2014年4月23日水曜日

逃げるが勝ち?

マウイ旅行前に、事故で凹んでしまった私の車。
私の車両保険会社から電話でインタビューを受け、どんな状況だったのかを説明し録音された。
私の証言と相手側の証言を見合わせた後で結果を連絡する・・と言われたものの、旅行出発前になっても連絡が来なかった。

保険会社が進めるAuto Body Shop での見積もりは約2300ドル。
保険が下りない場合は、自腹を切るしかない。
どっちにしても修理は必要なので、旅行前に見切り発車で修理に出した。

旅行から帰宅すると保険会社からの留守番電話が入っていた。
内容は・・
相手側に連絡を入れたがナシのつぶてで居場所がわからず、コンタクトが取れない。
結局、私の証言と修理会社の分析を元に過失度を調べ、私には100%事故に関する落ち度がない、という結果になり保険が下りる事になった。
しかし保険当事者は保険のDeduction Fee (控除額)を払わなければいけない。
私達の保険は高額のDeduction Feeが当てられているので修理費のほとんどを払う事になる。
ところが幸いなことに「Uninsured  Motor Vehicle(車両保険を持たない車との事故)」に対する保険が適用され、全額を保険会社が払う・・・と言う結果になった。

留守番電話のメッセージを聞いて、旦那と胸を撫で下ろした。
全額カバー・・よかった。

しかし、考えると後から疑問が湧いてきた。
何故、保険会社は相手の行方を探さないのか?
トラックの運転手は私の電話には何度も出たのに、車の所持者(友達の母親)をかばっているようで保険会社からの電話の応対をしなかったようだ。
私と話していた時にはある程度の誠意があると思ったけれど、知らん顔を決め込んでいるとはがっかりした。
保険会社にはそのトラックのナンバープレートを教えてあるので、それからレジストレーション番号を割り出して車の持ち主を探すのは簡単だ
あのトラックの所持者に連絡を取るは出来ないのだろうか?
ブツブツ・・・

この国には不法滞在者が沢山住んでいる。
運転免許証や車両保険を持たない運転手のHit and Run (当て逃げ)のケースも多々あると聞いた。
こんな時は逃げた者が勝つんやろか?
ブツブツ・・・

まあ、ええわ・・
考えるとキリがない。
私の場合は怪我はなかったし支払いをする必要もない。
不幸中の幸い・・と感謝するばかり。


昨日修理された車を取りに行った。
修理費が跳ね上がって2700ドルかかったと言われた。
清算の段階で「全額保険会社が払うらしいよ。」と言うと、「あなたはラッキーね。」とかなり驚かれた。

ピカピカになった車。
バンパーを新しいものに取り替え、右横のパネルも丁寧に内側から打ち出して元の形に直されている。
怪我から回復して退院する患者の気分だった。
久しぶりに自分の車を運転して、少し緊張気味。

あ~、とにかく穏便に事が運んで安心した。
旦那の有難みも再確認出来てよかった。


でも・・ たぶん・・ 
保険料が上がるやろなあ~


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