息子が生まれた9年前、生活で使ういろんなものについて考えさせられた。
赤ちゃんがいる住まいはそれまでとは全く異なった空間となった。
赤ちゃんは床をハイハイして何でも口に入れる。
抱っこされている間にも顔を触ったり、舐めたりする。
息子が飲むもの、食べるもの、石鹸やシャンプー・日焼け止めなど肌に使うもの、食器洗剤、洗濯洗剤など。。。
授乳を考えた時に、私が摂る飲食物も影響する。
それまでもオーガニックや自然食材をなるべく買っていたけれど、値段の安さに吊られて安いものを買う場合もある。
しかしホルモン注入、遺伝子組み換えなどの食品が氾濫してきて、胎児や乳児の超成長期の細胞への影響を考えた場合に、少しぐらい値段が張っても安全をお金で買うのだということを学んだ。
そんな生活の中で、ふと化粧品についても考え直した。
化粧水や保湿クリームなどは自然素材を使っていたが、メイクに関しては一般に売られているファンデーションや頬紅、アイシャドーを使っていた。
乳児はいつも母親と一緒にいて、抱っこされている間にも母親の顔に触れる。
化粧品に入っているケミカルって赤ちゃんにも安全なん?・・と思った。
また、「毎日付けるファンデーションのケミカル物質が肌から吸収されて体内に溜まっている。」・・と言う記事を読んだのもきっかけだった。
何かもっとナチュラルなメイク製品はないか・・・と、リサーチをしてみた。
そこで見つけたのが「ミネラルメイクアップ」。
天然のミネラルを粉砕して細かい粉状にし、ファンデーションや色物を作っている。
ファンデーションを付ける時は歌舞伎役者が使うような「カブキブラシ」と言う大きなブラシを使い、顔に撫で付けるように付けるのだと書いてあった。
ファンデーションを試してみようと思い、調査して、アメリカのネット販売で10数社のサンプルを取り寄せて、いろいろ使ってみた。
それまではリキッドファンデーション派だった私は、自然な仕上がりとカバー力を持つミネラルファンデーションに驚いた。
肌に吸い付くようにピタっと付く。
それに加えてカブキブラシで数秒間、撫で付けるだけの手軽さ。
すっかりミネラルメイクのとりこになって、色物もいろいろ試してみた。
各会社で、付き方、カバー力、肌への刺激などが違っている。
会社によっては白人向けの色味が多かったり、アジア系の色もカバーしていたりまちまちで、その中から気に入った会社を3-4社に絞って今も使い続けている。
ミネラルメイクを使い始めて8年が過ぎた。
今までに何度も友達から「肌、綺麗ねえ。ファンデ何使ってるの?」と聞かれた。
ミネラルメイクをお勧めすると、必ず彼女達もリピーターになってしまう。
密かにミネラルメイクの輪を広げている。
気をつけないといけないことは、ミネラルの粒子が細かくて、鼻から吸い込むと肺に沈殿する恐れがあるということ。
それに関する害のレポートはまだ出されていないが、なるべく息を止めて粉を吸い込まないようにしなければならない。
また、ドラッグストアーで売られている製品は「ミネラルメイク」と書いていても、素材を調べるとケミカルが混ざっているものがある。
製品のコスパを下げて、利益を上げる為に大手の化粧品会社は安いケミカルを代用しているらしい。
それは消費者である私達が賢くならないといけないこと。
どこまでナチュラルで安全なものを求めるかでも1人1人選ぶものが違ってくると思うけれど・・・
この年末に、「ミネラルメイクを自分で作れる。」と言う素敵な方と出逢った。
自分で作れるん~?・・
材料の調達や粉の配合が難しそうで、自分で作るなんて不可能だと思っていた私に「簡単よ。」と返す彼女。
是非、教えて~・・と頼みこんだ。
新年に向けてまた1つ楽しみが出来た年の瀬だった。
2 件のコメント:
へ~~~!すごいですね~。ミネラルメイク、これまた初耳です。貴女はやっぱり博識家だわね。食べる物は、私も多少高くてもOrganicにこだわって買っているし、化粧水はと言うと、自分で作った物をもう20年以上も使ってきているけど、Foundationについては、自分で作れる訳ないし、仕方ないと諦めていたのですが…。驚きのInformationです。今度もっと詳しく教えてね。わ~、嬉しい~。
Ikukoさん
興味だけは人一倍あると思います。ポケットの数は多いけれど、深さがないので、もっと勉強しなくては・・です、
ミネラルメイク。クラス開催に向けて、お友達と相談してみます。
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