新年明けましておめでとうございます。
カリフォルニアもやっと年が明け2015年になりました。
大晦日の昨日は一日中お節料理を作っていた私。
お節と言っても、豪華絢爛バージョンではなく、黒豆、田作り、煮しめ、紅白なます、昆布巻き、栗きんとん、伊達巻・・と言った昔ながらの食材。
お正月のイベントが何もないアメリカでは、元旦の朝にお雑煮とお節料理を戴くぐらいしか「正月気分」が出ないので毎年作る。
3人家族で、お節料理を食べるのは朝だけなので、大量に余る。
余るってわかっていても作ってしまう。
おせち料理を作るのは、お正月気分を少しでも味わいたいのと、息子に日本の味と古来からの智恵を伝えたいからだ。
お節料理は本当によく考えられて出来ているなあ・・と今日も食べながら感心していた。
冬は腎臓や膀胱が活発になるので、この働きをサポートする食べ物が必要。
お節料理には腎臓に滋養をもたらす根菜や干し椎茸、黒豆などがふんだんに使われている。
昔の人達はこの効用を知っていて取り入れたのかな・・とその智恵に驚いてしまう。
お正月は迎春ともいい、寒い中でも春を迎える準備はもう始まっている。
この期間にしっかりと腎臓に栄養を行き渡らせておかないと、春になってから身体の機能が衰えて目まいなどの体調不良を訴える人が出て来る。
冬に身体を温めるもの、腎臓や膀胱を労わる食べ物を摂ることがとても大切。
朝からお屠蘇を飲んでいい気分になりながら、それぞれの食材の効用や意味を旦那と息子に説明した。
聞く耳半分・・で聞いている息子。
食べることに夢中で「そんなの関係ない~」という感じ。
大人になったら分かるかな・・?
但し、お酒は身体を冷やすのでお屠蘇気分もほどほどに。
私も気をつけます・・
本年もよろしくお願い致します。
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