2014年2月22日土曜日

ヒプノセラピー 1

日本に住んでいた頃にヒプノセラピー(催眠療法)に興味を持った。
「催眠」と聞いて、まず最初に頭に浮かんだはテレビのショーで催眠術師の言いなりになった人が猫のマネをして四足で歩くイメージ。
トランス状態で意識が無くなってしまうように思えて、ちょっと怖い気がした。

米国催眠療法協会の創立者・クラズナー博士が書いた本「催眠療法・ヒプノセラピー」を読んで、その考えが少し変わった。
催眠状態とは、「リラックスした状態」だと言うこと。
リラックスすると、普段はあまり使っていない潜在意識にアクセスすることが出来て、その潜在意識に新しい情報をインプットすると行動のパターンが変わる・・と知り、「あれ?思っていたのと違う・・」と、ヒプノセラピーが気になり始めた。

アメリカの精神科医でありヒプノセラピストでもあるブライアン・ワイス博士が書いた本「前世療法」を読んで、もっと興味を持つようになった。
催眠状態になったクライアントが前世の記憶を思い出し、その記憶に付随したトラウマやパターンを再体験することで、現在直面している身体や精神の問題を解放する・・と言う内容だった。



催眠療法って面白そう~・・とすっかり考えが変わってしまった。
更に何冊か催眠療法に関する本を読んでみた。

その頃、「催眠療法・ヒプノセラピー」の著者であるクラズナー博士が東京でヒプノセラピストの養成セミナーを開くことを知り、「これもタイミング・・」と思ってセミナーに申し込んだ。

養成セミナーのベーシックコースを受け50時間の実習を終え、認定証を受け取ることが出来た。
翌年にアドバンスコースも受け、更に知識を広げた。

何人ものクライアントさんとセッションを重ねるたびに、ヒプノセラピーはカウンセリングや過去の再体験をするだけでなく、気づきと共に癒し(ヒーリング)がもたらされるセラピーなのだと知った。

大阪でヒプノセラピスト&ヒーラーとして『癒しに関わる仕事』を始めようと思っていた矢先に、渡米、結婚、出産、、、と人生の方向が変わってしまった私。
この十数年間はスピリチュアルな世界から遠のき、子育てで必死の毎日だった。
遠のいている間に、自分にも自信が持てなくなっていた。

ヒーリングは普段から自分や家族に使っていたので問題はなかったけれど、ヒプノセラピーに関しては「果たしてまた出来るのだろうか・・?」と不安が心をよぎった私。

そんな自分を試すように、周りからヒプノセラピーの要請が何件もやってきた。
ありがたい・・と思う反面、自信のなさから押しつぶされそうな自分がいる。
それでも「ヒプノのセッションを受けてみたい。」と言う声に、「やってみようかな・・」と言う気持ちになってきた。

そんな私の背中を押してくれたのは、同じヒプノセラピストであるKeizo さんのセッションだった。
Keizo さんは前述のブライアン・ワイス博士の師事を得たサンフランシスコ在住のヒプノセラピストで、ベイエリアでスピリチュアル分野のワークショップ活動をされている方。
Keizo さんとご縁があって繋がり、昨年5月にヒプノセラピーの個人セッションをしてもらった。
この時に、旦那との過去世での関係、その時にやり残したこと、何故今回彼を選んで夫婦となったのか・・の理由を知ることが出来た。
そして、「後悔しない人生」を私の今生のテーマにしていることに気付いた。

後悔しない人生・・・と言う言葉がズーンと心に響き、今まで閉じていた心のドアが急に開いた気がした。
昨年末に、ヒプノセラピストとして再スタートすることにしました。

クライアントさんにも恵まれ、その方々の気付きや癒しのお手伝いをさせていただいていることに喜びを感じているこの頃です。

ありがとうございます。
感謝・・


関連記事:気づき その2
     ヒプノセラピー2

Keizo さんのブログ Keizo's Journal

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