2013年4月14日日曜日

息子の花粉症

先週、強風でエメラルドヒルズ一帯が停電がした日からベイエリアはかなりの量の花粉が飛び始めました

私は平気なのに、息子の症状がひどいです。
今まではたまにくしゃみをするぐらいで「花粉症?たまたま?・・」なんて思っていたけれど、月曜日の午後に学校に迎えに行くと目を擦ったり、鼻水が止まらず、咳が出て、くしゃみが止まらない状態。
これは花粉症やん~・・と思いました。

夕方、水泳のクラスに連れて行くと、2往復泳いだだけで「頭が痛い・・」と泣き出して上がってきたのでコーチに相談すると「Sinus Headache と言う鼻詰まりから来る頭痛だと思うので今日は帰ったほうがいい。」と言われました。

家に帰って来て、すぐに何冊かのホメオパシーの本を調べます。
その中で息子の症状に一番合っているレメディを一粒飲ませました。
しばらくすると頭痛は治まったようで、かなり元気になってきた息子。
鼻水はひどかったけれど、ちゃんと夕飯を食べてお風呂に入り、早めに寝かせました。
翌朝も鼻水が出ていたけれど、頭痛はなかったので学校に行きました。

日本に居た頃にスギ花粉症に悩まされた私は、その頃やっていた花粉症対策を思い出しました。
花粉を身体や家の中に入れない、持ち込まない、残さない。窓は開けない。
家中に掃除機をかけました。
息子のベッドのシーツや枕カバー、ブランケットなどは全部洗濯。
外に出る時はマスクをしたほうがいいけれど、誰も学校ではしていないので「したくない」と言うのでジャケットのフードを被り手で鼻を覆うようにして花粉をあまり吸わないように・・と注意しました。
学校に送りながら「家に入るときは花粉を払ってね。」と息子に伝えます。
同様に旦那や私も花粉を家に持ち込まないように気をつけないといけません。

ひと段落してからホメオパシーの本の花粉症についての説明をじっくりと読んでみました。
いろんなレメディが書かれてありますが、注釈として「最も大切な事は体質改善」と言う欄を読み、毎日の食事について考えさせられました。

マクロビオティックを再度学び始めた事もあって、我が家はご飯は玄米、パスタは玄米パスタ、お肉を減らし魚介類を食べ、野菜も数多く摂るようにしています。
でもそれで本当に「健康的な食事」なのかは疑問でした。
小麦粉、特にパンは食べます。
肉は回数は減ったにしても食べています。
牛乳は飲まないけれど、チーズなどの乳製品や卵は食べます。
与えるおやつは砂糖ゼロではなく、アイスクリームや生クリームが大好きな息子。
息子の花粉症対策と共に、我が家の食事について1から考え直すきっかけかも・・と思いました。

この数日間は花粉症の経験者や食のエキスパートの方々から話を聞き、息子の花粉症についてのアドバイスを戴きました。

アレルギーやアトピーの症状は、摂取した食品が排出されずに体内に溜まった結果で、体内に溜まって身体に有害な毒に変化します。
毒が出る場所がなくなるので、発疹や鼻水となって体外に出てくるということ。
こういう場合は排毒出来ない食品を摂らないことが一番で、それと共に排毒を促す対策を考えるのが大切なことだと伺いました。

*排毒されずに体内に溜まる食品としては「乳製品」。

日本人はラクトース分解酵素を持っていない人が多く、このタイプは乳製品を摂るのを避けるほうがいいみたいです。
最近息子は牛乳を全く飲まなくなったけれど、ヨーグルトとチーズは食べています。
それに息子が大好きなアイスクリームも乳製品。
これからは禁止だと告げると「僕の身体が良くなるんだったらアイスクリームを我慢する。」と言ってくれました。
月曜日の頭痛は彼にとってはかなり堪えたよう・・。

*排毒を促す食材としては「大根」。

大根の葉っぱは排毒効果が高いので捨てずに使います。
また、切り干し大根は古い毒素を押し出す力があるそう。
さっそく大根を買ってきて、スープに入れたり葉っぱの塩麹漬けを作りました。
今月のお料理教室で習った切り干し大根とアプリコットのサラダを作ったら、息子が美味しいと言って食べてくれました。

*春に出てくる少し苦味のある葉野菜が排毒作用を助ける。

前回の記事「東洋医学とマクロビオティック」でも記載したように、春の山菜、春菊などは排泄を助ける作用があります。
庭にヨモギが生えているので、少し取って来てお料理に使ってみました。
量が多いと苦いけれど、少しだけ混ぜるとわからないみたいでした。

*発酵食品の酵素が胃や腸の中で働き、消化を助けてくれる。

味噌汁、塩麹で漬物を作ったり、甘酒レシピをデザートに取り入れようと思っています。

*血液をアルカリ性に保つ食品を摂るように心がける。

血液が酸性に傾くと血液がドロドロになり、自然治癒力が低下します。
今まで以上に野菜を沢山取り入れた献立を考えたいと思いました。


健康にいいもの、栄養のあるもの、、と思って摂っていた食品が、実は健康を損なうものかもしれないと知り、「真実は何?」と四苦八苦している私。
家族の健康を守る上で、台所を任される主婦の責任って大きいなあ・・と感じました。

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