリアに分かれていて、電子工学、宇宙探検、ロボット工学、ハイテク自転車、生物工学、身体と健康、ミュージックテクノロジー、バイオテクノロジーなどのセクションがありました。

電子工学エリアではコンピューターテクノロジーを体験出来ます。


コンピューターに必要なコード番号の作成、パスワードを当てる操作が遊びながら学べます。



『パスワードの解析』では、館内に潜んでいるヒントを追跡しながら1つの部屋に行き、銀行のアカウント番号を発見する・・という探偵小説並みのスリルがありました。

ロボット工学エリアではブロックと電気コードを繋ぎ合わせて、実際にロボットを作る作業が出来ます。


ブロックにインプットされた動きや光で自分だけのロボットを作り、最後にロボットと一緒に設置のコンピューターから写真撮影。



息子はブロックとコードをいくつも繋ぎ合わせてユニークなロボットを作りました。

また、息子達が気に入ったのはローラーコースターのセクション。


まず最初にCADでローラーコースターのコースをデザインします。


次にローラーコースターに乗り込み、目の前の大スクリーンから自分がデザインしたコースを体験。


座った席もガタガタ揺れて、臨場感溢れる展示物でした。

宇宙工学エリアではスペースシャトルのシートから電気系統を修理する体験や火星探査で使ったロボットを操作するセクションがありました。



NASAの技術がここに集結し、子供達に夢とモチベーションを与えているようです。


バイオデザインスタジオでは培養細菌から色を作る実験が出来ます。
手袋と眼鏡をかけて顕微鏡の前に座り、培養した細菌に薬品をスポイドで落とします。化学変化から色が出来るという仕組み。


色を発見してそれを顕微鏡で覗き、その色が前面のスクリーンに映し出されます。
新しい色を発見した息子は「楽しい!」と私に合図をくれました。

遺伝子工学エリアでは、DNAのブロックを使って自分だけの遺伝子モデルを作り、目の前の画面でそれが動いているかを確認します。


ブロックを使って遊びながら学ぶ遺伝子工学は楽しいようで、息子達はなかなかここから動きません。

また300人収容のIMAXシアターでは、映画『Journey to Space』が上映されていました。

宇宙探索の歴史、NASAに関わってきた人々、火星探査の経緯を大きなドームスクリーンで観賞します。
大画面から宇宙空間を眺め、スペースシャトルの生活を観て、私もシャトルに乗っている気分になりました。


息子と友達は大はしゃぎで時間があっという間に過ぎました。
この記事ではご紹介出来ない展示物がまだまだあります。

「またすぐに連れて来て~」と息子の言葉。

The Tech Museum
住所:201 South Market Street, San Jose, CA 95113
詳細はウェブサイト:www.thetech.org をご覧下さい。

入場料は大人24ドル、子供19ドル(IMAX シアターは別料金)。
メンバーになると優待割引があり、1年に2回以上訪れるならこちらがお得です。
また、お住いの市のライブラリーカードから割引を受けることが出来るそうです。

遊びながらサイエンスやテクノロジーが学べるので長い夏休みで退屈しているお子様にはぴったりの場所かもしれません。


有難うございます。


*掲載した写真の一部はThe Tech Museum のウェブページから使用させて頂きました。



2016年8月1日月曜日

新しい自分

先日の記事、調整を読んだ方々からコメントを戴きました。
ありがとうございます。

私と同じように夏至の前後に体調を崩していた方、その症状が長引いて今もスッキリしない方が沢山いらっしゃるようです。

蕁麻疹、発熱。頭痛、咳、鼻水、身体の気だるさ、眠気
感情的になり怒りや悲しみが理由もなく湧き上がってくる、等々・・

何故このような症状が起こるのでしょう?

夏至のアセンションで地球を取り巻く波動が更に上昇したからかも知れません。

惑星も私達と同じエネルギーフィールドを持った生き物です。
地球自身も波動を上げながらこの宇宙に存在しています。

地球のアセンションに平行して私達人間もその影響を受けています。
肉体に溜まっている古い意識・考え方・感情が様々な症状を通して体外にデトックスされています。
そうしないと今の地球の波動についていけないからです。

古い自分を脱ぎ捨て、新しい自分を迎える過程を体験しているだけ・・
「この症状はそういうプロセス・・」だと理解すると、この症状自体にも感謝の気持ちが湧いてきます。

光に満ち溢れた新しい自分へ。
変容の期間です。

引き続きご自愛ください。


有難うございます。

関連記事:調整