彼は別名「Lightning(稲妻)」と言うだけあって、突然やってくる。
10月の初めに3年半の沈黙の期間を経て「今度そっちに遊びに行くから。」とメールをしてきた。
「えっ?・・・」
もう繋がりが切れていたと思った私は驚いた。
次の日彼から電話が入り、ウチに来る理由を告げられた。
彼が関わっているプロジェクトに建築家であるウチの旦那の意見が必要・・だということだった。
でも今は忙しくていけないから1ヵ月後ぐらいになるだろうと言う事だった。
サウスダコタにも建築家はいるだろうし、なんでわざわざベイエリアの旦那のところまで来るんやろ?・・と疑問に思いながらも、ゲストルームを掃除し始めた私。
掃除をしながら、せっかくベイエリアに滞在するのなら、彼のワークショップをしてもらいたいなあ・・と閃き、さっそく彼にメールを書いた。
「私の友達を集めるから、スピリチュアルなクラスを開催して欲しい・・」と。
数分後には返事が入った。
早っ!・・と思いながらメールを開けると
「いいよ。」と一言書いてあった。
その頃私はヒーリングのクライアントさんが増えてきたので、ビジネス面で法的な手続きをいろいろとしている最中だった。
セドナに行く前にビジネスネームを申請し、新聞に広告を出してそれを証明し、銀行にもビジネスアカウントを作りビジネス用のクレジットカードを申請した。
何もかも終えてセドナに行き「やれやれ~」と、思い切り自分の時間を楽しんだ。
セドナから帰ってくるとまた日常の生活に戻り、仕事と息子の世話でバタバタの毎日が始まった。
しばらくすると申請していたクレジットカードが届いた。
銀行に電話をかけてカードをアクティベートし、カードの裏に署名をした。
ふと、側のPCに彼からのメールが入っているのに気がついた。
「明日行くから・・」と書いてある。
やっぱり突然やん。
クラスのことは「そっちに行ってから話し合おう。」ということだった。
後で知ったのは、旦那へのビジネスの話は建て前で本当は私に「ある話」を持ってきた。
この3年半の間は、私の変容をずっと待っていたと言う彼。
「なんで今なん?」と聞くと
「精霊が、“Sachikoの準備が出来たよ・・”と教えてくれたから。」と彼が応えた。
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