2013年4月13日土曜日

東洋医学とマクロビオティック・春

3月「春」のクラスは五行の「木」について学びました。

「木」=「春」に活発になる臓器は肝臓、胆嚢、目。
肝臓は排毒と消化を司っている臓器で、糖の分解や脂肪の代謝とも関係します。
また血液の解毒や分解にも重要な所で、肝臓のバランスがくずれるとアレルギーが起こるのです。
血糖値をコントロールをしたり、コレステロール、ホルモン、ビタミンA&Dの貯蔵もしています。

肝臓に滋養をもたらす食材・・春の山菜、春菊、ルッコラ(アルグラ)、発酵食品。
苦味のある食物(大根葉、ルッコラなど)を摂ると溜まった脂肪を溶かし、排泄、解毒作用がスムーズに行きます。
午後11時から午前2時は肝臓の休養に大切な時間なのでこの時間帯に睡眠をとる必要があります。
排泄がうまく行くとデトックスされたものが身体の外に出て行き、アレルギーなどの改善にも繋がります。

アレルギーに関しては・・
オートミール、乳製品、コーヒー、チョコレートを食べると体内に粘液が溜まりアレルギーの原因になります。
小麦粉などの粉類もアレルギーを引き起こすということでした。

この日教えていただいたお献立は・・
昆布だしに玄米の冷ご飯を入れてとろみを付け、春菊を加えてブレンダーにかけたグリーン色の春菊スープ。
テンペを蒸して細かく刻み玉ねぎや人参と混ぜてハンバーグ状にするクラブケーキ仕立てで、テンペの新たな使い方を教えて頂きました。
豆腐を使ったマヨネーズは3種類の酢が入っているのに酸っぱ過ぎず、サラダやテンペに乗せ、余ったものをリーク(長ネギ)のグラタンに使える万能選手。
切干大根サラダはかぼちゃ、ブロッコリー、アプリコットを梅酢ドレッシングで合えた爽やかな演出。
デザートは甘酒の甘さだけでデザートとして満足できる甘酒クリームを戴き、これは息子にも作ってあげたいと思いました。

気分的に肝臓が元気になった気がします。
スパイスや食材の取り扱いなどを初め、「目から鱗~」の連続なので次のクラスが今から楽しみです。

マクロビを学び、野菜のパワーやすごさを知ってベジタリアンになることも考えましたが、しょせん我が家では無理。
肉食動物の旦那がいます・・・

ベジタリアンが理想的なのかもしれないけれど、「食を楽しむ」「時間を楽しむ」ことも大切だと思うので、どの時点でバランスを摂るのかが私の課題。
食の中庸、身体の中庸も大切だけれど、心の中庸も忘れないようにしたいと思っています。

有難うございます。

関連記事:マクロビオティック・クッキングクラス
     東洋医学とマクロビオティック・冬
     東洋医学とマクロビオティック・夏
     東洋医学とマクロビオティック・土用
     東洋医学とマクロビオティック・秋

0 件のコメント: