2月と言えば極寒というイメージがある。
立春とは名前だけで、春まではまだまだ遠いなあ~と日本に居る時は思っていた。
ここ、ベイエリアの冬は1月が一番寒い。
2月になると、風はまだ冷たいが陽が少しずつ明るくなってきて、立春と呼ぶに相応しい雰囲気になってくる。
1月下旬から蕾が膨らんできて、ちらほらと花を咲かせる植物たち。
水仙、木蓮、梅、桃、そして桜。
カリフォルニアに来た頃は目を疑った。
桜?
今頃~?
早咲きかと思ったが、あちらこちらで開花し、あっという間に満開になる。
日本では梅が最初に花をつけ、その時期が終わると桃、そして桜の花・・と順番があり、少しずつ春に近づいていく感じだ。
しかし、ベイエリアでは梅も桃も桜も、一斉に咲き誇る。
一気に春が近づいた・・という感じで嬉しいけれど、なんだか違和感がある。
桜の花は3月の終わりか4月の初めの桜前線を聞きながら、徐々に気分を盛り上げ、春の匂いに包まれて眺めるのが「乙(オツ)」な事だと思ってしまう。
そんなところはやっぱり日本人やなあ・・と思いながら眺める2月の桜。
明日は立春。
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