2013年10月3日木曜日

伝言

父のお通夜の10分前にアメリカから到着した旦那と息子。
彼らも無事参列し、葬儀も滞りなく終わった。

アメリカに戻るまでの数日間は母のお墓参りに行ったり、大阪市内や京都を散策した。
息子の大好きなお寿司を食べ、最近流行りの有機野菜やお惣菜が食べ放題のビュッフェレストランに行き、美味しいお好み焼きを食べたり・・と、お腹を満足させて2人はベイエリアに戻って行った。

私は後片付けの為にもう1週間残ることにし、3年たってようやく手をつけられるようになった母の遺品を整理している。

父の葬儀が終わるまでは毎日泣いていた私だったけれど、涙はピタッと止まった。
泣かなくなった。
父が側に居るのを身体で感じたからだ。
幽霊・・と言うと怖いけれど、そうではなくて、父の魂=スピリットが見守っていてくれるのがわかる。

それを証明するように、ある方がメッセージを届けに来てくれた。
彼女は”チャネラー”で、スピリットと交流が出来る。
葬儀の席で父が彼女に語りかけてきた話を伝えてくれた。

彼女が知らない私が子供だった頃の情報も含めて、父が私達に伝えたい事。
父は元気であちらの世界に旅立ち、母とも再会して、私達のことを心配しているらしい。
静かに私達の側にいて見守っていてくれる。

「やっぱりそうやんな~」・・と安心してしまった。

父が亡くなる3日前に、「魂は永遠で、何度も生まれ変わる。」・・と言うことを話したら、父はとても怖がって受け入れようとしなかった。
耳を貸さなかった。
ただただ拒否をされた。

でも、父があちらの世界から彼女を通じて私に伝えてきたことで、私は間違っていないことが証明されたような気がする


人間はこの物質界で何かを学ぶために生れ落ちる。
この肉体は一時の借り物で、死を迎えると抜け殻になる。
魂は肉体から離れても終わることはなく、次元の違う世界でまた新たな修行が始まる。

目に見えるもの:「物質」は本当は確かではなく、重要でもない。
物質界という世界に居るので、見えるものだけが確かで重要だと錯覚させられる。
でもあちらの世界に移行するときには、物質は何1つ持って行くことは出来ない。
目に見えないもの:心、感謝、思いやり、愛・・が物質よりも大切で重要な事。

でも人間は産声をあげる時に、この大切な事を忘れてしまう。
この大切な事を忘れている人がほとんどのこの世の中。
あちらの世界に行くと、このことを思い出すらしい。

父のように・・・

見守っていてくれて、ありがとう。







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