2013年2月9日土曜日

お弁当

アメリカの小学校は日本のように給食がない。
ほとんどの子供はお弁当を持参する。
学校にはカフェテリアがあって、お弁当を持っていない子供はそこでランチを買う。
ホットドッグやハンバーガー、ピザなど、いかにもアメリカンな食事内容だ。
最初のうち、息子は喜んでカフェテリアでランチを買っていた。
しかしだんだん飽きてきて、「カフェテリアよりもお弁当がいい。」と言うようになってきた。

なので毎日早起きして、お弁当を作る。
パスタの時もあれば、サンドイッチを作ったり、おにぎりで和食の日もある。

最近お弁当を半分ぐらい残して帰って来る日が続いた。
「食べる時間がないの~?」と聞くと
「みんなと遊びたいから少なく作って。」と頼まれた。
「遊ぶのは食べてからね。」と注意したが、あまりギューギューに詰めるのは止めた。

またある日のこと、息子からリクエストがあった。
「ママ、おにぎりは三角の形がいい。」
今までおにぎりは俵型を作っていた。
「なんで~?」
「だって俵型おにぎりだとみんなが「スシ~!」って叫ぶんだもん。」
「ええやん、別に~」
・・っと言っても譲らないので、リクエストに応えて三角おにぎりにした。

なんやかんやとリクエストが多い息子。
しかしキッチンに戻ってきたお弁当箱が「空っぽ」だと嬉しくなる。
「ママ、お弁当美味しかったよ~」っと言われると、更に嬉しくなる。
明日も早起きして作ろう・・って言う気になる。

きれいに食べてくれて、ありがとう。


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