今回の事故でいろいろと経験させてもらった。
翌日、保険のことで旦那がトラックの運転手に電話を入れた。
私の車にぶつかってきたトラックは、運転手のものではなく友達の母親のものだった。
ナンバープレートを撮影した時に、隅にDMVが認めたレジストレーションのスティッカーが貼ってあるのを確認した。
このスティッカーは定期的なスモッグチェックをし車両保険に入っていることを証明する大切なもので、これを貼っていない車は「不法滞在者」として警察の取り調べの対象になる。
彼のトラックにはこのスティッカーが貼ってあったので車両保険に入っていることになる。
運転手が車両保険を持たなくても、事故に遭遇した場合は車の持ち主・・この場合は彼の友達の母親が保険の支払いの対象になる。
電話でこのことを確認したが、彼は友達の母親には迷惑をかけたくないので保険を通さずに支払うと言う答えだった。
事故の翌日、凹んだ車をAuto Body Shop に持って行って見積もりをしてもらう。
旦那が以前使ったことのあるShopで見積もりをしてもらうと、バンパーと車体横のパネルを全部交換するのに6000ドル以上の値段がはじき出された。
車をぶつけた運転手に電話で聞いてみると、彼は1000ドルぐらいで済むと思っていたので「払えない。」と言う返事が返ってきた。
結局、保険会社が運転手の友達の母親に請求した額を彼が立て替える・・ということになり、両者合意の下で私達の保険を使うことになった。
そこで保険会社に連絡を入れると、見積もりの値段が適当な額かどうかを確かめる為に保険会社提携のAuto Shop で再度見積りをしてもらうように・・との指示。
さっそくそのShopに予約を入れて、翌々日に車を持って行き、見積もってもらう。
車体横のパネルは取り替えずに裏から押し出す・・と言う工程の為に、見積もりは2000ドルちょっととなった。
同時進行で保険会社が被害者と加害者の両方に電話を入れて、詳しい状況を聞くインタビューがある。
どういう状況だったか、停車してからぶつかるまでの時間、ぶつかる瞬間に何をしていたか・・など細かく質問される。
この会話は全て録音され、両者の会話が正確か、つじつまが合っているかなどを会議で検討される。
昨日このインタビューを受けた。
インタビューアーの英語が早口でよく聞き取れず、何度も「もう一回言って下さい。」と頼まなければならなかった。
まだ検討の結果は出ていない。
相手のインタビューの内容は知らないので、正確に伝えているかどうかもわからない。
修理代の支払いが完了するまではこの問題は終わっていないけれど、でも少しだけ落ち着いた。
凹んだ車には乗らず、旦那の車を借りている。
運転していると何度もぶつかった瞬間を思い出して、ハンドルを握るのが怖くなる。
いわゆるトラウマというもので、軽くぶつけられただけなのにあの瞬間が脳裏に焼きついて何度もフラッシュバックする。
自分のハートにセルフヒーリングをすると、少しずつ落ち着いてきた。
今回のことを振り返ってみると・・
まず一番に、旦那の株がぐ~んと上がった。
車両保険や修理など、私にとってはわからない事だらけで旦那がいなかったら何も出来ない。
改めて旦那のサポートに感謝している。
そして、何が私にとって大切なのかを思い知らされた。
五体満足な身体、普通の生活。
とても、とても、有難い。普通でいることが、とても幸せなことなのについつい忘れがちになってしまっている。
ありがとうございます。
感謝・・
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