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2015年5月12日火曜日

少女が教えてくれたこと

4歳の弟の友達のお母さんが、ある病気を患っていると知った12歳の少女。
いつも明るい笑顔を少女にも投げかける「その人」が、進行性癌を患っていました。
ドクターに見放され、2人の子供達をおいて他国に治療に行かなければならない・・と母親から聞かされたのです。

少女は涙を溜めて自分の貯金箱に向かいました。
そしてありったけのお金を取り出して「全部、寄付に使って」と、真っ直ぐな眼差しをして母親に手渡しました。
自分で寄付のサイトに行き、母親の助けを借りながら全額を治療のために寄付をし、少女が自分で「その人」にメッセージを書きました。

少女の母親はその姿を側で見て「もう何も教えることはない。」と思ったそうです。
この気持ちだけで充分だと、宝石のようなギフトをもらった気持ちで胸が熱くなった・・と語ってくれました。

私はその話を聞き、感動しました。
4歳の頃からその少女を知っているけれど、大人顔負けの行動力に言葉が出ませんでした。
熱いものが目から溢れてくるのを感じました。

すごいなあ・・
少女の純粋さ、真っ直ぐさ、そして強さ・・
彼女を育てた、あなたもすごいよ・・

私は涙を拭きながらそう伝えました。

その少女は、自分で考え、自分の意志を持ち、行動に移す。
その中には「頭で考える」ことは存在していません。
ハートで考え、ハートから湧き上がる想いで行動しているだけ。
それは真っ直ぐで純粋で、大人である私達に大事なことを教えてくれます。

私達大人が忘れ去ったもの・・
時々子供達がそれを思い出させてくれます。

この少女がとても大切なことを私に教えてくれました。

ありがとうございます。




2015年5月6日水曜日

「ママと子供の癒しのワークショップ&軽食会」in サンマテオ

喉元過ぎれば、熱さ忘るる・・
とはよく言ったものですね。

渦中にいる時は自分を見失い、髪を振り乱し、もがいている状態だったのに、
過ぎてしまえば、そのもがきや、自分を見失っていたことさえも忘れています。

息子が生まれてから4歳でプリスクールに入るまでは、バタバタ状態で毎日が過ぎていきました。
一日が息子中心に始まり、彼の世話に追われ、そして夜を迎えます。
同じ年頃の子供を持つ母親同士で子育ての悩み相談や愚痴を聞いてもらいました。
サポートをし合える仲間がいるのは心強く、気持ちがほっとする時間でした。

息子は現在11歳なので、まだ子育てが終わったわけではないけれど、彼が学校に行っている間は私の時間が出来ます。
この有り難いひとときを、最近は「当たり前」に感じていました。
先週、2歳の息子さんを持つ友達と話しをしていた時に、この「当たり前」の時間は彼女にとっては「夢の時間」なのだと言うことに気がついたのです。
一日中彼女は息子さんと一緒に過ごし、自分の時間をほとんど持てないでいる様子。
息子が2歳の時は「あ~私もそうだったなあ・・」と思い出しました。

彼女と会った夜、心の中で何かがフツフツと湧いてきました。
「子育て奮闘中のママさん達のサポートが出来れば・・」と言う考えがハートの中心で芽を出し、その想いがだんだん大きくなってきました。

お料理上手な友人に相談したら、彼女も同じことを考えていたようで、二人でコラボクラスを開くことに即決定~

ベイエリアで、子育て中のママさん達の癒しのクラスを開催します。
以下はそのご案内です。

このクラスにご興味がある方、参加のお申し込みは上のEmail タブをクリックして、Sachiko までご連絡ください。

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「ママと子供の癒しのワークショップ&軽食会」

日時:5月12日(火曜日)午前10時~午後1時
場所:サンマテオ (参加希望の方にお知らせいたします)
料金:40ドル

 
<内容>
前半は子供さんと同伴で、子育てに有効なヒーリングについて学んでいただきます。
☆イライラする時に有効なグラウンディングの仕方
  グラウンディングって?
  呼吸法
  効果的なアロマオイル

☆手のひら療法(手のひらを使って癒す方法)

​後半は美味しいお料理を戴きながら、その秘伝ソースのレシピを教えて戴いたり、子育てについてのフリートークをしたいと思います。

お子様連れでも、お1人での参加でもOKです。

お出しするお料理は野菜がメインの軽食です。子供さん用に食事が必要な方は個人でご持参ください。

参加希望の方はお連れになるお子様の人数を書いてメールでご連絡ください。

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ありがとうございます。


2015年4月11日土曜日

ヒーリングスペースのウェブページが完成

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

この度、ヒーリングスペースのウェブページが仕上がりました。

2年間の準備期間を経て、やっと皆様に公開することにワクワクしています。

サンフランシスコベイエリアでの癒しの場として
「1人1人が持っている、内に秘めた光を輝かせることが出来るように・・」
という私の想いが伝わるように、言葉を1つ1つ選んで考えました。

このサイトの準備に伴い、サポートしてくださった沢山の方々、そして素敵なサイトを作ってくれた東京のウェブデザイン会社の友達にお礼と感謝と愛を捧げたいと思います。

ウェブはこちらから・・
Lafeel Healing Space



ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

Sachiko

2015年3月29日日曜日

虹色のオーラ

最近思うように事が運ばず、回り道をしたり、佇んだりを繰り返しています。

自分の想いがちゃんと伝わらずに、大切な人を傷つけてしまいました。
1ヶ月以上もある人と連絡が取れず、メールも電話も通じません。
1つの期限が迫る中、「どうなってんの~?」と焦ります。

落とし穴にはまり込んだように、這い上がれず、先が見えません。
自己憐憫と焦燥感・・・

落ち込み状態の時間が過ぎていく中、瞑想をしました。
夜明け前の静けさの中。
1人部屋に座り、太陽が昇ってくる方角に身体を向けます。

深く息を吸い込んで、吐き出す・・呼吸。
呼吸を続けるうちに、だんだんリラックスしてきます。
地球の波動を感じ、宇宙のエネルギーを受け取る瞬間。
自分が宇宙と一体になる感覚。

「Sign をください」
一言、お願いをします。

しかし、答えになるビジョンは結局受け取れず、リラックスしただけ。
黙って部屋を出ました。


今日は2ケ月遅れの息子の誕生日会を催すことになっています。
息子の友達6人がお祝いにかけつけてくれるので、朝からその準備に追われていました。
掃除、テーブルセッティング、グディバッグ(お返しギフト)の用意、お泊りをする子の為のベッドのセットアップ・・
バタバタと時間が過ぎます。
午後から買い物に出かけケーキなど必要なものを揃えます。

家に着き、車をガレージに入れて、何気なく真上を見上げたら・・

虹~~~!!



・・っと思ったら、それは太陽のオーラ・日輪でした。

いつもよりも二周りぐらい大きく、はっきりくっきりした虹色の輪が太陽の周りを覆っています。

この日の日輪は特別綺麗でした。
思わず携帯で写真をパチリ。



大きすぎてカメラには収まりません。

何枚か撮ったうちの一枚にパープルピンクの光が写っていました。
空から大地に注がれる祝福の光・・




あなたは大丈夫。
あなたは守られている。

そんなメッセージを受け取りました。

そう~
何事があっても、私は私の中心にいて、自分自身を愛の光で満たすこと。
これが大切。

何かが起こったら、そのことに感謝して、相手に、全ての事に、愛を注ぐこと。
それが出来るかどうかを試されています。

これが・・宇宙からの「Sign」なのだと思いました。
そう思えると、なんだか安心し、急に元気になってきました。

それにしても、綺麗~~
虹色の光・・
太陽のオーラ・・

ハートが満たされました。
ありがとうございます。


2015年3月6日金曜日

裏のデッキにて

1月にシェルターからもらってきた猫ちゃん達。

最初は靴箱の下に隠れたり触られないようにと逃げ回っていたけれど、時間と共に慣れてきて今ではすっかり家族の一員となった。
来た当初は子猫だったのに、この2ケ月でずいぶんと大きくなった気がする。

息子がつけた名前は「モモ(Peach)ちゃん」と「ナミ(Wave)ちゃん」。
「日本語がいい。」と言うことで、英語読みではなく日本名で呼んでいる。

彼女達のお気に入りの場所は裏のデッキ。
高いデッキから裏庭が見渡せる。
小鳥のさえずりや、小川のせせらぎ、樹々の囁きを聞きながらデッキの上をウロウロする。
運動後はデッキのカウチでお昼寝をするのが日課になった。



太陽の光が差し込む清々しい朝。
いつものようにデッキをウロウロしていたモモちゃんとナミちゃん。

裏庭の気配に何かを感じ、ふと耳をそばだてた。

じーっと見つめる。

何かが動いている。

「何だ、あれは~?」と言う風に二匹が固まって動かない。



彼女達の視線が裏庭の一点に集中している。

ナミちゃんが、身体を乗り出してその物体を見つめていた。


その視線の先を見ると・・

動く物体の正体は、


鹿だった。

4頭の鹿がチェリープラムの樹の下を仲良く散歩しながら草をほおばっている。

私達の気配に気がついて、3頭が顔を上げた。

猫達と鹿達の目が合った。

ご対面~




しばらく見詰め合った後は、何もなかったようにまた草を食べ、鹿達は森の向こうに消えていった。


それだけのことだけれど、なんだか微笑ましい光景だった。
朝から心がふんわりとなり、優しい気分になった。

モモちゃん、ナミちゃん、ありがとう。






2015年3月1日日曜日

虹を追いかけて

クリスタルフェアーの後は友達と別れ、1人でカフェに行った。

久しぶりに味わう1人の時間。
毎日が忙しくて1人の時間があまりなかったことに気がつく。
そこで1時間以上ボーっとして、夕方帰路に着いた。

途中からどしゃぶりの雨が降ってきた。
ワイパーを全開で動かし、どうにか前が見える状態だった。
その雨が急に止み、目の前に大きな7色の柱が飛び込んでくる。

「うわ~虹~!それもダブルで・・!」

大きなダブルレインボウだった。

サンカルロスで高速を降りて、車を停め、虹をカメラに納める。
でも大きすぎて全体がレンズに入りきらない。



「もっと全体が見渡せる場所は・・?」と考え、急いで家に向かって車を走らせた。
山の上からのほうがきっと綺麗に見える・・
エメラルドヒルズの中腹にある自分の家を通過し、もっと頂上まで登っていく。

エメラルドヒルズの頂上・エッジウッドパークの入り口に車を停め、サンフランシスコベイを見下ろした。
大きな7色のアーチが真上にかかっている。





外側のアーチはもう消えてダブルではなくなったけれど、それはそれは素晴らしい光景だった。
(この位置からでも大きすぎて私のアイフォンでは全体が入らないのが残念・・)

この特大アーチに見とれてしまった。
7色の虹と、青い空と、ゴールドの雲・・このコントラストが神々しかった。

反対側・・西の空を見ると、エッジウッドパークに沈む太陽がオレンジ色の光を投げかけ、雲が夕日に染まっている。
そのオレンジ色の光にも息を呑んだ。
明るいコーラル色から深いダークオレンジまで、色のグラデーションがなんとも言えず綺麗だった。



虹と夕日・・
2つの素晴らしい光景に感動しながら、私は1人佇んでいた。
ただただ、その瞬間を噛み締めていた。

地球が醸し出す、美しい大自然のギフト。
どこからともなく聞こえてきたメッセージは・・「人生を楽しみなさい」

その光と色をしっかりとハートに納め、虹と夕日の波動をハートに容れ、メッセージをハートに刻み、満たされた気分で家路に着いた。


地球からの素晴らしい贈り物に感謝・・
ありがとうございます。


2015年2月28日土曜日

クリスタルフェアー

土曜日の朝。
フォートメイソンで開催されているクリスタルフェアに行くために、朝からサンフランシスコ市内まで車を走らせました。

フォートメイソンはサンフランシスコ市内の北側、ゴールデンゲートブリッジのそばの元米軍基地があった場所。

オープンと同時に入ったのに、もう既に人でいっぱいでした。
何軒ものベンダーさんが所狭し・・と石を陳列しています。

私はシャスタにお住まいのベンダーさんのお店が気に入ってそのお店に釘付け。
3週間前にシャスタを訪れた時はLAに買い付け中でお留守だったので彼女に逢えなかったので、このフェアーで逢うことが出来てとても嬉しかったです。

このベンダーさんからいろいろと石に関する説明を聞き、また魅力的な石達に触れさせて頂き、1時間以上ここに居座ってしまいました。

シャスタで石を沢山買ってきたばかりの私。
「石ばっかり・・まだいるの?」と自問自答しながらもトレイに載る石がどんどん増えていきます。

結局また何個か買ってしまいました。


小物ばかりの中で大物が1つ。
レムリアンクリスタルで、レインボウの光と女神イシスの波動が入っています。
とてもおしゃべりな石で、一目見た時から離せなくなった。

普通のレムリアンクリスタルに見えますが、女神イシスの五角形が現れます。
神秘的な虹色の光が透明な石から浮かび上がってくるのも魅力的。




ベンダーさんが矢印を貼って女神の場所を教えてくれています。
これがイシスの五角形。
持っているだけでイシスの意識と繋がれる気がしてきました。

ランチは市内でも有名なベジタリアンレストランの“Greens”に。
中は満席で座れないのでサンドイッチとスープをTo Go して、外のピクニックテーブルで友達と戴きました。
太陽が眩しく、綺麗な青空が広がり、清々しいひと時でした。

石好きな人達との楽しい時間・・
神秘的な石との巡り逢い・・

とても癒されました。

2015年2月16日月曜日

息子と漢字

アメリカで生活をしていると漢字に接触する機会は極めて少ない。
日本では普通に目にする「○○銀行」「郵便局」「駅」「非常口」などの看板やサインがアメリカでは当たり前だが英語で書かれている。
それだけ漢字を脳にインプットするチャンスがなく、漢字なしでも暮らしていける。

現在5年生の息子は、日本語補習校で毎週土曜日にある漢字テストをとても嫌がっている。
平日の現地校の宿題と日替わりの習い事で忙しく、漢字を覚える時間がないのも事実。

まだ低学年の頃はなんとかこなしていたが、高学年になると覚えるのも一苦労。
一旦覚えても、使わないから忘れる。
国語の教科書はほとんどの漢字の横に振り仮名を打ち、音読の宿題をしている。
画数が多い漢字は、彼にとっては何かのシンボルにしか映らず「字」として認識していないようだ。

先週出された25問の漢字を覚える宿題。
以前に習った漢字のようだが覚えていないので新しい漢字に見えるらしく、木曜日になっても全く手をつけていなかった。

しかたなく助け舟を出すこと・・

「少しずつ覚えようか・・」と言うと
「嫌だ~」と拒否された。

「今日は10問だけ覚えようよ。」
「10問なんて多すぎる。」

「じゃあ、5問だけ・・」
「だって、時間がないもん。」と言いながら、何もせずにボーっとしている。

「1つでも覚えると嬉しくなるよ。」
「覚えたって使わないから嬉しくないよ。」

「日本に行く時に役にたつやん。」
「そんなんだったら日本に行きたくない。」

ああ言えば、こう言う・・で、覚える気が全くない息子。

私がしつこく言うので、仕方なく5問だけを紙に書き始めた。
木曜日に5問、金曜日に5問を渋々して土曜日のテストに臨んだ。

この葛藤が毎週続く。

覚えていない漢字が多くなってくるので、本を読むのも嫌がる。
読む本はもっぱら英語。

半分は日本人なので日本語の勉強は必須・・と思っていた。
補習校は高校卒業までは行くのは当たり前・・だと思っていた。
けれども、最近は限界を感じている。

補習校で久しぶりに逢ったママ友と話をした。
彼女の娘さんも息子と同じ5年生。
旦那さまはアメリカ人。

「補習校、どう?」と聞くと
「いつ辞めるか、微妙。」と言う答え。

「ウチの息子も漢字が全然やねん~」とこぼすと
「一緒一緒。娘も全く勉強しないよ。」と笑っている。

何処も同じ・・・

アメリカに住むのに、漢字はいらんしなあ~

6年生までは行くとして、中学校はどうしたものかな・・

息子の将来の日本語学習・・
現在思案中です。



2015年2月7日土曜日

震源地?

シャスタで寝不足気味だった私は深い眠りについていた。

午前4時前。

なんだか嫌な予感がして目が覚めた。
その直後、小刻みな振動とドドドドッ・・と地の底から昇ってくる動きを感じた。

家が揺れている。
地震だ~
思わず叫び声をあげる。

揺れはすぐに納まった。
ほっとするが、もう眠れない。
日本はしょっちゅう揺れているみたいだけれど、ベイエリアに住み出してからあまり地震を経験していない。

昔、大阪に住んでいた時に体験した阪神大震災を思い出していた。
あの時は怖かったなあ・・
震源地から30キロも離れているのに、縦揺れで突き動かされる地震を経験した。
棚の上の物が落ちたり、外の塀が一部壊れた。

今回の地震はそんなに大きくなく、何も落ちないし、何も壊されていない。
ほっとして起きだし、息子のお弁当を作る。

午前7時。

さあ、そろそろ息子を起こそうかなあと考えていたら、また揺れた。

息子も「何、何?地震?」と怖がっている。

ニュースをチェックしてみると地震の大きさは小さく、マグニチュード3.1と2.5.
地震の深さは5km。
震源地はEmerald Hills, CAとなっている。

ひえ~~
Emerald Hills って~

震源地はここやん。

活断層の上に住んでるの、私??

かなりショックだった。






余震はそれ以来ありません。

願わくば、もう揺れないことを祈るのみ。



2015年2月6日金曜日

冬のシャスタ その4

ベイエリアに向けて出発する前にキャッスルレイクを訪れてみた。
冬は氷で閉ざされるほど寒い場所に位置する湖なのに、この冬は凍っていないらしい。

昼過ぎから雨が降る予報で、暗い雲に覆われている。
夏にいっぱいになる駐車スペースには車は一台も停まっていない。

静まり返った湖の畔を友達と歩いてみた。
風が強くて息が出来ないくらい・・
まるで竜神が棲んでいるかのように、いつものキラキラした湖とは全く違っていた。




地面にしっかりと足をつけていないと強い風に吹き飛ばされそうだ。

「だからグラウンディングが必要なのよね・・」

友達がふと呟く。

風が吹いても、何が起きても、揺るぎない自分を持っていれば倒れない。
彼女はそう言いたかったみたいだった。

ほんまにそうやわ~

湖畔に立っている樹々は、根っこを地面に長く伸ばして自分自身を支えている。



すごいなあ~~

樹のマネをしてしばらく立ってみた。
こんな風に負けるもんかーー。

でも10分で断念。
私は人間。
寒い・・

友達と車に乗り込んだ。
「あ~寒かった・・」

キャッスルレイクを出てしばらく走るとビューポイントでシャスタ山の端っこが見えた。
ちょっと写真を撮ろうか・・と車を停め、また外に出る。



黒い雲の下に雪を抱いたマウントシャスタが居座っている。

あんまり見えへんな~

そう思っていると、だんだん黒い雲がどこかに消え去り、山の全貌が姿を現した。
ラッキー・・

神々しい存在。

バーニーフラットでは近すぎてわからなかったその尊大さが、遠くから眺めることによって初めて理解出来る。



寒さも忘れて、その偉大な風景に見入っていた。

たかが山。
されど山。

そこに存在するだけで大きな感動とエネルギーを与えてくれる。

来てよかった~

「また来ようね・・」

友達とそう呟きながら帰路に着いた。



冬のシャスタ その2

朝ごはんを食べてから山の上を目指して車に乗り込む。
雪が積もっているので頂上に行くのは無理だけど、バーニーフラットまでなら行けそう。

車の後部席に乗りながら、4年前に熊に出逢った場所を指差した。
「ココ~、熊が道路を横断してた場所・・!」
「ええ~こんな場所で~?」と友達はびっくりしている。

冬は熊さんも冬眠中かなあ~と思いながら、しばらく走るとバーニーフラットに到着した。
この先は雪に閉ざされていて走ることは出来ない。


車から降りて、山に向かって少し歩いた。
雪が樹の高さにまで積もっている。
(でも例年に比べるととっても少ないそう・・)

シャスタ山。
何度見ても、その尊大さと静かさに心が洗われる。


全員が雪の上に立ち、山を眺めた。
ただじっと眺めた。

思考がなくなる。
山と一体になる。
山の存在に吸い込まれる。
山の精霊に温かく包まれた感じ。
静かな時間。


どれくらい時が流れたんだろう。
ふと空を見上げるとフワフワとした綿菓子のような雲がどこからともなく頭上に現れた。
綿菓子みたいだけれど、天使が手を繋いで踊っている・・そんな風にも見える。



綿菓子の形がだんだん崩れ、それが大きな1つの天使の羽の形になった。

一瞬一瞬で形が変わっていく、空からのメッセンジャー。


「そのままの自分でいいよ・・」

そんな声が聞こえた気がした。


太陽は大きな日輪を携え、高らかに私達を照らしてくれる。




自然ってすごいなあ~!

私達は生かされているんだなあ~!

そんな当たり前のことが、感動と共に改めて胸の中に刻まれる。
日常の忙しい時間を過ごしていると、つい忘れがちになる大切なこと。

思い出させてくれて、ありがとう・・

ココに来れて、よかった~



2015年2月5日木曜日

冬のシャスタ その1

時々忙しい日常から逃げ出したくなる時がある。
何もかも忘れて、ただボーっとしたい。

日常が嫌いなわけではなく、休憩が必要なだけ。
一息入れると、またそこから頑張ることが出来る。

「ちょっと休憩~」
そんな気分で友達とマウントシャスタに行って来た。

冬のシャスタは初めて・・
暖冬のせいで道路はチェーンがなくても走れる状態。

予約をしているバケーションハウスはキッチン付の居心地がいい可愛い家だった。
女3人、ハウスに着くなり何をしたかと言うと・・・
クリスタルの浄化~

本来はパンサーメドウズの泉やシティパークにある水の源泉に行って、クリスタルを水に浸せばいいのだけれど、パンサーメドウズは雪で閉ざされているしシティパークまで行くのが面倒臭くなった。
「水道の水はシャスタの水だから綺麗よ。」と言うオーナーの言葉を聞いて、ボールに水を張ってクリスタルを中に置き、しばらく水を出しっぱなしにする。
その後窓辺にクリスタルを並べて、満月の光で更に浄化。。。



翌朝、起きてクリスタルを眺めると、キラキラと澄んだ光を放っている。
満月の光と、シャスタのエネルギーで、浄化され充電されたみたい。

一晩中、満月の光が眩しくて、あまりよく眠れなかった。
月の光が部屋に入っていた訳ではないけれど、目の前に光が溢れている感覚だった。

祝福の光・・

翌朝、寝不足の割には清々しい気分でベッドから起き出す。
光に充電された感じだった。

外は寒い。
窓を開けて外に出て深呼吸。
澄んだ空気・・
綺麗な朝焼け・・

ピンク色の雲を眺めながら、この場所に居ることがただ「幸せ」だと感じる。




来れたことに感謝・・
行かせてくれた旦那に感謝・・

ありがとうございます。

2015年2月3日火曜日

如月の満月

新年からESLのクラスを受けだしてから時間が経つのが更に速くなった気がする。
1日、1週間、1ヶ月があっという間に過ぎてしまう。

先週は息子の誕生日があり、また新たなワークショップを始め、忙しいけれど充実した毎日を過ごしているこの頃。

バタバタした時間の中で「どこかに行きたい・・」とふと思ってしまった。

そんな私の心を見透かすように「満月の日にマウントシャスタに行くけど、行く?」と友達に聞かれ、心が躍った。

行きた~い!

でも息子の世話、学校、家のこと、etc・・・

無理?
でも行きたい。
どうにかなる?

心はもう既にシャスタ。

10月に旦那に全てを任せてセドナで4日間羽を延ばしたけど、またお願いすることに・・

「ええ~!また~?」と言いながらも、「行っておいで・・」と快く送り出してくれる。
時々喧嘩もするけど、こういう時は「ありがたや~」と旦那に感謝の心が湧いてくる。


カリフォルニアの満月は2月3日節分の日の午後3時9分。
(日本は立春と重なる2月4日)
立春を目前に控え、更に地球の波動があがる気配。

満月は浄化の力が強く、プチ断食をすると身体の中の老廃物を出してくれる。
もう少し出したい方は24時間「塩抜き」の食事を摂ると身体に溜まった「毒」が体外に出て行く(=ノーソルトダイエット)。

今回の満月のエネルギーは特別な感じがするので、今朝から塩を抜いてリンゴだけを食べるというリンゴダイエットに挑戦中。
この方法はエドガーケイシーが推奨する浄化法で、3日間リンゴだけを食べるという方法。
3日間、、無理かも。
でも満月の夜まではやってみようと思う。


明日は、満月のエネルギーに包まれながらシャスタで充電してきます。






2015年1月19日月曜日

ESLクラス

ESL=English as a Second Language
英語を母国語としない人のための英語教育。

アダルトスクールで今月からこのESLクラスを取り始めた。

クラスに来ている人は・・
圧倒的な数で中国人。
それからメキシコを筆頭にラテンアメリカの人々。
ロシア人もちらほら。
フランス、ポルトガル、ブルガリアなどヨーロッパの人々。
そして日本人もいる。

大半がこの国に住み始めて数週間~数年。
英語を改善したいという目的で来ている。

私みたいに10年以上もこの国に住み、改めて英語を学ぼうと思っている人なんていないんだろうなあ~と思っていた。

でも同じクラスで、たまたま私と同じ状況の人と2人知り合った。

1人はパナマから来たミラ。
以前はパナマの銀行に勤めていたが、駐在で来ていたアメリカ人のご主人と知り合い、結婚。12年前にアメリカに移り、14歳と12歳の2人の子供を育てている。
家では子供をパイリンがルに育てるために母国語のスペイン語を使っていた。
最近自分の英語を改善しようと思い、先週からアダルトスクールに通いだした。

もう1人はモロッコからきたアマナ。
13年前にアメリカに移転し、12歳を筆頭に4人の子供を育てている。
家で話す言葉はモロッコ語、フランス語、アラブ語。
12歳の子供はアラブ語の学校に毎週日曜日通っている。
子育てで忙しい中、最近自分の英語能力をアップしたくてアダルトスクールに通い始めた。

この2人と休憩時間やクラスのディスカッションの時間に話しをしていると、同じような心境なのだなあと嬉しくなった。

子供の現地校と日本語補習校との両立
家での言語の問題
自分の英語の勉強の仕方
・・などを彼女達と話しながら、意気投合し、同感し、毎日勇気付けられる。

ここに来る人々のバックグラウンドや状況は様々。
でもみんなが自分の英語を少しでも改善したくて頑張っている。

朝の交通渋滞に頭を悩ませ、時間のやり繰りを計算しながら通うアダルトスクール。
新しいことを学べる喜び、忘れたことを思い出せる嬉しさが日を追うごとに募ってきて、私の決断は間違っていなかったのだと自己満足に浸る。
他人と英語で話すことが怖くなくなってきたのも事実。
学校に通うことが楽しい。

マイペースで、もうちょっと頑張ろう~っと。


関連記事:新しいことを始める


2015年1月14日水曜日

すごいこと(息子の言葉にウルウル)

昨夜、晩御飯の後片付けをしている私に
「ママ、すごいこと教えてあげようか~」と息子が駆け寄ってきた。

「なに?」と聞くと

「僕って、今、ここのキッチンにいるでしょ。」

「うん、そやねえ。」

「このキッチンはどこの国でもなく、アメリカという国にある家のキッチンなんだよね。
そこに僕は立っている。
いろんな国がある中でアメリカを選んで
いろんな星がある中で地球を選んで
いろんなシステムがある中で太陽系を選んで
いろんなギャラクシーがある中でミルキーウエイギャラクシー(銀河系)を選んで
今ここに、地球と繋がっているこのキッチンに立っているんだよ。
広い広い宇宙の中のこの場所に、今ここに僕がいるってこと・・
すごいことでしょ?」

すごい・・

私は息子の言葉に驚き、言葉を失ってしまった。

その事実よりも、息子の頭の中がすごいと思った。
サイエンスの時間に宇宙・太陽系のことを学んだらしい。

「それって先生か誰かが言ってたことなん?」と聞くと
「ううん、宇宙のことを勉強したから自分で考えてたの。」と答える。

学んだことを消化し、自分のことに置き換えて考えるところがすごいと思った。
広大な宇宙の中で今の自分の存在を認識し、その奇跡的な事実に感動している。

もうすぐ11歳になる彼が私の知らない間に成長し、親や学校が教えること以外にいろんなことを発見し、自分で答えを見つけ出す術を得たのだと感心してしまった。

「あなたが今ここにいることがすごいこと。
そしてママがここに居ることもすごいこと。
あなたとママが今一緒に居ることはとってもとってもすごいことよ。
スーパーミラクルやん~」
と言い、キラキラした目で語る息子をきつく抱きしめた。

ハグをしながら息子が呟く。
「ママが僕のママでよかった・・」と。

嬉しくて涙が滲んでくる、幸せなひととき。


関連記事:Super Miracle


2015年1月9日金曜日

今の現状で満足?

「100% 今の現状で満足」

そう思って生きていればライフスタイルを変える必要はない。
そのままで充分なのだから自分の生活をエンジョイすればいい。

私も自分の現状に「ほぼ満足」していた。

仕事の基盤が出来てクライアントさんが徐々に増え、息子の学校のボランティアやアフタースクールのアクティビティに忙しく駆け回る日々。

90%は満足しているけれど残りの10%が満足でないのは、昨日も書いたけれど、英語に対するトラウマがあったからだった。
アメリカに住んでいるのに、他人と英語で喋ることが苦手。

友達からは「流暢に話している」風に見えるのだろうけれど、ネイティブからすれば幼稚園並みのレベルだと思う。
確かに15年も住んでいるとリスニングは上達した。
でも発音とボキャブラリーが全然だ。
実際、こちらの幼稚園児のほうがスラスラと話し、ボキャブラリーだって結構ある。
私のレベルは幼稚園以下、、かもしれない。

人と話すのを避けて尻込みしている自分が情けなかった。
そんな自分が嫌いだった。

「今の英語力で充分」だと、自分でニセの枠を作り、現状に満足するフリをしていた。

このことに気がついた時、一旦その枠を取り払ってみた。
10%の部分、満足度から不足しているのが何なのかが浮き彫りにされた。
「今の英語力は充分ではない」・・ということ。

仕事があるから、習い事があるから、時間がないから、「学校に行けない」と言うのは
全部自分で創った「枠」だ。
それも外すと、自然と「学校に行く」と決めている自分が居た。

どれだけ発音やボキャブラリ-が改善するかはわからない。
どれだけ私の英語のレベルが上達するかはわからない。
他人から見れば「無駄なことをしている」のかも知れない。

でも「英語をもう一度勉強する」ことで、自分の中に塞き止められていた「何か」がゆっくりと流れ動き出した。

情けなかった自分が、少しずつ情けなくなくなってきた。
嫌いだった自分が、ちょっとずつ嫌いでなくなってきた。
他人が無駄だと思っても、私自身にとっては無駄なことではない。

クラスに居て驚くのは、他の国から来た人々が「間違えることを恐れずにどんどん発言している」と言うこと。
お国柄かも知れないけれど、彼らには「間違えて恥ずかしい」という意識はない。
英語を勉強しに来ているのだから「間違えて当たり前」なのだ。
間違えることによって得ることが多い。

私は、間違えることに対しての恐れがいっぱいあるんやなあ・・と気がついた。。

恐れを手放して
「間違えてなんぼ・・」の精神で
「今の私に満足」出来るように
100%に少しでも近づけるように

自分の大切な時間を使おうと思います。


関連記事:シンプルな法則 その2


2015年1月8日木曜日

新しいことを始める

今年の抱負
「英語をブラッシュアップ(改善)すること」

15年もアメリカに住み、アメリカ人の旦那がいるのに「私は英語を話すのが苦手」。
嘘みたいだけれど本当の話。

12年前カレッジに行き、歯医者で働いていた頃はまだ英語が出来た。
話さざるを得ない状況だったので、渋々やっていた。

でも息子が生まれてからは彼に日本語を話し、日本人コミュニティにどっぷり浸かっている。
英語を勉強しなくても暮らしていける。

旦那に使う英語は決まっているので、それさえ把握していれば困らない。
夫婦の会話なんてたかが知れている。
喧嘩する時は言葉に詰まるけれど、大阪弁で「ほんまにもお~!」と怒っているので英語は要らない。
旦那も私の英語のレベルを理解しているので多くを求めない。
夫婦で何かを論議する、、までには至らない。

要するにこのアメリカに住んでいても、アメリカ人の旦那がいても、私の英語レベルで充分暮らせる。

それに甘んじてこの10年ばかり生きてきたけれど、困ることが出てきた。
息子の友達のお母さん達との会話が続かない。
小学校の個人懇談の時に先生が言っていることがわからない、言いたいことが言えない。
アメリカ人の友達との会話が成り立たず、ヘラヘラと笑ってごまかす私。

そんな些細なことが積もり積もって、他人と話すことがトラウマになってしまった。
自分の英語をなんとかしたいと思っていた。
そこで考え付いたのが「ESLクラスを取ること」だった。

「今更~」
「年を考えろ~」
と言われるかもしれないけれど、何かをするのに年は関係ない。

「やりたい」と思った時が始め時なんだと思う。
何かをやって後悔するほうが、やらずに後悔するよりもずっといい。

・・と言う理論で、今週から学校に通い始めた。

もちろんクライアントさんがいる時や何かのお稽古がある時はそちらを優先し、自分の時間を大切にしながら「ゆるりと頑張る」私流の学業精進。
コミュニケーションスキルをアップし、ボキャブラリを増やすのが目標。

人生短いんだから、やりたいことがあるのならとりあえずやってみようと自分に言い聞かせて、しばらくは頑張ります.




2015年1月3日土曜日

10日遅れのクリスマスプレゼント

去年の12月に息子がサンタクロースに書いた手紙・・
「サンタクロースへ。子猫を下さい。第1希望は真っ黒で胸が白い猫。第2希望はジンジャー色の猫。ありがとう!」

クリスマスの朝、サンタクロースからのプレゼントを心待ちにしていた息子。
そのプレゼントの大きさが思いのほか小さく「猫の泣き声が聞こえない・・」と箱を開ける前にがっかりしていた。

泣きそうな顔で箱を開けるとサンタクロースからの手紙が入っていた。
「君はこの一年間とてもいい子だったので望み通り猫をプレゼントするよ。でもノースポールから持っていくのは難しいのでご両親と猫をどこかで手に入れなさい。そのお金は私が持つから・・。その代わり猫の世話はご両親ではなく君がすることを約束してね。サンタより」

急に笑顔になった息子。
やった~!と叫んでいる。

そんな息子を見ながら「ほんまにええのん~?」とこっそり旦那に目で訴える。
「Sure!」と言うアドリブ。
あ、そうですか・・と納得する。

アメリカには、飼えなくなったり捨てられたペットを預かり、ペットを探している人に引き渡す仲介役をしている「シェルター」と言う場所がある。
近所にシェルターが2軒ほどあるので、まずそこに行って、そのあとペットショップにも見に行こうと言うことになった。
年末は忙しかったので、年明けの2日に息子と旦那と3人で出かけた。

1軒目のシェルター。
猫のセクションに行くと30匹ぐらいの猫がそれぞれの区切られたブースで寛いでいた。
そこにいる猫はみんな2歳以上で大きい。
息子はその中の1匹・・2歳の猫を気に入ったようだった。
「ママ、この猫可愛い~。でも黒い猫じゃないけど。」

「このシェルターで欲しい猫が見つからなくても他のシェルターやお店に居るかも知れないから・・ここで決めなくてもいいよ。」と息子に耳打ちする。

係りの人が違う部屋を見せてくれた。
「この子達は新入りよ。」と指差す部屋を見ると5ヶ月の子猫の姉妹が遊んでいた。

一目見て驚いた。
色が黒くて胸が白い・・
息子の希望の子猫・・




最初はその子猫に興味がなかった息子だったが、だんだん気になってきたみたいだ。
「触ってもいい?」と係りの人に聞いている。
「いいわよ。」と言って部屋の鍵を開けて私達を中に入れてくれた。

おもちゃを差し出すとじゃれて遊びだすおてんば猫と、はずかしそうに隠れる人見知り猫。
姉妹なのに全く違う性格。
遊んでいるうちに息子は気が変わり始めた。

「さっきの猫よりもこっちが好きになってきた。」
「とっても可愛い。」
「でもどっちかが決められない。どっちも好き。」
「ダディ、両方飼ってもいい?」

その息子の質問に
「いいよ。」と1つ返事で答えた旦那。

ひえ~!ええのん?・・
私はただびっくりするばかり。

「この子達を2匹共引き取るよ。」と係りの人に告げる旦那。
「あ、じゃあ今日持って帰れますよ。」と返された。
あれよ、あれよ、、と言う間に話が進んで、この2匹を今日引き取ることになった。

予防接種は?・・避妊手術は?・・どうやって持って帰るの?・・と思っていたら。
「ちゃんと箱に入れてあげるから。」と言う答え。
この子達は1ヶ月前にここに来て、予防接種や避妊手術を済ませて、今日やっとディスプレイの部屋に移ったばかりだと話してくれた。

正に運命の出逢い・・・

書類にサインをし、係りの人からの説明を受けてシェルターを後にする。
車には箱に入った2匹の子猫。
「ミャーミャー」と泣いている。

「サンタさん、すごいものをプレゼントしてくれたねえ。」と言うと
満身の笑顔で箱を見つめる息子。
「すっごく嬉しい~」と家に着くのが待ちきれない様子。

我が家に家族が2匹増えました。




これは新年の一大事です。


関連記事:クリスマスのリクエスト




2015年1月2日金曜日

2015年 お正月

新年明けましておめでとうございます。
カリフォルニアもやっと年が明け2015年になりました。

大晦日の昨日は一日中お節料理を作っていた私。
お節と言っても、豪華絢爛バージョンではなく、黒豆、田作り、煮しめ、紅白なます、昆布巻き、栗きんとん、伊達巻・・と言った昔ながらの食材。

お正月のイベントが何もないアメリカでは、元旦の朝にお雑煮とお節料理を戴くぐらいしか「正月気分」が出ないので毎年作る。
3人家族で、お節料理を食べるのは朝だけなので、大量に余る。
余るってわかっていても作ってしまう。

おせち料理を作るのは、お正月気分を少しでも味わいたいのと、息子に日本の味と古来からの智恵を伝えたいからだ。

お節料理は本当によく考えられて出来ているなあ・・と今日も食べながら感心していた。
冬は腎臓や膀胱が活発になるので、この働きをサポートする食べ物が必要。
お節料理には腎臓に滋養をもたらす根菜や干し椎茸、黒豆などがふんだんに使われている。
昔の人達はこの効用を知っていて取り入れたのかな・・とその智恵に驚いてしまう。

お正月は迎春ともいい、寒い中でも春を迎える準備はもう始まっている。
この期間にしっかりと腎臓に栄養を行き渡らせておかないと、春になってから身体の機能が衰えて目まいなどの体調不良を訴える人が出て来る。
冬に身体を温めるもの、腎臓や膀胱を労わる食べ物を摂ることがとても大切。



朝からお屠蘇を飲んでいい気分になりながら、それぞれの食材の効用や意味を旦那と息子に説明した。
聞く耳半分・・で聞いている息子。
食べることに夢中で「そんなの関係ない~」という感じ。

大人になったら分かるかな・・?

但し、お酒は身体を冷やすのでお屠蘇気分もほどほどに。
私も気をつけます・・

本年もよろしくお願い致します。



関連記事:東洋医学とマクロビオティック・冬



2014年12月26日金曜日

クリスマスライト

11月の終わりからクリスマスにかけて、庭や屋根にクリスマスライトを飾る家々。
光の魔法が奏でるクリスマスのデコレーション。

我が家は些細なライトで済ませているけれど、通りによっては競い合って飾り立てているところがある。

クリスマスの夜、大阪から遊びに来ている妹と姪っ子を連れて、このクリスマスライトの見物に出かけた。

サンカルロスにあるクリスマスライトで有名なユーカリプタス・アヴェニュー。
ここはハロウィーンとクリスマスに違うバージョンでライトデコレーションを飾る場所としてベイエリアの人々に知れ渡っている。
歩行者天国になったり、ウェブサイトやウェブマップまで出ている。

遠方から遥々、この通りのライトデコレーションを見に人々が集まってくる。
なので駐車スペースを見つけるのがとても難しい。
運よく3ブロック離れた場所にスペースを見つけたので車を停めて歩いた。

駐車した周辺にもクリスマスライトは見られるけれど、メイン通りに入るとその比ではない。
まばゆいばかりのライトが目の前に飛び込んでくる。



「ディズニーランドのエレクトリカル・パレード?」・・と思うくらい、ライトの数が半端ではない。


舗道からはみ出る程に人が集まり、それぞれがカメラを片手に記念撮影をしている。



通り一体が観光地化していて、どの家も年々デコレーションの数が増えているような気がする。
ここに住んでいる人達は大変やろなあ~なんて、思わず考えてしまう。



私が大好きなのは、数々のオーナメントを飾った大きなモミの樹。
10メートルほどの樹がライトアップされて、夜空に聳え立っている。
頂上にはエンジェルのイルミネーション。
この通りの中でも一際目を引く存在。
この樹を見ただけで「クリスマスやなあ~」という気分にしてくれる。



Merry Christmas!!

今年は普段は一緒に過ごせない妹や姪っ子と素敵なクリスマスを過ごせました。

感謝・・