2014年12月26日金曜日

忘却

人間は
この世に産まれる瞬間に
それまでの記憶を失くしてしまう

今生の目的
両親を選んだ理由
逢うべき人との約束
前世での体験

産道を通って「おぎゃあ」と産まれる瞬間に
全てを忘れてしまう

記憶があることが人生の邪魔になり
学ぶべきことを学べなくなるから
忘れることに同意して生まれてくる

だから今生で
自分の身に降りかかることに
傷つき、戸惑い、落ち込み
喜び、満たされ、感動し
その感情を感じることを体験する

忘れることが成長の糧になるから
1つ1つのことを新たに体験して
この人生での必要な気付きを得る
学ぶ為のレッスンを積んでいく

人によっては
このことを思い出す時がやってくる

思い出した瞬間に
人生観がガラリと変わる

親のせいにするのではなく
誰かのせいにするのではなく
自分が人との出逢いを選び
自分がこの人生において全責任がある
・・と言う
宇宙の法則を理解し始める

散らばっていた点が
線になって繋がり
納得いかなかった理不尽なことでさえ
腑に落ちることがある

この世に
偶然はないと言うことに気付く

いつ
これを思い出すのかは
人によって違うけれど・・


関連記事:ハートの記憶




クリスマスライト

11月の終わりからクリスマスにかけて、庭や屋根にクリスマスライトを飾る家々。
光の魔法が奏でるクリスマスのデコレーション。

我が家は些細なライトで済ませているけれど、通りによっては競い合って飾り立てているところがある。

クリスマスの夜、大阪から遊びに来ている妹と姪っ子を連れて、このクリスマスライトの見物に出かけた。

サンカルロスにあるクリスマスライトで有名なユーカリプタス・アヴェニュー。
ここはハロウィーンとクリスマスに違うバージョンでライトデコレーションを飾る場所としてベイエリアの人々に知れ渡っている。
歩行者天国になったり、ウェブサイトやウェブマップまで出ている。

遠方から遥々、この通りのライトデコレーションを見に人々が集まってくる。
なので駐車スペースを見つけるのがとても難しい。
運よく3ブロック離れた場所にスペースを見つけたので車を停めて歩いた。

駐車した周辺にもクリスマスライトは見られるけれど、メイン通りに入るとその比ではない。
まばゆいばかりのライトが目の前に飛び込んでくる。



「ディズニーランドのエレクトリカル・パレード?」・・と思うくらい、ライトの数が半端ではない。


舗道からはみ出る程に人が集まり、それぞれがカメラを片手に記念撮影をしている。



通り一体が観光地化していて、どの家も年々デコレーションの数が増えているような気がする。
ここに住んでいる人達は大変やろなあ~なんて、思わず考えてしまう。



私が大好きなのは、数々のオーナメントを飾った大きなモミの樹。
10メートルほどの樹がライトアップされて、夜空に聳え立っている。
頂上にはエンジェルのイルミネーション。
この通りの中でも一際目を引く存在。
この樹を見ただけで「クリスマスやなあ~」という気分にしてくれる。



Merry Christmas!!

今年は普段は一緒に過ごせない妹や姪っ子と素敵なクリスマスを過ごせました。

感謝・・




2014年12月22日月曜日

子供の笑顔

冬休みに入る前の金曜日と土曜日。
息子の現地校と日本語補習校でそれぞれボランティアをした。
休み前の特別イベントの為に授業もあまりなく浮き足立っている子供達。
休憩時間の子供達の様子を何気なく観察してみた。

外で思いっきり走り、ボール遊びをし、はしゃぎ回る子供達。
光り輝く笑顔。
曇り空を切り裂くような大きな声。
1人1人が活動的で、それでいて愛おしい。
それが束になるととてつもなくパワフルなエネルギーを発信している。

やがては、自分が生まれ育った国、これから住む国を率先していく子供達。
1人1人が光で、未来の地球を背負っていくかけがえのない存在。

私達が先祖から引き継いだように
私達が彼らに引き渡していく環境、文化、智恵。

彼らが、そして彼らの子供達が
安心してこの星を受け継いでいく為に

今私は
何をするべきなんだろう?
何が出来るんだろう?

今の状況に満足しているだけではなく
未来のこの地球のことを考えなくてはいけないのだと
子供達の笑顔を見ながら考えた。





2014年12月20日土曜日

朔旦冬至

太陽が地上に見られる時間が一番短い日を「冬至」。
月が一番欠ける時を「新月」。
19年に1度、この「冬至」と「新月」が重なる日があり、「朔旦(さくたん)冬至」と言われている。
太陽と月のエネルギーが同時に重なるので、とてもパワフルな日。
古の人々はこの日をとてもめでたい「瑞祥吉日」として祝宴を開いたと伝えられている。

日本では今年12月22日に朔旦冬至を迎える。
残念ながらカリフォルニアの新月は12月21日17時36分なので日本よりも1日ずれてしまう。
でも新月のパワーは一瞬ではなく続いている。

日照時間が一番短いこの日を境に徐々に地上を照らし出す太陽・・
始まりのエネルギー。
丸ごと欠ける新月から徐々に満ちていく月・・
復活のエネルギー。

物事の始まり。
新しく生まれ変わり、再生する。

何かを手放して初めて、入ってくる物(事、人)がある。
要らないものをリリースすると、そのスペースに必要なことがやってくる。

手放した分だけ新しいエネルギーが入ってくる。
手放した分だけ新しい自分に生まれ変わる。

冬至と新月
ダブルの再生パワー。

認識しているだけで
そのエネルギーが自分の中で流れ出す。

私にとって
リリースしたいこと(物)は何だろう?

古い感情
過去の体験
要らないモノ

今の自分にとって
必要のない感情、体験、モノを
そのまま受け留めて
許して
その存在に感謝して
手放そう。

心にも空間にも
余裕が生まれ
新しいことが始まる。
新しい自分になれる。

この特別な日に・・・


思案中

「スピリチュアルなことをもっと教えて欲しい。」といろんな方からリクエストを受けている。

でも
いったい何を教えればいいの・・?
私なんかでいいの・・?
と、最初の一歩が踏み出せずにいる。

「自信のなさ」
これが一番の理由。
この言い訳が私の周りで壁を作り、あらゆる可能性にストップをかけている。

そんな時、背中を押してくれた人のAyako さんの生き方を思い出した。
自分の身体を省みずに「ベイエリアで食養の大切さを広める」と言う使命を実践し、彼女の想いを多くの人に伝えて別の次元へと旅立った大好きな人。
「Sachiko さん!ダメでしょう~」と、Ayako さんの魂が側に来て、また私の背中を押している・・そんな気がしてならない。

先月は自分の使命が何なのかを、アイアンイーグルが指し示してくれた。
「書く」ことの次にするべきステップ。
彼が教える「シャーマン養成講座」のオーガナイザーではなく、私のポジションは他にあるのかもしれない・・と考え始めた。

このベイエリアでも気付き始めた人達が増えてきている。
いきなりシャーマンではなく、もっとベーシックなこと。

を植える為の・・
パイプ掃除をする為の・・

考えています。
私が出来ること。

来年から、クラスを始めようか・・と
只今思案中です。







2014年12月16日火曜日

ハイアーセルフ

まだ日本に住んでいた頃。
スピリチュアルの世界に興味を持ち始めた時に、サイキックを持つ方に言われた言葉。

「スピリチュアルの勉強はね、自分の中のパイプ掃除みたいなものよ。頭の上から尾骶骨まで通っている見えないパイプに汚れたゴミが沢山詰まっているの。それをね、ちょっとずつ綺麗にしていくの。パイプが綺麗になってスッキリすると上とも繋がることが出来るのよ。」

その時は何をおっしゃっているのか、さっぱりわからなかった。

汚れたゴミって何・・?
どうやって綺麗にするん・・?
上と繋がるって・・?

右も左もわからず、手当たり次第にセミナーやワークショップ、ヒーリングやリーディングセッションを受けた。

そこでだんだんわかってきたのが、汚れたゴミ・・と言うのは自分の中に滞っている感情であり、自分で創った判断や枠であり、自分自身に愛を注げないことなのだと言うことだった。

大阪で勤めていた職場は不満だらけで、怒りや恐れを自分の中に押し込んでいた。
大きな組織の中では、黙ることで自分の身を守っていたのだと思う。
付き合っている彼氏にさえ言いたい事が言えない私だった。
今では想像出来ないけれど、自分の個性がない人形だった。
その頃の自分が大嫌いだった。

セミナーやセッションで感情を手放し、自分自身を見つめ、パイプを綺麗にしていった。
これは一気にしたのではなく、時間をかけて少しずつ解放していった。
その結果、前よりも自分のことが好きになれている私がいた。


仕事をしていたある日、声が聞こえた。

「もうええやん~」

頭の上の方から突然発せられた自分の声だった。

「もう仕事を辞めてもええやん~」

あ、、そうか、辞めるっていう選択があるんや~
そう思った途端に身体が楽になり、笑顔が自然に湧いてきた。
それまでは私の中では「有り得ない選択」だったものが、自分の中で大きくなっていくのを感じた。

「私、辞めます。」
それからしばらくして辞職願いを出した。
先のことは何も考えていなかった。

この私の選択に
「アホちゃうー。」と周りの人達が囁いていた。
「給料も待遇もいい職場を辞めるなんて・・」
「次の仕事も決まっていないのに、よく辞められるなあ・・」

そんな中傷には耳を貸さず、自分の中の揺るぎない確信の元で職場を去った。
あの声は自分のハイアーセルフの言葉だったのだと後になってから気付いた。

「上と繋がる」と言うのは、何も霊が見えたり聞こえたりするわけではなく、高次元にいる自分(ハイヤーセルフ)と繋がるということなのだと言うことがわかってきた。

15年経った今、その声に従って辞めた自分を「アホ」だとは思っていない。
それから何度も自分の声に従い、人生の岐路を決めてきた。
サンフランシスコを選んだのも、旦那と結婚出来たのも、今ブログを書いているのも、声が助けてくれた。
パイプ掃除をしたからこそ、聞こえてきた真我の言葉なのだと思う。

一旦綺麗になっても、人間を続けている限りはまたゴミが溜まってくる。
自分を好きでいられるように、またパイプの掃除をしよう。



関連記事:自分を愛する



2014年12月15日月曜日

ホリディカード

師走に入ると「忙しい」モードになるのは日本でもアメリカでも同じ。
何故かバタバタする。

アメリカでの主な理由は・・
* ホリディショッピング
* ホリディカード

アメリカでは家族全員、中には親戚全員とクリスマスプレゼントの交換をする人達が多い。
日本のように「カップルのみ」「小さい子供のみ」に限定されない。
大きなクリスマスツリーの下にプレゼントを沢山並べて、クリスマスの日に一斉に開ける。
小さい子供がいる場合は「サンタさんから」と「親から」の2種類のプレゼントを用意する場合が多い。

息子がサンタクロースを信じている限りは、2種類のプレゼントが必要だ。
(もうそろそろ気付いてくれてもよさそうなのに・・・)

息子(2種類)、旦那、義理父、義理の妹夫婦、姪っ子、伯父様と伯母さま、従姉妹の子供へのプレゼントを考えるのに一苦労する。その上日本のように無料の包装サービスがないので、買ってきたプレゼントを自分でラッピングしなければならない。
これもまた面倒くさい。

プレゼントを考えるのに苦労し、買い物に走り回り、ラッピングに時間を取られる。
これを10人分こなすのだから結構な仕事だと思う。

それに加えて
アメリカではクリスマスの前までに「ホリディカード」を送る習慣がある。
日本での年賀状に匹敵するもので、毎年の挨拶代わりだ。

最近ではE-Card も出回ってきて、メールで挨拶する家族も増えてきた。
ペーパーレスの時代だから、そのほうが楽だし無駄もないのだけれど・・
手書きで何か一言書き添えたカードを送るのとは少し赴きが違うような気がして、我が家ではまだカードを1人1人に送っている。

クリスマス用の切手を選ぶのも楽しい。
私はいつも早めにオンラインで切手を購入する。
2ドル弱の郵送料と手数料で、郵便局で長蛇の列に並ぶ時間を省けるのは有り難い。

ボチボチと友達からホリディカードが届き始めた。
それを見て「私も書かな~」と焦り始める。

封筒を見ると、サンタさんのスタンプを郵便局で押してくれているようだ。
可愛い~
こんなの去年はあったかな・・?



そろそろ本腰をいれないと、日本へはクリスマスまでに届かない。
さあ、書き始めよう~っと・・




2014年12月14日日曜日

クリスマスのリクエスト

この秋から5th Grade になった息子。
日本語補習校も5年生だ。

未だにサンタクロースを信じている。
(もしかして、信じているフリをしているんやろか・・?)

毎年12月に入り「サンタさんに手紙を書いてね。」と私が言うと
「う~ん、まだプレゼントが決まってないから後で書く。」と答える息子。
ギリギリまで考えている。

3年前は「おまんじゅう」だった。
去年は友達とゲームがしたいからiPad と言う贅沢なものをリクエストした。
「何でも、書けばいいってもんでもないけど・・」とこっそり呟く私。

もう12月も半ばだ。
いい加減に書いてもらわないと困る。

今年はiPhone にする・・だの、新しいテレビが欲しい・・だの、贅沢品を羅列していた息子。
全然決められない様子だった。

「North Pole に手紙を送るのに、間に合わへんで~」とせかす。

「ママ、決めた!」

「何?」

「猫・・」(ひょえ~・・そう出たか・・)

飼ってた猫が3年前に亡くなり、ずっと新しい猫が欲しいと息子は思っていたようだった。

「生きてる猫?」

「そう。真っ黒な猫にする。」

「なんで真っ黒なん?」

「だって、かっこよくて可愛いから。」

「ママ、サンタさんに手紙を書くから紙ちょうだい。」


果たして、サンタは猫を連れてくるんだろうか?


至急で旦那と相談しなければ・・・




2014年12月13日土曜日

縦と横の糸

ひとつの出逢い・・

それは偶然ではなく
必然

あなたと私の出逢いが
気付きや学びをもたらし
この人生を意味あるものに変えていく

そして
この縁がまた次の縁を呼び
誰かと出逢うきっかけを作る

絶妙なタイミングで
新たな出逢いがもたらされる

縦と横の
縁の糸が
上手く組み合わさって
この世の森羅万象が繰り広げられる

全て
決めてきたことであり
決められていることでもある

大いなるクリエーターの元で
繰り広げられる人間模様

人間に感情がなければ
この人間模様は
簡潔でつまらないものだっただろう

感情があるからこそ
喜びで身が震え
愛でハートが満たされ
恐れで足元が竦み
怒りで誰かを傷つけ
哀しみで涙を流す

誰かが居て
初めて知る感情
誰かと共に学び
お互いに成長していく

たとえそれが
怒りを学ぶレッスンでも・・
その感情が今の私に必要だから
あなたが目の前に現れた
その感情を味わうために
その想いを体験するために
あなたと出逢わされた

あなたがそこに居るから
私は成長出来る

この縦と横の糸の
完璧な計画に
驚愕し
感謝する

ありがとうございます・・


関連記事:疑問



2014年12月12日金曜日

休校

ストーム(嵐)で息子の学校が休校になった。
前代未聞だ。

日本でなら、台風の上陸に伴い「暴風雨警報」が発令されれば休校になる。
でもベイエリアは台風が来ないので、休校というものには縁がないと思っていた。

ストームが来る前日に学校から何度もメールが届く。
「学校は一番安全な場所なので天気が悪くても平常どおり授業を行う。」と書いてあった。

なのに夜になって緊急の電話とテキストが学校から発信され
「明日はストームのために市の全公立学校は休校する。」と連絡をうけた。

その連絡を聞いた途端に息子は
「わあ~い、夜更かし出来る!」と喜んでいる。

「こんなことって、ベイエリアでもあるんやなあ~」・・と驚き、既に予定を入れていた私はキャンセルのメールを書く。

「ストーム・・と言っても、台風の小さい版でたいしたことないやろ・・」と鷹をくくっていた。
夜半から次第にひどくなる雨脚。
1週間前の大雨よりも激しい。
それに伴い、裏庭の小川の音がだんだん大きくなる。
ゴオーッっと滝が流れ落ちる音がする。
「家が流されるんとちゃう?」と思うくらい、水の音で眠れなかった。

朝になっても、豪雨と言うべくバケツをひっくり返したような雨が空から落ちている。
小川が滝となって水をどんどん下の土地に送り出している。



午前9時に緊急速報で「洪水警報」が電話やテキストで発令された。

学校が休みでよかった・・
ダウンタウンにある息子の学校は今頃水浸しになっているのかも・・?

洪水警報はそれからも2度ほど更新され、雨は強さを弱めることなく夕方になった。

仕事から帰ってきた旦那が
「数年ぶりに雨が沢山降ったって感じだな。」と呟いていた。

「カリフォルニアの干ばつはこれでマシになるん?」と聞くと

「それはない。」と意外な答えが返ってきた。
「僕達の所に降ってもほとんどの水は海に流れていく。水不足を解消するには山に雪が降って、徐々に雪解け水を麓に供給してくれるのが一番いい・・」と答える。

それでも、カラカラよりはマシやん~
庭の水撒きはいらんし・・
洗車規制が出ていた汚い車も雨で綺麗になったし~

・・と楽観的な私は、ただ天の恵みに感謝する。

「明日もストームが来ないかなあ。そしたら学校が休みになるもん。」と隣で呟く息子。

それは簡便してください。
休校は1日で充分やわ~







2014年12月11日木曜日

ヒーラー

何も
ヒーリングという職業に関わっている人だけがヒーラーではなく
本当は
みんなが
誰かを癒す存在

あなたの笑顔や
愛あふれる言葉や
思いやりの態度で

誰かが
笑顔になり
心が和み
落ち着きを取り戻せる時
あなたは
癒しのエネルギーをその人に与えている

今就いている仕事に
ハートからあふれる愛を注ぐ時
それは単なる仕事ではなく
あなたは
癒しの波動をその仕事にもたらしている

職業や肩書きなど関係なく
あなた自身が
愛ある存在だと気付いた時
あなたはヒーラーとなり
他の人を癒す

この小さな革命に
気付いて欲しい

1人、また1人
このことに気付くと
この小さな気付きが
やがては
大きなものを動かす

その気付きが
この星の波動を挙げ
この星が
あなたの気付きによって癒される

この星に住む人は
みんながヒーラー

あなたの愛が
この星を癒している



2014年12月10日水曜日

フルショット

インフルエンザの予防接種のことをアメリカではFlu Shot と呼びます。
10月頃からドラッグストアーなどあちこちの施設でフルショットのサービスが始まります。
「インフルエンザにかからない為にフルショットを打ちましょう。」とメディアが取り上げるのです。

私はフルショットはずっと打っていませんでした。
体内に良くない成分が入っていることや、いろんな理由で10数年間ほど拒否してきました。。

ところが、昨年の秋にスタンフォードホスピタルでボランティアをするに当たり、どうしても打たなければならない状況に直面してしまいました。
スタンフォードでの健康診断でドクターと口論しながらフルショットを拒否しましたが、結局(英語が得意でない私は)口で負けてしまい渋々フルショットを打つはめに・・

これが、とんでもない後遺症をもたらすことになったのです。

翌日に注射した点から半径5cmほどに渡り、青アザが出来ました。
そして、腕が硬く強張って上がりにくくなりました。

アザは1ヶ月ぐらい残っていました。
上がりにくくなった腕は日に日に悪化していき、水平に上げるのもキツイ状態になりました。
後ろに腕が回らず、服を着るのも一苦労。
思い通りにならない腕に「私は身体障害者になったみたい・・」だと落ち込みました。

よく四十肩、五十肩で腕が上がらなくなる・・と言いますが、私はフルショットで腕が上がらなくなりました。
「勘違いじゃないの?」と聞かれましたが、フルショットを打った左腕だけにしこりのような塊があり、異物が溜まっている状態でした。
この異物は私の身体が受け付けず排出することも出来ず「そこに滞っている」感じだったのです。

いろんな文献を調べてみたら同じような症例がありました。
A Needling Problem )

定期的に背骨の調整をしてもらっているカイロプラクティックのドクターに腕を診てもらいました。
「肩の問題ではなく腕の中の“異物”がこの現象を起こしている。」と言われました。
「フルショットの機関にレポートするように・・」と言って、リンクを教えてもらいました。

そして、意外なことをドクターの口から聞くことに・・
「Sachikoと同じようにフルショットを打ってから腕が上がらない症状の患者がもう1人いる。」と。

その方はサンノゼでドクターをしている女性でした。
彼女のクリニックでもフルショットを患者に提供していたそうです。
ところがフルショットを受けた患者の内、10人以上が彼女や私と同じ「腕が上がらない」症状になったということでした。
ドクターである彼女自身がこの痛みや不自由さを経験し、フルショットの意外な副作用が多人数に及んでいることを目の当たりにして、尋常ではないと悟ったそうです。
この事が判明して以来、彼女のクリニックではフルショットの提供をストップしたということでした。


あれから1年。
私の腕の症状は徐々に回復してきました。
毎日の自己ヒーリング、解毒のホメオパシー、様々なセラピーを受けたおかげだと思います。
上がらなかった状態から考えると95%は腕のぎこちなさが無くなりました。
でも、まだ腕の中の異物感は多少残っているのも事実です。

今回の経験で学んだこと・・
「もう一生、フルショットは打たない。」
「息子にも打たせない。」

こんな息子や私のことを「科学の最新技術を受け入れないなんて可哀想~」だと思う人もいるようです。
でも人がどう思おうと、何を言われようと気にしません。

あの腕の不自由さと痛みに比べれば、インフルエンザにかかって2-3日寝込むほうがよっぽどマシだと思います。

この冬、私のインフルエンザの予防対策は「手洗い」「うがい」そして「ホメオパシー」。
フルショットはもう、こりごり~


関連記事:ホメオパシーのレメディ:インフルエンザ



無いものねだり

私の髪の毛はストレートではなく天然パーマだ。
1本1本にうねりがある。
「カーラーで巻いてるの?」とよく聞かれる。
クルクルどころか、グリングリンに髪がロールする。

「これ天然やねん・・」と答えると
みんなから「いいわねえ~」と羨ましがられる。

私にとってはいいことではない。
ストレートヘアーに憧れる。

子供のころからそうだった。
真っ直ぐで滑らかな髪に憧れ、時間をかけてブローした。
でも次の日にはうねっている自分の髪に嫌気がさした。

20代の頃はストレートパーマをかけていた。
何時間もかかること、髪の毛が痛むこと、出費もかさむのでやめてしまった。

自分の髪はこういうもの・・と受け入れることにした。
無いものねだりを辞めることにした。


夏に日本で切ってから伸び放題になっていた髪。
裾にシャギーがたくさん入っているので、あちこちにカールがはずんでいる状態だった。
毛先が汚くなり「も~嫌っ!」と思い、6ヶ月ぶりに髪を切った。

肩の下まであった髪を5cm切ったことで、汚さはなくなりすっきりした。

しかし・・
髪の裾が全部上向きに大きくカールする。

「なんかワザとらしいなあ~」・・と思いながらも
新しい髪形を好きになろうとする。

友達のストレートな髪の毛を横目に見ながら
無いものねだりを辞めようと決める。

今の自分自身を
全て
受け入れます・・・

自分でアファメーションする。

するとワザとらしい髪型でも好きになれるから
とても不思議だ。



2014年12月9日火曜日

ここに種がある。
空気の中で漂っている一粒の種。

これに土をかけ、水をやり、陽の光をあびせなければ、ただの種のまま。
いつまでたっても芽がでない。

どんな芽を出し、どんな葉をつけ、どんな花を咲かせ、どんな実が成るのかは
「種を蒔き、植える」作業をしなければ、一向にわからない。
種のまま。

あなたも一粒の種と同じ。

自分がどういう存在なのか・・
どういう方向に向かっているのか・・
何を目的としているのか・・

土台がちゃんとしていないと、見えてこない。

地球と繋がって、しっかりとグラウンディングし、
自分の中心が確定して、芯が出来ると
宇宙(天)とも繋がり、芽が出始める。
この星に生まれてきた目的が見えてくる。

茎を伸ばし、葉を茂らせ、花を咲かせるその術を
地球と宇宙から自然に習得する。

一番難しいのは最初の過程。
そこでみんなもがいている。
迷って、自分を見失って、救いの手を求めている。

あなたも一粒の種であることを思い出そう。
この地球にとって
なくてはならない種だと言うことを・・

美しい花を咲かせ
素晴らしい実をつけ
新しい種を沢山収穫することが出来る
かけがえのない一粒の種だということを・・


2014年12月7日日曜日

計画の準備

アイアンイーグルがここを発つ前に「来年1月末から1ヵ月に1度、シャーマン養成のためのワークショップを開く」・・と決めた。
しかし、この計画は現在滞っている。

彼はシャーマンであり、またナコタ族のチーフでもある。
チーフと言うのは市長と一緒で、政治的な仕事をしなければならない。
その上、彼は全ネイティブアメリカン・トライブのプリンシパル(総括)チーフでもある。
ワシントンDCの最高議会に行き、ネイティブの土地の問題などややこしい話を政治家達と話し合っている。
一度は道端でヒラリー・クリントンとバッタリ出逢い、言い合いになった・・と笑っていた。
彼のことを「ただのおっちゃん」・・だと思っていた私は恥ずかしくなる。

そんな訳で、彼はとても忙しいシャーマンだ。
クラスのことだけに掛かりきりになる訳にはいかない。
「じゃあ、後は頼んだよ。」とクラスのことを全面的に任された。

室内でのワークショップをするのなら、なんとか出来る・・と思う。
場所を借りて、案内を出して、受講者を応募するのなら、難しいことではない。

しかし、、
彼のワークショップは7つのセレモニーが付いてくる。
そのうちの1つはスエットロッジと言って、広い屋外の場所と火を炊く許可もいる。
ウチの裏庭では無理だ。
用具も揃えなければならない。
そして、火を炊くのであれば、雨季に開催することは無理だ。

メールで相談し、開催は延期にしよう・・ということになった。
延期となって、ほっとした。
その期間に準備が出来る。

スエットロッジに必要な道具を揃え、場所を見極める必要がある。
私は以前に3回スエットロッジを経験したけれど、準備に関しては全く知識がない。
サポートしてくれそうな方々とコンタクトして、情報を集めている段階。

ベイエリア在住の方々へ・・
詳細は今から決めていきます。
クラスの内容に関して、興味のある方に個人的にご案内を送らせていただいています。
まだ案内を受け取っていないけれど「興味がある」と言う方がいらっしゃいましたら、このブログのEmail アドレスまでご連絡ください。

またスエットロッジの準備に関して、何かアドバイスがあればご連絡ください。
皆様のご協力をお待ちしています。

ありがとうございます・・


関連記事:計画



2014年12月6日土曜日

今年最後の満月

一昨日、雨の合間に見た月はとても綺麗だった。
空気が澄み渡り、月も透き通っているかのように微細な波動を発していた。

カリフォルニアでは12月6日(土)の午前4時27分に満月となる。
2014年最後の満月。
あいにくの曇り空で雨も時折落ちているし、今夜の月は見れるかどうか・・

この満月は双子座に位置し、「コミュニケーション」「好奇心」「交流」がテーマになっているそう。

それを知ってか知らずか、たまたま意思の伝達で私自身に浮き沈みがあった。

自分の気持ちを相手にわかってもらうことが、簡単なようで難しい。
時々とても苦労する。
「わかってもらっている。」と思うのが間違いのもと。
相手は全くわかっていない。

特にアメリカ人には以心伝心なんて有り得ない。
自分のことをわかってもらうためには言葉が必要だ。
これでもか~・・と言うくらい、言葉を並べ立ててちょうどいいくらい。

今日、ある方に言葉を弾丸のように撃ちまくり、やっと私の思いがわかってもらえた。
気持ちが通じない・・と言う2週間の不満がようやく解消した。
言葉は「言霊」として、エネルギーと魂を持っている。
「相手のハートにやっと届いたみたいやわ~」・・と思いが通じてスッキリした。

これも満月のおかげかな・・?
雲に隠れていても、その波動はちゃんと私達まで届いている。

ありがとうございます・・




2014年12月5日金曜日

雨と虹

12月に入ったベイエリアは雨嵐の連日だった。
ここ数年の干ばつを救うかのように、天の恵みが空から降りてくる。

「ゴーッ!」と言う物凄い音で夜中に目覚めた。
バケツをひっくり返したような雨粒が屋根に当たって響いている音。

「それだけじゃない・・」
耳を澄ますと、干からびた裏庭に水が溜まり滝のごとくに水が流れ落ちる音だった。
あまりに大きな音で一晩中眠れない。

翌朝雨は小降りになっていた。
息子を起こして朝の用意をする。
裏庭を見てみると、流れは穏やかにはなっているものの川が出来ていた。
小さな滝も出現している。



息子は裏のデッキに佇み、水の流れに見入っている。
「水の音と雨の音を聞くのが大好き・・」と私に呟いた。


「遅れるよ~」とせかし、学校へと送り出す。

ここ数日は土砂降りの雨が降っている・・と思ったら太陽が差し込み、また翳って雨が降る。
その繰り返しだった。

そんな時は虹に出逢える。
おかげで毎日何度も虹を見ることが出来た。

買い物でCostcoに行ったバーキングで・・




スタンフォードホスピタルのスタッフルームで・・


7色の光の橋が空に浮かび上がり、私の心を躍らせる。

昨日も1人でハイウェイI-280を運転中にバックミラーに虹が飛び込んできた。
バックミラー全体が虹色に染まるほど、大きな橋が架かっていた。
「綺麗~!!」
運転をしながら思わず叫んでしまった私。
じっと見るわけには行かず、一瞬で見た7色を脳裏に焼き付ける。

今日は息子を乗せて走っている時に「ママ、ダブルレインボーだよ。」と言われた。
指差す方向に一瞬顔を向けるが、見つけられない。
「ママは運転中。事故したくないからママの分も見といて・・」と頼んだ。
「オッケー、すっごく綺麗だからね。」と答える息子。


虹は、自然界が作り出す魔法・・
雨が降らないと、陽が差し込まないと、この魔法は存在しない。
絶妙のタイミングで出逢える光と色の饗宴。
この数日間で何度も見られるのは幸せなことだと思う。

この星の恵みと自然の素晴らしい計らいに感謝して、七色の光をハートに焼き付けた。



No Rain, No Rainbow。

ありがとうございます・・