2013年1月30日水曜日

ビーズ・ジュエリークラス

このベイエリアには本当にいろんな才能のある方が多く住んでいる。
そういう方に出会って、思わず尊敬の眼差しで見つめることもしばしば。。。

3年前から通っている、ビーズ教室の先生もその1人だ。
ビーズ・・と一言で言っても、小さなシードビーズ、キラキラ光るスワロウスキービーズ、手焼きのベネチアンビーズ、貴石から出来ているビーズなど様々な種類がある。
毎月、先生がデザインされたペンダントや指輪、ブローチなどをそんなビーズを使って作る。

教室は1ヶ月に1回。
朝10時に先生のお宅にお邪魔し、自分の席を選ぶ。
席に着くとテーブルの上に「今月の編み図」の紙が置かれてある。
「編み図」とはお料理で言えばレシピみたいなもので、どういうビーズを使って、どこから始めて、順番はどうなって・・・と図で書いてある。
慣れればこの編み図が読めるようになるが、ビギナーだったころは不可解なこの図に悩まされた。
今でも、図を見ただけでは仕上がりの作品は想像出来ない。
図は2次元・・平面に書かれてあるが、それを3次元・・立体的に考えると頭が混乱する。
よくこの3次元の世界の編み図が頭の中で考えられるもんやわ~・・と先生の才女ぶりにいつも感心してしまう。

次にビーズ選び。
先生が見本で作った作品が置かれてあるが、ビーズの色は自分で決める。
色によっては見本とは全く違った作品になるから面白い。
私はビーズ選びに時間がかかり、これでもない、あれでもない、この組み合わせは・・・なんて考えていると、いつも一番最後になってしまう。
選ぶのに迷った時は先生のアドバイスを受け、センスのいい選択をしてもらう。

そして席に戻って編み始める。
図を見て、わかるところはどんどん進み、わからないところは先生の指導を待つ。

作品によってかかる時間に差があるが、だいたい3-4時間で1つのジュエリーが完成する。
周りの人の作品と比べて、あ~こっちの色の組み合わせが素敵!あの人の色選びはゴージャス!、それに比べて私のは・・なんて、隣の芝生は青く感じられる事もしばしばある。
逆に私の作品を見て、「Sachiko Color ねえ~」と私にしか選べない色の組み合わせにお褒めの言葉を戴くこともある。

作品を作るのは楽しい。
作った後はすぐにアクセサリーとして使用できるのも嬉しい。
今までに知らない人から「そのペンダント素敵ね。」と褒められ、「私が作ったの。」と言うと、驚かれたり、「売ってないの?」と聞かれたことが度々ある。
教室のことを話すと、先生のセンスのよさに惹かれて「習いたい。」と言う人もいたが、「先生は日本人で日本語の教室なの。」と答えると「残念!」とため息をつかれる。

ビーズジュエリークラス。
バーリンゲームで日本人の先生が教えています。



追記:
先生の日本帰国が決まられてビーズ教室は5月を持って閉鎖となりました。
とっても残念です。
東京に帰られてからの先生のご活躍をベイエリアより応援しています。






2 件のコメント:

pyon さんのコメント...

ステキです。

Sachiko さんのコメント...

pyonさん
ありがとう~。
先生も素敵な方ですよ。