2014年2月4日火曜日

立春の朝

久しぶりにのんびりとした朝。

洗い物を済ませ、洗濯がひと段落してホッと一息ついた瞬間に、突然「スマッジング* がしたい!」と思い立ちました。
なんだか空気が澱んでいるような、、身体も重いような、、気がします。
居ても経っても居られなくなり、ホワイトセージに火を点けました。

家中の部屋という部屋を、煙で燻し出した私。
部屋の四隅四隅に煙をくゆらせます。
寒いのに窓は開け放し状態。
セージを燻す時は窓を閉めていると邪気が部屋に滞ります。


日本では、立春の時期が一番寒いですね。
子供の頃は「なんでこんなに寒いのに春のスタートって言うの?」「節分って何?」と疑問に思っていました。
大人になってからわかったのは、立春・立夏・立秋・立冬は、全て季節の「底」だと言うこと。
底の位置から徐々に上がっていく、節目の日。
その節目、新しい春の幕開けが立春。
節目の前日=大晦日に当たるのが節分。

季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、新しい季節を迎える前に「邪気払いをして福を呼び込む」為に、豆撒きが行事として定着しています。

今年は豆撒きを忘れたけれど、無意識に「鬼は外、福は内」と邪気払いをしたかったのだと思いました。
立春の朝にセージを焚き、守護のスピリットを招き入れた気がしました。


*) スマッジングは・・、「燻す(いぶす)」と言う意味で、ネイティブアメリカンの人々がいろんな植物を焚いてその煙で空間や物、人を浄化する儀式。
特にホワイトセージは浄化の力が強く、ネガティブなエネルギーをクリアーにすると言われています。

0 件のコメント: