2012年12月17日月曜日

鞍馬寺

2週間の滞在の最後の一日。
午後から予定がぽっかり空き、何をしようかと考えた。

5分後には出かける用意をして、京阪電車に飛び乗り1人で京都に向かっていた。
目的地は鞍馬。
他の場所は何も思い浮かばなかった。

帰省する度に行く場所だ。
この夏にも2回、友達と訪れた。
また行ったん?、、と言われそうだが、私にとっては特別な場所だ。

京阪・出町柳駅で叡山電車に乗り換え30分。
終点が鞍馬駅。
午後の遅い時間になっていたので、ケーブルに乗り山頂のお寺に向かう。

最近はパワースポットとして有名になってきたので週末は結構混雑する。
私が行ったのは午後も遅かったのであまり人はいなかった。
本堂の前に、チベットの磁場の高い場所と繋がっている地点がある。
いつもならここに長い列が出来ていて、立つ順番を待たなければならないが、今回は並ばなくてもよかった。
そこに立ってしばし瞑想。
頭が締め付けられるようなエネルギーを感じた。



本堂に入り、お線香を立て、お参りをする。

このお寺に初めて来たのは16年ぐらい前のことだ。
レイキヒーリングを勉強している時に、マスターが連れて来てくれた。
レイキヒーリング発祥の地、鞍馬。

その由来を諭すかのように、レイキヒーリングのシンボルや3つの御神体が人知れずひっそりと祭られている場所がある。
毎回ここに来て、お祈りと瞑想の時間を過ごし、癒しのエネルギーをいっぱい戴いて下山する。

今回の帰省で、友達とのお付き合いの仕方にすれ違いを感じ、1人でやるせない気持ちになっていた。
人間独り独り、生き方や考え方が違うので、自分の物差しで他人を測ったり、自分と同じ世界観を押し付けるのは間違っているとわかっている。
わかってはいるものの、友達関係に隙間風を感じ、今回はそういうことが立て続けに起こったので、心が少し弱っていた。

そんな弱った心に癒しのエネルギーを補充することが出来た。
人それぞれ、生き方が違うということも改めて気づいた。
自分で壁を作っていたけれど、その人をそのまま全部受け入れようと思えるようになった。

鞍馬はいつも、その時に必要なエネルギーや気づきをもたらしてくれる大好きな場所だ。




今日の便でベイエリアに戻ります。



2 件のコメント:

Ikuko さんのコメント...

どうしてでしょうね。でも、相手のちょっとした表現で随分と考え込んだり、或いは、気が付かずにthroughしたり…。私達が使う言葉はCommunicationの一つの道具として、普段は何も深く考えないで、何気なく使っているけど、考えてみると、言葉ほどPowerfulな伝達方法はないのかも。使い方によっては、言葉の暴力となったり、反対に生き返らせるほどの勇気と精気を与えたり、或いは、うっかり誤って使った何気ない一言が、相手を深く傷つけてしまったり、幸せな気分にさせたり…。勿論、言葉を選び使う側は気をつけなければならないのでしょうけど、受け止める側も、余裕を持ってその背景や状況、そして相手の性格、考え方など、いろいろな角度から受け入れるだけの大きな器を持ち備えておいた方が自分の為に楽かもね。これについては、私自身生涯のお勉強だと思っているんです。だから、お祥さんが感じる隙間風は、誰もがみんな同様に感じる事で、私達みんなの課題だと思っています。それでも私の場合は、すっきりするまで、相手とよくお話したい方かも。結構、なんでも無い事で悩んでいた事を知り、大笑いする事ってあるのよね。人夫々に性格や育った環境が違うように。だから、元気を出してね。

Sachiko さんのコメント...

Ikukoさん
ありがとうございます。もう元気ですよ~
言葉は「言霊」と言われるくらいエネルギーがありますよね。私自身も自分が人に対して言い放つ言葉には気をつけないと、、と思いました。