2012年12月5日水曜日

息子の不満

月曜日の朝、独りでサンフランシスコ空港を発ち、12時間後に関西空港に到着した。
私は今、大阪にいる。母の三回忌の法要の為に帰ってきた。

寒い!
真冬並みの寒気団が上空に停滞していて、風が冷たく凍えそうに寒い。
1月中旬並みの気温だと言うことだ。
ベイエリアではあまり着ないロングのダウンジャケットがとても重宝する。

街並みはクリスマスイルミネーションとお歳暮商戦とお正月の準備とで活気にあふれ、人々は忙しそうに移動している。
あ~~師走やねんなあ・・と思いながら街を眺めた。

私も来る前の2週間はとても忙しかった。
日本での年賀状に匹敵するホリディカードの作成&オーダー&送付の作業、家族や親戚に渡すクリスマスギフトの買い付け、家族に贈るカレンダーの作成、日本の家族や友人へのお土産。
これをあのサンクスギビングの週にやっていたので、パーティの用意とこの準備とで猫の手も借りたいほどだった。
(カードの送付作業は途中で放って来てしまった・・・)


1人で帰省するのはとても気楽なんやけど、気になるのは残してきた息子のこと。

発つ日の前日の夜、ベッドで息子に本を読んでいると急に私の腕に顔を埋めて「ママ・・行っちゃ嫌!」と心細い声で呟いていた。

あら~~、可愛いやん。そんなこと言われたら困るわ・・と思っていたら、

「あのね、何でかわかる?」と聞かれたので、う~~ん・・と考えていると、

「だって、ダディが作るお料理、美味しくないんだもんーーー。」と大声で訴えた。

素材のコンビネーションや味の不満などをここぞとばかりに並べ立てる息子。
普段は私が料理をするので、旦那の手料理をあまり食べたことがなかったが、そんなにひどいのかと驚いた。

でも私がいない間の息子のお弁当と夕食を含めた家事全般、息子の学校の送り迎えと習い事の世話などを一手に引き受けてくれる旦那には感謝している。
ご飯に関する不満は息子に目をつぶってもらうしかない。

帰ってきたら美味しいものをいっぱい作ってあげるから、、と慰めた。
そして、お土産を買ってくるから、何がいい?っと聞くと、

「おまんじゅう~」と甘えた声で呟いた。

(聞くまでもなく、答えはわかっていたのだが・・)

今頃ディナーの時間やなあ~
何食べてるのかなあ~
・・と、ふと考えながら、妹と友達とでランチを食べていた。

それにしても寒いわ~ 大阪は。



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